月刊　雲野幸典コミュの【速報】雲野、生存確認！

ジェンキンスですか〜!?(猪木が大声で)


お待たせしました。お待たせし過ぎたかもしれません。このコミュニティを久々に活用してみますよ。


「雲野？　誰だいそれは？」、「雲野？　ああ、映画の『パラダイスキス』でヒロインを演じた子ね」、「雲野…あんた、この村でその言葉を口にしちゃイカンよ。祟りが起こるわよ…」とか思った方、それではいけません。ちゃんと雲野君についておさらいしてみましょう。


　雲野幸典
…お菓子系グラビアアイドルとして活動後、2004年11月にMOODYZ専属女優としてデビュー。『ご奉仕学級委員長』などのAV作品に立て続けに出演…


　って、これは元カリスマAV女優・吉岡なつみのプロフィールじゃーん！ んもう、紛らわし過ぎるよっ！　雲野もお菓子系アイドル出身だからね！


　雲野君のプロフィールも大体分かったところで、現在の雲野君情報をお伝えしますよ。



【雲野幸典（元祖レディー・ガガ）・現在の動静】
●京都在住（長期出張中）。
●今年に入って激太りした。
●熱海にちょくちょく帰省している。
●お婆ちゃんに投げっぱなしジャーマンを決めた。
●第3回AKB48総選挙で首位陥落。「あっちゃんこそAKBの顔」とコメントする。



　…ということらしいのですが、私はここで、とても信じがたい情報を知ってしまいました。


　何と、何年も『恋人募集』状態が続いているというではありませんか！　かつては“永遠の妹”とシャウトされ続けていた彼が、恋も楽しめていないなんて！　由々しき事態でございます。


　きっと彼には、女性のハートをイチコロにさせる『ときめかせ運』が、タイミングの違いによって発揮できなかったのでしょう。



　なので、次のようなシチュエーションを京都で実行してみようと思います。これさえ見せれば、どんな女性も雲野君に惚れまくること間違いなし！





【ケース１】
　とある一軒家が炎に包まれる。「息子がこの火の中にいるんです！」…悲痛な叫びを続ける母親。このままでは、尊い子供の命が失われてしまう…。
　
「待ってろ！　俺が今助けに行く！」

　そう声を張り上げると、雲野はバケツに入った水を自ら浴び、火の海へと飛び込んだ。

　そして、雲野は子供を抱え上げながら、燃え盛る炎から現れた…。


→野次馬の女「わ、私と付き合って下さい！」

→結婚披露宴で火事に遭った母親から、「あの時は本当にありがとうございました…」とビデオレターが届く。





【ケース２】
　人の全身のように囲われた道路上のロープ。そこで頭を抱え込む警部補。「うーん、この殺人事件は迷宮入りだな…」。

　そこへふらりと現れた一般人・雲野。「ちょっ、君、離れたまえ！」、苛立つ警部補を尻目に、地面を這いつくばる雲野。そして、何かを見つける。

雲野「これは…もしかして、犯人が残した遺留品かもしれませんよ？」

警部補「はっ！　…今すぐこれを鑑識に回せいっ！」



→被害者の娘「わ、私と付き合って下さい！」

→結婚披露宴で警部補一同から、「あの時は捜査にご協力いただき、ありがとうございました！」と敬礼されながらのビデオレターが届く。




【ケース３】
　紫の羽織を着たケツ顎が、目の前の橋を見て困っている。「『このはし渡るべからず』とは…はてさて、困ったなあ」。

　そこへ得意気な顔で坊主姿の雲野が登場。舐めた指をおでこでクルクル回し、座禅を組みながら目をつむる雲野。ポクポクポクポクポクポク…チーン！

「こんなの簡単じゃないですか」と、ズカズカと橋の中央を渡ってしまう雲野。「な、何をしているのだ雲野殿！」…叫ぶケツ顎を尻目に、屈託ない笑顔で答える雲野。

「だって、“端”を渡ってはいけないんですよね？　じゃあ真ん中を渡ればいいじゃないですか！」



→桔梗屋の娘「わ、私と付き合って下さい！」

→結婚披露宴で足利将軍から、「そなたのとんちは一級品じゃ！」とビデオレターが届く。






　…ほらね。こんなシーンを乙女に見せつけてやったら、どんな女子も雲野にメロメロにとなること請け合いですよ。何で雲野は実行しないんだよ！　バカバカ！　はんなりしてんじゃねーよ！




　
　というわけで、僕達は雲野君の恋のサポートを全力でバックアップ致します（鼻をほじりながら）。