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詩書きの会コミュの『Blues』

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韋駄天



鮮やかな
彩り添えた
憂いの時刻が
永遠に続くような
恐れが襲いくるようだ


悲しみを掻き
綺麗な虚像に
腐った影踏み
結局のところ堂々巡り
壊しては作りの繰り返し


砂塵を舐める
至福に溺れる
素晴らしいと嘆く
世相を施工し往く
相当な奏功を増殖する


太極を嗜め
契りを交わして
通達する臭覚で
抵抗する栄光さえ
統計の時既に遅しと訴え


奈落の底を
二重にも三重にも
塗り込める憎悪を
労う願いを
述べようと染めようぞ


廃棄する排除は
昼間の井草の中
深い不快に浮かび
閉塞感さえ永続し
矛先を事無きに向ける


真逆の摩擦を説く
瑞々しい質実さえ
無謀な夢想に替えて
明朗活発な性の発達も
妄想する法則は煌々と


疚しい気構え
夢路の果てで
欲望は不覚にも深く

雷雲に焼かれる記憶隣接する臨場感味わい
流罪の地に迂回する臨海
冷徹な英傑は冷血な
牢獄に投獄された彫刻だ


訳を、分け隔てん


我を抱け、韋駄天



コメント(117)



放心




   手首に


押し当てた




  ナイフが


    力任せに





 繊細な迷い




    を




    切り裂いた








  溢れ出し



  飛び散る



魂      の



  息吹きだけが




 鮮やかな彩り




  を描いた









時間が




   止まる一瞬に




      心が


  解き放たれる






   もう 戻
      れ



    な




      い




 


印画紙




  何度も見てきた
      景色




  何度も見てきた
     笑顔




 何度も  見てきた


    泣き  顔




何度  も 見てきた

  気持ち






  いつの間にか
   忘れていた




何 より  大切な


  事


    さえも







全ては脳裏に



   焼き付いた





  断片的な



記憶の     印画紙




 


我が闘争




潰れかけた声で
我が子を罵倒して
悪魔的な形相で
凍り付く眼を向け
何度も叩き付け
折檻は繰り返され
半狂乱な状態で
足へと熱湯を掛け


田舎町の郊外で
賃貸した一戸建て
家族は旦那と娘
円満に見える中で
娘を虐待なんて
誰もが予想しねぇ
暗い部屋の隅で
煙草で烙印を押す



精神が崩壊する
歪みきった日常
己を断ち切れず
狂い出した感情
娘を痛め付ける
腐った我が闘争




笑顔が印象的で
近所と仲も良くて
優しい母の顔で
周囲の目を欺いて
独裁的な暴力で
鬱憤を吐き出して
娘の服を脱がせ
庭先へと放置して


寒空に晒されて
体はしきりに震え
響き渡る泣き声
次第に小さく掠れ
咽び返る呼吸で
力無く地へと倒れ
蒼白になる心で
意識全て無に帰る



神経が倒壊する
崩れ落ちる正常
良心すら見失う
確立される異常
娘を邪険に扱う
呆れた我が闘争




25歳で結婚して
旦那は商社に勤め
腰の低い中年で
家族の為に働いて
疲れて帰宅して
目に映るは悪夢で
変わり果てた娘
眼前の事実に慌て


衰弱した娘の目
3歳の冷えきる手
体には痣だらけ
火傷が痛々しくて
強く抱きかかえ
担ぎ込んだ病院で
息を引き取って
事件へと変貌する



真相を追求する
取り調べの席上
下を向き涙する
取り乱した症状
供述をし始める
取り繕った口上
そこから始まる
本当の我が闘争



これから始まる
後悔の我が闘争
いつまでも続く
後悔の我が苦悩




 


リアルワールド




父が虐待を繰り返す
母親が我が子を殺す
狂い出した歯車には
換えなど存在しない



ゼンマイの頭を
フル回転させては
失った感情の中
悲鳴に気付けない




我が子が母を殴って
ガキが父親を刺した
悪夢は現実まで続き
終りなど存在しない



モーター稼動の
熱しやすい鼓動は
触れる者全てを
簡単に削ぎ落とす




傾けた体に
斜めの影が付き纏い
疚しい心は
曲がった邪念を生む
後戻り無く
狂うリアルワールド




夫が浮気に身を沈め
妻は食事に毒を盛る
ドラマで見た光景に
完結など存在しない



オイルが漏れる
冷えきった生活に
空転した時間が
憎悪の中で揺れる




傾けた体に
斜めの影が付き纏い
疚しい心は
曲がった邪念を生む
後戻り無く
軋むリアルワールド




犯した罪は
永遠に消えない
過ちは必ず
自分に跳ね返る
自然の条理に
続くリアルワールド




 


