ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

501stCGUプロジェクトコミュのアズールレーン:第501沿岸警備隊 臨時紫波出張所日誌 #23第20話:紫波のメイドラゴン ―― ネルソンの咆哮と「マジやばくね」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「……指揮官。……提出箱、……そこ。……置いておいて……。……むにゃ」
臨時紫波出張所(旧月ケ岡小)の執務室。49歳の入江省造軍曹が、魚漢字湯呑みの茶を啜りながら山積みの事務仕事に挑んでいた。今週の秘書艦は、ソファで丸まって寝息を立てるラフィ。
そこへ、航空戦艦の伊勢と日向が、ボロボロになった出撃報告書を持って現れた。
「よぉ指揮官……。ったく、セイレーンの奴ら、しつこくて肩が凝るぜ。……おい、トール、湿布持ってねぇか?」
「……えっ?」
入江軍曹のペンが止まった。伊勢が今、ネルソンのことを「トール」と呼びかけなかったか?
「ちょっと! 誰がトールよ! いつまでその眠たそうな駆逐艦とダラダラしているのよ、この下等生物がッ!!」
扉を蹴破らんばかりに現れたのは、ロイヤルのビッグセブン・ネルソン。その高圧的なトーン、見下ろす視線……。入江軍曹の脳内では、もはやアズレンの海戦ではなく、小林さんに心酔するドラゴンの咆哮が完成していた。
「……伊勢さん。……マジ、……やばくね……」
ラフィが寝言のように呟くと、横にいた日向がニヤリと笑って追い打ちをかける。
「あはは! 姉ちゃん、マジやばくね?」
「……ッ!? 日向、お前まで何を……!」
絶句する伊勢。そこへ、さらなる「ジャッジメント」が襲来する。
「……何事ですの!? 執務室から『異世界の竜』の気配を感じましたわ! ジャッジメントですの!」
風紀委員の腕章を光らせたZ52(黒子)が突入。
「……ふむ。伊勢殿、その『お疲れOL』な佇まい。そしてネルソン殿、貴公のその『高圧的なメイド』な雰囲気……。いずれもコスプレ道の新境地として見事。伊勢殿にはこれを、ネルソン殿にはエプロンを」
ウォースパイトが伊達眼鏡を伊勢に、エプロンをネルソンに差し出し、モントピリアが真顔でネルソンの背後を調べ始めた。
「……ネルソン、尻尾をどこに隠した? 姉貴が心配しているぞ」
「……だめだこりゃ。次いってみよう(棒読み)」
省造軍曹は、腰の三代目M19の感触を確かめ、サングラスを深くかけ直した。
(第20話・了)

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

501stCGUプロジェクト 更新情報