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詩書きの会コミュのリューマの詩ー第2巻ー

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コメント(44)

「夢のカケラ」


恥ずかしがり屋の太陽が雲に隠れた春の午後
時々 頬を撫でるそよ風が心地好くて眠くなる


穏やかな毎日を君と生きているんだ


君が拾った只のカケラは
愛しい時の中で光を放つ
鼻水まみれの変な顔で
笑ってみせてよ それだけで
何でもない日々が意味を持つ


スケジュールもガラ空きな日は宛てもない旅に出かけて
道端に咲くタンポポに心までドップリ癒されよう


穏やかな毎日が喜びで満たされるんだ


君と拾った夢のカケラは
優しい時の中で磨かれる
どんな色した花を咲かせよう?
枯らさないように 君と共に
手を繋いだなら さぁ 行こうか


君と一緒に探した幸せ
愛しい時の中で見つけた
子供みたいな顔して笑ってよ
何でもない日々が意味を持つように
手を繋いだなら さぁ 行こうか
夢の始まりへと続く道へ


「進め!ナマケモノ〜I can’t do my best anymore〜」


昭和と平成の境目
古臭い年号で括られ
ゆとりの波に揉まれて
学校行かずに過ごす土曜
知らない内にナマケモノ


教科書は薄っぺらい
本当に大事な物なんて無い
夢なんか抱けない


瞳の奥に炎
メラメラ燃やせず燻ってる 今もまだ…


この国は資本主義社会
休んでいたら置いてかれる
だけどI can’t do my best anymore


瞳の奥に光
キラキラ灯らず濁ってる 今もまだ…


八方塞がりのナマケモノ
ダラダラ今日を消化していく
ノンビリと ノンビリと


「サナギ」


小さな幼虫
蒼い空を見上げて
かじりかけの葉で
眩しい陽射しを避けている


大丈夫 君はまだ羽化の途中
焦らなくたって ゆっくり蛹になって
いつか あの空を飛べば良い
いつか 夢みた空を飛べば良い


「LP」


今日も慌ただしく世界は廻る
喜怒哀楽の感情をバラ蒔きながら


どんなに哀しい出来事も太陽が沈めば
もうその瞬間に過去のもの


時は良いも悪いも無情に流していく
しゃがれた辺鄙な声で唄うよ
Love & Piece


お国のトップは嘘八百並べて他人の機嫌取りばかりしている
冷たい目を避けて


夢は良いも悪いも無情に消していく
掠れた辺鄙な声で叫ぶよ
Love & Piece


弱者はいつの時代も強者に喰われる運命


時は良いも悪いも無情に流していく
しゃがれた辺鄙な声で唄うよ
Love & Piece


小さな願いさえ叶わずに消えていく
震えて上擦った声でも唄うよ
I love you forever


「PARTY TIME〜ガムシャラ シャニムニ 今宵も皆でバカになれ!!〜」


やんちゃなbeatに乗せてランナウェイ
意味なんかまるで無いぜ
踊れcarnival 弾けろランナウェイ
特大の音鳴らして


さぁ お手を拝借
準備は良いかい?


Clap Clap Clap your han’S
ガムシャラ シャニムニ 宴でバカになれ
Clap Clap Clap your han’S
ムシャクシャ クシャクシャ 唄って忘れろ
今宵は皆でバカになれ!


洒落たvintage 繋がるランナウェイ
意味なんかまるで無いぜ
踊れbutterfly 変われランナウェイ
新しい世界へと


さぁ お手を拝借
準備は良いかい?


Clap Clap Clap your han’S
ガムシャラ シャニムニ 宴でバカになれ
Clap Clap Clap your han’S
ムシャクシャ クシャクシャ 唄って忘れろ
今宵も皆でバカになれ!


ロナルドフィッシャー 唱えたランナウェイ
ネオダーウィニズム 進化するランナウェイ


さぁ 準備は良いかい?


Clap Clap Clap your han’S
ガムシャラ シャニムニ 交わってバカになれ
Clap Clap Clap your han’S
ムシャクシャ クシャクシャ 騒いで忘れろ
Clap Clap Clap your han’S
メチャクチャ ハチャメチャ ハメてバカになれ
Clap Clap Clap your han’S
ムシャクシャ グチャグチャ 出して忘れろ
今宵は皆でParty time
今宵も皆でバカになれ!


「無邪気に笑うマシンガン」


玩具の機関銃 振り回して
無邪気に笑ってる子供達
引き金に掛かった人差し指
この国の未来はその手の中に


いつかはオママゴトじゃ済まされなくなる
赤い手紙を渡されるかも


玩具の機関銃 抱きしめて
無邪気に笑ってる子供達
小さな穴から覗いた瞳
この国の未来はその目の中に


やがては事の重大さに気づく時が来る
赤い手紙は破り捨てれない


玩具の機関銃 振り回して
無邪気に笑ってる子供達
玩具の機関銃 抱きしめて
無邪気に笑ってる子供達


「世界で一番嫌いな言葉」


「頑張れよ」
「頑張ってよ」
そう言われる度に頑張れなくなる


「ちゃんとやれよ」
「怠けるなよ」
そう言われてる気がして嫌になる


何を頑張れば良いのだろう
何を頑張っていないのだろう


「頑張って」
なんて無責任な言葉なんだろう
突き放したような冷たい言葉
本当に思ってくれてるなら出せない言葉
甘えるなんて子供みたいと馬鹿にされても
助けがなければ生きてはいけない
弱音を吐くなと叱咤されても
何処かで息抜きしなきゃ生きてはいけない


