清少納言の定子推しは、昔読んだ「むかし・あけぼの」そのまんまです。
道長を呼び出して自分の思いを伝え、自分から
してましたね
（各話別トピ）第21話「旅立ち」2024年5月26日放映分 の感想などお願いします。
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※ルールはこれまでと同じ。ネタバレ投稿禁止（ネタバレ基準は多数派であるNHK総合の初回放映。例→NHK総合で20時12分の放映内容感想を20時10分に投稿しちゃダメ。20時03分の放映感想を20時03分に投稿するのはオッケー）。
※こちらはネタバレ禁止の感想トピックですので（多数派である地上波のリアルタイム放送以前をネタバレと呼んでいます）、
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コメント(171)
出演に「オウムの声」とあるから、「鸚鵡、人のいふらむことをまねふらむよ」が出てくるかと思ったけど、さすがにそこまでは。
前半は少納言/定子のやりとりに尽きますね。ただ一人の読者のために書かれ、その人に読まれることで作品が完成するという、あまりにもエモーショナルな場面でした。「枕草子」成立はまひろのサジェストだったという新説も微笑ましい。一緒に先週の修羅場を目撃体験した同志愛を感じます。
為時邸でテキトーなことばかりいう宣孝どの。こののぶまひ関係がしっくり行き過ぎている感も。
詮子女院の自作自演は倫子姫には見抜かれていたこと、一話しか引っ張らないでオープンに。いちいち陰謀にはしないキャラか。倫子また妊娠しているんだ。
そういや中宮定子も妊娠中。これが第一子か？
廃邸密会での謎解き。
まひろの「はい」の力強さが清々しい。
いつだかの「すれ違い」は道長の見ていた夢だったか。今回は話が噛み合っていて、あと当分安心して見ていられそう。
為時、漢文に強いだけじゃなかった。正式着任より早くガツンと一発！ ちゃんと喋れるのがカッコいい。あそこで騒いでいるのは「宋人」=「騒々しい人」という洒落か？
前半は少納言/定子のやりとりに尽きますね。ただ一人の読者のために書かれ、その人に読まれることで作品が完成するという、あまりにもエモーショナルな場面でした。「枕草子」成立はまひろのサジェストだったという新説も微笑ましい。一緒に先週の修羅場を目撃体験した同志愛を感じます。
為時邸でテキトーなことばかりいう宣孝どの。こののぶまひ関係がしっくり行き過ぎている感も。
詮子女院の自作自演は倫子姫には見抜かれていたこと、一話しか引っ張らないでオープンに。いちいち陰謀にはしないキャラか。倫子また妊娠しているんだ。
そういや中宮定子も妊娠中。これが第一子か？
廃邸密会での謎解き。
まひろの「はい」の力強さが清々しい。
いつだかの「すれ違い」は道長の見ていた夢だったか。今回は話が噛み合っていて、あと当分安心して見ていられそう。
為時、漢文に強いだけじゃなかった。正式着任より早くガツンと一発！ ちゃんと喋れるのがカッコいい。あそこで騒いでいるのは「宋人」=「騒々しい人」という洒落か？
前回の呪詛の一件は、やはり女院様の自作自演でしたか。
その意を汲んで倫子が私にお任せ下さいと言い、道長もそれを薄々知りながら、お前に任せると言ったんでしょうね。
定子が出家したと聞いて、早速帝に新しい女御を薦める女院。
道長の長女・彰子はまだ幼いし、成長するまでの��つなぎ”として入内するのは、右大臣・藤原顕光の娘の元子と、内大臣。藤原公季の娘の義子。
いずれも母が天皇の娘か孫なんで、ひょっとして女院が定子を嫌っていたのは、母方の身分が低いからだったのかも？
だのに帝の寵愛を独占してたのは、正に『源氏物語』の桐壺の更衣ですね。
越前へ行くことになって道長に手紙を書き、自分から別れのハグとチューをするまひろ。
道長の方はあれから十年経って、妻も子も大勢できたのだから、彼女とはもうそれほど濃い関係でなくても良かったんじゃない？
一度は深い仲になったとしても、ききょうと斉信みたく、もっとアッサリした関係でいられないものか？
これから彰子の家庭教師にもなることだし、あんまり昔の恋を引き摺っててもやりにくい！
それにしてもこのドラマに出て来る女性たちは積極的ですね。
まひろもだけど、倫子も自分から道長に伸し掛かって行ったし、実資の後妻で花山院の元女御・婉子女王もまだ若いためか、要求が多過ぎて彼にはちと荷が重そう；
