管理人は、雨宮老師から、『音楽のための、極めて短時間の只管打坐』(10分間)のご指導を受けていましたが、
雨宮老師のご指示で、道元禅師の「普勧座禅義」を、毎日、只管打坐の前に読誦していました。
『出来るだけゆっくり音読すること。４０分掛けられれば悟りは近い。』と言われた事があります。
只管打坐と「普勧座禅義」の読誦は、セットでした。
又、只管打坐の補助行として、八段錦・五体操とハタ・ヨーガを教わり、行じていました。
両者は真逆の方向性を持っていて、八段錦・五体操はエーテル体と肉体を強壮にする効果、ハタ・ヨーガは、心身を繊細にしてゆく効果があるのですが、老師から、
『君の場合は、両方から引っ張りあった方が良い。』と言われていました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
以下、道元禅師の「普勧座禅義」の核心部分の訓読文と、雨宮老師による現代語訳を記します。
『兀兀（ごつごつ）として坐定（ざじょう）して、箇（こ）の不思量底を思量せよ。不思量底（ふしりょうてい）、如何（いかん）が思量せん。非思量。此れ乃ち坐禅の要術なり。』
『ひたすら座って、存在自体を思考する事は絶対に出来ない、
という事について、考え尽くさざるを得ません。
絶対に思考出来ないという事を、どうして思考し尽くす事が出来るでしょうか。
思考する事は落ちます。 これが、座禅の最重要点です。』
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
雨宮老師から伺った、他の只管打坐の最重要点は、『必ず正師に師事して行ずる事。』
そのため管理人は、老師遷化後、雨宮老師が『見事に見性しているんだよな。』と評価されていた、原田雪渓老師のご指導を仰ぐため、福井県小浜市の発心寺に２回行き、接心会に参加しました。
同時期に只管打坐を行じていた雨宮老師門下に、発心寺で雲水をしていたTさんがおり、雨宮老師遷化後に大悟徹底した、と言っていたので、度々彼を訪ねてご指導頂きました。勿論、tさんから、原田雪渓老師の独参を受ける事も強く勧められました。
原田老師は雨宮老師の事をご存知だったのか、『只管打坐は必ずしも、【所謂正しい姿勢】に拘るものでは無い。』と、雨宮老師の只管打坐との違いを、明確におっしゃっていました。
正師から只管打坐のご指導を受ける上で最も重要なのは、『独参』です。これを受けるために、正師に師事するのですが、
『独参』とは、座 （1度に線香が一本燃え尽きる間、座る)と経行 （「きんひん」と読む。座と座の合間に、ゆっくりと注意深く歩いて足腰を解す。飽くまでも座の延長として、座の意識状態を保つため、歩く際の姿勢に作法がある。)の間に、
老師がいらっしゃる部屋を訪問して問答をするものです。
つまり、只管打坐の修行には、座・行経・独参の３つの要素がある事になります。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
雨宮老師との独参で覚えているのは、『君は一体、なぜ座るのかな？何故に座る？』と問い掛けられて、自分の中に只管打坐を行ずる理由・動機・目的がどうしても見当たらず、にも関わらず、只管打坐を行じたい、という欲求が厳然として存在していたため、
座る理由を探すと、何も思い浮かばない・考えられない、頭の中が真っ白になる、という状態でした。
確か、唯一度、雨宮老師に福生のBarに連れて行って頂いてサシで飲み、『両性具有の理想を実現しろよ。』と言われたのは、その直後だったと思います。
発心寺での、原田雪渓老師との独参では、
『貴方の名前は何と言いますか？』と問われ、名前を申し上げると、『いつからですか？』と再度問われて、何も思い浮かばず、頭の中が真っ白になり、答えに窮していると、
『貴方は物心が付く前から、お父さん・お母さんから、名前で呼ばれて、いつの間にかそれを本当のご自分だと思い込んでいます。しかし、それは飽くまでも、外から付けられたもので、本来の貴方では無いのです。この接心で、本当の貴方を発見して下さい。』という趣旨の事を言われました。
