「青天を衝け」感想コミュコミュの第37回　「栄一、あがく」

政府の命により、再び岩崎弥太郎（中村芝翫）に対抗するため、海運会社・共同運輸会社が設立された。しかし、栄一（吉沢亮）は、千代（橋本愛）を亡くして憔悴（しょうすい）していた。その様子を見かねた知人らの勧めで、栄一は伊藤兼子（大島優子）と再婚する。共同と三菱が熾烈（しれつ）な競争を繰り広げ、両社消耗していく中、突然、弥太郎が病に倒れる。これ以上の争いは不毛と、五代友厚（ディーン・フジオカ）は、栄一と弥太郎の弟・岩崎弥之助（忍成修吾）との間を取り持とうとする。

コメント(4)

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[1] mixiユーザー 11月28日 22:13

今回は千代の死から3か月が経った時から始まります。
そして終わりでは嫡男が煙草を咥えています。今回で10年くらい経ったのかな。
千代に続いて、今回の10年で岩倉具視、岩崎弥太郎、五代友厚とビッグネームが次々と亡くなっていきました。

亡くなったそれぞれは栄一の前に立ちはだかったりだったけれど、やり方は違えど「日本」の事を真摯に思い行動した戦友でありました。

岩崎弥太郎の独裁でも良い、とにかく早くに日本を一等国にせにゃならん！vs 栄一の皆で力を合わせて皆で豊かになる合本で日本国に力を付ける！の戦いは、疲弊戦となりこのままだと外国にそのポジションを取られる前に共同経営となりました。

色々思うようにいかずとも、そういう競争が出来るところまで来たのです。
幕藩体制では考えられなかった競争であり戦いでありました。

オープニングの大波の所のクレジットが「草彅剛」となるとやっぱり決まるね。
栄一と慶喜の向かい合ってるシーン。
私はこのふたりのシーンはいつの回も好きだな。

慶喜が昭武さまや川村恵十郎の話は、もうホントずいぶん昔の話となってしまった。
慶喜の動さがゆっくりで歳月と年齢を感じさせる。
栄一も歩き方がゆっくりで背中が少し丸くなり年齢を感じさせていた。

弾けるような若さと行動力はすでにない。
その代わりに手に入れたものは、経験と人脈と分別と大家族。
英知は後妻さんに「家族を守りたい。力を貸してくれ。俺を叱ってくれ」のシーンは良かった。
その家族の火種が用意されている終わり方も、連続物として良かった。

[2] mixiユーザー 11月29日 00:35

新しい妻に、あんなに謝るかな？
完璧渋沢栄一。

本当の渋沢栄一は、どこ？

家族がドラマだから。というけど、
男尊女卑の激しいころだと思うのだけれど。

[3] mixiユーザー 11月29日 07:07

>>[2]
史実はまったく違います。
栄一と伊藤博文は男尊女卑のまかり通る当時をもってしても、「もはや異常」ともいえる女癖の悪さで知られています。
何事にも先進的な栄一でしたけれど、こと女に関してはダメです。

新しい妻に謝る場面が私は良いと書いたのは、ドラマとして現代人に訴えるこういう場面を入れたのは、いいなというくらいの意味で、史実はそんなことはまったくありません。

結婚した時、兼子は妊娠していてその後、男の子を二度生みますがいずれも夭折。
三人目の男の子が育ちます。

史実とドラマは別物です。
それは「青天を衝け」に限らずすべてのドラマでも。
「という、似たような話があったとさ」ぐらいのものだと私は思っています。

[4] mixiユーザー 11月29日 07:16

>>[3]

わぁ、嬉しい。朝から、ありがとうございます。スッキリしました。

私の夫のお母様は、今90歳ですが、長崎の九州男子のお父様にいつも、叱られていました。お父様80歳脳梗塞8年死亡。つい前まで、叱られてばかりだったのに。

確かに。ドラマですから。
ありがとうございました^_^

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