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詩書きの会コミュのA moment of my life

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あの頃・・・
自由に描き、唄った、自作曲、
その曲につけた、「詞」を中心に、「自分の人生のあの一瞬」を綴った言葉を、書き表したいと・・・

勿論、当時の青臭いラブソングだけじゃなく、今の自分の、「一瞬」も、描きたいと思います。

時代は、「昭和」という、ノスタルジックな世界へ・・・

キミト、イッショニ・・・

コメント(49)

「外は雨」


「今度、逢ってくれないか?」
1枚きりの10円で
君を誘った雨の夜
君の返事も聞けないうちに
硬貨(コイン)が切れて、途切れた電話

すれ違う人は帰り道
コートの襟立て、伏し目がち
小雨の中を早足で
その場に佇む僕はひとり
空を見上げて、涙消して

もう、逢ってくれないんだね・・・多分
やり直す事も出来ないんだね・・・多分
ほんの少しのすれ違い
大事な「ヒト」を失くす時は、そんなもの

「あの時、一緒に来ていたね」
初めて逢った日のことを
今も明確(はっきり)、憶えてる
みんな、はしゃいで、楽しんでたのに
君はひとり、浮かない仕草

「もし、僕でよかったら」
君の瞳(め)を、ジッと見て
心の想いを、打ち明けた
頬をうっすら、赤めた君は
「コチラコソ」と、囁くように

あの日の僕が悪かったの・・・違う
僕より大事な人が居るの・・・違う
ほんの少しの「ワダカマリ」
大事な「ヒト」を失くす時は、こんなもの



「”りいら”へ・・・」



アナタと繋いだ「手」の温もりが
私を落ち着かせてくれた
私の身体に宿った 小さな、小さな「命」

アナタの笑顔が見たくて今日は
いつもの景色も目に入らない
私とアナタの 大事な、大事な「命」

私 「母」になります。
アナタの「妻」でも 居続けます
私 「ママ」になります。
だから、これから少しだけ、迷惑かけるかも・・・

秋から冬の寒い日々
私の手を取り過ごしてね・・・
少し不安で、イライラするけど
私のわがまま許してね

冬から春の「息吹き」の時期は
「私」の中の、もうひとつの鼓動
アナタにも感じて欲しいから・・・
一緒に傍で見守っていてね

春から夏へ変わる頃には
小さな「家族」が増えている
アナタと私のもうひとつの
三つの名前の表札、作ろうね・・・

そして、アナタと私の真ん中に
繋いだ小さな手の温もりを
「この子」を通して感じよう
アナタと私と、「もう一人」・・・

叶えてくれて、アリガトウ・・・



 

「誓 夜」〜SEIYA〜



ホワイトクリスマスなんて
実際は、都会(まち)には、無縁だと思ってた・・・
でも、本当に、キミを待ってると、
舞い落ちる白い夢 溶けないで・・・

半年前まではキミと僕 本当に
「この日」を過ごすなんて、心にも
思ってなかった 遠い日々
キミのぬくもりが、愛おしい

今の僕には人並に、
輝く石など、渡せない・・・
でも、今、出来る精一杯の
感謝の気持ちを渡すから
今夜だけは離さない
二人だけの Merry Christmas

いつの間にやら、約束の・・・
時間が過ぎてしまっても、キミの姿は、まだ見えない
何とはなしに、交差点の向こう
両手に息かけ、走り出すキミ

大事そうにキミが持つ、少し大きな紙袋
「上手くはないけど・・・」と言いながら、差し出すキミの心
紺のセーターのプレゼント
僕は赤いマフラーをキミの肩にかけてあげる

二人で祝う最初の聖夜 白い雪 舞う中で
人目も気にせず抱きしめた キミの細い肩
こんな僕の心でキミと
いつも、いつでも、一緒に居たい
二人だけの Merry Christmas

豪華な食事もワインも無いし、もちろんケーキも
でも、二人の心に灯るキャンドル
これから、ずっと、明るい未来を照らしておくれ
いつか指輪(リング)をはめる日まで
二人だけの Merry Christmas

「聖 夜」〜SEIYA ?〜



ビルの谷間に沈む夕陽
陽が落ちるのが早い季節
煌びやかな街 イルミネーション
胸イッパイに吸い込んで白い吐息を吐く季節

マフラーをして 凍てつく手の平
かじかんだ心に少しの温もり
コートの襟立て じっと見つめる
あなたが登ってくるはずの 地下鉄の階段を

このクリスマスツリーの前
午後6時に 全ての天使が
舞い降りる

Merry Christmas 今夜は
Dreamin’ Christmas いつもと違う
だって、あなたが、今、そこに
人込みかきわけ 向ってくるの

Merry Christmas 私にだけ
Dreamin’ Christmas 手を振りながら
少し、遅刻のサンタさん 今、愛しています・・・

粉雪ちらつく雪の中で
他のカップル 見守る中で
あなたが来るのを 心待ちに
待っていた私に奇跡がおこる

賑わい ざわめく「特別な夜」に
私の大好きなサンタさん
プレゼントなんて無くていいの
あなたに抱きしめられるなら

このクリスマスツリーの前
あなたの笑顔と灯火が
問いかける

Merry Christmas 今夜は
Dreamin’ Christmas いつもと違う
だって、あなたの胸の中
今、私が居るの一人だけ

Merry Christmas 私にだけ
Dreamin’ Christmas 微笑ながら
私だけの、サンタさん 今、愛しています・・・

「冬の街」



遠くの景色が、はっきりと・・・
見えるようになりました
それだけ空気が澄んだ朝
冬が深まる季節です

吐く息も白く、はっきりと・・・
両手にはめた手袋に
あたる瞬間(とき)には温かく
冬が深まる季節です

街に拡がるスノーカーペット
朝陽に輝く、スノウダスト
何も、何も無い世界
冬の街の目覚めです
昨夜まではアスファルト
街灯の下で気むずがしく
一夜のSHOWの始まる世界
冬の街の目覚めです