現在の私は、雨宮老師・原田老師とも、恐らくは、「普勧座禅義」の【 非思量 】に導くように、私に問い掛けられていたのではないか、と、推測しています。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
そもそも、正師に師事するためには、修行者の側が、正師を正師として認識出来ている事が前提になりますが、
『アメジスト・タブレット・プロローグ』に書かれた、只管打坐を含む純粋冥想の師弟関係の成立条件であるところの、自明性・全面的信頼に関する雨宮老師の文を、。。。以下に転載致します。
下記の引用の中の一文、
『自我は、自我が問題を作り出していて、それが、解決不可能であることを全面的に知っている。つまり成熟し切った自我は、いつでも死ぬ準備ができている。
この時、あなたは、真正の覚者と出会うに必要な直観を得る可能性を持つ。真実の覚者が何であるかわかるに必要な空白を持つ可能性がある。』
に相当する雨宮老師のご体験を、老師から伺った事があります。
それは、雨宮老師が絶望の中、初めて伊福部隆彦先生にお会いした瞬間の事で、
雨宮老師は、『伊福部先生が神である事が即座に分かった。その時、伊福部先生から、印可をやる、と言われた。』との事でした。
あとは、経行も無しで終日、見性するまで、ただひたすら座り続けたそうです。
高校生の頃で、伊福部隆彦先生は、ご親友のお父上であられたそうです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
『アメジスト・タブレット・プロローグ』より、自明性・全面的信頼に関する抜粋
「序言」
ここで、あなたは、成熟し切った自我とは何であるかを理解しなければならない。
成熟し切った自我とは、いつでも死ぬ準備のできている自我である。
彼は、究極的覚醒そのものであるが、覚醒の何たるかを一度も垣間見たことのないあなたにとって、覚醒を見わける方法も手段も、その眼力もない。したがって、苦悩するあなたにとって、真正の覚者は、決してわからないのである。
成熟し切った自我は、私達一切の苦悩と混乱との諸問題からの全面的開放のために、額面通り命がけである。
自我は、自我が問題を作り出していて、それが、解決不可能であることを全面的に知っている。つまり成熟し切った自我は、いつでも死ぬ準備ができている。
この時、あなたは、真正の覚者と出会うに必要な直観を得る可能性を持つ。真実の覚者が何であるかわかるに必要な空白を持つ可能性がある。
p.13
君そのものが苦であることを
全身全霊でわかった時
君は一ミリも動くことができなくなる
そこに救世主が現れるギャップが
可能になる
真実の救世主とは
君の全面的な生き様によって
絶体絶命に直面した時に
開示される君以外にはない
ｐ.54
本物の冥想修業に 本格的に全生涯をかけてとりくむには
正しい師、正しいグルの指示に
全面的に従う用意が必要である。
何が正しい師の基準か？ 基準はない、
ただ、あなたの完全に成熟したエゴが、直観によって正しい師を見わけることが出来るのみである。
p.70,71
もし、あなたが、絶対者への道を探索しようとして、正師を発見したとしよう。
もし、あなたの中に一ミリでも、その師に対して疑いを持つのなら、
あなたは、真実の冥想への道を進まない方がよい。
あなたの解脱への願望は、いまだ熟していない。
あなたに、正師との出会いによっても、全面信頼が生起しないとしたら、
あなたの人生というドロ沼を、
もっと徹底的に真摯に生きてみねばならない。
p.79
正しい師とは、文句なく、その人物に全面信頼や愛情を持てるということであり、
したがって、このさい、
その正しい師が、本当に悟りを開いているかなぞ二義的問題にすぎない。
あなたにとって、悟りなぞ夢にも見たことのないことなのだから。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
アメジスト・タブレット・プロローグ助言の引用部分と同じ趣旨の事を、
