目黒シネマコミュの★『告白』

監督・脚本：中島哲也

原作：湊かなえ「告白」（双葉社刊）

出演：森口悠子 - 松たか子
　　　西井幸人 - 渡辺修哉(少年A)
　　　藤原薫 - 下村直樹(少年B)
　　　橋本愛 - 北原美月
　　　寺田良輝（ウェルテル） - 岡田将生
　　　下村優子（少年Bの母親） - 木村佳乃
　　　森口愛美 - 芦田愛菜
　　　桜宮正義 - 山口馬木也
　　　戸倉 - 高橋努
　　　
2010/日本／1時間46分／東宝

オフィシャルサイト：http://kokuhaku-shimasu.jp/index.html

目黒シネマでの上映 : 2011/2/12～2011/2/25
　　　　　　　　　　2010/11/13～2010/11/26

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感想用のトピを立てさせていただきました。
どうぞご自由に書き込んでくださいませ。
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コメント(5)

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[1] mixiユーザー 11月16日 00:06

いままでの中島作品のような、どこか能天気な笑いを期待していくと、とんでもないメに遭っちゃいますヨ、テヘっ

んもう、"血飛沫" と "心の闇" 大放出!!

しかし、残酷な描写の中にも、このスローモーションを活かした画のウツクシサはどうしたことでしょう?

曇天が、雨粒が、少年少女の挙動が、一見ストーリーとは無関係に見えるのに、間違いなく物語のリズムを刻むのです。

すっげっ～!!!

と、のっけからド肝を抜かれたものの、さらに中盤からの遠慮容赦なしのスプラッター祭り。

かなりショッキングな印象の描写が続くのですが、中島監督の凄いところは直接的な行為を画面に写すのではなくて、あくまでも血飛沫などの間接的ものだけを写すことで、観客の脳内によりショッキングな映像を描かせているところ、しかも、映像は執拗なまでに美しい。

それにしても、よくぞ臆することなくここまで暴力的で、猟奇的で残虐な描写を貫いたな、と、個人的に大喝采でした。

残酷でグロい描写もあるので、おそらく生理的に受け付けない人も結構いるのではないであろうかと思うのですが、個人的には今までに観たことのない、とんでもなく物凄いものを観た気になりました。

いや～、この中島監督といい、西川美和監督といい、日本にはまだまだモンスター級の映画監督がいますな。

こんな映画を観れるなんてありがたいこってす。

あと、主演といっても過言ではない、西井幸人と橋本愛が、すごくがんばって演じていたと思う。拍手をおくりたいっす