その意を汲んで倫子が私にお任せ下さいと言い、道長もそれを薄々知りながら、お前に任せると言ったんでしょうね。
定子が出家したと聞いて、早速帝に新しい女御を薦める女院。
道長の長女・彰子はまだ幼いし、成長するまでの��つなぎ”として入内するのは、右大臣・藤原顕光の娘の元子と、内大臣。藤原公季の娘の義子。
いずれも母が天皇の娘か孫なんで、ひょっとして女院が定子を嫌っていたのは、母方の身分が低いからだったのかも？
だのに帝の寵愛を独占してたのは、正に『源氏物語』の桐壺の更衣ですね。
越前へ行くことになって道長に手紙を書き、自分から別れのハグとチューをするまひろ。
道長の方はあれから十年経って、妻も子も大勢できたのだから、彼女とはもうそれほど濃い関係でなくても良かったんじゃない？
一度は深い仲になったとしても、ききょうと斉信みたく、もっとアッサリした関係でいられないものか？
これから彰子の家庭教師にもなることだし、あんまり昔の恋を引き摺っててもやりにくい！
それにしてもこのドラマに出て来る女性たちは積極的ですね。
まひろもだけど、倫子も自分から道長に伸し掛かって行ったし、実資の後妻で花山院の元女御・婉子女王もまだ若いためか、要求が多過ぎて彼にはちと荷が重そう；
「長徳の変」の後半が描かれ、為時の越前着任も描かれたというのに、
(今回も)なぜか女性ばかりが印象的に映る回でした。
伊周はイヤイヤ期から成長しない「心幼き人」だし、
為時はどこまでもカタブツな文人だし
道長でさえ詮子と倫子の掌の上で転がされている感じです。
定子が一度は短剣を喉に向けたのは、やはり一度は自害も考えたのでしょうか。
道隆が亡くなり、伊周が流罪、帝からも遠ざけられては定子を支える者は消えました。
なんとか思いとどまり髪を切りましたが、
食事もあまりとらないのでは、やはり遅効性の自害を選択したようなものです。
そこに登場するのが推し活の鑑のようなききょうです。
押し問答の末に崩れ落ちた定子を抱けたのはききょうにとっては望外でしょうが、
(原因は不明としても)二条邸の火事に定子が逃げようとしなかったことで、
ききょうがいるだけでは足りないのは明らかでした。
帝が「史記」を書写したが自分は何を書けばよいかと定子から問われたので、
「枕にすれば」と即答したら褒美に高級な紙をもらったとの逸話は、
枕草子に清少納言が自分で書いているようですが、
「史記」なら「四季」でしょうというまひろの発案は大石静の創作です。
定子の寝所に届けられる「春はあけぼの」の段、
そこからは、ききょう、いやウイカ姐さんが記すままに、
夏の夜の蛍、秋の夕暮れの光と幻影が次々と浮かびます。
それが生きる気力を生み出したか、いつのまにか定子は床を離れて読み上げています。
定子、いや高畑充希が読み上げる響きの美しさ。
シェヘラザードが語りつづけた物語が王の愚行を止めたように、
ききょうの書き綴った文章が絶望した定子を少しずつ回復させていく。
それが枕草子。
歴史物語が史実にフィクションを載せて新しい意味を与えるものであるのなら、
なんとも雅で切ない色づけをしてくれたものです。
一方、まひろは、道長を「帰るのかよ」屋敷に呼びつけます。
表向きは、道長が中宮を追い詰めたかを確かめるためでした。
まひろの文字、道長の嘘、互いが互いを最も理解していることを確認したうえで、
まひろは「お健やかに」と別れを告げつつ自分の方から唇を合わせます。
これはまあ、「帰ってない」ですね。
というわけで、今回の秀逸は、
なかなかの事情通で下世話な話が大好きな宣孝が引き受けている狂言回しの役割でも、
ほぼ発情モードでしか登場しないが着実に和ませてくれる実資の後妻の婉子でも、
前回から今生の別れを意味するかのような「お健やかに」の持つ重みでも、
道隆を看取った時が幸福の絶頂だったと思いしらされる、
無様なまでに愚かな母ぶりをさらすこととなった貴子の転落でも、
検非違使にもみくちゃにされ、烏帽子のない頭までさらし、庭にはいつくばっても
家を出ることを拒む伊周の歪んだこだわりでも、
急に元気になった女院に「仮病がお上手」といつものウフフ笑いでブチかます倫子の、
共犯者か、傍観者か、火消しに走ったかよくわからない呪詛の件での立ち回りでも、
帝の激怒にも、伊周の懇願にも、倫子の爆弾発言にも無言を貫く道長の、
最高権力者とはいえ出来ることは限られるという諦観でもなく、
懸命に役作りをしているのはわかるものの、