サンカルパヨガのパイロットババ先生のもとで、サマディを成就した、スワミ・アディティヤナンダ・ギリ先生も言っておられます。
。。。。
「この世は幻想であり、一切皆苦と悟り、同じ悪夢に飽き飽きした人だけがサマーディー成就を目指すようになるのです。」
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
そして、雨宮老師の場合には、只管打坐の正しい姿勢を厳密に守る事が要求されていました。
只管打坐の正しい姿勢とは、
� 惺�のある一点から、正しい方向に向けて全力で力を入れ続ける。』という事を中心としたもので、この具体的なやり方については、雨宮老師に直接教えて頂くしかありません。
�◆慄ヽδ螳�と呼ばれる両手の形を保つ。』というもので、これが崩れると、魔境・幻覚に陥るので、最大限の注意力で保持する様に、ご指導頂きました。
雨宮老師からは、�，魄飮�し続けるには『気迫・情熱』、�△魄飮�し続けるには『注意深さ・明晰な意識・デリカシー』が必要である、とのご指導を戴きました。
この� ↓△蓮◆屮▲瓮献好函Ε織屮譽奪函Ε廛蹈蹇璽亜彌�言2ページ目にある一文、
『あらゆる人間行為が、
情熱の最極点で行われ(��)、
そこに、洞察と直観がともなう場合には(��)、
行為は、必然的に無行為の入口へ、
すなわち絶対無の行為の入口へ、
純粋冥想へと変容する。』
と対応している、と、管理人は理解しています。
又、歴史的な大指揮者であるフルトヴエングラーは指揮で見性し、幕末の槍の達人・高橋泥舟は、槍で大悟徹底した、と、雨宮老師から伺っていましたが、彼らは上記の�，鉢△亡陲�状態で、それぞれの専門を探究した結果、その行為が純粋冥想に昇華され、覚醒したのではないかと、推測しています。
○○○○○○○○○○○○○
以前書いたトピック、『諸悪莫作の実践』も、只管打坐を行じていた頃の話です。ご参照頂ければ幸いです。
雨宮老師の教えの中核に、『ど正直だ！』がありますが、
只管打坐は又、直面力・現実を直視する力を養う、『正直の道』でもあります。
伊福部隆彦先生が、徹底して正直の道を生きた結果、見性された事も、雨宮老師から伺いました。
○○○○○○○○○○○○○
管理人は腰を痛めて只管打坐を出来なくなってしまいましたが、
遷化された原田雪渓老師には、覚醒した後継者の老師がいらっしゃるようです。
以前、旧ダンテス・ダイジコミュニティで、たっちゃんがその事について書いていらしたので、
只管打坐を修行したい方は、老師について、たっちゃんに問い合わせて下さい。
雨宮老師のご指示で、道元禅師の「普勧座禅義」を、毎日、只管打坐の前に読誦していました。
『出来るだけゆっくり音読すること。４０分掛けられれば悟りは近い。』と言われた事があります。
只管打坐と「普勧座禅義」の読誦は、セットでした。
又、只管打坐の補助行として、八段錦・五体操とハタ・ヨーガを教わり、行じていました。
両者は真逆の方向性を持っていて、八段錦・五体操はエーテル体と肉体を強壮にする効果、ハタ・ヨーガは、心身を繊細にしてゆく効果があるのですが、老師から、
『君の場合は、両方から引っ張りあった方が良い。』と言われていました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
以下、道元禅師の「普勧座禅義」の核心部分の訓読文と、雨宮老師による現代語訳を記します。
『兀兀（ごつごつ）として坐定（ざじょう）して、箇（こ）の不思量底を思量せよ。不思量底（ふしりょうてい）、如何（いかん）が思量せん。非思量。此れ乃ち坐禅の要術なり。』
『ひたすら座って、存在自体を思考する事は絶対に出来ない、
という事について、考え尽くさざるを得ません。
絶対に思考出来ないという事を、どうして思考し尽くす事が出来るでしょうか。
思考する事は落ちます。 これが、座禅の最重要点です。』
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
雨宮老師から伺った、他の只管打坐の最重要点は、『必ず正師に師事して行ずる事。』
