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ブッシュマン/ボツワナ&ナミビアコミュのボツワナのマシャツリゾート滞在記2.

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 このリゾートには科学者が何人か働いていて、この日私達はヒョウとライオンを研究している南ア人の科学者と同行させてもらった。彼の計画はシカを1匹ライフルで撃ち殺し、ヒョウをおびき出すために木の上にシカを乗せるという。

 まずライフルでテストシューティングをし、シカを探した。いいサイズのオスを発見し、遠いのに1発命中で撃った!静かなサバンナに銃声が鳴り響いた。そして取りに行き車まで運び荷台に乗せた。

もう1匹撃ちたかったが難しかったため1匹をとりあえずヒョウがいる地域にある良さそうな木を見繕って準備する。まずはシカをロープでさかさまに吊るし、胴体を半分に切り内臓を出す。気持ち悪いので直視はしなかった。そして半分を木の枝に置きセット完了。

 内臓は1つにまとまっており、それをロープで車の後ろから引きずり匂いを地面につけさせる。そして周辺に捨てる。残りのシカ半分を別の木に同じように乗せ、あとはヒョウを待つばかり。そこを離れてすぐに、なんとハイエナがさっきの内臓を食っている!

写真には絶好のタイミング。内臓を貪った後木の上を見上げ、シカも食べたいナー、でも木に登れないし、、、とためらっている様子がわかる。ハイエナはちょっと間抜けな顔をしていて可愛い。誰かににてるかも、、、。

 同じ日の昼間リゾートのすぐ近くになんとヒョウを発見!!昼間は木の下でじっとしているのだ。科学者はやけに興奮していた。なんでもこのヒョウは見たことない個体だからだ。彼はひょうを見つけるといつも首輪をつけるがこれにはついていなかったので。

早速この日の夜、麻酔銃や検査道具一式を持ってこのヒョウを探し出し、調査を開始した。麻酔で寝ているヒョウを横に寝かせ、素早く体のサイズや歯お大きさ、体重を測る。大きさ2m弱でとても美しい!本当にヒョウ柄だ(笑)。最後に首輪をつけて終了だ。

この首輪から電波?超音波?が出て、後日発見できるという仕組みだ。(しかし残念ながら緩過ぎて次の日取れてしまった) そして完全に麻酔が切れて起きるまで待っていた。(途中で手足が動き出したからびびった)が、しばらく起きなかったので車で寝てしまった私。

 ある日の夕方、お客さんに混じってサファリツアーに参加したときライオンを見た!5−6匹が木の下で休んでいる。とても穏やかだ。他のサファリカーも来てみんなで観察。彼らは夜ハンティングするが昼は暑いのでだらだらするのだ。見てる間、交接したりおしっこしたりとおもしろい場面が見えた。そして写真も十分撮ったので30分くらいして去った。

 あとなんとチーターの家族3匹を見た! チーターはヒョウ以上に珍しく、いないときはしばらくいないし、いるときは毎日見れるという気まぐれな動物だ。ある日の朝、チーターを見たサファリカーがGPSで彼らの居場所を記録し、午後私とマークはその記録を元に道をたどっていくと彼らはまだ同じ場所にいたのだ!

3匹の親子で木の下で休んでいる。早速写真を撮る。近づくと方向を変えてしまうので私たちも移動しながら正面からの写真を撮る。とてもかわいく大人しい。。。でも獲物を取るときは超スピードで走るのだ。彼らが昼間好む居場所は、平らな草地である。獲物がよく見渡せるからだ。クルーガで見れなかった動物がいとも簡単に見えてしまうなんて、このリゾートはすごいと思った。

 最終日、アフリカンワイルドドッグという犬を、科学者と探しに行った。丸くて大きい耳が頭の上についているかわいい犬だ。彼らは長距離を移動するため、私たちは電波を探しながらサファリパーク内外を走り回ることになる。しばらく走り電波をキャッチしたが残念ながら見つからず断念した。

フェンスがないためはるか遠くまで移動するときもあるので、、、。マークは前回の調査で見たので、写真をもらった。というわけで私はアフリカンワイルドドッグ以外はほぼ全ての動物を見た。

 この日の夕方マシャツリゾートを出発し、1200km走り家(ダーバン)に帰った。10時に国境が閉まるので5時くらいに出て3−4時間先の橋がある国境を目指す。道は舗装されてなく、土なので埃が舞うしふくろうなどの鳥もいる。

とても貴重な1週間だった!

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