「頑張って」
何を頑張れば良いのだろう
「頑張って」
何を頑張っていないのだろう


「頑張って」
世界で一番 嫌いな言葉
「頑張って」
世界で一番 嫌いな優しさ


「マシュマロ」


二つの山寄せて
大きな谷作って
ギリギリ魅惑のプロポーション
マシュマロみたいな
柔らかい弾力
顔を埋めて眠りたい 眠りたい 眠りたい


華奢な鎖骨から
チラリと覗く紐
ギリギリ魅惑のプロポーション
マシュマロみたいな
スベスベの肌
頬を寄せて眠りたい 眠りたい 眠りたい


触って揉んだら
膨らんだ風船
ギリギリ理性が寸止め
マシュマロみたいな
柔らかい唇
息が出来ない程
キスしたい キスしたい キスしたい
君と一緒に眠りたい 眠りたい 眠りたい


「虫ケラの詩」


今日もテレビを点ければ巷で話題の
「未成年連続放火殺人事件」の事ばっか
少年法だとか訳の分からない事で熱く
議論を交わしているのは事件とは関係の無い大人達
犯人である少年の気持ちなんてアンタらに分かるわけ?
表面だけを覗いて肝心の闇には触れようともしないくせして
清々しい程晴れ渡った青空の下で胸糞悪い気持ちを抑え切れずに
忙しく動く都会の真ん中に佇んで大声でこの怒りを爆発させてみたけど
まるでゴミでも見るかのように蔑んだ視線を送られ
挙げ句の果てには邪魔臭そうに肩をぶつけられ舌打ちをされたんだ


綺麗事ばかりでは生きられない世界で
必死にもがいてる羽根の取れた小さな蝶達
遠く向こうに見える景色に明かりが点いて無ければ
何処へ飛べば良いのかさえ分からない
やり場のないこの思いは誰に向けて放てば良いのだろう?


パンパンに膨らませたその欲望の中には
一体どれ程の幸せが詰まっているのか
居眠りをしているだけで私腹を肥やした政治家
私欲の議題以外は右から左へと流すだけ
忙しく動く都会の片隅で丸まって
明日が来るなんて保障も持てずにいる人々
いつだってスポットライトは陽だけを照らし映し出す
まるでそれがこの世界の全てだと錯覚させるみたいに


刃向かう事すら叶わない世界で
息も絶え絶え必死に呼吸する小さな魚達
どこまで泳いで見ても暗い海に射す光は無いから
宛のないままずっと明日を模索し続けている
どれだけ どれだけ もがき苦しめば
こんな日々から逃れられる?


本当に大事な物程たやすく捨ててしまう糞みたいな世界で
それでも必死に足掻き続けている小さな虫ケラ達
勇気を振り絞って必死で叫んだ言葉さえ
まるで煙草の火を消すみたく邪険に扱われても
捩曲がったイビツで陰湿な世の中にそれが波紋の様に少しずつでも
ゆっくり ゆっくり 広がっていけば
いつかは何かが変わるのかなぁ?
こんな虫ケラの詩でも


「猫背SLOUCH」


何でもない様な時にふと幸せを感じたら
ストレスで強張った心も思わず笑ってしまいます


きっとそんなもんなのかもね
本当に欲しいものってさ
夢なんて大層なもんじゃなくて
石ころみたいなリアルで丁度良い


背伸びをしてみてもちっとも景色は変わらないけど
物事を反対側から見れば少しは何か変わるのかもね
昨日までの景色に手を振ろう


仏頂面にしかめっ面
そんな顔して何か好転した?
そんなんじゃ福どころかましてや鬼だって寄って来ないだろう


思い切り泣いてみてもちっとも景色は変わらないけど
思い切り笑ってみれば少しは何か変わるのかもね
同じ様で違う日々の渦の中を転がりながら歩いてる


どうでも良いような事で幸せを感じられたら
煮え切らなかった悩みなど何だか馬鹿らしく思えるのです


精一杯無理をしてもちっとも景色は変わらないけど
自然体で能天気なぐらいの方が何か変わるのかもね
昨日と今日までの苦悩を背負った
猫背の自分に手を振ろう


「東の空に流れ星」


流れ星に願いを 東の空に祈りを
削り取られた世界を憂う墓碑は無くとも


今までの過ちに対する仕返しなのか
自然の猛威の前では余りにも僕達は無力なんだ


割れた鉄筋コンクリート
流された想い出の品々


遠く 遠く 離れた場所から見た景色
現実なのか夢なのか
安っぽい映画ならまだ笑えたのに


遠く 遠く 離れた場所から見た景色
罰せられない怒りは誰に向けても虚しいだけ
やり切れない思いばかりが降り積もる


流れ星に願いを 東の空に祈りを
削り取られた世界を憂う墓碑は無くとも
星に願いを 空に祈りを 心に愛を
あなたに笑顔を
忘れ去られた世界を憂う希望は無くとも


「ジュースと花束」


ガードレールの脇
空けてないままのJuice
綺麗な花束
何故か喜べやしない


通り過ぎる人
しゃがみ込む人
手を合わせる人
何で泣いてるんだろう?


摘まれた幸せ
哀しみの群れにさらわれ消されて
全てを失した


道路の真ん中
裸で横たわる犬
飛び出た内蔵
タイヤがまたソレを引く


通り過ぎる人
同じ命なのに
どうしてそこに
花は添えられないんだろう?