そのため管理人は、老師遷化後、雨宮老師が『見事に見性しているんだよな。』と評価されていた、原田雪渓老師のご指導を仰ぐため、福井県小浜市の発心寺に２回行き、接心会に参加しました。
同時期に只管打坐を行じていた雨宮老師門下に、発心寺で雲水をしていたTさんがおり、雨宮老師遷化後に大悟徹底した、と言っていたので、度々彼を訪ねてご指導頂きました。勿論、tさんから、原田雪渓老師の独参を受ける事も強く勧められました。
原田老師は雨宮老師の事をご存知だったのか、『只管打坐は必ずしも、【所謂正しい姿勢】に拘るものでは無い。』と、雨宮老師の只管打坐との違いを、明確におっしゃっていました。
正師から只管打坐のご指導を受ける上で最も重要なのは、『独参』です。これを受けるために、正師に師事するのですが、
『独参』とは、座 （1度に線香が一本燃え尽きる間、座る)と経行 （「きんひん」と読む。座と座の合間に、ゆっくりと注意深く歩いて足腰を解す。飽くまでも座の延長として、座の意識状態を保つため、歩く際の姿勢に作法がある。)の間に、
老師がいらっしゃる部屋を訪問して問答をするものです。
つまり、只管打坐の修行には、座・行経・独参の３つの要素がある事になります。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
雨宮老師との独参で覚えているのは、『君は一体、なぜ座るのかな？何故に座る？』と問い掛けられて、自分の中に只管打坐を行ずる理由・動機・目的がどうしても見当たらず、にも関わらず、只管打坐を行じたい、という欲求が厳然として存在していたため、
座る理由を探すと、何も思い浮かばない・考えられない、頭の中が真っ白になる、という状態でした。
確か、唯一度、雨宮老師に福生のBarに連れて行って頂いてサシで飲み、『両性具有の理想を実現しろよ。』と言われたのは、その直後だったと思います。
発心寺での、原田雪渓老師との独参では、
『貴方の名前は何と言いますか？』と問われ、名前を申し上げると、『いつからですか？』と再度問われて、何も思い浮かばず、頭の中が真っ白になり、答えに窮していると、
『貴方は物心が付く前から、お父さん・お母さんから、名前で呼ばれて、いつの間にかそれを本当のご自分だと思い込んでいます。しかし、それは飽くまでも、外から付けられたもので、本来の貴方では無いのです。この接心で、本当の貴方を発見して下さい。』という趣旨の事を言われました。
現在の私は、雨宮老師・原田老師とも、恐らくは、「普勧座禅義」の【 非思量 】に導くように、私に問い掛けられていたのではないか、と、推測しています。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
そもそも、正師に師事するためには、修行者の側が、正師を正師として認識出来ている事が前提になりますが、
『アメジスト・タブレット・プロローグ』に書かれた、只管打坐を含む純粋冥想の師弟関係の成立条件であるところの、自明性・全面的信頼に関する雨宮老師の文を、。。。以下に転載致します。
下記の引用の中の一文、
『自我は、自我が問題を作り出していて、それが、解決不可能であることを全面的に知っている。つまり成熟し切った自我は、いつでも死ぬ準備ができている。
この時、あなたは、真正の覚者と出会うに必要な直観を得る可能性を持つ。真実の覚者が何であるかわかるに必要な空白を持つ可能性がある。』
に相当する雨宮老師のご体験を、老師から伺った事があります。
それは、雨宮老師が絶望の中、初めて伊福部隆彦先生にお会いした瞬間の事で、
雨宮老師は、『伊福部先生が神である事が即座に分かった。その時、伊福部先生から、印可をやる、と言われた。』との事でした。
あとは、経行も無しで終日、見性するまで、ただひたすら座り続けたそうです。
高校生の頃で、伊福部隆彦先生は、ご親友のお父上であられたそうです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
『アメジスト・タブレット・プロローグ』より、自明性・全面的信頼に関する抜粋
「序言」
