「青天を衝け」感想コミュコミュの第23回　「篤太夫と最後の将軍」

フランスからの借款は消滅したが、篤太夫（吉沢亮）が当面の資金繰りに奔走し、昭武（板垣李光人）は留学を続けていた。家庭教師のヴィレットの教えに従い、篤太夫たちは髷（まげ）を落とし、刀も外し、洋服を着ることに。同じころ、日本では西郷（博多華丸）が軍備を整え、岩倉（山内圭哉）と大久保（石丸幹二）が王政復古への動きを進めるが、慶喜（草彅剛）は先手を打って政権を帝に返上してしまう。一方、血洗島では篤太夫の養子になった平九郎（岡田健史）が、江戸に向かおうとしていた。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 07月18日 23:25

慶喜は相談する相手もなく（円四郎も栄一もいない中、原市之進暗殺される）、孤独の中ひとりで大政奉還を決めた。
あのおしゃべりな家康も日付だけつぶやいて目力だけで語り、その目も閉じてしまった。

本作は長州が暴れ、薩摩が暗躍する幕末で、そこに土佐はあまりいないみたい。
山内容堂がちょっと座っていたけれど、勝海舟も大政奉還という考え方に傾倒していった龍馬も存在しないまま、慶喜が孤独の中ひとりで大政奉還を決断、朝廷に政権をお返ししてしまっている。

この日本の大混乱をタイムラグで知るしかない栄一たちは、日本で何が起きているのかわからない中で、民部公子の留学を支える。

で、ちょっと不満なのは、栄一はパリの街なかを駆けずり回って金策しているんですよ。実際は。
そういう所を見たかった。そこで新しいことに触れて感動し、ひとつひとつ自分のものにしていく。そういう栄一を見たかった。

でもまぁ、ドラマの中で異人と話す事でなんか栄一の中で民主主義の理解が進み「この仕組み、すげー」の瞬間があって、そうして民部公子同行組はちょんまげやめ刀をさす事やめるよう指示される。

栄一は面白がって洋髪にしていたけれど、実はこれ大変な事なんです。
本国でもこの後明治政府が、ちょんまげと刀はやめてねという「散髪脱刀令」を出します。
どうもちょんまげと刀はセットなんですね。

天武11年（683年）に「結髪令」が出され、以来千年以上日本人は髷を結ってきました。
髷を切ったことで離婚騒動が結構あったそうです。理由は「なんか気持ち悪い」って女性の方から離縁した例が頻発したとか。

暗躍する黒西郷隆盛、コミカルな言動の岩倉具視が主導する幕末の混乱期。

今回のタイトルは、青天を衝け｢篤大夫と最後の将軍｣でした。
今朝の早朝の黄金の日日(再)は、｢将軍追放｣でした。

青天を衝けは徳川だし、黄金の日日は足利将軍だけれども。

雑談トピに書いたけれどここにも載せとく。
オリンピック・パラリンピックで次回は8月15日です。

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