北から風が吹くたびに
顔に、耳に、感じる痛み
思わず着ていたコートのフード
被ろうとする季節です

巻いてたマフラーで鼻まで隠し
風の止むのをジッと待つ
アナタは今朝もいつものように
アクビをこらえて来るのかしら・・・

街に拡がるスノーカーペット
朝陽に輝く、スノウダスト
何も、何も無い世界
冬の街の目覚めです
昨夜まではアスファルト
街頭の下で「無言」のまま
一夜のSHOWの始まる刹那
冬の街の目覚めです




「AMERICA」



あの時の空色は、雲が無いのに鉛色
カマロとマスタングの煤煙(ガス)
大型コンボイとトレーラーハウス
この街、夢見たティーンズブルー
いつかは、オイラもビバリーヒルズ
憧れてたロスの街 パームツリーの木々が揺れ
ロングビーチで観た夕陽

あの時の空色は、夜空に煌めくダイヤ色
シスコで見上げた金門橋
坂の街ならでは、ケーブルカー
いつかは、オイラもオークランドへ
アナハイムへと歩を進め、「ウオルト」の世界
チャイナタウンで観た夕陽

I am free.
I feel freedam.
この国では、何でも手に入ると思ってた
I am a stranger.
I am a prisner too.
でも、目に見えない鎖で縛られてる

あの時の空色は、冬空に輝く氷色
五大湖のほとりイリノイから吹く
「STANDARD」と「PEACE」と怒号
いつかはオイラも湖畔のコテージ
夢見て進む、シカゴからデトロイト
モーターシティで観た夕陽

あの時の空色は、BIG APPLEのセピア色
マンハッタンの凍てつく寒さ
ブルックリンまでの斬新なアートと青いフラッシャー
いつかはオイラも摩天楼のペントハウス
夢観て地下鉄、フェリーで流れ
青銅の「statue of libity」から見た夕陽


I am free.
I feel freedam.
この国では、何でも手に入ると思ってた
I am a stranger.
I am a prisner too.
でも、目に見えない鎖で縛られてる

JAN.21th 2009
あの時のD.Cを埋めた200万の聴衆が
涙を流したスピーチは・・・あの時に観た空色は・・・
何を変えてくれるだろう・・・









「銀色の涙」



響け 愛の唄 荒ぶ心の中
響け 愛の唄 時間(とき)さえ忘れて

穏やかな冬の陽(ひ) 風も無い日に
君の長い睫毛から 落ちた銀色の涙が
振り積もる雪の上 一粒落ちた

今朝の目覚めのよう 冷めた君の瞳
昨日までの愛し合った 日々など無かったようで


響け 愛の唄 荒ぶ心の中
響け 愛の唄 時間(とき)さえ忘れて

最後に目が合った ほんの一瞬の時間(とき)
君は笑ったのか それとも作り笑い
ただ瞳の中 潤んだ何かが

「さようなら」の一言に 命を吹きかけた
そして、踵を返し、二度と振り向かなかった


響け 愛の唄 荒ぶ心の中
響け 愛の唄 時間(とき)さえ忘れて

北の大地で抱いた 白く透き通る肌
君が決して口にしない くちびる噛む夜
温もりさえも感じられない夜

あの日誓った幸せ 永遠(とわ)に約束したはずの
二人の幼い夢が 色褪せてゆく


響け 愛の唄 荒ぶ心の中
響け 愛の唄 時間(とき)さえ忘れて


「桜 道」




夢の中でさえ、君の涙がにじんで消える
千切れるくらいの激しさで 手を振ってた君の姿
無理して作った笑顔から こぼれる涙、一粒が
散りゆく桜の花びらと 南風に乗り、Uh彼方へ

出逢った頃はいつも笑顔が 自然にこぼれる素敵な君だった
夏の陽射しの中 麦わら帽子の頭のてっぺん 両手で押さえ白い雲見上げ
ノースリーブのワンピース 少し大人びた紅いサンダル 両手で持って波と戯れ

街に熱気が去った頃、ふいに お気に入りのカーデガン 前髪の長さ揃え
「これから、アタシ、まっすぐ前を向く その為に邪魔になった前髪切ったの」
カーデガンの袖を手で持ち、後で手を組み、歩き出す


夢の中でさえ、君の涙がにじんで消える
千切れるくらいの激しさで 手を振ってた君の姿
無理して作った笑顔から こぼれる涙、一粒が
散りゆく桜の花びらと 南風に乗り、Uh彼方へ

これが君からの「卒業?」自分の心で思い込む でも・・・
優しい風に舞うSAKURA 新しい未来が開けてるような桃色の花道
下を向くか?前を向くか?それとも、立ち止って振り返るか?

後ろ手を組んで僕が見えなくなるまで そこに立ってるつもりかい
君の長い栗色の髪にピンクの花びらがからみつき 輝く 光る
そう、僕も思い切り手を振って君に伝える「さようなら」桜の季節の卒業だから

夢の中でさえ、君の涙がにじんで消える
千切れるくらいの激しさで 手を振ってた君の姿
無理して作った笑顔から こぼれる涙、一粒が
散りゆく桜の花びらと 南風に乗り、Uh彼方へ






「鉛の街」



春の鉛色の空の下
饐えた臭いとカモメの声
空の色より ドス黒い
OSAKA Bayの海の色

防波堤にあたる波
海との境はゴミだらけ
俺も平気でその中に
燃えてる煙草をはじきだす

黄砂の見難い視界の中に
火を噴き出す無機質な筒
「それ」をしないと活きていけない
油まみれの作業着と黄色いメット
いくつも年下のワイシャツの
若造の前でへつらうオヤジ

