所沢シニア２０２４TTコミュの🔺回想釣り旅行その①

<<回想退院後の釣り旅行>>
９月の連休を利用して足掛け３年ぶりの伊豆に行くつもりでいた、土曜日の深夜出発の予定で全て準備は完了いたのに、どういうわけか行きそびれて翌日16日の1時頃出発する。
伊豆方面に真っ昼間行くなんて後にも先にも記憶がない。
で、走り慣れた裏道をまずは八王子まで行くのだが、この方面でコースを方向を間違うはずがないのに八王子を過ぎてから町田街道に入り途中厚木方面に向かう分岐点を通過してしまい道を間違えてしまった。
少し戻り通常コースに乗ったが、日曜の昼間なので道路は所どころ混雑していてイライラするが今度は道を間違えないように注意して、見覚えのある看板などを確認しながら、平塚の郊外を通過した。
平塚の郊外を過ぎ、時々混雑につかまったが大磯ＩＣ入口に着いたのは予定していた通りに近い時間帯であった。
大磯ＩＣから湘南有料道路に入り、二宮辺りを過ぎるころこ８月の台風で壊れたためか、相模灘側に面した下り二車線の道路が一車線になっていたのが台風の凄さを物語っていて驚いた。
橘料金所を過ぎ、サービスエリアに寄り一休みすることにした。此処までほぼ４時間のドライブであった。
自販で缶コーヒーを買い、それを飲みながら海側にある喫煙所に行くと、果たして喫煙皿がない、周囲を見回しても無い。どこを探しても無い。
最近どこもかしこも禁煙権を振りかざして、我々タバコ吸いにとっては何かと住みにくい世の中になってきたもんだと、早めにエリヤを出ることにする。
そこから湘南有料道を１０分ほど走ると箱根方面と熱海方面の分岐を熱海方面にハンドルを切る。
湘南道路を降り一般道の１３５号線をしばらく走り、海岸沿いを真鶴道路経由で湯河原から熱海までの道路を行くことにする。
下田えは、金色夜叉でお馴染みのお宮の松やホテルの立ち並ぶ海岸道路と、旧温泉街の曲がりくねったコースで熱海峠を経由して沼津に出る山道コースがあるが、今回は海岸道路を行くことにして熱海の市街を抜け、途中海岸コースを逸れ旧道で網代から伊東に出た。
伊東からの海岸コースは下田まではほとんど一本道で逃げ道がない、なので、渋滞に捕まると渋滞が解消される地帯までノロノロと走るしかない。
伊東に至る手前で、山伏峠を経て修善寺、天城峠、下田に出るコースもあるが、それはスルーして海岸沿いを行くことにする。
伊東を過ぎるとテレビのミステリードラマ等でよく出てくる城ケ崎海岸や赤沢温泉、稲取温泉とさほどの混雑も無く過ぎ、小説川端康成自身がモデルらしい伊豆の踊り子の舞台となった、河津温泉だ。
この付近には私が釣りに興味を持ち始めた４０代のころ、電車を利用して確か８月の盆休みだと思うが、キス釣りをするために訪れた記憶がある。
その頃は車を持たなかったので、釣りに行くときは電車とバスを利用したものであるが、今は愛車を転がしその軌跡を走っている。
その頃は、電車を利用して釣りに行って思いもかけないハプニングに出会ったことも幾つかある。
これも４０代の頃、確か湘南の茅ケ崎へキス釣りに行った時には、雲行きが怪しくなったのも気に留めず、夢中で竿を振っていて突然の夕立に会い、着替えをを持たない私はビショビショの格好で衣料品店を探してシャツを買い求めた事があった。
車を40代の中頃に得てからも、江ノ島の海岸で４Ｗではなかったためタイヤが砂にはまって、困っていたところ近くにいた釣り人の協力で抜け出たこと、学生を連れて真鶴半島にいって、カーブを曲がるときハンドルを切りすぎてボディーを凹ましたこと等、書き出したらきりがない。
仕事柄、一人で行くことが多いので平日を利用することが多く、その点事由がきいて利便性がいい。
其のうえ私の車は釣りに利用するのがはとんどで、ために最初からワゴン車である。
ある年からは陸釣りだけでは飽き足らず、船舶免許を取得しに江戸川まで通い、何とか船舶二級免許の取得に成功し、早速ボートを探しに三浦半島の業者の展示品を見に行ったが、係留費用が馬鹿にならないので、結論的にはあきらめた。
その代わりに、折り畳み式のゴムボートと8馬力のエンジンを取得し、その頃はノーマル車のワゴンに載せ、三浦半島の海岸、南伊豆の小浦等から出船して大いにボート釣りに活用したが、ノーマル車からボートを降ろすため砂浜近くまで乗り入れるのに不安を感じ、三菱のデリカ４Ｗに乗り換え、ボート釣りをより熱くしたものであった。
ボートも五年に一度車検同様の船検があるのを境にエンジン付きのボート釣りを止めて、船検のいらない折り畳み式のシーカヤックに乗り換えたが、このシーカヤックも数年でお蔵入りしてしまい、今でもお蔵入りのままである。