散らばった幸せ
絶望の群れに紛れて澱んで
切ない色を付けた


僕らに平等に価値なんて無いさ
綺麗な世界なんて所詮絵空事


摘まれた幸せ
哀しみの群れに襲われ消されて
全てを失した


コンクリートに染み込んだ赤い模様
今日も知らずにタイヤはソレを踏む
そこに花は添えられないまま


「ルナ」


くだらない幻想を抱いて
勝手にカテゴライズしちゃって
好き嫌いで判別していたら
あっという間に日が暮れちゃった
「合う」「合わない」で全てを決めては
中身を知る事もなく遠ざけていた
むやみやたらに摘んだ綺麗な花を
躊躇いもなく枯らしてばっかで


「一人ぼっちでも良いや」と
投げ出した言葉を君は受け取ってくれた


寄り添い 感じる温もり
手と手 繋いだ想い
頬を流れる涙の意味を初めて知った夜


人から信用を得るには
自分をさらけ出さなきゃいけない
好き嫌いで判断していたら
誰も後ろを付いて来てはくれない
「会う」「会わない」って簡単に決めては
中身を知る事もなく重なり合った
本気で誰かに出会いたかったと
叫ぶ心さえ無下にしていた


「一人ぼっちは辛いな」と
不意に零した言葉を君は拾ってくれた


寄り添い 伝わる温もり
手と手 重ねた想い
頬を寄せて初めて聞いたその鼓動
優しい君の声


些細な事で歯車は狂ってゆく
本心なんて誰にも分からない
上辺だけで付き合えたら楽だろう
信じていれば裏切られる事もあるだろう
だけど誰しもそれを分かっていながら
そんな浅はかな事は考えずに日々を過ごしてる
プラスやマイナスの損得感情で動いてはいない
僕等は最初からそんなに器用な生き物じゃない


寄り添い 感じる温もり
手と手 繋いだ想い
頬を流れる涙の意味を初めて知った夜


寄り添い 伝わる温もり
手と手 重ねた想い
頬を寄せて何回も聞いたその鼓動
優しい君の声


今宵も変わらず空に輝く
丸い 丸い 綺麗なルナ


「ベビーフェイス」


曖昧な言葉で はぐらかすだけで
向き合うのが怖かった
傷つける事も 傷つけられるのも
本当は凄く怖かった


口を固く結んだ横顔
どこか不似合いなベビーフェイス
つぶらな瞳に浮かぶ海
どこか悲しげなベビーフェイス


結局また僕は自分の事ばかり
逃れる術だけ考えてた
必死に身振り手振りをしても
そこに感情がなければ只のエゴ


窓の外を見つめる横顔
オレンジ色したベビーフェイス
微かに揺れてる細い肩
全てを悟ったベビーフェイス


曖昧な言葉は しどろもどろの渦の中
向き合う資格も失った
傷つけられる人 傷つけてしまう人
感じる痛みは平等じゃない


「羊のサイン」


羊が頭の中を過ぎる
君は今何してるかなぁ?
いたいけな雑念振り払って
想像の柵を飛び越える


不埒な姿で夢の中で逢えたなら


遠くからいつも君を見ていた
恥ずかしそうに高鳴る鼓動
君の前では借りてきた猫のよう
きっとそうなる気がするんだ
気づかれない様に今日もまた…


汚れた夜がバレちゃったなら
すぐに軽蔑されるかなぁ?
右手で握ったままの欲望
想像の域を飛び出して


淫らな姿で夢の中で逢えたなら


とめどない想い 溢れ出したら
止める術など誰も知らない
君を白く染めてしまいたい
傍若無人で幼稚な考え
気づかれない様に今日もまた…


全部さらけ出して夢の中で逢いたい


隠れていつも君を見ていた
憧れの視線 さりげないサイン
君を目茶苦茶に汚してみたい
無茶苦茶で馬鹿なこんな考え
慌てて消すように今日もまた…
羊が頭の中を駆け巡る


「Sneakers」


駄目だった昨日
打たれてへこたれて
ハンガーに掛けたスーツ
皺だらけの苦労
誰に褒められる訳でもないのに
投げ出したくなる気持ちを堪えて


頭を洗う気力など皆無で
目を閉じるだけで精一杯の日々
手を伸ばした先 霞みゆく光
泣きたくなる気持ちを抑えて
汚れた膝小僧 増えていく絆創膏
ボロボロのスニーカーで明日へ向かう


始発電車に揺られて
死んだ魚の目に睨まれて
また今日をなぞる


手を翳した先 朧げな光
叫びたくなる衝動を堪えて
血だらけの膝小僧 増えていく絆創膏
ボロボロのスニーカーで明日へ向かう


「雫」


お気に入りの水玉の傘
泥が跳ねて汚れた靴
街のショーウインドをなぞる空の雫
生憎の天気だけど
あなたと居られたら
雨のち雨でも私の心はずっと晴れ


曖昧な関係のまま
無駄に時を重ねるのは
今日で終わりにしましょう


「愛してる」なんて簡単には言えないって分かってる
きっと多分あなたは優しい人だから傷つけたくないんでしょう


言葉のない会話でどれだけ盛り上がっても
笑ってるのかどうかなんて知れないのに
上辺だけをなぞって距離を縮めた気になっても
そんなんで喜べる訳ないじゃない


曖昧な関係のまま
取り繕うだけならば
今日でハッキリさせましょう


終わりなら終わりで構わない
自分に正直になって欲しい
いつまでも服の裾を握って離さない女じゃないから


「愛してる」なんて言葉が欲しい訳じゃないのよ
本当はこのまま一緒に居られたら良いのに
誰よりも優しい人だから傷つけないように言うんでしょう
その優しさが罪とも知らずに