そんな所に用は無い
静寂の彼方へ
透明の街路へ
夜明けの陽が届く
あの娘のいる街へ

ゴミ箱ころがる路地裏に
今日も集まる死人達
汚いドブで生きている
ネズミ達とかわらない

ネオンの優しい光にさえも
背中を向けて生きている
欲しいモノは「白い粉」
口元、涎を垂らしてる

意味も無いのに大声あげて
弱いからこそナイフ抜く
明日の希望を夢見ることも
とうの昔に忘れてる
「あんな男に、なれへん!」と
見えないフリして逃げてゆく

そんな所に用は無い
静寂の彼方へ
透明の街路へ
夜明けの陽が届く
あの娘のいる街へ




「夢、虚ろ・・・」



Ah 嘘でもいいから・・・
   夢でもいいから・・・
「愛している」と、言われたかった

Ah 涙を浮かべ・・・
   その胸の中・・・
アナタに抱かれ、眠りたい

気付いていたよ アナタが私
見ていないのも、好きでないのも

好きなふりして、優しいふりして
あの娘と話す 時間と場所を

「幼なじみだろ」その一言で
私の今迄の気持ち、その想い出を
消し去り、忘れ、「現実」を
見せて、私の涙の意味さえ
煙草の煙のせいにさせて・・・

Ah 嘘でもいいから・・・
   夢でもいいから・・・
「愛している」と、言われたかった

Ah 涙を浮かべ・・・
   その胸の中・・・
アナタに抱かれ、眠りたい

「もう一度」なんて、言わせないで
今も好きな アナタだけが

つないだ手と手 離さないでね
今は飾らず、目だけを見てね

意外そうな、素振りしても
アナタは気付いていたはず 私の気持ちを
ずっと、ずっと、これからも、「夢」を追いかけ
アナタの姿、追いかけさせて
それだけでいい、それだけで・・・

Ah 嘘でもいいから・・・
   夢でもいいから・・・
「愛している」と、言われたかった

Ah 涙を浮かべ・・・
   その胸の中・・・
アナタに抱かれ、眠りたい





「雨のち、快晴」




ウンと背伸びしてみるのも、
イイものだよ
オマエから言われて、心に陽が灯った
オマエらしいけど、それは、
自分を苦しめるだけじゃないか
いつも、引きずる俺の事
やっぱり、見ていてくれたのか・・・

空は青く晴れ上がり
陽射しも白く、「真夏」みたい
梅雨の合間の貴重な、貴重な時間だから

こうやって、周り見て
背伸びして、自分の大きさ
改めて確認することも、
いいじゃないか・・・

昨夜の嵐のような雨の中、
俺のいつもの愚痴に
ビール片手に、気ぜわしく動くワイパー
見つめて、話し終わるまで、
口はさまず、「そんなものだよ」と、
いつものトーンで・・・

昨夜の雨が嘘のよう
晴れ上がった空を見つめ
梅雨の合間の貴重な、貴重な時間だから

「雨のち、快晴」




ウンと背伸びしてみるのも、
イイものだよ
オマエから言われて、心に陽が灯った
オマエらしいけど、それは、
自分を苦しめるだけじゃないか
いつも、引きずる俺の事
やっぱり、見ていてくれたのか・・・

空は青く晴れ上がり
陽射しも白く、「真夏」みたい
梅雨の合間の貴重な、貴重な時間だから

こうやって、周り見て
背伸びして、自分の「大きさ 」
改めて確認することも、
いいじゃないか・・・

昨夜の嵐のような雨の中、
俺のいつもの愚痴に
ビール片手に、気ぜわしく動くワイパー
見つめて、話し終わるまで、
口はさまず、「そんなものだよ」と、
いつものトーンで・・・

昨夜の雨が嘘のよう
晴れ上がった空を見つめ
梅雨の合間の貴重な、貴重な時間だから

こうやって、周り見て
背伸びして、自分の「小ささ」
改めて、反省するのも
いいじゃないか・・・

「nalu」




いつも君が見ていたのは
あの夕陽が沈む「先」
そんな君の震える肩を
後ろから抱き締め、握る 僕の手に・・・
あの時、君が流した「涙」
大粒の「涙」・・・

頬を伝って 顎の先から
僕の組んだ手に落ちた・・・

「ゴメンネ・・・明日があるから」と
君は僕の腕をほどき、
夕陽に向かって歩き出す
そう、夏の終わりの砂浜に 
君が「ひとり」で歩き始めた「ひとすじの足跡」

僕が立ってるこの場所で
後ろを振り向けば・・・
君と「ふたり」で歩いて来た「ふたすじの足跡」

「解ったよ・・・」
僕が立ってるこの場所で
ふたりで歩いてきた道も
僕の前だけ「壁」ができ、
僕だけ前に進めない・・・
そして、今迄、歩いてきた「ふたすじ」の足跡も・・・
満ちた潮から、静かに寄せる
あの波が消し去ってゆくのかい・・・
ふたりの思い出と共に

さようなら・・・
波打ち際で、さようなら・・・



「nalu」=ハワイの言語で「波」の意





「Endless Summer」



ブラインドの外から 微かな陽射し
梅雨(あめ)の季節も終わった 昼下がり
シャワーの後の濡れた肌
今も「あの日」を想い出す

あれは去年の今頃か・・・
小さなパラソル 放り投げ・・・
Beach(砂)に枯れ木でメッセージ・・・
「このままで、居たい」と、書いてたオマエ

Endless Summer 今日の陽射しも
「あの日」と同じ 白く輝き降り注ぐ
Endless Summer でも、今は
この海 ひとり 俺ひとりだけで見つめてる

コバルトブルーの海 さざ波を打ち
梅雨(あめ)の季節も終わった 昼下がり
流れる雲と、潮風が
今も「あの日」を想い出す

あれは小雪の舞う頃か・・・
俺の右手を握りしめ・・・
「きっと、還って来る」からと・・・
手術室(赤い灯ともる部屋)に消えたオマエ

Endless Summer 今日の渚も
「あの日」と同じ 静かに時が過ぎてゆく
Endless Summer でも今は
この夏ひとり 俺ひとりだけで過ごしてる

Oh

Endless Summer 今日の夕陽も
「あの日」と同じ 涙でかすんんで揺れている
Endless Summer でも今も
忘れていない お前とふたり過ごせた日々

Oh Endless Summer





「今は・・・」




白いTシャツの袖を捲りあげ
肩まで焼けた肌を出し
色褪せたジーンズ 油で汚れたスニーカー

バイクのエンジンをかけ 走り始める
フルフェイスのフードから流れる風
確実に感じる秋の冷たさ

工場を出て いつもの川岸 帰る道
ミラーに映る いつもの「空」が
昨日より高く 感じる夕暮れ

I’ll go home in a few minutes.
お前、待ってる あの部屋へ・・・そして・・・
I’ll feel a little happiness.
俺が、素直になれる「場所」