Blues




流れ出す
未来への
メロディに
不安が悲しく付き纏う




憂鬱だけ
笑い飛ばせる
そんな生き様に
今は憧れる




飲み干した
バーボンが
燃えるように
心の奥まで焼き尽くす




憂鬱さえ
酔いに任せて
涙と共に
流せるのなら




消え去った
君はもう
戻らない
どんなに名前を叫んでも



憂鬱より
苦しく辛い
愛が音も無く
崩れて落ちる




憂鬱だけ
笑い飛ばせる
そんな生き様に
今は憧れる




 


milk tea




お前は気怠く笑い
遠くを見つめる視線で
窓から差し込んだ
光の屈折を追いかける



言葉もない一瞬は
息苦しい沈黙に包まれ
張り詰めた空気が
胸元の辺りに散漫する



重い時間の尺度に
苛立ちだけが募る




目の前に置かれた
色素が薄くなるカップ
手にする事もなく
見え透いた嘘が欲しい



お前の次の一言に
得体もなしに期待



milk tea
黙り込んでないで
milk tea
カップを掴む前に
milk tea
目を見ろよ




お前の醒めきった
気持ちに言葉はなくて
空転する感情だけ
深く鮮かな彩りになる



切り付ける空気が
無数の傷を刻み残して
蔑むような痛みを
冷めたカップに落とす



失墜する苛立ちが
裏腹なまでに膨張



milk tea
黙り込んでないで
milk tea
その口に運ぶ前に
milk tea
何か言えよ




milk tea
黙り込んだままで
milk tea
飲み込み濁す前に
milk tea
本音吐けよ




milk tea
飲み干し俯く前に
心を叩き壊す程の
言葉で胸を裂けよ




親父




親父 まだ怒っていますか?
夢の為に飛び出した俺の事
あれからもう10年が過ぎたね




あの時 アンタが一番嫌いだった
死ぬ為だけに働くような行き方が
だけど今良く解る 何の為に働くのか
愛する家族を守る為だったんだね




親父 俺ももうそろそろ
家族築いて落ち着こうと思う
来週一度 連れて帰るよ



あの頃のアンタとお袋のように
俺も愛する彼女と一緒に生きる
もしも初孫を見たら泣くんだろうね




あの日 アンタの危篤が知らされて
俺は病室の中 何も出来なかった
手を固く握り 泣きながら名前呼んでた
一度も親孝行が出来なかったのにね




絶対にアンタを超える事は出来ない
背はいつからか追い越していたのに
どうして俺は暖かな温もりを忘れ
自分の力を偽り 一人になったんだろう






親父  元気かい?




 

少年




誰も信じられずに
自分も信じられずに
流れに逆らっては
定まりもしない毎日




窓の外の日々に
ただ憧れていた




唄う事に魅了され
言葉の重さを知った
初めて信じられる
宝物を見つけだした




誰の為でもなく
自分を描いた夢




半端を気取った
向こう見ずな少年は
今も変わらずに
言葉の海を泳いでる





まだ見付からない
メロディが燻っては
口ずさんだ言葉を
壊さぬように紡いで




何度も描いては
空を追い駆ける




方向を見失う時は
焦燥に迷い込むけど
大切な笑顔を想い
原点へ回帰してみる




まだ出会えない
未来だけ求めて




半端な瞳のまま
見えない物を信じて
涙を流す悔しさ
筆圧の中に投げ込む




半端を気取った
向こう見ずな少年は
今も変わらずに
言葉の世界と戯れる




向こう見ずな今も
クソガキのままで...




 


X'mas Song




戦火に涙が流れ
憎しみ合う世界にも
鈴の音を響かせて
トナカイは空を走る



この平和な国では
悲しみとは無縁な
平和を象徴する為の
ケーキが売られてる




Sirent Night
雪は降り続き
掌に溶けては
慈しみの心を
胸に刻み込む




貧しさと飢えに
苦しみ嘆く世界にも
賛美歌を響かせて
トナカイは空を走る



この平和な国では
だらしない聖夜に
食べ残したケーキと
心を一緒に廃棄する




Holy Night
豊かさに慣れ
溢れる幸せを
欲望の狭間で
過剰に求める




Love & Peace
ほんの少しの
善意があれば
失われる命を
救えるだろう




信じる者しか救わない
神様の為に争いは続き
貧しさと豊かさを残し
優劣の残骸を心に放置




X'mas Song
手を取り合い
平和を求めて
声を高らかに
空へと唄おう




肌の色も言葉の違いも
全て解り合える世界を
心の奥で祈れる事こそ
何より尊いプレゼント


Peace into the World




 


Foolish Game




頭の中に住み着いた
蝿が騒ぎやがるから
崩壊し続ける精神は
衝動に殺られそうな
渇きを潤せないまま
零れ落ちてしまった
思考に奇声を発して
喉元を強く締め付け
擦れる心拍数が触れ
畜生の薄汚れた魂へ
平然と成り下がって
繰り出す闇夜の中で
金で簡単に手に入る
快楽に軽々と溺れる




foolish game
欲望が渦巻く
街角は色濃く

foolish rule
入り組む暗躍
塞ぎ込む安楽

foolish face
塗り込むmake
騙し合うfake
貼り付くtake



掌で踊り狂う
monkey maGic




脳裏の奥に貼り付き
消せない古い傷口に
塩を塗り込むように
過去の契を蒸し返し
耐え難い痛みに嘆き
儚い錠剤を流し込み
時計の秒針を混沌と
見つめる先の憎悪を
打ち消す為の交尾の
狂気こそ恐怖の中を
這い回る愛があると
開拓を退屈しのぎの
賭と軽やかに楽しむ
脈を断ち切って蔑む




foolish game
欲望が渦巻く
街角は色濃く

foolish feel
襲い来る執着
稀に見る醜悪

foolish f+=k
噎せ返るs_(k
騙し合うp/~k
嗚咽するd@:k



収穫を並べる
monkey maNic




回る 回る 全ては回る
終る 終る 世界が終る
巡る 巡る 地球は巡る
戻る 戻る 宇宙が戻る
like a apes business





舌で耳を塞ぐ
monkey muSic




 


fight back




根拠の無い中傷に
非難が襲い来るが
真実を叫ばないで
泣き寝入りするか




現実から目を背け
黙り込んでないで
暗雲が過ぎるのを
待ってる前に戦え




fight back
お前を苦しめる
弾圧に敢然と
抗い立ち向かえ
fight it out




事実無根の捏造に
汚名を着せられて
浮き足立った心で
膝を抱えて泣くか




零れた涙拭くのは
誰かの指じゃない
毀損された人生を
払拭するのは自分




fight back
お前の中に眠る
野生の本能で
心を研ぎ澄ませ
fight it out




諦めきった顔で
全てを投げ出すな
戦う前に逃げて
挑まずに終わるな




fight back
お前を取り囲む
地獄の困難に
抗い立ち向かえ
fight back
お前の中に眠る
野生の本能で
全てを叩き壊せ
fight it out




 


no music, no life?




