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501stCGUプロジェクトコミュのアズールレーン:第501沿岸警備隊 臨時紫波出張所日誌 #32 第27話【月ヶ岡ベース・ドキュメント】月ヶ岡2号導入戦記:10万円の錬金術と秘密兵器

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絶望の自壊から、奇跡の「ナオルンジヤーX」へ
​それは、月ヶ岡ベースの誰もが待ち望んだ瞬間だった。佐倉森寮と拠点を往復し、ユニバースの特売品を積み込むための新戦力。加藤少将から「本部のお古だが、一台回す。スマンが活用してくれ」との連絡を受け、ベースの面々はゲート前に整列していた。
​だが、現れたのは「期待」とは程遠い、**動く鉄錆の塊(横44ナンバー)**だった。
「……軍曹。これ、クルマ……デスか?」と綾波が絶句する中、軍曹が「大丈夫だろ……」と半信半疑で触れた瞬間、サビがボロボロと崩れ落ちる。さらに後部座席のレバーを引こうとした瞬間、手応えもなく「ポロッ」ともげた。
「わあーい! 私も触りたーい!」
そこへ破壊神ディエゴが無邪気に突撃し、ボディを優しく一撫でした――その瞬間だった。
ガッシャーン!!
ドリフのコントさながらの見事なタイミングで、ハイエース(だったもの)は四散・自壊。三笠大先輩の「何という不始末かッ!」というカミナリが轟き、月ヶ岡の空に響き渡ったのである。Ω\ζ°)チーン
​加藤少将からの「廃車寸前を回した。10万までなら本部で出す」という事後承諾を受け、軍曹はハンドルを投げ捨てて叫んだ。
「予算10万……? はじめてのお使いじゃねーんだぞ!」
​怒り冷めやらぬまま、軍曹は解体屋へ突撃した。そこで見つけたのが、現行型ながら凄まじいリア追突事故で車体の後ろ3分の1が完全に消失し、ひしゃげた鉄屑と化した**「10万円のジャンク・ハイエース」**(画像参照)だった。
「フロントが生きてりゃ、あとは何とかなる!」
即金10万を叩きつけ、仮ナンバー一枚でベースへと自走回送する軍曹。その異様なチョロQ姿に、ニーミ(Z23)は「物理法則を無視したデフォルメは規律の乱れです!」と激怒し、ラフィーは「……ぷるばっく? ゼンマイはどこ?」と首を傾げ、ジャベリンは槍を落としそうになりながら立ち尽くした。
​だが、この「半分しかない車」を前に、月ヶ岡工廠の3名――明石、夕張、レオナルド・ダ・ヴィンチ(サディア潜水艦)――が不敵に笑う。
ダ・ヴィンチがお馴染みの効果音と共に秘密兵器を取り出した。
「テレレレッテレ〜♪ 万能修復マッスィ〜ン、ナオルンジヤーX〜!」
​そこから2週間の工廠は不夜城となった。ナオルンジヤーXの怪しい光が明滅し、明石が本部の倉庫から(勝手に)融通した軍事機密級の資材が大量投入される。夕張が駆動系を魔改造し、ダ・ヴィンチが消失したリアを分子レベルで再構成した結果――。
​完成したのは、事故の痕跡など微塵もない、鏡面塗装が施された純白の**『月ヶ岡2号(盛岡ナンバー)』**であった。
沸き立つ隊員たちの陰で、明石がニヤリと笑いながら本部に一通の「素材代」請求書を送る。
数日後、横須賀本部。請求書の桁数を見た室井さんは、静かに眼鏡を外し、天を仰いだ。
「……ダメだこりゃ……」

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