今日も1日、汗にまみれ
軍手外して浴びたシャワー
訳もなく流れる「涙」 汗と共に流して

「オマエ 幸せにする」と でかい声で叫んだ夜
あの日から毎日見てる お前の笑顔
決して無理して「作らせ」はしない・・・

I’ll go home for a few minutes.
お前、待ってる あの部屋へ・・・そして・・・
I’ll feel a little happiness.
いつも、いつまでも、愛している

「現実」ってヤツを、見つめれば
決して「約束」守ってないけど・・・
今も俺は「いつか、きっと」と思ってるから・・・


I’ll back home in a few minutes.
お前 待ってる あの部屋へ・・・そして・・・
I’ll feel a little happiness.
俺が 必ず 幸せにする






「MIREN」



空が高くなったように
感じる季節になりました
もう二月(ふたつき)もすれば
アナタの好きな「透明感」
味わえる 冬 晴れの日

こうして淀川渡る
鉄橋の上 地下鉄の
窓から海を見つめても
キラキラ輝く 水面 晴れ
水鳥が2羽 空 はばたく

運が良ければ 西へ行く
「ひかり」がホームを出て行って
そして、優しい 優しいアナタ
「新大阪」で私 待つ・・・

そんな事を考えながら
会社の制服着た私
アナタの居ない駅のホームで
アナタの「幻」追いかける・・・


運が良ければ 上りのホーム
アナタとお揃いの デニムスタイル
アナタと暮らす「東」の都
二人で行くの 二人だけ・・・

そんな事を考えながら
会社の制服着た私
アナタの居ない駅のホームで
アナタの「笑顔」想い出す・・・



 
「さざんか梅雨」



枯れ葉 舞い散る 日暮れ時
家へと急ぐ 子供達
帰る「場所」ある 喜びを
今、初めて知りました

コートを着るには早過ぎて
カーディガンなら風沁みる
そんな季節に一人きり
今、孤独を知りました

出逢って 愛して 二人になって
交わして 抱かれて ひとつになった

心も通ったはずなのに
いつか、貴方の大きな背中
それと煙草の煙だけ・・・
貴方の声さえ忘れたの


「不安」が「無言」を呼び込んで
「無言」が「失意」を拡げさせ
いつしか 秋の雨音が・・・
あの部屋 全てを覆う夜

明日から「あの日」と同じよに
「さざんか梅雨」になるらしい
荷物をまとめて出て行った
涙雨 肩に降り注ぐ

出逢って 愛して 二人になって
交わして 抱かれて ひとつになった

もう二度と湯気の出ない
二人で買った小さなケトル
貴方の好きなマグカップ
あの部屋、残して出てきたわ





「キミノ記憶」



何もいい事がない 普段通りの帰り道
最後のタバコを抜き取り 箱を潰してダストボックス
ポケット探して 小銭だらけ やっと¥200
わざわざ遠回りして タバコの自動販売機
いつもの「マイルドセブン(銘柄)」指で押す

古着で買った革ジャンと 汚れたジーパンとブーツ
いつか、絶対、乗りたかった ハーレー(マシン)は夢と消える・・・
アパートの階段、駆け上がり 2階の1番奥の部屋
窓の灯りを確かめて 「おかえり」の声を待つ
長い髪をアップにし いつものエプロンで待つ「君」

街は黄昏時 空から舞う粉雪
いつも見つめていたかった 君の微笑み とびきりの
冬の音は厳しく 容赦ない北風
オレの心に小さく 灯る笑顔の温かさ

ほんの小さな出来事 たった1度の偶然
加害者(ヤツ)にとっては「それだけ」かも でも、オレにとっては・・・
警察からの短い電話 ただ「残念です」と・・・
何も考えられず 地下室で見た君の白い顔
もう、2度と動かない 「やすらか」な白い顔

街は黄昏時 空から舞う粉雪
いつも見つめていたかった 君の微笑み とびきりの
冬の音は厳しく 容赦ない北風
オレの心に小さく 灯る笑顔の温かさ

でも・・・
もう、2度と会えない・・・
オレからサヨナラ・・・
いつも愛してた・・・
ずっと、忘れないから・・・
君の笑顔を・・・
君のすべてを・・・
忘れないから・・・




 
「忘れられない夜」




長い夜 冷たい風 頬伝う涙
冬の朝陽は もう 見えないのか・・・
遠い春 輝いた 3度目の夏の日
今はもう どれも 色褪せて

僕を見つめる 君の瞳が 温もり伝えた冬の午後
教室抜け キャンパスの中 プラタナスの小径(こみち)
走って来るスニーカー 落葉 踏む音

息を切らして 肩を揺らして 両手、膝に息 整える
わずか数秒 きらめいた 頬が染まり 目を瞑る
大きく深く息を吸い やっと、笑顔 戻ったね

噴水の前のベンチで 授業の間、ずっと、待つ
学食か図書館で 時間つぶせばいいのに・・・

長い夜 冷たい風 頬伝う涙
冬の朝陽は もう 見えないのか・・・
遠い春 輝いた 3度目の夏の日
今はもう どれも 色褪せて

街の凍える 夜の闇 薄く積もった涙雪
バイトの帰り 冷えた手袋 今の僕のよう
ポケットの中 強く握ってた 渡せなかったチケット 2枚

「僕と一緒に 歩いて欲しい これから先の人生」・・・
勇気を出して 一晩寝ずに 考えた言葉
一瞬笑ったように 見えたのは幻? 君は涙拭いもせず

「ごめんなさい 本当に 一緒に歩いていけないの」・・・
君の向こうに 誰か居るかい? 僕の知らない誰かが・・・

長い夜 冷たい風 頬伝う涙
冬の朝陽は もう 見えないか・・・
遠い春 輝いた 3度目の夏の日
今はもう どれも 色褪せて

今はもう 全てが 色褪せて






「1978 Feb.〜Mar.」



この丘(場所)から見下ろす小ちゃな街
オマエが好きやった 冬の夕暮れ
「気に入った景色って、なんで、すぐ 消えてしまうんやろ?」
「また明日も、晴れたら、登って来たらエエやん」