産業廃棄物じみた
音楽が溢れ返る中
着飾り着太りした
言葉が肥大気味な
誇大妄想を語るが
日記程度の粗末な
稚拙すぎる文章は
心に響かねぇまま
物語の芯を欠いた
薄っぺらな情景が
幾ら並んでようが
支離滅裂な詩じゃ
数撃ち当たる的な
都合の良い奇跡が
起る事はねぇんだ




解るか?????




mother fucker
馬鹿ばっか集まった
雁首揃えた穴の中
絡まった浅はかさが
根幹を劣化させた
no music,no lifeだ




世界中の偉人達が
作った曲を真似た
継ぎ接ぎだらけな
商業的に作られた
音楽が横行するが
賞味期限の切れた
真新しさの無さは
飽きられる早さが
著しくも急速だが
錯誤だらけな頭が
打ち出した勝算が
利益に目が眩んだ
卑しすぎる答じゃ
日本の音楽の質が
下がるのは当然だ




解らんか????




mother fucker
馬鹿ばっか集まった
打首覚悟の墓の中
泡立った甘さだけが
腐食を加速させた
no music,no lifeだ




古き良き時代なら
遥か昔へ消えたが
過去の産物だけが
全てじゃねぇんだ
後ろを向いたまま
時だけが流れるが
訪れた新しい光が
眼前に映ってるか?


未来を目隠しした
過去との綱渡りが
no music,no lifeか?




 


偽善




戦争の撲滅
核兵器の根絶
反戦を叫ぶ
歌が溢れ返る
街頭を彩る
平和は色濃く
戦線の地獄
知らずに美徳
気取る奴が
酷く軽率だが
浮浪者がた
避けて歩いた


善人の仮面かぶった
良心の塊みたいな奴が
目さえも背けたまま
鼻を詰まみ通り過ぎた




爆撃の脅威
知らずに常軌
唄った奴に
戦地まで赴き
銃弾の中に
勇敢にも立ち
声を涸らし
反戦など騒ぎ
弾に当たり
名誉の戦死が
出来るのか
見たい限りだ


善と悪の間に立った
傍観者が何を唄おうが
死の淵で銃を握った
悲劇など癒せねぇんだ




結局は平和の中から
平和の祈りだけ叫んだ
覚悟の無い夢物語は
傷口に塩を塗る偽善だ




飢えから草を食った
犠牲者達の乾いた心が
平和な温室で育った
偽善者達には解るのか




今だって平和の歌が
世界へと響き渡る中
狂気が悲しみ抱いた
弾丸が飛んでるんだ


偽物などいらねぇんだ
本気の一人がいれば良い




 


New Year




新しき陽は昇り
新たなる年を迎える
喜びの唄が響き
昨日は去年に変わる




前だけを向いて
過去は振り返らざる
希望を胸に抱き
遠い未来へ邁進する




Happy New Year
全ての国に訪れる
Happy New Year
光が未来を変える
Happy New Year
幸せな世界は来る




流れ落ちた涙が
争いの時代を超える
憂いに満ちた心
幸福の礎に輝かせる




Happy New Year
全ての国に訪れる
Happy New Year
光が未来を変える
Happy New Year
幸せな世界が来る




Go Ahead
輝ける未来を信じて
Go Ahead
前を向いて突き進む
Go Ahead New Year




 


Lonely Night




真夜中の雨に
一人打たれて
孤独を彷徨い
泣き続けてる



あの日なくした
アイツの温もり
見つけられずに
ただ膝を抱える



一月に降り出した
季節はずれの雨が
凍える程に冷たく
心の奥を突き刺す



Lonely Night
からっぽの心を
Lonely Night
壊れるくらいに
Lonely Night
打ちのめしてくれ




路上に弾ける
雫が想い出を
鮮やかに痛く
洗い流すだけ



あの夏に消えた
アイツの涙にも
気付けないまま
過ぎ去りし日々



一月のやむ事ない
季節はずれの雨が
指先の感覚と共に
心さえも麻痺する



Lonely Night
震え出す心から
Lonely Night
熱の全てを奪い
Lonely Night
打ちのめしてくれ




Lonely Night
からっぽの心を
Lonely Night
壊れるくらいに
Lonely Night
打ちのめしてくれ




 