ここで、あなたは、成熟し切った自我とは何であるかを理解しなければならない。
成熟し切った自我とは、いつでも死ぬ準備のできている自我である。
彼は、究極的覚醒そのものであるが、覚醒の何たるかを一度も垣間見たことのないあなたにとって、覚醒を見わける方法も手段も、その眼力もない。したがって、苦悩するあなたにとって、真正の覚者は、決してわからないのである。
成熟し切った自我は、私達一切の苦悩と混乱との諸問題からの全面的開放のために、額面通り命がけである。
自我は、自我が問題を作り出していて、それが、解決不可能であることを全面的に知っている。つまり成熟し切った自我は、いつでも死ぬ準備ができている。
この時、あなたは、真正の覚者と出会うに必要な直観を得る可能性を持つ。真実の覚者が何であるかわかるに必要な空白を持つ可能性がある。
p.13
君そのものが苦であることを
全身全霊でわかった時
君は一ミリも動くことができなくなる
そこに救世主が現れるギャップが
可能になる
真実の救世主とは
君の全面的な生き様によって
絶体絶命に直面した時に
開示される君以外にはない
ｐ.54
本物の冥想修業に 本格的に全生涯をかけてとりくむには
正しい師、正しいグルの指示に
全面的に従う用意が必要である。
何が正しい師の基準か？ 基準はない、
ただ、あなたの完全に成熟したエゴが、直観によって正しい師を見わけることが出来るのみである。
p.70,71
もし、あなたが、絶対者への道を探索しようとして、正師を発見したとしよう。
もし、あなたの中に一ミリでも、その師に対して疑いを持つのなら、
あなたは、真実の冥想への道を進まない方がよい。
あなたの解脱への願望は、いまだ熟していない。
あなたに、正師との出会いによっても、全面信頼が生起しないとしたら、
あなたの人生というドロ沼を、
もっと徹底的に真摯に生きてみねばならない。
p.79
正しい師とは、文句なく、その人物に全面信頼や愛情を持てるということであり、
したがって、このさい、
その正しい師が、本当に悟りを開いているかなぞ二義的問題にすぎない。
あなたにとって、悟りなぞ夢にも見たことのないことなのだから。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
アメジスト・タブレット・プロローグ助言の引用部分と同じ趣旨の事を、
サンカルパヨガのパイロットババ先生のもとで、サマディを成就した、スワミ・アディティヤナンダ・ギリ先生も言っておられます。
。。。。
「この世は幻想であり、一切皆苦と悟り、同じ悪夢に飽き飽きした人だけがサマーディー成就を目指すようになるのです。」
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
そして、雨宮老師の場合には、只管打坐の正しい姿勢を厳密に守る事が要求されていました。
只管打坐の正しい姿勢とは、
� 惺�のある一点から、正しい方向に向けて全力で力を入れ続ける。』という事を中心としたもので、この具体的なやり方については、雨宮老師に直接教えて頂くしかありません。
�◆慄ヽδ螳�と呼ばれる両手の形を保つ。』というもので、これが崩れると、魔境・幻覚に陥るので、最大限の注意力で保持する様に、ご指導頂きました。
雨宮老師からは、�，魄飮�し続けるには『気迫・情熱』、�△魄飮�し続けるには『注意深さ・明晰な意識・デリカシー』が必要である、とのご指導を戴きました。
この� ↓△蓮◆屮▲瓮献好函Ε織屮譽奪函Ε廛蹈蹇璽亜彌�言2ページ目にある一文、
『あらゆる人間行為が、
情熱の最極点で行われ(��)、
そこに、洞察と直観がともなう場合には(��)、
行為は、必然的に無行為の入口へ、
すなわち絶対無の行為の入口へ、
純粋冥想へと変容する。』
と対応している、と、管理人は理解しています。
又、歴史的な大指揮者であるフルトヴエングラーは指揮で見性し、幕末の槍の達人・高橋泥舟は、槍で大悟徹底した、と、雨宮老師から伺っていましたが、彼らは上記の�，鉢△亡陲�状態で、それぞれの専門を探究した結果、その行為が純粋冥想に昇華され、覚醒したのではないかと、推測しています。