雨上がりの街の空
七色に輝く綺麗な虹
街のショーウインドに映るのは
哀しみ含んだヒトシズク


「サフィニア」


アパートの階段 ゴミ袋持って降りる
乾いた音が響き渡る
少しだけ高見から見下ろした街は
茜色した小さな世界


欠伸をしてる黒い野良猫
汚れた空気 吸い込んで


ふと見上げた空は 何故か切ない赤色で
僕の胸を蛇が締め付けるんだ
悪戯に吹く淡い風 背中で感じたら
どうにかまだ少し歩けそう


計られたみたいに同じ様な毎日
曜日なんて概念も失念
少しだけ高見から見下ろした街は
ほんの少しだけ違う世界


転がりながら 泥んこになって
汚れた姿で笑えたら


不意に見上げた空は 何処か悲しい青色で
僕の胸にムカデが噛み付くんだ
試すように吹く淡い風 背中で感じたら
とりあえずまた一歩 踏み出そう


ふと見上げた空が 余りにも綺麗だったから
僕の胸が声を上げて泣くんだ
悪戯に吹く優しい風 背中で感じたら
どうにかまた少し歩けそう


「苦痛と温もり」


丸太を紐で縛っただけの雑な造りのイカダ
今にもバラバラになりそうなそんな舟で海原へ向かう


少し不穏な空気が肌に触れる
顔色悪い雲が泣きそうな声で空を覆う


もうすぐ会いに行くよ
無数の苦痛と引き換えに
もうすぐ抱いてあげれるよ
温もりは感じないけど
あなたの元へ 今すぐに


今より綺麗な世界がきっとこの先で待ってる
翼をつけた白い服の子供達に手招きされて微笑んだ


少し不穏な空気が胸を揺らす
理性が必死で警告を鳴らす


もうすぐで一緒になるよ
まるでずっと夢心地
もう何もいらないよ
こんな幸せがあれば
温もりは感じないけど
あなたが傍にいるから


今すぐ会いに行くよ
無数の苦痛と引き換えに
今すぐ抱いてあげれるよ
誰にも見えない二つの腕で
あなたを強く 抱きしめるから


「潤滑油」


自分で自分の短所ってすぐ言えるじゃない?
自分で自分の長所ってすぐ浮かばないのにね
少しだけ ほんの少しだけ 気分を良くしただけで
「図に乗るな」そんなんばっか
はなから天狗になんてなれないのに


人間って不思議ね △を嫌い○を好む
上手く回らない歯車なら油指して円滑にするんでしょう
きっと皆なら
でも私はその油に火を点けて歯車ごと燃やしてしまいたいの


顔の筋肉 無理に動かして笑ってみても
頬が痛くなっただけ
「無愛想ね」それで結構
はなから愛なんて持って無いんだから


人間って不思議よ □じゃなく○を好む
上手く言えない苛々を陰で聞こえない様に言うんでしょう
きっと皆なら
でも私はそんなの嫌だから敢えて正面から罵ってあげるわ


今までのお礼も兼ねてね


人間って愚かね △を避けて○を好む
錆びて回らない歯車なら油指して円滑にするんでしょう
きっと皆なら
でも私はその油に火を点けて歯車ごと燃やしてしまいたいの


今までくれたものも全部まとめて…ね?


「コンプライント」


意味の無い人生に価値を見出だした者が勝ち
何も手に入れられなかった‘その他大勢’が溢れる夜の街
半世紀毎に繰り返される時代の流れって奴は
こっちの事情なんてお構い無しに古いモノを淘汰していく
反省期なんて来るわけないのは分かっているけど
こんなにも忙しい世の中だからせめて少し立ち止まってみたい


家でも職場でも雷落とされてばかり
現代人は皆頭の中で音鳴らしてる‘カリカリ’
コンビニで買ったチョコレート 口の中で溶かして飲み込むゆっくりと
煮え切らない心のモヤモヤを甘い味がそっと包み込む
店員さん 何だか今日はいつもより元気がなかったな
そりゃそうか誰だって人間だもんな
そう俺らはロボットなんかじゃないもんな


I was already tired
I am already no use
こんな生き地獄なんて誰も望んでない
I was already tired
I am already no use
光ない場所ならせめて小さな灯を


行き交う人の群れ 機械的な動きに慣れ
上と下で区別される世界 本当にそれはもう哀れ
叱咤激励 一歩間違えれば只の虐め
惨めな人間の行く末は富士の下の暗い森という運命
フラストレーション抱えて爆弾みたいに誰かにぶつけて
痛がってる姿を見て手を叩いて喜んでる猿の成れの果て
そんな事しているのが何を隠そう「高尚」を謡っている俺ら人間なんです


知ってますか?働き蟻の本当の実態を
七割は必死で働いてるいるけれど三割はサボってる
その七割を別の箱に移してもまた三割はサボって
それはまるでこの地球の小さな縮図みたいですね


I was already tired
I am already no use
こんな苦痛な日々を誰も欲してない
I was already tired
I am already no use
光ない場所ならせめて小さな火を


男なら…
女なら…なんて誰がいつ何時 決めたの?
そんな暗黙のルール
決まり事が多すぎて頭の中ゴチャゴチャ
堂々巡りメリーゴーランド
皆 叫ぶ‘I was already tired!!’