Driping Trap




綱渡りの博打の上に
張り巡らした愛想笑い
清楚に近付き貞節に
話題かき集め探り合い



甘い言葉に包み込み
見えない巧みな高笑い
軽い気持ちは豹変し
苦いほど重い低い空気



冷静さより形成整え
そぞろで汚して唆して
喚いて叫んで脅して
白紙広げて同意させて




差し引いて打ち出した
駆け引きって落とし穴
罠罠罠罠罠罠罠罠罠罠
地中深く蠢いた罠の中
滴りながら落ちるのは
糖分高めな啜った蜜さ




安堵の末に勝ち誇り
取り留めない馬鹿笑い
盛り込まれた粉末に
気付かずに飲んだ珈琲



浮き沈みを繰り返し
眠りと格闘し薄ら笑い
思い裏腹に崩れ去り
取り繕えない闇に戯れ




押し寄せて打ち付けた
駆け引きって落とし穴
罠罠罠罠罠罠罠罠罠罠
地中深く潜んだ罠の中
滴りながら絞り取るは
糖分低めな腐った蜜さ




目覚めた部屋は
見慣れない狭さ
ライトが奪った
視界の先端には
見知らぬ強面が
自供だけ促した



ハメられていたのは
どうやら俺みたいだ


To The Traping Out






dive to jive




躍動する律動から
掲揚する高揚には
膨張する緊張さえ
閃光する妖光の中



お前は蝶のように踊り
狂い咲きの悦楽を貪り
聖麗な冷静を洗礼して
清漣な廉正に身悶える



蠢動から起る顫動
扇情した交情だけ
節奏な重奏を広げ
接合し合った融合



お前の蜜壺を針で刺し
甘美な喘ぎに蜂は酔い
陶酔に出納を数等な程
崇高に周到を繰り返す



Dive to Jive
天をも仰ぐblaze
Jive to Love
全てを繋ぐcraze
Love to Dive
溶け出したgrace




顛動を制動しては
閃揺の中を蕩揺し
顱頂を駆ける絶頂
情欲が貪欲に狂う



お前が震わせる羽根に
昇り詰める恍惚を覗き
苟生した精光に混成な
精魂が聖域の中で逝く



Dive to Jive
天をも仰ぐblaze
Jive to Live
全てを壊すcraze
Live to Dive
飲み込んだgrace



その純白な妖粧で
この白熱な愛情を
清白に受け止めろ




 


おやすみ




憂鬱のルーツを探る

ベッドルームに眠る



記憶のオーブを偲ぶ

タイトロープで遊ぶ




纏う波動は下等な罵倒に
宿る他動の仮想を果糖と

踊る舗装の模造を予想と
襲う孤高は粗相な徒党に



委ねても迎えても
不快でも流罪でも
舞台へと図解して
迂回して無題にて
不在なるスタイル




数える羊は謎めく血筋に
意気地なく未遂なる既遂




生粋な渦に抉り取る

失墜が屑に巡り来る


古い部類の
ズルい濯ぎに
振るい落とされ
遅かれ早かれ
暴かれ囁く



儚く跨る刀の戦い


抗う和解に破壊の残骸



万歳は感慨深い

夢の反対に案外、

管財的な謝罪と


挽回の機会を窺うスカル





不快に暮れ往くプレイス



無害に向け往くクレイズ



渡せなかった
クレージュの




オープンハートの



リングを



深紅の海へと投げ捨てる





深く眠る君へと告げる



 「おやすみ」



が、


虚しく痛く胸を掻き毟る






全ては君への記憶の


至極の断片だとしても



珠玉が燦然と煌めいても




 


おはよう




院内感染すら

人体実験した


臨界体制から

信頼関係には




品ない管財すら

芯ない断崖へと


感慨が深くても



忍耐を賃貸の親愛なる


淫売の金塊と侵害して



仁愛な   、


心配は眠剤をも

淫猥に飲み込み



削ぎ取り
取り置き
置き去り

去り行く




行く先は底無しの

友達の頃合で行い




ちょこざいなショコラに



食材は極端に善くないが



直雷が到来する来光には


対抗しても内向的な細胞
の愛好家が配当する回想
をも愛嬌に配合して滞納



開口一番で、最強危機感



最速ひき算の体得に悲観




時間は
たっぷりあるから



美観は
ざっくり貼るから



春から
あるならやるから


樽から
刈るなら去るから




猿から
もらった
札束は

慈悲深い
息遣いで
意義深い
死期迎え

右向かい



愉快に不快に繋ぎ

由来に無頼に辛い



津波を塞いで
蒸らした胸板



暮らしは不埒な
虚しさ透かした


床には孵化した
澄ました部隊が


臭いが湯がいた
無駄には腐敗が


樹海が暗く甘く廃る




若くに学ぶ≠教養の効能


高くに放つ=常套の口頭


荒くに赤く‖少量の恐慌



??投稿も要領に頼る??



→凍傷の嘲笑を誘う←



「おはよう。」を、




この

狂気の世界の
未開の地へと

悉くも告げよう。





「おはよう。」


を、



この


正気の世界の
奇怪の死へと

ボソボソッと告げよう。




呑気の世界の自害と
利害を気概の非へと



   ようこそ。
   う  こ
   こ  う
   そこうよ
   ゜




 


  蠢く未来  




暗躍する時間だけが
薄ら暗い希望だけを
心の奥に創るだけで
視界だけを曇らせる




目に見えぬ物だけを
視ようと望むだけの
湾曲した心理だけが
虚構だけに固執する




疼く思考に続く
揺るぐ意向は狂う
竦む理想を包む
潤む疲労感を含む




進むべき蠢く未来に
多大に過大に期待し
映した時代に次第に
微細に怒りが血走り
未開の気概は肥大し
擬態の慈愛を自在に
猿山の大将みたいに
光輝く支配をしたい




雨粒に身を曝しては
狂気の棘を隠してた
常識は混沌としてて
構築しては破壊する




安息だけを探しては
苦痛だけを騙してる
振り返り逆走しても
混迷しては理解する




築く気性も沈む
仕組む机上を憎む
渋る罷工は低く
燻る非情なリスク




リズムが轟く未来に
古来の余罪が飛来し
狂った痴態は意外に
稀代の次代を見限り
奇怪な異彩は苦いし
微罪に悲哀は近いし
啓示を拝すみたいに
光輝く事態を見たい




進むべき蠢く未来に
多大に過大に期待し
映した時代に次第に
微細に怒りが血走り
未開の気概は肥大し
擬態の慈愛を自在に
猿山の大将みたいに
光輝く支配をしたい




誓いにならない事さえ
痛みにならない言葉で
利害にならない事だけ
その場で未来の頃まで





 