○○○○○○○○○○○○○
以前書いたトピック、『諸悪莫作の実践』も、只管打坐を行じていた頃の話です。ご参照頂ければ幸いです。
雨宮老師の教えの中核に、『ど正直だ！』がありますが、
只管打坐は又、直面力・現実を直視する力を養う、『正直の道』でもあります。
伊福部隆彦先生が、徹底して正直の道を生きた結果、見性された事も、雨宮老師から伺いました。
○○○○○○○○○○○○○
管理人は腰を痛めて只管打坐を出来なくなってしまいましたが、
遷化された原田雪渓老師には、覚醒した後継者の老師がいらっしゃるようです。
以前、旧ダンテス・ダイジコミュニティで、たっちゃんがその事について書いていらしたので、
只管打坐を修行したい方は、老師について、たっちゃんに問い合わせて下さい。
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コメント(7)
『兀兀（ごつごつ）として坐定（ざじょう）して、箇（こ）の不思量底を思量せよ。不思量底（ふしりょうてい）、如何（いかん）が思量せん。非思量。此れ乃ち坐禅の要術なり。』
(永平道元禅師「普勧座禅義」より)
『ひたすら座って、存在自体を思考する事は絶対に出来ない、
という事について、考え尽くさざるを得ません。
絶対に思考出来ないという事を、どうして思考し尽くす事が出来るでしょうか。
思考する事は落ちます。 これが、座禅の最重要点です。』
(永平道元禅師「普勧座禅義」当該箇所の、雨宮老師による現代語訳)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
上記の文に関する、現時点での管理人の理解
道元禅師は、『非思量、これ即ち座禅の要術なり。』と述べておられます。
それは、思量（思考）とは脳が過去の記憶を処理して行う活動であり、それ自体がフィルターとなってしまうため、
我々は現在この瞬間そのものを決して直接には認識できない、というものです。
禅の修行は身体を壊して挫折してしまったため、実体験に基づかない話で恐縮なのですが、『非思量』とは、思考を介さずに今この瞬間の現実を体現する、という事であるようです。
(永平道元禅師「普勧座禅義」より)
『ひたすら座って、存在自体を思考する事は絶対に出来ない、
という事について、考え尽くさざるを得ません。
絶対に思考出来ないという事を、どうして思考し尽くす事が出来るでしょうか。
思考する事は落ちます。 これが、座禅の最重要点です。』
(永平道元禅師「普勧座禅義」当該箇所の、雨宮老師による現代語訳)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
上記の文に関する、現時点での管理人の理解
道元禅師は、『非思量、これ即ち座禅の要術なり。』と述べておられます。
それは、思量（思考）とは脳が過去の記憶を処理して行う活動であり、それ自体がフィルターとなってしまうため、
我々は現在この瞬間そのものを決して直接には認識できない、というものです。
禅の修行は身体を壊して挫折してしまったため、実体験に基づかない話で恐縮なのですが、『非思量』とは、思考を介さずに今この瞬間の現実を体現する、という事であるようです。
【 公案・南泉斬猫 】
ある時、東堂の僧たちと西堂の僧たちとが、一匹の猫について言い争っていた。
南泉は猫を提示して言った。
「僧たちよ、禅の一語を言い得るならば、この猫を助けよう。言い得ぬならば、斬り捨
てよう」
誰一人答える者はなかった。南泉はついに猫を斬った。
夕方、趙州が外出先から帰ってきた。南泉は彼に猫を斬った一件を話した。趙州
は履（ くつ ）を脱いで、それを自分の頭の上に載せて出て行った。南泉は言った。
「もしお前があの時おったならば、猫は救えていたのに．．．」
ーーーーーーーーーーーーーー
雨宮老師による解答は、『代わりに私を斬って下さい。』でした。
amazonで見つけた、電磁波カット帽子を試すために、被って投稿してみました。
被っても脳に刺激はありますね。。