I was already tired
I am already no use
こんな生き地獄なんて誰も望んでない
I was already tired
I am already no use
光ない場所ならせめて小さな灯を


I was already tired
I am already no use


腹の底から絞り出す様に奏でた弱い音


「I can't know youre pain」


君の痛みは君だけのもの
僕の痛みも僕だけのもの


分かち合えた気になって
本当は何にも分かってなかった


一目では測れないでしょう
誰にもそんなの分からないでしょう


その涙の意味は君しか知らない
その涙の価値は君しか知らない


どんなに賑やかな夜があっても
皆帰ればまた一人ぼっち
どんなに温かな夜があっても
皆帰れば何も抱けない


I can't know youre pain


君の痛みは君だけのもの
どんな痛みもその人のもの


分かち合えた気になって
本当は何にも分かっていなかった


I can't know youre pain
君の痛みは君だけのもの


「ステップ」


重ね重ね 言って本当にごめんね
まだまだ僕はね 君を忘れられないんだよ
きっときっと いつかは離れ離れになる
そんな事は百も承知だったはずなのにね


愛されている時は余裕ぶった顔して
でも愛想尽かされた途端に慌てだしてさ
なんて自分勝手なんだろう
こんな性格だから駄目なんだろう
君の溜め息が聞こえてきそう
はぁ…


悔やんでも泣いても過去はもう戻らないよ
なら前へ前へと進むしか道はないな
頭では分かってる そんな簡単な事
だけど理性や理屈じゃ想いは計れない


重ね重ね 綴って本当にごめんね
今だに僕はね 君を忘れられないんだよ
ずっとずっと 傍にいられる訳ないって
そんな事は百も承知だったはずなのにね


愛されている時は愛してあげていなくて
でも愛想尽かされた途端に慌て出してさ
挽回なんて出来るはずもなくて
去っていく小さな背中を見送るだけ


出来る事ならもう一度 時を戻して
一言だけでも君に伝えたいんだ
「愛してる」なんて格好良い台詞じゃないけど
「ごめんね」ただそれだけを言いたいんだ


すれ違い 繰り返して
今更 言い訳並べたって聞く耳もないかな
もしも 今までの時間が二人にとって無駄だったなら
それ程虚しい事はないよね


それでも僕が言える事はただ一つだけ
「ありがとう」なんて吐く権利なんてないから
せめてもの罪滅ぼしがてら言わせてよ
「ごめんね」それだけを聞いて欲しいんだ
悔やんだり泣いたりするのはもう止めた
前を向いて歩いていける気分じゃないけど
一歩ずつ一歩ずつ君と離れていかなきゃ
また君を困らせてしまうだけだから
もう次のステップへ
寂しいけど未来へと進んでいかなきゃね


「eternal life」


肌寒い空気に触れて
心も身体も縮こまる
不意についた溜め息は
白くなって空に消える


何でもないこんな日々を
生きる事に疲れ果てて
投げやりな気持ちを抱えながら
何となく歩いてた


この先の未来に
どんな希望があるの?
慰めでも良いから
適当でも良いから
ねぇ 教えてよ


この命が続く限り
幸せだって途絶えないさ
嫌な事だって泣く事だって
同じぐらいあるけれど
涙を流せない人に
笑顔の意味は分からない
傷ついたその分だけ
人は強さを知れる


甘い言葉が飛び交う世界
外を歩けば皆ペテン師
優しい人が馬鹿を見る
理不尽な世の中だ


「良い子」でいるには顔色を伺って
ヘラヘラして無理をしていなくちゃいけないのかな


この命が続く限り
立ち止まる訳にはいかない
風の日も雨の日もいつの日も
平気な顔して歩いていかなきゃ
変わらない景色に慣れて
その素晴らしさを忘れていく
胸の中に燻った迷いを
何処に放てば良い?


数え切れない苦しみ
抱えきれない悲しみ
僕達はいつだって一心同体
ならば寄り添い歩いて行こう


この命が終わらない限り
幸せは途切れないから
嫌な事だって泣く事だって
きっと平等に訪れるけれど
涙の味を知らない人に
本当の笑顔は創れない
傷ついたその分だけ人は
優しくなれるだろう


「BLUE」


膨らむ想いは天井知らずで
空気を入れすぎた風船見たいに
いつか破裂しそうで恐いな


君がこっちを振り向いて視線が重なる度
心が苦しくなるんだ


伝えたい言葉程 上手く形に出来なくて
喉まで出かかってはまた飲み込んでの繰り返し
そんな弱気な僕を茶化す様に君は笑うんだ
何度でも 何度でも
屈託のない表情で


触れそうで触れられない
曖昧な距離の中
開いたままの手の平は行き場を失ってた


君の肩が僕の身体にぶつかる毎に
胸のリズムが速くなる


溢れ出す気持ちを抑える術なんて知らないから
緊張の糸を引き契って君に今伝えようかな
思いきって名前を呼んでみる
「何?」って首を傾げた君
余りの可愛さに僕はまた言葉を飲み込んでしまうんだ


見慣れた河川敷も
いつもと変わらない空も
君が隣にいるだけで
どんな絵画よりも美しい名画に様変わりする


伝えたい言葉だけ 上手く形に出来たなら
もう他には何も要らないよ
一言だけで良いんだよ
そんな強気な僕の胸の内なんか君は知らない
相変わらず無邪気におどけて笑ってる
何度でも 何度でも
無意識に魅力を振り撒きながら


「バイバイトゥモロー」


誰もいない動物園
くたびれてるパンダ
目を白黒させてこっちを見ている
8月 炎天下
くたびれてるシロクマ
吠える気力はもう太陽に奪われた
都会の真ん中 コンクリートジャングル
熱を溜め込んだアスファルト
立ちのぼる湯気
明日を生きていく事すら
未来を見据える事すら
難しい世界に僕らは今立ってる
大事な物を落としながら
要らない物を拾いながら
ずっと歩いていくんだよ
未知なる道を


