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第２３話 篤太夫と最後の将軍 の感想などお願いします。
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↓癒し
ｺﾐｭ（ドラマトピ有）
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↓あさが来た（同じ脚本家・時代設定のドラマ）
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↓路線図が好き
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↓真田丸（近年有数の人気だった大河ドラマ）
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↓何かに感動したい。
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ご参加お待ちしています。
※こちらはネタバレ禁止の感想トピックですので
（多数派である地上波のリアルタイム放送以前をネタバレと呼んでいます）、
歴史（誰にも史実が分からない事だけは分かっているものの）の話をしたい人は
↓歴史トピ（当コミュ内）
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↓癒しコミュ「テレビドラマ」トピ
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※こちらは大河ドラマ「麒麟がくる」が好きな人のコミュですので、脚本、役者への批判は、
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コメント(113)
大河ドラマ「青天を衝け」第２３回「篤太夫と最後の将軍」。私の感想
➀フランスからの６００万ドルの借款の不成立で困ったパリ視察団。
◎渋沢栄一は金策に苦労！ ここで策を提案したのは外国奉行支配の田辺太一（山中 聡）。
あだ名が“田兄”（でんけい）。外国渡航は二度目の経験者。
◎この田辺の策が「為替手形の発行」。昭武の名義で手形を発行し、手形を買い取って
くれた相手に幕府が額面分の金を支払という方法。
〜外国奉行たちの働きが素晴らしい〜
〇栗本鋤雲（池内万策）、江戸からスイスに来て手形を栄一に渡す。
〇杉浦愛藏（志尊 淳）、逆にパリから日本に戻る。幕府の指示を仰ぐため。
この時、栄一は杉浦に家族や喜作に宛てた手紙を託し、見立て養子にした
平九郎の世話も頼んだ。
��京で原市之進が暗殺された！
斬ったのは開国反対派で、幕臣の鈴木豊次郎、依田雄太郎、この二人は慶喜を惑わす
奸臣と思われた。
��将軍徳川慶喜の不安、嘆き、苦しみ。
◎この頃、倒幕を目指す薩摩の西郷吉之助は「天璋院様御守衛」と言う名目で諸国の
浪人を集め、「浪士隊」を造り上げていた。薩摩はいつ幕府に対して挙兵するか
判らないと感じている。
慶喜 ：『いっそ、政を朝廷にお返しするか・・』
〇フランスからの借款はまだ成立せず、陸海軍の整備も進んでいない。このまま
戦となれば幕府は破れるだろう・・。
〇政を朝廷に返せば、薩摩は振り上げた拳を下ろす先を失う。政権を返上しても、
朝廷にこの国を治める力があるはずもなく、幕府が実権を握れる見込みはある。
�ぁ崑臉�奉還」の宣言
〇徳川慶喜は１８６７年（慶応３年）１０月１２日、老中らを前に宣言。
慶喜 ：『外国との交際が日に日に盛んになる昨今、日本は最早政権を一つに
纏めねば国家を治め守る事は出来ぬ。広く天下公平な議論を尽くして天子様の決断を仰ぎ、同心協力してこの国を護りたい』
➄岩倉具視（キャスト・山内圭哉）
〇岩倉は孝明天皇の近習だったが、和宮降嫁を推進した事などから新幕派と見なされ、
蟄居を命じられていた。しかし、突如政権を返上されて混乱した朝廷は、政に長けた
岩倉に助けを求めてきた。
�ζ狙郛蕊隶豺圓僚�国訪問は３ケ月に及び、それを終えてパリへ戻った。