冬の雪の日は、吹き上がる風に
頬を赤らめて、粉雪、追ったな
灰色の海と かすんだ海鳥 オマエ
「なんか、このまま全部、止まりそうやわ」

春・夏・秋・冬 忙しげに3度も巡り
「現在(いま)」に気付いて 立ちすくすオレ
春・夏・秋・冬 いつも、オマエだけを見つめ
見えへん何かから オマエ守ってきたよ

この4月から 次の4月から
スーツ着たオマエと 相変わらずラフなオレと
都会へ旅立つオマエと ココに残るオレと
「また、帰って来てな」っていう心の叫び オマエに届くかな

「とりあえず大学行きながら免許を取るわ・・・」
「ほんで、5月の連休、ドライブでも行こうや」
そう言うオレの後ろで、たくさんの笑い声
「今日は高校の合格発表やわ」

「いつの間にかオレらにも 後輩出来たんや」
「そうや 3年前のウチとアンタとおんなじやわ」
桜舞う 入学式で オマエに一目惚れ
「付きおうて」って言うた 春 雨の日

春・夏・秋・冬 忙しげに3度も巡り
「現在(いま)」に気付いて 立ちつくすオレ
春・夏・秋・冬 いつも、オマエだけを見つめ
見えへん「アイツ」から オマエ守ってきたよ

この桜の蕾 ほころぶ頃には
スーツ着たオマエとデニムとスニーカーのオレ
半分、冗談で、半分、本気で
「今から教会行こうや、ほんで、誓おうや」

春・夏・秋・冬 忙しげに3度も巡り
「現在(いま)」に気付いて 立ちつくすオレ
春・夏・秋・冬 いつも、オマエだけを見つめ
見えへん何かから オマエ守ってきたよ

この4月から 次の4月から
スーツ着たオマエと 相変わらずラフなオレと
都会へ旅立つオマエと ココに残るオレと
「すぐ 迎えに行くから」って気持ち 届いて欲しい

男って生き物は 男ってヤツは
ロマンチストのくせに さびしがり屋で
オマエがおれへんかったら 追わないフリして
ほんまは後ろから抱きしめて欲しい

春・夏・秋・冬 その季節に みな
思いで作りたがる 女々しいヤツや
春・夏・秋・冬 次の桜の季節
オレも胸を張って オマエの未来・・・

この4月から 次の4月から
スーツ着たオマエと 相変わらずラフなオレと
都会へ旅立つオマエと ココに残るオレと
「やっぱ、オマエしかおれへん」・・・こんなオレには




 
「1977 Mar.」




白いタートルネックと・・・
少し赤らんだ頬 色白の肌に染まり
深夜バスの中で、その瞬間(とき)訪れた
そっと、目を伏せ、深呼吸

窓際の席で、外を見るフリをして
ガラスに写るオレの横顔を見て 涙・・・
「ちょっと前まで、好きやった人と・・・
似てるから、何の話してエエか、判れへん」

少し走って 解散場所の交差点
オレを降ろして走るバス
窓から手を振る君の
少し寂しげな笑顔
そんならずっと、ずっと一緒
それならもっと、もっと早く
旅(ツアー)の最初から君 笑顔短くて
涙も見たくは、なかったわ・・・

スキー帰りのバスの中 最初から
ボタンのかけ違いのよう 何でそうなってん・・・
今、思い出せば、いっつも、君の席の横
必ず空いたままやった

「君が好きやった人とは、どうなったん?」
「君から、サヨナラ言うたんか?それとも・・・」
「君が、別れを言われたんか・・・多分」
君の瞳の奥に、その答えがあるんや・・・
でも、よう、判らんわ・・・

少し走って 解散場所の交差点
オレを降ろして走るバス
窓から手を振る君の
少し寂しげな笑顔
バスのテールランプが、赤い灯が
見えなくなるまで、涙で消えるまで
帰りのバスの中しか話せんかった
きっと、また、会える 笑顔、見たいから・・・




「春 雷」



桜の花々 青い若草
明るい陽射しさえ 消し響く
生ぬるい風 せり上がる雲
春の嵐の中に

いつも、呼んでた 君の名前
心にも、身体(からだ)にも 感じたいから
でも、いつしか オレの身体(からだ)
突き抜けてゆく 風に成り

本当に、本当に、オレの事・・・
本当に、本当に、好きなのかい?
オレの身体(からだ)を突き抜ける
君の眼差し、見ている先に

桜の花々 青い若草
明るい陽射しさえ 消し響く
生ぬるい風 せり上がる雲
春の嵐の中に

いつからか、いつからか、君との仲
誰もが、誰もが、お似合いだと
そんな「噂」本当に拒む
君の姿が遠ざかる

桜の花々 青い若草
明るい陽射しさえ 受け付けない
君の キミノ 僕の愛した「君」の笑顔
抱きしめたくなる

今夜・・・

桜の花々 青い若草
明るい陽射しさえ 消し響く
遠く聴ける遠雷の音
春の嵐の中で

LaLaLa・・・・・





「未来・・・(目にしたくないモノ)」



乾いた・・・荒野に・・・
耳に残る 風の音だけ
誰もミエナイ 何もキコエナイ

鉛色・・・空だろう・・・
口の中には 苦い土の味
悔しい「現実」 戻れない「時間」


モノクロの景色の中
もう眠ろう・・・
目が覚めた時
幸せだろうか・・・

誰もいない
何もいない





「赤錆の街」




白み始めた空 近く聞こえる鳥の声
昨夜(ゆうべ)公園のベンチで 夜を明かした梅雨の頃

夜が明けきった頃 会社へ 学校へ 足早に
同じうつろな目をしてる 退屈そうな人が行く

Ah その中にさえ 俺 溶け込めないでいる
いつの間に来たのか 隣のベンチには一人
ハトに餌やる老人

Deep Deep the bottom in the city
叫ぶことさえ 忘れたのか
Cry Cry Cry lonery in the city
いつか歩くことも止めるだろう