Distance




忙しく過ぎる毎日に
気持ちだけが空回り
君と過ごす時間さえ
暗闇の中へと見失う




笑い合った日常だけ
記憶の波間に彷徨い
冷えきった空気の中
互いの愛情を見失う




光の差し込まない
現実を見上げては
乱れきった呼吸で
息継ぎも忘れ去る




二人で描くはずの
未来だけが遠ざかり
歩幅が開き始めて
歩調に距離が生じる

空転する二つの心





揺れる焦りに怯えて
投げ付けあった言葉
疲れきった愛の果て
君への道標を見失う




溢れる涙に戸惑って
震える鼓動を知った
行き場を失う二つの
魂が離別を見付ける




光に飲み込まれた
瞳を閉じてみても
白く染まる網膜が
眩暈の中に溺れる




二人で描いていた
未来は過去に変わり
軌跡を閉ざす心の
軌道に距離が生じる

空転する二つの光






二人で描くはずの
未来だけが遠ざかり
歩幅が開き始めて
歩調に距離が生じる




二人で描いていた
未来は過去に変わり
軌跡を閉ざす心の
軌道に距離が生じる

空転する二つの光



空転する二人の心






 


馬鹿でしかねぇから、
どうしようもねぇんだ




誰かの為に生きるって
想う度に裏切られて
罵られて馬鹿にされて
心に風穴開けられて
痛みに頭をうなだれて
悔しさに泣き疲れて
胸の奥は引き裂かれて
信じる事さえ失って
歩く事さえ苦になって
苛立ちだけを培って
沈む時間だけが経って
人と出会う事だって
触れ合う気持ちだって
闇の中に消え去って
自分さえ嫌いになって
考え方も変わってく




解ってるんだ
腐って膿んだ
傷口が生んだ
轍って澄んだ
蟻地獄に運が
埋まった瞬間
嵌ってくんだ




何も循環しねぇまま、
終わる事すらねぇなら
幸せも知らねぇまま、
生活するしかねぇんだ
安らぐ事がねぇまま、
苦痛抜け出せねぇのは
馬鹿でしかねぇから、
どうしようもねぇんだ





誰もが敵に見えるって
視線に恐怖を感じて
急激な吐き気を催して
俯いて眼を逸らして
会話する気力無くして
言葉さえ胸に隠して
孤独感を抱いて歩いて
俄かに神経が狂って
全身に支障が来るって
自分に防壁を作って
顔面すら引き吊るって
何度も力無く言って
鏡に向かってグズって
映った顔に向かって
惨めすぎる涙が伝って
必死な程に拭ってた




瞑ってたんだ
鬱って病んだ
心眼を蝕んだ
記憶って癌が
手繰って段々
巣食って何か
啜ってたんだ




何も判断しねぇまま、
道も歩けやしねぇから
石橋も叩けねぇまま、
転落するしかねぇんだ
幸せも築けねぇまま、
這い上がれもねぇのは
馬鹿でしかねぇから、
どうしようもねぇんだ




見えねぇんだ
解らねぇんだ
消えねぇんだ
喚けねぇんだ




何も循環しねぇまま、
終わる事すらねぇなら
幸せも知らねぇまま、
生活するしかねぇんだ
安らぐ事がねぇまま、
苦痛抜け出せねぇのは
馬鹿でしかねぇから、
どうしようもねぇんだ




 


召還




記憶の断片は燦然
起伏に進展は当然



魅惑が平然と暴言
奇策な天然の名言



釈然と愕然を国選
嫣然も全然な厳選



牽制な先見で輪転
生計の観点は機転





創世に陽転を偏見
調製が反転と宝殿



回転は再転の最善
栄転の好転は昇天



操舵は判断に災難
網羅の最短が艱難



昇華と女難を予感
凌駕し謗難に糾弾





遭難は横難と共感
俗難を論難で即断



王手で壮観の共感
逢瀬は宝冠と涼感



後世を情感が勝算
領家に冥感が珪酸



万感は鈍感に帰還
敏感な冷感に返還




流感を業感が召還





 


声明文




不協和音かなで  る


調和の




素性など悲し、  く

情話を




飽和する笑話



の渦  の中




抗う腹の探り合い




隠したい


核に無い


泣く利害


客に会い


楽した  ぃ  ?