「役作り」という紙が額に張り付いたようなぎこちなさが残っていた実資とききょうが、
ここへきて役と身体が完全に一体化したかのように自在に動けるようになり、
安心どころか安定して見ていられるようになった成長ぶり。
(今回も)なぜか女性ばかりが印象的に映る回でした。
伊周はイヤイヤ期から成長しない「心幼き人」だし、
為時はどこまでもカタブツな文人だし
道長でさえ詮子と倫子の掌の上で転がされている感じです。
定子が一度は短剣を喉に向けたのは、やはり一度は自害も考えたのでしょうか。
道隆が亡くなり、伊周が流罪、帝からも遠ざけられては定子を支える者は消えました。
なんとか思いとどまり髪を切りましたが、
食事もあまりとらないのでは、やはり遅効性の自害を選択したようなものです。
そこに登場するのが推し活の鑑のようなききょうです。
押し問答の末に崩れ落ちた定子を抱けたのはききょうにとっては望外でしょうが、
(原因は不明としても)二条邸の火事に定子が逃げようとしなかったことで、
ききょうがいるだけでは足りないのは明らかでした。
帝が「史記」を書写したが自分は何を書けばよいかと定子から問われたので、
「枕にすれば」と即答したら褒美に高級な紙をもらったとの逸話は、
枕草子に清少納言が自分で書いているようですが、
「史記」なら「四季」でしょうというまひろの発案は大石静の創作です。
定子の寝所に届けられる「春はあけぼの」の段、
そこからは、ききょう、いやウイカ姐さんが記すままに、
夏の夜の蛍、秋の夕暮れの光と幻影が次々と浮かびます。
それが生きる気力を生み出したか、いつのまにか定子は床を離れて読み上げています。
定子、いや高畑充希が読み上げる響きの美しさ。
シェヘラザードが語りつづけた物語が王の愚行を止めたように、
ききょうの書き綴った文章が絶望した定子を少しずつ回復させていく。
それが枕草子。
歴史物語が史実にフィクションを載せて新しい意味を与えるものであるのなら、
なんとも雅で切ない色づけをしてくれたものです。
一方、まひろは、道長を「帰るのかよ」屋敷に呼びつけます。
表向きは、道長が中宮を追い詰めたかを確かめるためでした。
まひろの文字、道長の嘘、互いが互いを最も理解していることを確認したうえで、
まひろは「お健やかに」と別れを告げつつ自分の方から唇を合わせます。
これはまあ、「帰ってない」ですね。
というわけで、今回の秀逸は、
なかなかの事情通で下世話な話が大好きな宣孝が引き受けている狂言回しの役割でも、
ほぼ発情モードでしか登場しないが着実に和ませてくれる実資の後妻の婉子でも、
前回から今生の別れを意味するかのような「お健やかに」の持つ重みでも、
道隆を看取った時が幸福の絶頂だったと思いしらされる、
無様なまでに愚かな母ぶりをさらすこととなった貴子の転落でも、
検非違使にもみくちゃにされ、烏帽子のない頭までさらし、庭にはいつくばっても
家を出ることを拒む伊周の歪んだこだわりでも、
急に元気になった女院に「仮病がお上手」といつものウフフ笑いでブチかます倫子の、
共犯者か、傍観者か、火消しに走ったかよくわからない呪詛の件での立ち回りでも、
帝の激怒にも、伊周の懇願にも、倫子の爆弾発言にも無言を貫く道長の、
最高権力者とはいえ出来ることは限られるという諦観でもなく、
懸命に役作りをしているのはわかるものの、
「役作り」という紙が額に張り付いたようなぎこちなさが残っていた実資とききょうが、
ここへきて役と身体が完全に一体化したかのように自在に動けるようになり、
安心どころか安定して見ていられるようになった成長ぶり。
今まで「定子サロンってイケてるでしょ」と自慢タラタラで苦手だと思っていた枕草子。
大石先生のマジックにかかると、忠義者の清少納言が定子の輝ける日々を克明に記した応援歌なのだと位置付けられ、グッときました
。
こんなに仲のいい清少納言と紫式部、何かのアクシデントがないと、後年まひろがあしざまにききょうをこき下ろすことにはならないので、悲しい確執が起こるのかな、と憂鬱になります。
そして、ついに10年振りの後悔を吐露するまひろ。妻子持ちを自分から呼び出すなんて、為時の栄転を道長が采配してくれたからという事実がなければ、およそできないことですよねー。少なくとも例えパパの栄転があっても、私にはそんな勇気は出ないです。
松下洸平さんの出番はまだちょっぴりでしたね。来週に期待してます。
大石先生のマジックにかかると、忠義者の清少納言が定子の輝ける日々を克明に記した応援歌なのだと位置付けられ、グッときました
