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意味不明小説(ショートショート)コミュの薬の効果

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洋一はある薬品会社に勤めていた

ある日、洋一が薬品を調合していると
隣りの部屋から大きな声が聞こえた

「やったわ、ついに完成したわ」

隣りの部屋で研究しているのは
研究所一番の古株で、お局様の研究員だった

正直彼女には誰も近寄ろうとは思わないほどの容姿で
歳のせいか、妙に疑り深く尊大で
どこをとっても、彼女がもてるという要素は見つからなかった

彼女の声にも誰も反応せず、一人嬉々として喜ぶ彼女の声が
研究所のローカに響きわたった

しばらくすると
「最近、色々な男の人としょっちゅうデートしているらしい」
という、彼女の噂が流れた

その中から選んだのか、どうやら彼女が結婚する事が分った
相手は某企業の御曹司で、歳も彼女よりも10歳以上若く
容姿端麗で、とても彼女とつり合うような人間だとは思えなかった

不思議に思っていると
彼女がいつも大切そうにしている、小瓶の薬に気がついた

洋一はそれを見た瞬間
(きっと彼女は、異性にモテル薬を発明して
    それを利用して彼氏を手に入れたんだ)と考えた

何とか薬を譲って貰えないだろうかと考えたが
日頃からの付き合いを考えると
譲ってもらえる可能性は万に一つもないことは明白だった

洋一は盗み出す事を考え
夜中に彼女の研究室に忍び込み
大切に鍵を掛けてある薬品棚から薬を抜き取った

次の日、彼女が大切な薬を盗まれたと騒いでいる事で
間違いなくこの薬だと確信した

次の休みの日、洋一は薬を持って、クラブに繰り出した
そして薬を飲み、効果が出るのをまった

しばらくすると、洋一の周りにたくさんの人が集まり始めた
あまりの効果に驚いた洋一はその場から逃げようとしたが
逃げ切れないほどのたくさん人が取り囲み

周りの人たちから口々に
「どうか私のお嫁さんになってください」と
交際を申し込まれた

どうやらこの薬は男性にもてる薬だったらしい

コメント(1)

「いいわよ。あなたのお嫁さんになってあげる。
 でも、あたし家事はしたくないの。
 だから、若くてきれいな家政婦さんをつけてくれないかしら」

解決。

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