ジーンズのポケットから タバコとライター探り当て
一息吸って 空に向かって 煙と「心」を吐き出した

紫煙の為に目を細め モノクロの街 見回せば
今日の俺の住処 明日からの行方 うかんでこない

Ah 切れた口の中に 血の味が滲みだし
また 昨日の事を悔やむだけ 昨日の自分って者に
笑えない朝

Deep Deep the bottom in the city
叫ぶことさえ 忘れたのか
Cry Cry Cry lonery in the city
いつか歩くことも止めるだろう

でも、いつか 歩きださなくちゃ・・・





「帰り道」




きまぐれな天気のせいで
商店(みせ)の軒下 借りた帰り道
二人乗りでココまで来た
あと、ほんの少しで君の家

自転車のスタンドを立て
髪をふきながら君を観る
白いブラウスが濡れて 下のTシャツが・・・
少し、ドキリとした瞬間

長くて黒く艶のある 君は髪の毛ふきながら
「これ、使う?」って、大きめのタオル 僕に投げる
「もう少し経てば上がるやろ」照れた顔色の僕
「急げへんから」と空を見上げながら いつもの笑顔の君

やがて雨も止んで、雲の切れ間から「光」
自転車のサドルもふいて
軒下、離れ飛び出す二人
これから続く 長い夏休み
今年は一緒に過ごそう

今日から続く 長い夏休み
これからも一緒に過ごそう




「Teenageの頃」




君が好きだったよ そう、あの日からずっと・・・
いつか、僕の胸に飛び込んできてくれる
「自信」は、誰よりもあったよ

入学式の日 クラスごと並んで
校庭の片隅で 初めて撮るクラス写真
中学の時、どうしようもなかった俺
クラスの殆どと、にらみ合いとばしてた
その中で君、俺と目が合っても、誰より笑顔で

君に初めて 言った言葉が「つき合って」
駄目でもともと、でも君との「距離」少し縮まった気がした

高一の夏が過ぎ 秋になる頃 ふたり
仲間と一緒に 映画・スケート・ボーリング
その頃 俺 君が俺の事好きだと・・・勘違いしてた
私立の女友達と つき合おうと思った頃
後ろから抱きしめられて 君だけと誓った夜

君が好きだったよ そう、あの日からずっと・・・
いつか、僕の胸に飛び込んできてくれる
「自信」は誰よりもあったよ

2年の修学旅行 君とは別のクラス でも
一緒に撮った写真の君は、違うヤツ観てた
3年の夏の終わり 「これだけは言いたい」と
今までの事、フラれた後 忘れられなかったと、でも・・・
君は初めて俺に好きなヤツが居ると

2年の春休みに、「もし、このままだったら、学校辞める」と
相談してくれた、俺にだけ、説得、納得、3年の始業式の君の照れ笑い

それこそ「声」もかけられずに 3年間過ごした君
3年の文化祭に「君のためになるなら」って
友達通して、君とアイツが思い出の写真
その夜のキャンプファイヤー みんなと踊るフォークダンス
でも最後、踊りたいのは君と・・・そう思ってた

君が好きだったよ そう、あの日からずっと・・・
いつか、僕の胸に飛び込んできてくれる
「自信」は誰よりもあったよ

高校卒業して 俺は大学に 君は専門学校 別々の道を
風の噂で聞こえてきたけれど 君がアイツとつき合ってると・・・
でも俺 本当、何故か「自信」があった
最後の最後に 君が選ぶのは
俺以外の誰でもないと・・・

そのうち時が過ぎて 君がヤツと別れ
すぐ俺のとこ連絡くれたのは 嬉しかった
でも俺の友達に、ずっと君の事 好きだったヤツが居て
そう打ち明けられても 「どうせ無理」と思ってる嫌な自分が居た
ヤツは君に打ち明ける 応援する嫌な俺 そんな俺が居た

とりあえず友達からとつき合う君とアイツ そうして時が過ぎていった
ヤツの両親が相次いでこの世を去り 君はヤツの傍らで喪服着て涙してた

それから数年経ち、俺も社会に出て、いくつもの恋をして大人になったよ
数年目の秋、届いた1枚の招待状 君とアイツの披露宴に参加
君の花嫁姿 まさか 宴席で見るなんて
あの頃 俺 思ってた結婚式の夢
俺の横 新婦で居るのは君だと思ってた

君が好きだったよ そう、あの日からずっと・・・
いつか、僕の胸に飛び込んできてくれる
「自信」は誰よりもあったよ









「いつかの、黄昏時・・・」



雲が少し高く感じて
やっと「秋」めいてきました
あの頃 夕陽 沈み出すのを見て
急いで走った 帰り道

家への道の角を曲がり
玄関まで一直線
家から香る カレーの匂い
懐かしい日々 思い出す

あの頃の俺と同じように
走りながら 横 駆け抜ける子供達
門限までに 帰れますように
母ちゃんに 怒られませんように

そんな子供達の後姿
微笑ましく見つめながら
今の俺の手を 見つめる
油まみれの掌

いつからか この世には
ウルトラセブンも居ないと気付き
パイロット 警察官 宇宙飛行士
そんな儚い夢からも醒めて
現在(いま)は、ココに居る

こんな俺も何度かの
恋をし、恋破れ 生きてきた
あの頃の くすみ無い瞳で
世の中 もう一度 見つめれたなら

学校を出て もう数年
こんな俺も親になって
自分描いた 儚い夢
子供の瞳に探してる

いつからか この世には
仮面ライダーも居ないと気付き
平凡な仕事 平凡な家庭
それが現実と認める この頃
現在(いま)ココだけしか無い

でも、それが今の俺にとって
掛け替えのない幸福な時間(とき)





