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研究者コミュの構造方程式モデリングを用いた研究に関して。

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共分散構造分析の構造方程式モデリング(SEM)に関して,質問があります。この解析手法は,モデルの適合度(GFI)をはじめとした評価によってその解析手法が適切であるのか否かが重要となってくるかと思われますが,以下の解析から仮説を証明出来得るのか,少々お伺いしたくトピックを立てさせて頂きました。

指導教員に指導を仰いだところ,この手法が比較的新しいものでよく分からない,という事でしたので,よろしければ皆さんのお力をお貸し頂けると幸いです。ご指導・ご教授の程よろしくお願い致します。

【仮説】
(a) アルコール依存症指標尺度得点が低い群よりも高い群の方が,抑うつ性指標尺度得点は高く,抑うつ性指標尺度得点が低い群より高い群の方が,アルコール依存症指標尺度得点は高い。

(b)アルコール依存症指標尺度得点および抑うつ性指標尺度得点が高い群より低い群の方が,ソーシャル・サポート指標尺度得点は高い。よって,(c)アルコール問題と抑うつ性の相互的関連性は認められ,ソーシャル・サポートによる緩衝効果は大きい。

【解析】
まずは,分析に用いた変数を3水準に整理しました。第1水準は, アルコール尺度を潜在変数,尺度得点値0.0未満を(a)非問題飲酒群,0.0以上を(b)問題飲酒群の2因子に分類したものを観測変数としました。

第2水準は,抑うつ尺度を潜在変数,尺度得点値のカットオフポイント16点未満を(a')非抑うつ群,16点以上を(b')抑うつ傾向群,の2因子が観測変数である。第3水準は,ソーシャル・サポート尺度が潜在変数,中央値+1以上を(a")高サポート群,中央値+1未満を(b")低サポート群,の2因子を観測変数としました。

分析は,変数増加法の重回帰分析の繰り返し(パス解析)および確認的因子分析による構造方程式モデリングによって行い,まず第1水準2変数(a,b)と第2水準2変数(a',b')の相互的因果関係に関する分析と,第1第2水準の4変数(a,b,a',b')を基準変数,第3水準の2変数(a",b")を説明変数とする分析を行い,アルコール問題および抑うつ性の相互的関連性およびそれらに対するソーシャル・サポートによる影響について検討する予定ですが,どうでしょうか。

コメント(3)

分析は手続きが間違ってなければ、その分析方法で正しく評価できるはずです。
それ以上でもそれ以下でも無いですから、どうでしょうといわれたら「やってみたらよいんじゃないか?」としか答えられないと思います。

おそらく質問したい内容は別にあるのだと思いますが....


http://www.i-juse.co.jp/statistics/product/statworks/sem_about.html
ツールの評価版もございますので、やってみようかどうしようかという段階でしたらとりあえずやってみて考えてみるのもよいんじゃないでしょうか?
>2:しっぽさん

ありがとうございます。確かに「どうでしょうか。」,とお伺い立てても中々お答えし難いですよね。よって,上記の解析から仮説を成立させ得るのかをお伺いしたいと思っています。

>皆さん

上記解析から,仮説の「成否」を証明出来るのか,しっぽさんのご指摘を踏まえ,更なるご意見をお待ち致します。是非ともよろしくお願い致します。

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