1970年代後半に15-16-17やジャネット・ケイ、キャロル・トンプソンといったラバーズシンガーを世に生み出した町ロンドン。ジャマイカのベテランミュージシャンや有名アーティストがイギリス在住のジャマイカ人(多くはサウンドマン)と一緒になってイギリスのレゲエシーンを盛り上げていく中、DEB MUSIC, D ROY, NIAGARA, S & G, HAWKEYE, JAMA, THIRD WORLDといったファーストクラスレーベルが誕生した。2005年にはこれまで幻のレーベル化していたDEB MUSICのカタログがオリジナルフォーマットで次々と再発され、世界中のレゲエシーンを騒がせたのと同時にラバーズロックの最高峰15-16-17の未発表アルバムMAGIC TOUCHがリリースされ、1978年に録音されたとは信じられない新鮮な音でみんなを楽しませてくれた。MAGIC TOUCHがより幅広い層に受け入れ続けていく中、DEB MUSICの再発はこれからも続き、今月には昨年に惜しくも突然亡くなったジュニア・デルガドの未発表アルバムBORTHERSもリリースされました。未発表と言うことで、ミックス違いなども含めてこれまでに聞いたことの無い楽曲が4曲含まれている中でも目玉は1曲目の超ヘビールーツチューン”MAGIC AT NIGHT”とDEB MUSICの創始者デニスブラウンにヒット曲”THE HALF”のジュニアバージョン。現在ロンドンのラジオ局各局でヘビーローテーションを受けている2曲。
ほかにヘビーローテーションを受けているリリースといえば極最近再発を果たしたD ROYレーベルとNIAGARAレーベルの再発シングル3枚。NIAGARAの12インチシングルはジュニアのアルバムに負けないくらいヘビーなルーツチューン、FREDDIE McKAYのLONELY MAN。DYNAMICのオリジナルプロダクションとは1味も2味も違った、レアミックス。NIAGARAレーベル自体がとてもレアな為、このミックスも殆ど知られること無く来たのだけれど、今回の再発で新しく評価を受けている。 NIAGARAは70年代後半にD ROYレーベルのオーナーDELROY WITTERによってはじめられたレーベル。DELROY WITTERがラバーズロックの女王、JANET KAYの発掘者であることはあまり知られていない事実。D ROYレーベルからの最初の再発2タイトルはJANET KAYのB面のダブが最高な”THAT’S WHAT FRIENDS ARE FOR”と、”NATURAL WOMAN”というラバーズチューンでイギリスのチャートをそうなめにしたことのあるバンドHEPTICSのメンバーTYRON DAVIDの歌う”SUSIE WONG”。クレジットはされていないがJANET KAYがバッキンボーカルをしている。