視界を意外と理解する



未開のヒカリは奇怪に




仕返し企て


事態にズラされ


見返り焦らされ


次第に促す




すかさず拙く裏欠く


くまなく唸らす蔵出し


ムラない美味さに


無沙汰に不可なし



っか、何それ? って



端を蹴って、


先を競って。




網を練って_ _みたって


怒って



叱って ~~ みたって



至って



慕って ¨¨ みたって




効果など


無いん ^ だって




性懲りもなく

タカって


知りたがって



自分勝手すぎる



スリルで尽きる





不吉を‥〜…区切る


無実を“・”無視る



不実なブリッツ



It's to dead



喫 する 程度




塀と  、  霊と


hate  ,  late



冥土の土産に


制度の火付けし



見つけし躾に




見受ける  傷蹴る



仕向けるスケールの

大きさに → 浪費抱き




もうしない と 申したい




逃避為し、おうち貸し



立て篭もる引き篭もり




いきどおり  すら




辟易と


低迷する声明文




混迷する聡明な



モニター画面に




多面に打ち込む





穫る人質は




自分自身さ





 


期待するだけ馬鹿を見る




目を覚ます度に
憂鬱な気持ちに
支配される毎日
浮き沈みの波に
広がる深い闇に
希望など無いし
胸の奥で不意に
気力すら失墜し
崩壊する嘆きに
漏らす乾く溜息
声を殺す叫びに
叩き込む激しい
打撃に砕け散る





期待するだけ馬鹿を見る
そんな世界に生きている
虚しさの到来を思い知る
これが現実だと今見切る





目が冷める程に
真実なんて脆い
嘘言に近い事に
気付いては転び
躓いてるこの身
夢も希望も滅び
萎えてく気持ち
深い不快で濁し
歪む心を基礎に
視界の先を急ぎ
移り往く過去に
無意味さを悟り
辿り着いて陥る





期待するだけ馬鹿を見る
こんな自分に気が滅入る
狂い出す精神が力尽きる
これが現実だと垣間見る





期待するだけ馬鹿を見る
幸せなんて泡沫だと知る
期待するだけ馬鹿を見る
切望は絶望と共に生きる
期待するだけ馬鹿を見る
無力さの中で燃え尽きる
期待するだけ馬鹿を見る
希望が胸中で焼け落ちる
期待するだけ馬鹿を見る
期待するだけ馬鹿な気分




 


サヨナラ




月明かりが差し込む
愛を失くした部屋で
悲しみは暗闇に溺れ
感情は迷宮を彷徨う




孤独へと涙が溢れて
鼓動が嗚咽に呑まれ
全てを壊したい程の
衝動に胸を駆られる




暴れ出した心が
自らに傷を残す




手首に失意を押し当て
躊躇う心を切り裂いた
薄れ往く意識の中へと
霞む視界を焼き付ける
誰もが気付く事のない
サヨナラを胸に秘めて





記憶の波間を漂って
愛した温もりを探し
触れる事も叶わない
凍えた世界と戯れる




熱さえ奪われた
魂が空を目指す




溢れ出した情念の中で
未練に塗れて横たわる
空虚な程に小さすぎる
自らを見下ろす鳥瞰図
他人を眺める様な瞳で
サヨナラを空から呟く




サヨナラだけを
部屋の隅に残す




 


素直になれたら




君に触れる事に
躊躇いを覚える
夜は静寂だけを
抱きしめて眠る




欲しい物など
君以外に無いと
解ってるのに
言葉に出来ない




もっと素直な気持ちで
接する事が出来たなら
こんな苦しみも知らず
伝えられるのだろうか




君を奪う事さえ
出来ない命抱え
膨張する想いが
何度も涙を流す




欲しい物など
君以外は無いと
震える鼓動が
切なくて苦しい




もっと明確な気持ちを
示す事が出来るのなら
こんな苦しみを抱かず
傍にいられるだろうか




愛が消える前に
心を重ね合わせ
甘い儚さの中へ
二人で溺れたい




 


ふたり




二人で歩いた
石畳の道には
澄んだ青空が
広がってるが
今はただ君が
傍にいなくて
一人ぼっちで
寂しさ抱えて
力なく俯いて
歩いているよ




いつも笑顔の
君と歩く事の
幸せの意味を
失くした今頃
気付く儚さと
愚かさを胸に
留めるが故に
後悔のうえに
涙だけが常に
揺れちまうよ




重ね合わせた二人の
暮らしも気持ちも命も
瞳の奥に焼き付けて
一人の道を歩き続けて
想い出を引き連れて
未来へと向いて進むよ





包むような声
優しき心添え
高い壁を越え
育む愛に染め
心に音色奏で
支えてくれた
二人描く夢は
挫折に触れた
壊れた弱さに
飲み込まれた




重ね合わせた二人の
暮らしも気持ちも命も
瞳の奥に焼き付けて
一人の道を歩き続けて
想い出を引き連れて
未来へと向いて進むよ




もう傍にいない君と
二人で歩いた意味を
胸に忍ばせて日々を
溜め息の中生きるよ




 


証明




存在理由が見いだせず
生きる価値さえ失って
途切れた光を求め続け
自分の顔すら忘れ去る



いったい俺は誰だ?



闇への恐れに目を瞑り
喧騒に疲れて耳を塞ぎ
思想を隠して口を噤み
感情は闇へと葬り去る




いったい俺は何だ?



思考を遮断して
意識に施錠した
自分の証明など
水面に漂うだけ





壊れ始めた精神を繋ぎ
正常な神経を逆撫でし
鏡に映る自分が誰かも
解らない日々と戯れる




いったい君は誰だ?



思考が暴走して
意識を倒壊する
自分の証明など
海底へ沈むだけ




現実など見えねぇ
日常など消えねぇ
心身など癒えねぇ
不平など言えねぇ
いったい俺は誰だ?



