日本愛国の会コミュの中国の大晦日特番

広東省深圳より

普段は頭に来るので中央電視台は見ないように
しているのですが、昨夜、中国の大晦日、友人と行った
マッサージ屋の大画面テレビで、見る気もなく１時間ほど
カウントダウンを中心とした、中央電視台恒例の大晦日
特番を見てしまいました。

大晦日、家族で集まって年越しのご馳走を囲みながら
見る番組のはずですが、ものすごく政治的でした。

●番組の初めからずーっと、台湾に送るパンダの名前の
最終候補をテロップし、携帯で大衆に投票してもらい、
最終決定する、というイベントをやっていた。

普段は民に何も政治に口も手も出させないこの国が
こんな大事なことを民衆に決めさせる・・・

台湾取り込みを国民全員自らやったという意識を持たせる
ためでしょう。場面は和やかでしたが、見ていて心が騒いで
年越し気分もゲンナリ
●台湾からゲストを呼んで芸をやらせてるのが去年より格段に多い
　漫才とか人気司会者とか、しまいに子供たちまで呼んで
　中国の子供といっしょにパンダの縫いぐるみを囲んで
　踊らせていた。

お金の魅力で台湾がすっかり中国になびいている様を
わかりやすく見せ付けられ、日本が台湾に見捨てられて
孤立無援になる近未来を思い、娯楽番組なのに見れば見るほど
心が重苦しくなっていくのだった。

中国の歌手はいつもこういう中央電視台の特番ではなぜか
軍服で歌うのだが、昨日も真っ白な、マドロスみたいな
軍服で愛国だの我らの素晴らしい公安だのと歌っていた。

日本の歌手が軍服で歌ったら、まっさきに抗議して
くるだろうに、この国ときたら・・・　　

●ちなみにパンダの名前は
「団団」と「円円」になりました。
日本語でいうと、家族のつながり、みたいな意味です。
ほんとに民衆の投票か～？と叫びそうになりましたが、
その投票数も、１億数千万コール、なんて感じで
日本の人口なみで・・・それでも１３分の一ですが、
紅白の視聴率と比べて圧倒的に見られてますね。
そんな番組がこんな政治的・・・洗脳・・・

ＮＨＫもも少し政治的な、洗脳な番組をやったら
どうでしょうか？