「カオス」




ソット・・・
抱イテ欲シイ・・・
コンナ夜ダカラ・・・
誰モ、イナイカラ・・・

ズット・・・
動カナイデ・・・
コンナ私ダカラ・・・
明日ガ、怖イカラ・・・

夜明ケヲ告ゲル
鋼鉄ノ鳥
眩シクモナイ塵ダラケノ空・・・
ココニハ、届クコトノナイ「光」・・・

今日モ、気温ガ上ガラナイ・・・
鉛色ノ世界・・・

イッソ・・・
コノママ目覚メズニ・・・
抱カレテイタイ・・・
血モ通ワナイ腕デ・・・




「あなたの前には・・・」






部屋の中から見える世界は
暖かそうな昼下がり
空気も澄んできて
かなり遠くまで、見える街並み 眩しい

窓を開けると 頬に感じる
空気の温度 冷たい
今年の夏は 長過ぎたから
外吹く風も 心地よい

こんな世界と こんな時間が
いつまでも いつまでも
変わらず 帰らず 刻みつけたい

柔らかい風吹きつけて
部屋のカーテン 踊らせて
私は部屋の鏡の前
あなたの前には 誰が居るの
あなたの前には今 誰が居るの

本を読んでいても
レコード聴いていても
何故か心は「上の空」
きっと、あなたのせいでしょう

二人が別れる「きっかけ」は・・・
きっと、私への小さな誤解
あの日、すぐに
言い訳すれば、あなたは許してくれたかしら

僅かな時間と 僅かな誤解
いまでも いまでも
悔やまれてる 

私には・・・

これから、やってくる冬の季節
強い心で、やり過ごすわ
私の前には誰も居ない
あなたの前には 誰が居るの
あなたの前には今 誰が居るの

私は一人で 春を待つわ
あなたの前には 誰が居るの
あなたの前には今 誰が居るの




 
「KAORI〜Part:1」




右手には、オマエの決意、
握りしめた拳
左手は、俺の首に巻きつけ、
俺の耳元で泣いた

「何で、こんなに、不器用なんやろ、ウチ?」
オマエの腰を抱いて、呼吸(いき)を整えて、オレ
「すまん、俺から、言わんと・・・」

「絶対に、待ってるから・・・」
「待っていて、いつまでも、俺は、オマエ、離さん」と・・・

オマエと交わした、口づけ、なんで、いつも、切ないんやろ?
本気で、裸で、抱きしめあった、二人・・・
いつも、言葉も掛け合わんと・・・
荒い息遣い、痛いほど、力入れて
まるで、これが最後の・・・
最後の夜と、オマエの髪の匂い、
むせぶほど、近くに・・・

「アンタ、あの子の事、選ぶんやね?」
「ウチとあの子と、どう、違うの?」
「俺は、オマエとは、ずっと居たかった・・・」
「でも、あの子は・・・」
その先は、口づけで遮ったオマエ・・・

最後に、オマエが右の掌、拡げ・・・
オマエが、デザインした、エンゲージュリング
これが、オマエとの最後の夜・・・
最後の懺悔と、心に傷跡

右手には、オマエの決意、
握りしめた拳
左手は、俺の首に巻きつけ、
俺の耳元で泣いた

「何で、こんなに、不器用なんやろ、ウチ?」
オマエの腰を抱いて、呼吸(いき)を整えて、オレ
「すまん、俺から、言わんと・・・」

「絶対に、待ってるから・・・」
「待っていて、いつまでも、俺は、オマエ、離さん」と・・・

今、何日、何カ月、何年も過ぎて・・・
オマエは、エプロン姿で、オマエの店先で・・・
オマエが描いてた、「幸せ色のブーケ」
今は、他人(ヒト)の為、選んでる日々・・・

オマエの事、愛し続けてたよ・・・
他の誰にも、負けないくらいに・・・
でも、俺から、幸せ掴んだ・・・
俺の幸せから、数年が過ぎて・・・
モノクロの静止画の中・・・
輝く・・・・
オマエの笑顔・・・・

Woo・・・
Oh・・・




「白い世界の中で」





雪の中から拾い上げた
片方だけの手袋
白い世界に、ポツンと赤い
その色が眩しすぎて

手袋片方失くした少女は
今頃、どうしてるのだろう
新しいのを買って貰って
それとも、失くして泣いてる

キミが子供の頃に失くしたキミの未来は
どうあがいても、自分呪っても、
キミの手に戻りはしない

暖かい駅の待合室で、上り列車のアナウンス
一歩、外に出れば、北風で涙も凍る夜更け頃
あぁ、キミの姿、改札口に追っても
見えると感じるキミの影は、
もう、雪に消えた・・・

キミは、まだ、その「若さ」で、
何度も、何度も、人生の岐路
立ちすくんでは、震えながら
助けさがしても誰も居ない

自分で自分の人生、
振り返っていつもキミは、
「不幸」と「損」を得たけれども
流す「涙」は失った

これから、都会で二人して、小さな灯火を
灯して、大事に育もう、あの孤独な都会で
二人で買った夜汽車の切符、一人分はいらなかったみたい

暖かい駅の待合室の おんぼろストーブの灯火が
二人の人生、二人の絆 焼き切ってしまったのか
あぁ、キミの笑顔、泣きじゃくった後の作り笑い
あの泣き笑いした、冬の黄昏
もう、雪に消えた・・・

あれから何度の冬が、ボクを追い越しただろう
だけど、キミは、キミとの思い出は
もう、雪に消えた・・・



「ピリオド」




北風の音だけの、「音」の少ない世界から
少しだけ聞こえてきたよ、鳥たちの囀りが

昨夜、暖炉の中の、燃え残る灰の匂い
もうそこまで、春の気配、来てるような気がして

今年の冬は特に、「色」の無い季節だった
雪も多くはなかったのに、モノクロの世界
その意味を受け入れるのに時間がかかり過ぎた

私の心の中 ポツンと小さく開いたまま・・・
やりきれないもどかしさ 遠く去ってく後姿
私の心の中 もう埋められはしない・・・
アナタと暮らした日々の 少しの思い出

今年の冬は特に、「音」の無い世界だった
現実から目を逸らし 耳を塞いでたから
その意味を受け入れるのに現実が怖かった

私の心の中 ポツンと小さく開いたまま・・・
やりきれないもどかしさ 遠く去ってく後姿
私の心の中 もう埋められはしない・・・
アナタと暮らした日々の 少しの思い出

アナタと暮らした日々の 小さな倖せ




「2011の今・・・」


無力・・・

そう感じて、画面見詰め

祈る・・・

それくらいしか・・・

出来ない「自分」

空が泣いた日は・・・雨になるように

地が狂った時も・・・元に戻れればイイ

願うしかない・・・

形有るモノが、壊れた日

祈るしかない・・・

突き出された手を、握り返してあげる事

あぁ、何故・・・この世に、

「試練」を与えるの?