。こんなに仲のいい清少納言と紫式部、何かのアクシデントがないと、後年まひろがあしざまにききょうをこき下ろすことにはならないので、悲しい確執が起こるのかな、と憂鬱になります。
そして、ついに10年振りの後悔を吐露するまひろ。妻子持ちを自分から呼び出すなんて、為時の栄転を道長が采配してくれたからという事実がなければ、およそできないことですよねー。少なくとも例えパパの栄転があっても、私にはそんな勇気は出ないです。
松下洸平さんの出番はまだちょっぴりでしたね。来週に期待してます。
1000年以上のロングセラー「枕草子」。
それは哀しき中宮様を慰める為に生まれた随筆だったのですね。
そうこうする間にヒロインまひろの方は父為時が国守を務める越前へ同行の旅へ。
いよいよ新章・越前編へ突入。
オウムまで宋語を話すなんて。
なんだかワクワクするラストでしたね。
次回予告メモ。
第二十二回
「越前の出会い」
実資「不可解 不可解。」
為時「宗人の扱いを任されて
私は 越前に参った。」
まひろ「この海の向こうは 宗の国よ。」
まひろ「ジョーミン。」
「ヂョウミン。」
道長「何だと！？」
為時「国の信用に関わる 一大事じゃ。」
定子「この子だけは…。」
一条帝「中宮を内裏に呼び戻す。」
道長「なりませぬ。」
「俺って 優しいからな。」
まひろ「シェシェ。」
（叫び声）
なんか、打って変わって、
コミカルでリズムカルなBGMで。
ドタバタコメディになるんでしょうか？
楽しみですね。
それは哀しき中宮様を慰める為に生まれた随筆だったのですね。
そうこうする間にヒロインまひろの方は父為時が国守を務める越前へ同行の旅へ。
いよいよ新章・越前編へ突入。
オウムまで宋語を話すなんて。
なんだかワクワクするラストでしたね。
次回予告メモ。
第二十二回
「越前の出会い」
実資「不可解 不可解。」
為時「宗人の扱いを任されて
私は 越前に参った。」
まひろ「この海の向こうは 宗の国よ。」
まひろ「ジョーミン。」
「ヂョウミン。」
道長「何だと！？」
為時「国の信用に関わる 一大事じゃ。」
定子「この子だけは…。」
一条帝「中宮を内裏に呼び戻す。」
道長「なりませぬ。」
「俺って 優しいからな。」
まひろ「シェシェ。」
（叫び声）
なんか、打って変わって、
コミカルでリズムカルなBGMで。
ドタバタコメディになるんでしょうか？
楽しみですね。
>>[160]
おもしろくて、思わず話しかけて失礼します！笑
ほんまそれ！と思いました笑
ファッサマが「まひろ様って言葉遊びがお上手！」というときの目の演技とか、中宮さま好き過ぎてまひろ様に姉妹か親友みたいに全部話してしまう演技がたまらなく上手い。少々わざとらしいくらいに(某NHKさんあるあるですが)それでも観るものを惹き付けて止まないこれは何？と思いました。
クセ強そうな宗人もめっちゃ笑ってしまいました
倫子さまのねたばれも！やり過ぎるとピシャッと怒られそう…と思ったけど、「倫子は頭は良いけれど少々口が軽い」の頃からもう、女院の心をゲットした義妹はまさに政権のいただき女子、あーもとい頂も同然ですね(石野真子)。
あの時代に女性が自分からも、んなわけあるかい！(by本郷奏多)と思いましたがあの肉食女子演出も好きです笑
今日が楽しみで、まさに戦前(いくさまえ)の己れを鼓舞する、かっとした味が致しますね
おもしろくて、思わず話しかけて失礼します！笑
ほんまそれ！と思いました笑
ファッサマが「まひろ様って言葉遊びがお上手！」というときの目の演技とか、中宮さま好き過ぎてまひろ様に姉妹か親友みたいに全部話してしまう演技がたまらなく上手い。少々わざとらしいくらいに(某NHKさんあるあるですが)それでも観るものを惹き付けて止まないこれは何？と思いました。
クセ強そうな宗人もめっちゃ笑ってしまいました
倫子さまのねたばれも！やり過ぎるとピシャッと怒られそう…と思ったけど、「倫子は頭は良いけれど少々口が軽い」の頃からもう、女院の心をゲットした義妹はまさに政権のいただき女子、あーもとい頂も同然ですね(石野真子)。
あの時代に女性が自分からも、んなわけあるかい！(by本郷奏多)と思いましたがあの肉食女子演出も好きです笑
今日が楽しみで、まさに戦前(いくさまえ)の己れを鼓舞する、かっとした味が致しますね
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