夕暮れの動物園
疲れ気味のライオン
目を擦りながらこっちを見ている
退屈な時間程長く感じるんだ
欠伸が出るくらいに
貴重な日々がヒビ割れていく
音を立てて
昨日を忘れていく事も
過去をうやむやにする事も
朝飯前だと誰もが言う
笑いながら
失ってから気づいたって
落としてから探したって
そんな物見つかりっこない
ガラクタの中


在り来たりな暮らしの中で
変わらない世の中を見据え
足を前に出せば何かが動くかも
今 サイを振れ
明日を生きていく事も
未来に希望を託す事も
「しんどい」なんて愚痴吐いてる
それでもね
大事な物は抱えながら
要らない物も磨きながら
ずっと歩いていくんだよ
未知なる道を
ただ目の前に伸びてる道を


園内に響く 最終アナウンス
閉じられたゲート
眠る動物園
おやすみ 皆 また明日


「掌」


旅立つ君の為に
どんな声を贈ろう
見えない掌が
小さな背中を押すよ


冨じゃない 名声じゃない
もっと大きなもの
「叶わない」 そんな弱気なら
始まりにさえ立てやしない


曲がりくねった道
はみ出す事だってあるさ
「信じろ」なんて
軽はずみには言えない


僕じゃない 他人じゃない
最後に決めるのは
悩んで 選んでやっと君は
今此処に立っている
その確かな足で


冨じゃない 名声じゃない
もっと確かなもの
「叶えたい」 そんな強気なら
ゴールはもうすぐソコまで
その確かな足で軌跡を残そう


旅立つ君の為に
どんな声を掛けよう
見えない掌で
その小さな背中を押すよ


「インサニティ」


歪んだ群像を炙り出して
淡い色彩を滲ませてみる
水面の中で揺らめいたのは
捩曲げられた木漏れ日の光


いっそ 全部
壊してみて 確かめてみよう
嘘も 本当も
この瞳で見て 確かめてみよう


砕け散った硝子細工
万華鏡の様に輝いた
銀をなぞったその指先に
薄ら浮かぶ赤い模様


いっそ 君を
狂わしてみて 確かめてみよう
失望 絶望
その掠れた声を 聴いてみよう


部屋に降り注ぐ流星群
四角に切られた丸い月
闇に浮かぶ形の無い白い影
泣いてるのかどうかなんて分からない


いっそ 僕も
壊れてみて 確かめてみよう
嘘も 本当も
この身体で感じ 確かめてみよう


「Voice」


「心には形が無い」なんてさ
なんかの冗談でしょう
形が無いのにどうして
擦り減ったりするのでしょう


灰色の曇が青い空を今日も覆う
静寂が騒がしいから僕の耳は君の声を求めてる


聞かせてよ
聞かせてよ
その柔らかな声を
届けてよ
唄ってよ 僕だけに


「明日が来るのが怖い」と
震えた肩が語っているなら
ソッと置いた僕の手が「大丈夫」の代わりになれば良いな


鮮やかな日々なんてあっという間に黒に染まる
それでも汚れないように僕の瞳は光を求めてる


傷ついても
傷ついても
それでも尚 人は
自分の為
誰かの為に愛を探すのだろう
泣きじゃくって
泣き疲れて
だからこそ 神は
自分の為
笑う為に温もりを与えたんだろう


聞かせてよ
聞かせてよ
その優しい声を
いつだって一緒だよ
僕達は


君の為 僕の為
愛していこう


「無人島」


イッタイ ナンダイ ドウナッテンダイ
コノ スットコドッコイ
明日を待ってりゃ昨日と同じ今日が来た

イッタイ ゼンタイ ドウナッテンダイ
コノ スットコドッコイ
何回繰り返したら違う未来が開ける?


流されて 流されて
矢印の指すままに
楽だからと身を任せてたら
無人島に打ち上げられた


気がついたら周りには
ヤシの木 イッポン
誰もいない 誰もいない
一人ぼっち


イッタイ ナンダイ ドウナッテンダイ
コノ スットコドッコイ
明日を待ってりゃ昨日と同じ今日が来た

イッタイ ゼンタイ ドウナッテンダイ
コノ スットコドッコイ
何秒息を止めたら違う未来が見える?


「鳥になりたい」


青い空を見上げて
ふっと溜め息を一つ
白い雲にはなれずに溶けて消えた


窮屈な毎日
背中丸めてみたら
上手く呼吸出来なくて少しだけ笑えた


「鳥になれたら…」
なんて考えてみた
この両手が翼になれば
空を飛べるのに


余計な荷物のせいで
上手く歩けない
降ろす事も出来ずに途方に暮れる


「鳥になりたい…」
なんて呟いたら
いつか迷いもなく大空を飛べる日が来るのかな


手の届かない場所だから
そこに人は夢を乗せられる
未だ見ぬ景色の方が虹を描けれる


鳥になりたい
優しい風を受けて
遮るものが何もない
空を飛んでゆきたい


「我が儘」


「笑顔のあなたが好きよ」
落ち込んでる僕に君が言う
何て事ない言葉だけれど温もりが詰まっている


「無理なんかしないでさ、ゆっくりすれば良いじゃない」
いつだって君は僕の背中を優しく撫でてくれる


小さな悩みを一人胸に抱え込んで
勝手に大きく膨らませては陰で泣いて


手を取り合って歩んで行こうねって
誓い合ったはずなのに
それを破ったのは僕の方で
時には君に当たり散らして
ただ苛立ちをぶつけてた
何一つ君の事なんて考えていなかった