ある時、東堂の僧たちと西堂の僧たちとが、一匹の猫について言い争っていた。
南泉は猫を提示して言った。
「僧たちよ、禅の一語を言い得るならば、この猫を助けよう。言い得ぬならば、斬り捨
てよう」
誰一人答える者はなかった。南泉はついに猫を斬った。
夕方、趙州が外出先から帰ってきた。南泉は彼に猫を斬った一件を話した。趙州
は履（ くつ ）を脱いで、それを自分の頭の上に載せて出て行った。南泉は言った。
「もしお前があの時おったならば、猫は救えていたのに．．．」
ーーーーーーーーーーーーーー
雨宮老師による解答は、『代わりに私を斬って下さい。』でした。
amazonで見つけた、電磁波カット帽子を試すために、被って投稿してみました。
被っても脳に刺激はありますね。。
南泉の公案が、
公案であってネコ切られてなければ
いいなと思います
禅は、その中で
ソコに至った者により
設計されてるようにも思います
なので、
「あなたがいない（空間としての無。
不可能だけれど、理想としては、
遍在という多面的立脚」を始まりとし、
「あなた（既になってる自己）」を出そうと
両者の問答によって引き出そうと
しているかのように見えます
あなた を物理的問題によって
浮かび上がらせ、
あなたが成ってるあなた
を退場させることで
背景にある、"あなた"
を呼び起こそうとしてるように見えます
なので、正直に答えることで
今の自己の場所が分かるので
大切だとおもいます
それが、正直さに繋がり
もっと言えば、
このいま瞬間の自己と
ピタリ会うことで
永遠 が開示されるようにも
思えます
が、、それは花開くまで
長い努力を必要とするかもしれません
禅の本は、いくつか読みましたが、
多くが 空間 を指し示すだけに
なってるかもしれません
もし、遍在を差し示せれば
よいですが
遍在を指し示せるときは
合掌と合掌が向かい合ってるでしょう
永遠として座るとき
遍在的な局面を持つ
多数の実在として座るとき
個は枠組みを越えていくのでしょう
南泉がいたら、
僕だったら、
禅の中で言うのなら
戒律違反だ馬鹿野郎
禅を用いて
なんでも正当化する自己が
問答遊びに終始してしまうのなら、
禅を狭きにするのなら
お前自身をたたっ切ってしまえ！
・・ほら捕まえた
名をなんという？
ところで、
猫可哀想やん！
ですね 笑
公案であってネコ切られてなければ
いいなと思います
禅は、その中で
ソコに至った者により
設計されてるようにも思います
なので、
「あなたがいない（空間としての無。
不可能だけれど、理想としては、
遍在という多面的立脚」を始まりとし、
「あなた（既になってる自己）」を出そうと
両者の問答によって引き出そうと
しているかのように見えます
あなた を物理的問題によって
浮かび上がらせ、
あなたが成ってるあなた
を退場させることで
背景にある、"あなた"
を呼び起こそうとしてるように見えます
なので、正直に答えることで
今の自己の場所が分かるので
大切だとおもいます
それが、正直さに繋がり
もっと言えば、
このいま瞬間の自己と
ピタリ会うことで
永遠 が開示されるようにも
思えます
が、、それは花開くまで
長い努力を必要とするかもしれません
禅の本は、いくつか読みましたが、
多くが 空間 を指し示すだけに
なってるかもしれません
もし、遍在を差し示せれば
よいですが
遍在を指し示せるときは
合掌と合掌が向かい合ってるでしょう
永遠として座るとき
遍在的な局面を持つ
多数の実在として座るとき
個は枠組みを越えていくのでしょう
南泉がいたら、
僕だったら、
禅の中で言うのなら
戒律違反だ馬鹿野郎
禅を用いて
なんでも正当化する自己が
問答遊びに終始してしまうのなら、
禅を狭きにするのなら
お前自身をたたっ切ってしまえ！
・・ほら捕まえた
名をなんという？
ところで、
猫可哀想やん！
ですね 笑
>>[6]
猫を道具にするなって感じですね
比喩であって欲しいです
基本的には、
空についてや、無について
「理解する主体」がありますね
その主体は、自分が成っている
「主体」の中で、対象を理解します
いま、理解する対象を持った事で
