ブレッドボード・カフェコミュの２月の展示コーナー

２月の展示コーナーのテーマは、「エレクトロニクスによる医療・福祉機器」です。

トランジスターが発明されたとき、小型で消費電力の少なかったトランジスターは、補聴器などの小型のアンプに使われました。

医療器としても、心電計、筋電計、脳波計などの微弱な生体電気信号を観測するのに不可欠です。

また、温度センサーICによる体温の測定、コロナ時活躍した、非接触で温度を測れる焦電現象を利用したサーモパイル、人工呼吸器などの圧力を検出する圧力センサーなど、エレクトロニクスの技術が無ければ医療は成り立ちません。
福祉の分野でも、老衰による体力の衰えや、事故や生まれつきの障害により、体の一部の機能や、五感が失われても、それを補う技術として、エレクトロニクスの技術が期待されています。
現代これらのセンサーモジュールは、センサー、アンプ、フィルター、A/Dコンバーター、マイコン、通信用ICなどが全て含まれており、デバイスやマイコン同士は、I2CやSPIなどのシリアル通信でデータのやり取りをしています。

時代遅れのアナログの技術者としては、マイコンのプログラムやライブラリー、I2Cなど、
良くわからず繋いでみたので、今回Arduinoのサンプルプログラムとセンサー、LCD、OLED
などライブラリーを読み込んで、上手く動いたのが２つだけでした。