1995年の「あの日」みたいに・・・







「今、この時 2011 Apr 16」





僕も、貴女も、彼も、彼女も
夢を追いかけていたはずなのに

私も、貴方も、彼も、彼女も
夢を追いかけていたはずなのに

ほんの少しの「誤差」・・・
それが、身が震える程、大きく、激しく、
少し立ち止まって、後ろを振り返ったら、
風の音だけ感じる「荒野」

生きてる・・・
今、命、燃やしてる
それだけで、明日の「夢」
追いかけてもいいんだろう

決して立ち止まらずに
決して振り返らずに

何度も、何度でも、何回でも「色」付きで
何度も、何度でも、何回でも「音」付きで

夢、観てもエエやん
どんな「夢」でも、エエやん
立ち上がって、踏み出せる「1歩」を・・・
持ってるんやったら・・・




「愛って」




ただ一言、たった一文字の・・・
「愛」って、どういう意味なんだろ?

他人(ひと)に対しては、気付かれないまま
その「愛」は終わる事もあるんだろう・・・

自分の心の奥底に、「愛」って感情が灯る時
人はみな・・・
自分だけが、愛おしく、自分の気持ちにだけ、
酔いしれるものかも・・・
他人(ひと)に優しく、その「愛」を理解(わかっ)た気持ちで
視野(世界観)を拡げたつもりでいても・・・
世界中の人が、この国に祈る・・・そのメッセージに涙しても・・・

自分は、今、この国に何が出来るのか?
16年前の自分が、感謝した思い、北の大地に住む人達に届けてる術は・・・
他人(ひと)が思う程、自分は、優しくなれて居るのか?
自分に出来る事、「以上」に、届けてると、思っているけど・・・

「祈る」ことしか。出来ない・・・
「祈る」だけで、充分なのか・・・

今、自分が思う事それが・・・
為政者の代わる・・・
それを願うしかないのか?
苦しみ、共に分かち合うため・・・
16年前の、「音の無い世界」を観たモノとして・・・




「最後の電話」





「ゴメンネ・・・」
君に届いたろうか・・・
「なんで、今頃・・・?」
返す言葉も無かったよ
「ホンマ、ゴメン、俺、酔うてんねん・・・」
「最後の最後で、酒に言わすの?」

「いや、これが、俺の言いたい事」
「全部・・・」
「それで?」
「お前には、最後まで、素直に言いたくて」

「アンタらしくもない。ウチの好きなアンタは・・・」
「もう、言わんといて・・・」
「わかった。でも・・・」
「ほんま、一番、好きやった」
「一番、愛しててた・・・」
「アンタから、一緒になろうと・・・」
「いや、アンタから、一緒になりたいって・・・」
「言わせる女に・・・」
「なりたかったわ・・・ウチ」





「しあわせ」





そんな事、信じていなかった
いつも「色」の無い世界で暮らしていたから

I hope to be so happy.

ほんの偶然、通り過ぎそうな
小さな団地の間の公園

I can't believe a such moment.

俺は、色褪せたベンチに座り
オマエはベンチに鞄を置き、
無造作に広がった、緑の場所
所々に白い小さな花
スカートを膝の後ろでたたんで、
まるで、失くした大事なものを
腰を落として探す オマエ

それを、いつもの風景だと
何も考えずに眺めてた俺

その瞬間(とき)は、前触れも無く
恐ろしいほど唐突に・・・

「見つけた^^」

オマエが手にするのは、
ありふれた、どこにでもある
時間さえあれば、「その時」を
誰もが経験出来る

誰でも知ってる四葉のクローバー
でも・・・
それを見つけた人が幸せになるんじゃない。
きっと、それを見つけた人の笑顔を観れた人が、
きっと、幸せになるんだろう
幸せになるんだろう
幸せになるんだろう




「昨日、今日の事・・・」





梅雨が終わって随分経つのに
さっきまで、驚けるほどの雷雨
今は何も無かったような
いつもと同じ夏の陽射し

頭も肩も、シャツも・・・
見上げれば、見事な虹
気が付けば、周囲(まわり)から
耳に轟く蝉の声

どうやら、今晩も
汗をかきかき、眠るんだろう

明日の陽射しは強くても
元気が失せないように




「センチメンタル・ブルース」



乾いた夜に、鳴ってるのは、ビル風の音だけかもしれない
乾いた夜に、泣いてるのは、失った日を懐かしむ心

すぐに慣れるよ、一人になった
暮しの中で彷徨い続け
すぐ忘れるよ、そうしないと、
次の一歩が踏み出せない

乾いた夜に、歌ってるのは、オマエへのブルース
乾いた夜に、しゃがれた声で、一人歌うよ
一人歌うよ
一人歌うよ センチメンタル・ブルース

「さよなら」



腕をくんで歩いたね
周囲(まわり)なんか、何も見えずに・・・
少し首を上げて、目と目が合った君の笑顔
あのとき、世界には、君と僕しか居ない
そう決めつけてたよね。

肩を抱いて歩いたね
小さい傘、二人の肩が凍てつく程の
大粒の雨粒をあびても、二人笑いながら
不安なんてなかったね。

勇気をつけてもらうため
昨日の涙の理由、触れてはいけないその「刹那」
昨夜の口づけ涙を流し「愛してる」とウソを言う

もっと素直になったもエエやん
ズルいはあんた、解ってるんやろ
それで、ドッチを選ぶん?
「・・・」

君を抱いても、この先は無い・・・
君が選んだのは・・・
オレやない・・・

ホントの事を知りたいから
君を後ろから抱きしめても、肩を震わせ
オレを見ずに、窓の景色見たまま震えて・・・

なんで、オレを見てくれへんの?
いきなり、急に言われても、ウチ・・・
オレを選べへんねやろ・・・
「・・・」

なにも言わずに肩震わせて
涙をこらえてる君
サヨナラ・・・



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