「主体」も決まると見てみます
対象を「空（くう）」
主体を「賢（さか）しい仏教を語る人」
とすれば、
賢しい人は、その対象を
自分の枠組み で理解することで
空 を説明します
理解することと
主体の賢しい人はセットで
円と中心のような感じです
円は中心がないと円の縁ができず
円の縁があれば、中心が決まります
主体の枠組みを超えたものは
その主体の枠組みからは観えません
理解しているという実感が創る主体が
対象と枠をつくりだします
なので、只管打坐も
そうですが
まず座っていると思います
それは、導入として
越えている前提として
わたし が座っていることから
始めようとしてるんだと思います
「越えている」が
「わたし」として座っている
個が越えているとき
枠組みは入ってるものとして
理解されるとします
円の縁（ふち）が無いとき
永遠が広がってるとします
でも、縁があってもいいわけです
「越えている」から翻って
縁をつくり、中心をつくっていることに
気づいてるからです
個は、枠組みの中で理解します
円の中の中心から、世界を説明しようと
しています
けれど、中心も縁もなくならなければ
永遠に触れられないとすれば（忘れてるので）
個は、枠組みを越えなければ
世界に対する論述は、
常に、中心と枠から見た見方になります
さっきの例えで言えば
最初の段階では、
空は、中心と縁がなければ
触れられないわけで
禅は、創り出した円（円の縁）に
揺さぶりをかけて
円を解こうとします
（少なくとも僕にはそうみえます）
どんなにロジカルに
語っていても触れてないなら
触れてないので
枠の中に閉じ込められます
（どんなに理解してても
個という枠の中での理解となります）
逆に、枠を越えたら
枠を組み立てる事も
その中から見る事も
枠のない事と同義になります
すみません
わかりづらいかもです
猫を道具にするなって感じですね
比喩であって欲しいです
基本的には、
空についてや、無について
「理解する主体」がありますね
その主体は、自分が成っている
「主体」の中で、対象を理解します
いま、理解する対象を持った事で
「主体」も決まると見てみます
対象を「空（くう）」
主体を「賢（さか）しい仏教を語る人」
とすれば、
賢しい人は、その対象を
自分の枠組み で理解することで
空 を説明します
理解することと
主体の賢しい人はセットで
円と中心のような感じです
円は中心がないと円の縁ができず
円の縁があれば、中心が決まります
主体の枠組みを超えたものは
その主体の枠組みからは観えません
理解しているという実感が創る主体が
対象と枠をつくりだします
なので、只管打坐も
そうですが
まず座っていると思います
それは、導入として
越えている前提として
わたし が座っていることから
始めようとしてるんだと思います
「越えている」が
「わたし」として座っている
個が越えているとき
枠組みは入ってるものとして
理解されるとします
円の縁（ふち）が無いとき
永遠が広がってるとします
でも、縁があってもいいわけです
「越えている」から翻って
縁をつくり、中心をつくっていることに
気づいてるからです
個は、枠組みの中で理解します
円の中の中心から、世界を説明しようと
しています
けれど、中心も縁もなくならなければ
永遠に触れられないとすれば（忘れてるので）
個は、枠組みを越えなければ
世界に対する論述は、
常に、中心と枠から見た見方になります
さっきの例えで言えば
最初の段階では、
空は、中心と縁がなければ
触れられないわけで
禅は、創り出した円（円の縁）に
揺さぶりをかけて
円を解こうとします
（少なくとも僕にはそうみえます）
どんなにロジカルに
語っていても触れてないなら
触れてないので
枠の中に閉じ込められます
（どんなに理解してても
個という枠の中での理解となります）
逆に、枠を越えたら
枠を組み立てる事も
その中から見る事も
枠のない事と同義になります
すみません
わかりづらいかもです
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