「青天を衝け」感想コミュコミュの第26回　「篤太夫、再会する」

久々に故郷・血洗島に戻った篤太夫（吉沢亮）は、千代（橋本愛）、父・市郎右衛門（小林薫）、母・ゑい（和久井映見）らと再会を喜びあうが、尾高家に起こった悲しい出来事を知って大きな衝撃を受ける。その後、昭武（板垣李光人）から預かった書状を届けるため、慶喜（草彅剛）が謹慎している駿府に向かう篤太夫。駿府藩の中老・大久保一翁（木場勝己）にパリでの収支を報告し、慶喜との謁見を願い出るが…。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 09月12日 21:48

血洗島が綺麗だった。
栄一に言わせるとここの景色は何も変わっていない。
その変わっていない所に栄一は力を貰っていた。

栄一がおしゃべりの才能を生かして血洗島の皆や慶喜さまにパリの日々の驚きを再現していた。
栄一のおしゃべりが役に立っていた。(笑)

今回は話の構成とか、吉沢君の渾身の演技や、つよぽんの脱力演技の相乗効果で、なかなか良かったなぁ。

前回もそうだったけれど、この複雑な幕末史のあれこれを栄一の目線で表現することに徹している構成は成功している。
パリ在住の時は、日本の様子はわずかに伝えられる手紙などの伝聞のみ。
今回も何もかもが変わってしまった事を、歴史的事件としては函館戦争くらいで、新政府の動向を一切描かずに、血洗島での皆との再会シーンと慶喜との再会シーンで、こんなにも世の中が変わってしまったのを十分表現できていた。

栄一の本音は、夢での長七郎との会話と尾高の兄との会話、慶喜との会話に現れている。

いかにこれまでの自分が狭い了見で生きていたかという事を、どれだけ無謀だったかを、パリ行きで嫌というほど思い知った。

今回で26回。
本作は全41回で年内放送終了で、最終回は12月26日。
半分以上終わった所で、主人公栄一はいまだ何者でもなく、何も成し遂げいなくて、無職。(笑)

26回と言えば「真田丸」なら、秀吉が最愛の鶴松が病死し、色々あって仮想大会「やつしくらべ」をして瓜売りで昌幸が意気消沈する回。

麒麟で言えば26回は…あ、光秀も何者でもない時期が長かったんだった。(笑)
麒麟の26回は「三淵の奸計」。朝倉のユースケサンタマリアがただただ気の毒な回だった。

予告編を見るに、次回から栄一はいよいよ本領発揮っぽい。
カンパニーを作りたいと仕組みを説明していた。

そうそう、パリ行きの会計を黒字で返して役人を驚かせたところは痛快だったね。
すごく短い場面で一瞬で過ぎ去ったけれど、あそこもっとコミカルに栄一が威張っても良かったのに。

それから前々からちょっとだけ気になっていた事。
栄一と千代の子ども。
赤ちゃん時代は、これぞ吉沢くんと橋本愛の子どもだっていう説得力のあるめちゃめちゃ可愛い赤ちゃんが用意されいたんだけれど、幼年期の今の子役はあまりに普通の顔の歯並びが気になる子役だったこと。

これから栄一が活躍するターンだと思うのですが、私は栄一と慶喜のふたりのシーンがとても好きで、言い換えると吉沢君とつよぽんのシーンがとても好きで、そしてどうやら慶喜さまは最後の方まで登場シーンがあるらしいので、これからの栄一の活躍に慶喜がどのように関わっていくのかとても楽しみにしております。

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