波風の立たない穏やかな日々を生きたいなって
願っても人生はそんなに都合良く聞いてくれない


上がったり下がったり
忙しい道を歩いていく


翔けて転んで身体中泥塗れ
心の中だって痣だらけ
地面が涙を啜る
差し出された君のその掌を
「恥ずかしいから」と拒んだ
一人では立てもしないのに
強がりだけは一人前なんだ


離れて欲しくはないけど
こんな僕といるぐらいなら
離れた方が君の為になるんじゃないかなぁって
頭の中 そんな思考がグルグルと廻ってんだ


手を取り合って歩んで行こうねって
誓い合った事さえも
いつか忘れてゆくけど
時間が過ぎて君の顔や声を思い出せなくなっても
最期はどうか僕の側にいてよ
我が儘だけは一人前なんだ


「刹那と永遠」


君の心の中に潜む魔物の正体は知らないけど
君が抱える哀しみの理由なら
少しだけ分かる気がするんだ


花が咲いて散っていく様に
幸せなんて続かないけど
花が咲いている間だけでも幸せを感じられたら


儚さの中にある
美しさを知れるでしょう
悲しみの中にある
喜びを知れるでしょう
いつだって いつだって
世界は色褪せない


季節が廻っていく度に
僕らは巡らず大きくなる
身体は変わっていくのに
心は変わらないまま


擦れ違い 別れ重ね
道の上を何度濡らしただろう
そんな経験もかけがえない財産に出来たら


サヨナラの中にある
軌跡を知れるでしょう
手を振ったその人の
存在を感じられるでしょう
いつだって いつだって
僕達は終わらない


時の流れの残酷さを恨んで
皮肉や愚痴を吐いても
自分を醜くするだけ
景色はどこ吹く風


君が傍にいるだけで幸せを感じられたら


刹那さの中にある
一瞬の美しさよ
淋しさの中にある
永遠の温もりよ
いつだって いつだって
僕達は色褪せないから
いつだって いつだって
僕達は終わらないよ


「そのままで」


僕は僕の全てを
コンプレックスに思っていて
僕は僕自身を
愛する事が出来ないでいた


だからね そんなんだから
誰かを愛する資格など
持てるわけなかったんだ
君に出会うまでは


つぶれた鼻 低い身長
音痴な歌声
そんな欠点を君は笑って「個性」だと言ってくれた


ありのままを そのままを
受け入れてくれて、ありがとう
どんな嫌いな自分でさえも
君がいれば好きになれそうだよ


才色兼備な人も
コンプレックスを抱えていて
だからこそ誰もが
他人に認めて欲しいんだろう


容姿も大切な魅力の一部
それは紛れも無い事実だけど
最後に勝つのは見えない想い
君に伝えたい


ありのままの そのままの
君で居て欲しいと願います
いつまでも そういつまでも
変わらない笑顔を見せて欲しい


溢れ出して 溢れ出して
止まらない感謝の気持ち
どんなものでも輝く力がある事
教えてくれた事


ありのままの そのままの
自分でいれば無理しなくても
自分の事 好きになってくれる人がいる
僕にとっての「その人」が君なんだよ


ありのままの僕の事を
愛してくれてありがとう


「絆」


心と心を繋ぐ魔法
そんなものは誰にも使えやしないけど
君が振り向いてくれるだけなら
何とか僕にも使えそうだな


難しい言葉じゃなくても
想いを込めれば優しさは形になる


震える肩をそっと抱き寄せ
その頬を伝う雨を拭おう
「大丈夫」だなんて言わないから
ただ君の隣にいるよ
その顔が晴れ渡るまで


人は誰もが悩みを抱えて
見えない敵と闘っているんだろう
強がりが売りの君だってそうさ
無理している事 とっくに気づいてる


鮮やかな色した日々が
塞ぎ込んだ分 白に染まっていくけど


独りを強く感じる時は
安売りされた温もりなど要らない
君が僕の全てなら
僕も君の全てになりたい


遠く離れた場所にいても
声を電波に乗せて届けよう
どんな夜でも そう 君は孤独じゃないよ


一本の糸を半分ずつ持ち
切らさない様に足首に結んで
二人三脚で歩いていこう
目指すゴールは同じ未来
君と僕で創っていこう


「People」


「泣きたい時には泣いてよ」って笑って言われても泣けない
他人の抱える悩みなんて他人にとっちゃとっても軽いモン
ただ愚痴を聞いて欲しいだけ
なのに気付けば説教喰らってる
瞳に浮かんだ雫を流さない事だけが精一杯の強がり


「もう何かも上手くいかない」「それなら死んだ方がマシだな」
僕の横を通り過ぎたリーマンが笑って軽口を叩いてる
自分が考えているより他人はそれほど自分なんて見てない
昨日あった情熱や興味さえ簡単に明日には手放してる


ぶつかり合って初めて知れる感情もあるだろう
傷ついて初めて分かる優しさだってあるだろう
上辺だけを上手に塗り固めて行ったとしても
メッキが剥がれるのにはそれ程時間は掛からないだろう


「あいつマジでムカつくよな」「本当に早く死んでくれないかな」
ランドセルを背負った小さな背中が苛立しげに呟いてる
この世界は憎悪の塊なんだと幻聴が僕の耳元で囁く
だけど振り向いて見たその背中には哀愁も張り付いてた