 


Noise Rhythm




忙しく慌ただしく
過ぎ往く刻の中で
機械的な硬質音に
急かされては走る




こんな街に縛られ
疲れ果てた意識は
不協和な異物感に
悲鳴をあげて軋む




Noise Rhythm
頭の中を駆け巡る
豪雨に近い響きが
鬱陶しく騒がしく
脳髄を震撼させる




抑えていた思考は
反動しながら狂い
威圧的な距離感に
身動きも出来ない




割れそうに響いて
耳鳴を催す苦痛が
驚異的な残響音で
曖昧な恐怖を彩る




Noise Rhythm
胸の奥を締め付け
豪雨に紛う響きが
鬱蒼とする世界で
動悸を引き起こす




Noise Rhythm
頭の中を駆け巡る
豪雨が穿つ響きが
鬱陶しく騒がしく
脳裏を浸水させる




Noise Rhythm
Fuckin` Blast Beats



 


Love Song




君と出会った
君の生まれた日
僕にとっての
大切な記念日で
照れ臭いけど
感謝の気持ちを
何度でも唄う
拙いラブソング




どれ程の時を共に過ごし
幾つもの季節が巡っても
変わる事のない今があり
揺らぐ事のない愛がある




悲しみに泣き腫らす夜も
喜びに目を覚ました朝も
慈しむ君の温もりがあり
励ます君の笑顔があった




ほんの僅かな確率の中で
たった一人の君と出会い
運命は音もなく廻り始め
懸命に前を向いて歩いた




君と出会った
君の生まれた日
僕にとっての
大切な記念日で
全て懸けても
守る事を誓って
何度でも唄う
拙いラブソング




必然が引き合う赤い糸が
偶然を装い目の前を掠め
自然な程の巡り合わせが
燦然と輝いた未来を創る




苛立つ心を投げ付け合い
雨に打たれる惰性の夜も
過ぎた先には月が覗いて
雲の切れ間を光が照らす




君と出会った
君の生まれた日
僕にとっての
大切な記念日で
悲しみさえも
二人で乗り越え
何度でも唄う
拙いラブソング




君と出会った
君の生まれた日
僕にとっての
大切な記念日で
照れ臭いけど
愛する気持ちを
何度でも唄う
拙いラブソング




HAPPY BIRTHDAY
AND I LOVE YOU




 


手を繋ごう




♂♀
どんな時でも未来は
目には見えないけれど
不確かな現実さえも
手を取り合って歩こう




繋いだ君の暖かな手
いつでも勇気をくれて
優しさと愛の意味を
何度も教えてくれるね




握りしめた貴方の手
力強い暖かさが溢れて
慈しむ温度の意味を
胸の奥に灯してくれる




♂君と歩く未来を
♀貴方と進む今を
♂♀
共に笑い共に育み
生きられるのなら
他に何もいらない




♂♀
気遣う気持ちの中に
思いやる思いが溢れて
心からの真心に包み
今すぐにでも贈りたい




孤独に震えてた夜も
君と出会って朝を迎え
悲しみの中に希望が
存在してる事を知った




寂しさを抱いた冬も
貴方の愛情が春に変え
寒さもいずれ過ぎて
夏が訪れる事を知るの




♂君と歩く未来を
♀貴方と進む今を
♂♀
共に笑い共に育み
生きられるのなら
他に何もいらない




共に笑い共に育み
共に悩み共に進む
幸せを胸に描いて
手を繋いで歩こう




駄作で申し訳ない顔(願)
 


輪郭




曇った眼鏡で目を塞ぎ
視界の全てを覆い隠し
盲目の愛と勘違いして
光を探す日々は苦しい




嫌な事ばかり鼻に付き
粗だけ探して嗅ぎ回り
見つけた脆さを攻撃し
闇に蠢く日々は虚しい




信じる物は儚く
信じる度に涙する




砂を噛む思いに
苦虫を噛みながら
涙を呑み続けて
固唾を呑む毎日が
疲れに浮腫んだ
輪郭を構築してる




小っぽけな事に憤慨し
張り上げ喚いた怒声に
威嚇する程の害もなく
空転する日々は哀しい




信じる事に疲れ
信じる心が破れる




酸素を吸い込み
煙草を吸う日々に
唾を吐き掛けて
毒を吐き捨てても
笑えない現実に
輪郭が痙攣してる




浪費した無駄な刻が
戯れる無情な現実に
狂気と静寂を模造し
襲来する過去と葛藤



鬼が笑う世界で
愛想笑いを零して
啜り泣きに似た
嘘泣きを繰り返す
錆びた心だけが
輪郭を倒壊してる




 


I Love You




一人歩きを始めた
心が独りよがりに
君の愛だけ求めて
盲目に温もり探す




瞼の奥に焼き付く
君の姿が離れない
片時も忘れられず
鎖に縛られた日々




違う誰かじゃ
満たされない
違う愛なんて
欲しくはない





I Love You
張り裂けそうに
高鳴った鼓動が
I Love You
壊れそうな程の
痛みを胸に残す




儚くも震える声で
君への思いの丈を
素直に伝えた今は
迷宮の出口を探す




他の誰かじゃ
意味などない
他の愛なんて
映りはしない





I Love You
張り裂けそうに
高鳴った鼓動が
I Love You
満ち溢れる程の
幸せを胸に残す




誰よりも愛しくて
君だけが恋しくて
切なくて苦しくて
不意に涙が零れる




※&#Repeat




 



