「青天を衝け」感想コミュコミュの第28回　「篤太夫と八百万やおよろずの神」

新政府から大蔵省への出仕を求められた篤太夫（吉沢亮）は、直接断るため東京へ向かう。篤太夫は、伊藤博文（山崎育三郎）の案内で大隈重信（大倉孝二）を訪ね、早速辞任を申し出るが、大隈は“なぜ今新政府に、君が必要なのか”と立て続けに話し、篤太夫は完全に言い負かされる。一方、慶喜（草彅剛）は、ようやく謹慎を解かれ宝台院を出た。慶喜は、「自分のことは忘れて日本のために尽くせ」と篤太夫に最後の命を下す。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 09月27日 00:53

今回は栄一にとって、また日の本にとっても大一番の大事な日々の連続であった。
しかるにコメディタッチだったのであーる。(笑)
でも結果的にわかりやすくてよかったのであーる。

大隈vs渋沢は大隈の勝ち。
あの口達者な栄一が良い負けてしまった。
大隈の言葉に、栄一の胸がぐるぐるしだして活躍したくてたまらなくなる時の癖が出た。

命をかけた焼き討ちは中止、倒幕を目指せば一橋に仕え、おのれの道を見つけたかと思えば幕臣となり、そのあげくあるじまで失った。それでようやく安住の道を見つけたと思ったのに（慶喜さまがいる静岡の地をカンパニーなどで富ませること）、新政府に使えろとの命を受けた栄一。

新政府の敵として捕らえられている喜助は、新政府で活躍する栄一を変節漢と罵倒するのだろうか。
途中まで、栄一と喜助の道は同じだった。その途中でさえもふたりは変節漢であった。
道が違ってからは喜助は一本の道をただひたすら走っていって今は牢の中。

栄一は、喜助はもうひとりの俺だという。
千代はそんな栄一をお蚕さまのような脱皮と例えた。
「脱皮しながら生き延びてくださった」と。

もうひとつの名場面。たぶんこの大河を通しての名場面のひとつであろう、今回の慶喜と栄一。
「私のことは忘れよ。渋沢、この先は日本のために尽くせ。大儀であった。息災を祈る」

「幕臣の意地を見せろ！どこにいても友だ！」と荒々しい別れを杉浦としたのも印象的だった。

もうすべてのベクトルが、「栄一、やおよろずの神のひと柱となって、日の本のために尽力せよ」と訴えている。
やっと栄一が「日本経済の父」と言われるスタートラインに立った。
全41回の28回目で。(笑)

[2] mixiユーザー 09月27日 09:00

徳川慶喜が、江戸城あけ渡しに従い、
凛として、奥様が、顔をなでて、生きていらっしゃてという場面は心打たれました。
そして、今は楽しい。と、愚痴ひとついわず、
自分はもう、政治には関わらないと、身の程を知り、いろんな趣味や、猫をかっていた？(写真が残っています)渋沢栄一に、日本を託したのは、
鮮やかでした。草彅くん、演技なかなかうまいんですね。

[3] mixiユーザー 09月27日 09:04

つづき。

千代が、お蚕さまのように、脱皮して、成長すると、栄一にいう。
うまいこというなと思いつつ、蚕はやだ！
せめて、蝉とか、バッタにしてほしい。でも、役立たないから、やっぱり、お蚕さまかな。(笑）

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