一体僕らは誰の為に何の為に生きていくんだろう?
明確な答えさえ示せない不確かな道を歩んでる途中で
「今なら力尽きて良い」
そう思って何度立ち上がったろう
震える脚がまだ先の景色を知りたいと叫んでる


泣いて笑って初めて人は人らしくなれるんだろう
寂しさ憎しみ悲しみ抱えて誰もが夜を過ごしてるんだろう
その中で一体どれだけの人がたった一人の声を
何気ない「元気?」そんな一言を待ち望んでいるんだろう


抱き合って初めて感じる温もりがあるんだよ
その温もりに触れて初めて人の優しさを知るんだよ


「残像」


汗ばんだ気持ちが僕の心に
ベッタリ張り付いて離れないから
君の事を忘れたくなったとしても
僕には到底それを引き剥がす術はないんだ


どんなに汚れた現実さえ
時間が綺麗に補正して
記憶の中の君はいつでも
変わらない顔で微笑んでくれる


ゆっくり瞼を閉じれば
いつだって夢の海を泳げる
たとえその身には触れなくても
目覚めたら君の残像を抱きしめていたい


「どうしたって上手く行かない時もあるよ」と
背中を軽く叩いて
押し付けがましくない励ましを
何気ない言葉の中に混ぜてくれた


通り過ぎてから気付く
「マンネリする」という幸せ
燃え上がっている炎はいつか消えていく運命なのに


「バカだなぁ」
今更分かっても
伝えるべき人は傍にいない
失う恐さを 哀しみを
忘れてた僕を君なら叱ってくれたかな


幻だって構わないから
君の声が聞きたくなる


ゆっくり瞼を閉じれば
いつだって夢の海を泳げる
たとえその身に触れなくても
目覚めたら君の残像を抱きしめていたい


君の全てを脳裏に焼き付けていたい


「スパイダー」


後ろ指を指されない様にと
ちゃっちなプライドを見せつけてた
笑い者にされるのが怖くて
誰かをネタにする事ばかり考えてた


弱い自分が嫌になって
時々 頭を抱えるけど
強い自分を演じる為に
今日も薄っぺらな声で吠える


綺麗な魂が汚れてく
嘘を吐く度に燻んでいく
チクリと痛んでいた胸さえも
いつの間にか何も感じなくなった


上に立つ者 下で踏まれる者
社会はそんな構図で成り立ってる
中立な立場で居たいけれども
誰もが自分の味方を作りたがる


詰め込まれた狭い世界の中で
無意識におしくら饅頭をしてる
おはじきみたいに弾き出されて
あぶれた他人に同情は持てない


汚い魂を磨いても
こびりついてる汚れは取れない
悪魔にも天使にも成り切れない僕は
誰の為に生きているんだろう


動かないでジッと餌を待ってる
まがまがしい蜘蛛に倣い
楽して幸福を掴もうとした
他人の不幸を餌にして


美しい景色を見る度に
自分の醜さに嫌気がさす
戻れない道だと知っていても
振り返る度に涙が浮かぶんだよ
あの頃の自分には帰れないと悟ったから


「最後の天使」


アイスクリームの上に零れた雫
熔けだしたのは
きっと太陽のせいじゃない
近くにいても君がボヤけて見える
それはまるで蜃気楼の様に


出鱈目な嘘
並べられて笑える様な
寛大さなんて持ち合わせてないから
僕の身体は傷だらけさ


真実の胸倉掴んでみても
何も変わるはずなんかないんだよと
終わりが叫んでる
暗い胸の奥底で


君と交わした
この小指の魔法は
とっくの昔に効力を失くしていた
白いドレスを身に纏ったあの日の君は
僕が見た最後の天使


いっそ全て消してしまえたなら
不幸でも“幸せ”と呼べたのに
叶わない希望や願い程
頼りなく感じるものはない
真実の胸倉掴んでみても
何も変わるはずなんかないんだよと
終わりが泣いている
暗い胸の奥底で


「シャドー」


「もうどうにでもなれ」なんて
ぶっきらぼうに言ったつもりでも
喉の奥に引っ掛かってんだよ
本当に伝えたい言葉は


騙し騙し生きて来たけど
自分の底はもう知ってんだよ
悪あがきをする気力はないけど
簡単にくたばりたくもない


そんな矛盾を抱えて
誰もが曖昧な未来に希望を乗せる


小さな光が産まれて増えて
世界を明るく照らすけど
その光はいつしか萎んで消えて
世界に闇を落とすから
僕等は躊躇ってしまうんだ
今日もまた…


プラスばかり探したって
目に留まるのはマイナスばかり
重箱の隅を突く事を
生き甲斐にしてる人達


気にしない振りしても
どうやったって駄目なんだ
弱い僕には


息も絶え絶え
膝が笑ってる
どうにか歩いてきたけど
「もう終わりにしたい」
そんな弱音が胸の中に兒玉する
このままフェードアウト出来たなら
どんなに楽なんだろう…って考える


縛られてないのに
自由を感じられないんだ
決められた訳でもないのに
予定通りのレールの上を歩かされてんだよ
過去が創った未来を目指して


胸の奥に忍ばせたナイフは
いつか自分を殺めうるだろう
悟られまいと隠す事に
何の意味があるんだろう
小さな光が集まって増えて
世界は綺麗に輝くけど
輝いた分だけいつか燻んで萎んで消えてしまうから
世界は闇に包まれたまま
僕等は安堵してしまうんだ
今日もまた…


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