駄犬




阿呆面晒して
空ばかり眺め
舌を垂らして
彷徨い続ける




威嚇する為に
虚勢を張って
怯えた感情を
隠して生きる




薄汚れていく体で
信じる事すらも失い
疲れ果てた生命で
消える事も出来ない


駄犬の遠吠えだけ
虚しく空に響き渡る





行く宛も無い
視界を睨んで
弱々しい眼で
下へ向き直る




大切な物さえ
守れぬ弱さで
尻尾を丸めて
今を逃げ出す




薄汚れていく心で
信じる事を投げ出し
狂い出した生命で
消える事も出来ない


駄犬の悲鳴だけが
虚しく宙に弧を描く






阿呆面晒して
馬鹿臭い程の
現実の波間に
壊れて往く魂



駄犬の雄叫びなど
虚しく月に跳ね返る




 
No More Tears……Faith No More



信頼していた関係は
微弱な風が吹く度に
音も無いまま崩れて
砂の城にも似て儚い



突然の結末を知って
幾つもの涙が溢れて
蹲り俯いた脆弱さで
残酷な現実に溺れて



朧に揺れる模造の月が
雲に被われ見えない夜も



No More Tears
激痛を刻む視線で
Faith No More
冷酷に嘲笑うだけ



御利用は計画的にと
甘い言葉で寄り添い
甘い汁だけを啜って
価値さえ失えば貶め



朧に揺れる模造の月が
偽りの輝きを放つけれど



No More Tears
激痛に歪む視線で
Faith No More
冷酷に嘲笑うだけ



No More Tears
悲観に狂った瞳で
Faith No More
全てを嘲笑うだけ



Fuck The Bitch

Fuck The World

我が愛すべき不摂生




真夜中の暴飲暴食
無作為に詰め込み
吐くのを我慢して
更に胃袋を満たす



欲の趣くまま貪る
罪悪感こそが美味
甘美な甘味の前で
巣食う病と戯れる



不摂生の何が悪い
苦しむのは己だし
誰も気にしないし
迷惑かけてないし



自制心なんてくそくらえ
犬に食わせろそんなもん
禁欲を凌駕する強欲さで
鼻で笑って生きてやるよ




不規則な自堕落が
生命力を助長させ
麻痺した生き様に
隷属して生きてる



動力源など皆無な
面倒臭さが原動力
怠惰と欺瞞だけで
培う脂肪と倦怠感



不摂生の何が悪い
動きたくはないし
疲れるのは嫌だし
苦しむのは己だし



自制心だって持っていた
遥か昔は持っていたんだ
強欲を抑制する禁欲とか
今では皆無になったけど(笑)



自制心って何だったっけ
想い出す事すら出来ない
強欲に塗れた欲望抱えて
未来永劫に生きてやるよ






MOM.


ぐうたらでいい加減で
良い所なんて無かったけど
貴女の愛に育まれて
今の俺が生きている
 

強さよりも賢さよりも
優しくあれと教えられ 
その大らかで優しかった
本当の強さに憧れる


いつだって笑顔を絶やさず
時には厳しく叱ってくれた
弱音の一つも見せやしない
心を今頃になって思い知る


ありがとうも言えず終いで
さよならも告げられないまま
見送ったあの真夜中を
きっと忘れられないだろう


痩せ細ってくその体も
力を失くし弱った眼も
その全てが痛々しくて
眼を反らしては涙した


親不孝な馬鹿野郎で
孝行すらも出来なくて
迷惑ばかりかけてた事を
今でもずっと悔やんでる


いつからか会話も無くなり
強さを履き違えていた時も
無言のまま見守ってくれた
無償の愛を痛い程思い知る


ごめんなさいも言えず終いで
さよならも告げられないまま
見送ったあの真夜中を
ずっと忘れられないだろう


ありがとうも言えず終いで
さよならも告げられないまま
見送ったあの病室を
きっと忘れられないだろう



いい加減でしょうもなくて
いい所なんてない俺の
母親として生きてくれて
育ててくれてありがとう




良い事なんか無くたって



何も上手くいかず
全てが嫌になって
失望して嘆いては
現実から逃避する



雲一つ無いくらい
晴れ渡ってた空も
外へと出た途端に
大粒の雨に変わる



運も悪く間も悪い
分の悪さが続いて
下ばかり向いては
苦虫を噛み続ける



良い事なんか無くたって
何とか生きていけるんだ
そんなふうに思えたなら
まだまだ強くなれるんだ



生きていれる事が
どれだけの幸せか
全く解りもせずに
舌打ちして生きる



人の幸せを妬んで
歯痒さを感じては
足下を照らしてる
幸せに気付けない



良い事なんて目に見えず
身近にあったりするから
そんなに悲観などせずに
直向きに生きてけばいい



良い事なんていつの日か
絶対にやって来るはずさ
そんなふうに考えながら
焦らず待っていればいい



ほらそこで生きていれば
ほらきっと幸せは来るよ


謹賀新年




光が射し込む事の無い
こんな世の中にだって
光はいつしか射し込み
笑顔で満ち溢れるんだ




深々と降り続く雪の中
鐘の音が鳴り響いては
暮れゆく年の瀬を伝え
明けゆく年へと繋がる




希望に満ちた朝陽が
暗き世界を照らし出す
新しく訪れた新年を
謹んでお祝い致します





俯き舌打ちをしながら
重い足で歩くとしても
今歩みを止めなければ
明日へ必ず進めるんだ




挫折に泣いたとしても
前だけ向いて健やかに
新たな気持ちを忘れず
困難だって立ち向かえ




心から笑えた人にも
良い事無かった人にも
等しく訪れる新年を
謹んでお祝い致します




希望に満ちた朝陽が
暗き時代を照らし出す
新しく訪れた元日を
謹んでお祝い致します

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