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日蓮原理主義を破折する会コミュの日蓮曼荼羅について考察する

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 現代科学が発展した現代人や無神論者からは理解し難いが、【宗教は本来、物質世界である人間社会の上に、精神世界である霊界を置いて、神仏なり、何らかの霊的存在とチャネリングする儀式、作法である。】
 【ただの妄想か、変性意識での特殊状態、トランス状態か、はたまた本当に霊的存在が存在するのか?】良く分からないが、古来から人々はシャーマニズム・原始宗教をはじめとして、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教など、全ての宗教は各自の霊界にある霊的存在と交流している事を前提に成立している。
 神道でも祝詞を奏上すると神道の神々がそれを法味として、効力を発揮し、仏典でも真言陀羅尼を諸仏諸菩薩等が釈迦の前でお披露目し、その効力と受持する者を守護する旨を言う様な事がたいてい書かれている。
 祝詞や真言陀羅尼は言ってみれば、神仏を呼び出す招喚呪文みたいなものである。
 もちろん、無神論者や現代科学信奉者はそんな非科学的な事はあり得ないと思うかも知れないが、本来、宗教とはその様な非科学的かつオカルト的な分野を含んだものである。
 漫画・ゲームに通ずる人なら分かりやすいが、ドラクエ等漫画・ゲームでは、魔法使い、魔術等が出てくるものがあるが、
 宗教とは、実際にそのようなものが存在する世界があると仮定して、呪文や儀式、教義等を行う様なものであると思って間違い無い(妄想か変性意識かはたまた真実か不明だが)。
 日蓮さんも教義・儀式等を定め、日蓮曼荼羅を作成したが、何らかの霊的存在を降臨させるか接触する儀式、または特殊エネルギーを呼び込む魔法図円みたいなものであると思って間違い無く、その意味では日蓮曼荼羅は特殊な法具である。
 宗教とは、本来、教義や信仰対象を定め、その妄想空間が実際に存在すると仮定して、その妄想空間の霊的存在とチャネリングするなり、降臨させるなりを行う作法である。
 ひょっとしたら、神社参拝を禁止し、真言・念仏等を禁じる神仏は他の宗教的存在であるのでは?・・・との可能性も無きにしもあらずではあるが・・・霊能力者か仏教を熟知した人でなければ判別しようが無い。
 しかし、【仏典で諸仏諸菩薩等が釈迦の前で神呪の功徳・効能を説く】事と同様に、日蓮さんも《日蓮原理主義的仏法》の功徳・効能を説いている。いわゆる、【三障四魔】である。
『兄弟抄』に、
「三障と申すは煩悩障・業障・報障なり。煩悩障と申すは貪・瞋・癡等によりて障碍出来すべし。業障と申すは妻子等によりて障碍出来すべし。報障と申すは国主・父母等によりて障碍出来すべし。又四魔の中に天子魔と申すも是くの如し」

 三障の「煩悩障」とは、貪・瞋・癡などの煩悩によって仏道修行を妨げる障りをいう。また「業障」とは、五逆・十悪などの業によって起こる障りをいい、妻(夫)子などが仏道修行を妨げるような形となって顕われる。そして「報障」とは、過去の悪業の報いによって、国主・父母などが仏道修行を妨げる障りをいう。
 次に四魔の「煩悩魔」とは、三惑などの煩悩を興盛させ、仏道を行ずる者の智慧を奪う魔をいう。「陰魔」とは、人間の肉体と精神を構成する五陰の調和を乱し、仏道に障害を興す魔をいう。「死魔」とは、仏道修行者自身が死によって修行を中断すること、また、修行者の死によって他の者に疑いを起こさせる用きをいう。そして最後の「天子魔」とは、欲界第六天の他化自在天に居住する魔王のことで、第六天の魔王ともいわれる。仏道を成就することを妨害して精気を奪い、それを楽しみとする魔で、あらゆる障魔を起こす最も根源的な魔である。

 『兄弟抄』に、
「此の法門を申すには必ず魔出来すべし。魔競はずば正法と知るべからず。第五の巻に云はく『行解既に勤めぬれば三障四魔紛然として競ひ起こる、乃至随ふべからず畏るべからず。之に随へば将に人をして悪道に向かはしむ、之を畏れば正法を修することを妨ぐ』等云云。此の釈は日蓮が身に当たるのみならず、門家の明鏡なり。謹んで習ひ伝へて未来の資糧とせよ。」

と、書かれている。

 良く考えてみよう。日蓮教学を抜きにして(日蓮さんが末法仏だとか、日蓮仏法がどうだとか教えずに)、漫画・ゲーム通や「オタク」が普通に【魔が競い起こる】なんて聞いたなら、

【それって、もろゲーム(サイレントヒル)に出てくる[サマエルの紋章]か、漫画(ベルセルク)に出てくる[ベヘリット]そのまんまじゃね−かよ。ってか〜、普通に考えても、少なくとも《類似した何か》、としか考えられね−じゃん。】 

ってな話になるのだが(知らない人はゲームして漫画読んでね)、
 日蓮教学では、あくまでも正法である法華経を信仰させる事を妨害する作用であるらしい。
 しかし、【五時教判】やそれを元にした日蓮教学が根拠が無い以上、胡散臭さが多少とも無い訳では無い。
いったい、日蓮さんは何を弘めようとしていたのだろうか?

 日蓮曼荼羅を良く観察すると、なっなんと  
 (゚o゚)/!!。
 第六天魔王が!!

 第六天の魔王は釈迦によって調伏され、熱心な信心を行う法華経修行者を守るそうであるが・・・、

何やら、いかがわしさ・胡散臭さが多少なりとも浮かんで来ないわけでは無い。
 日蓮さんは、天台宗の法華経の修法ですら、上手い事言って、自分オリジナルにアレンジしたそうだが、
それが何を意味するのか、修験者や霊験あらたかな阿闍梨くらいに聞かないと、分からないものである。

 加えて、日蓮曼荼羅が何なのかは、霊能力者か天台宗真言宗の阿闍梨か、それこそ仏教を本当に長年学習した人で無いと分からない。あの日蓮曼荼羅って、いったい何なのか?

 とにかく、日蓮宗では日蓮曼荼羅を日蓮さんが作った法具、骨董品として扱い、教義を緩和して伝統仏教と融和路線をたどっているのは至極まともな行為であると断定して間違い無い。
 

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