〇パリへ戻った昭武一行の大きな変化はその姿・形。
教師はナポレオン三世に指名されたウ“ｲレット中佐。
〇髷を落とし、刀を外して、洋装で生活する事。
�Α峪楊永薪�」に感動する渋沢栄一
栄一 ：【この国では人々は同じ立場に立ち、各々が国の為に励んでいる。
この理こそ日の本に移さねば】
��明治天皇の「王政復古宣言」
〇１２月９日天皇臨席のもと、「小御所会議」が開かれた。しかし、この場に将軍である
徳川慶喜が招かれていない事に松平春嶽や山内容堂が反発！
�┿�摩藩と庄内藩の砲撃戦
１２月２５日。江戸城二の丸の砲火に始まった薩摩藩と庄内藩による砲撃合戦。
第２４回の放送は８月１５日。題目は「パリの御一新」。
時は慶応４年の正月。この時、パリ一行は未だ徳川の「大政奉還」を知らない。
帰国して日本の現状に驚くでしょう・・。
➀フランスからの６００万ドルの借款の不成立で困ったパリ視察団。
◎渋沢栄一は金策に苦労！ ここで策を提案したのは外国奉行支配の田辺太一（山中 聡）。
あだ名が“田兄”（でんけい）。外国渡航は二度目の経験者。
◎この田辺の策が「為替手形の発行」。昭武の名義で手形を発行し、手形を買い取って
くれた相手に幕府が額面分の金を支払という方法。
〜外国奉行たちの働きが素晴らしい〜
〇栗本鋤雲（池内万策）、江戸からスイスに来て手形を栄一に渡す。
〇杉浦愛藏（志尊 淳）、逆にパリから日本に戻る。幕府の指示を仰ぐため。
この時、栄一は杉浦に家族や喜作に宛てた手紙を託し、見立て養子にした
平九郎の世話も頼んだ。
��京で原市之進が暗殺された！
斬ったのは開国反対派で、幕臣の鈴木豊次郎、依田雄太郎、この二人は慶喜を惑わす
奸臣と思われた。
��将軍徳川慶喜の不安、嘆き、苦しみ。
◎この頃、倒幕を目指す薩摩の西郷吉之助は「天璋院様御守衛」と言う名目で諸国の
浪人を集め、「浪士隊」を造り上げていた。薩摩はいつ幕府に対して挙兵するか
判らないと感じている。
慶喜 ：『いっそ、政を朝廷にお返しするか・・』
〇フランスからの借款はまだ成立せず、陸海軍の整備も進んでいない。このまま
戦となれば幕府は破れるだろう・・。
〇政を朝廷に返せば、薩摩は振り上げた拳を下ろす先を失う。政権を返上しても、
朝廷にこの国を治める力があるはずもなく、幕府が実権を握れる見込みはある。
�ぁ崑臉�奉還」の宣言
〇徳川慶喜は１８６７年（慶応３年）１０月１２日、老中らを前に宣言。
慶喜 ：『外国との交際が日に日に盛んになる昨今、日本は最早政権を一つに
纏めねば国家を治め守る事は出来ぬ。広く天下公平な議論を尽くして天子様の決断を仰ぎ、同心協力してこの国を護りたい』
➄岩倉具視（キャスト・山内圭哉）
〇岩倉は孝明天皇の近習だったが、和宮降嫁を推進した事などから新幕派と見なされ、
蟄居を命じられていた。しかし、突如政権を返上されて混乱した朝廷は、政に長けた
岩倉に助けを求めてきた。
�ζ狙郛蕊隶豺圓僚�国訪問は３ケ月に及び、それを終えてパリへ戻った。
〇パリへ戻った昭武一行の大きな変化はその姿・形。
教師はナポレオン三世に指名されたウ“ｲレット中佐。
〇髷を落とし、刀を外して、洋装で生活する事。
�Α峪楊永薪�」に感動する渋沢栄一
栄一 ：【この国では人々は同じ立場に立ち、各々が国の為に励んでいる。
この理こそ日の本に移さねば】
��明治天皇の「王政復古宣言」
〇１２月９日天皇臨席のもと、「小御所会議」が開かれた。しかし、この場に将軍である
徳川慶喜が招かれていない事に松平春嶽や山内容堂が反発！
�┿�摩藩と庄内藩の砲撃戦
１２月２５日。江戸城二の丸の砲火に始まった薩摩藩と庄内藩による砲撃合戦。
第２４回の放送は８月１５日。題目は「パリの御一新」。
時は慶応４年の正月。この時、パリ一行は未だ徳川の「大政奉還」を知らない。
帰国して日本の現状に驚くでしょう・・。
「なぜ、大政奉還をしたか」は、慶喜を描写する上で大きなポイントの一つです。
このドラマは、その先触れとして原市之進の暗殺を置きました。
そこに亡くなった円四郎やフランスに送った栄一の不在を重ね合わせ、
一人難局に立ち向かうべく熟考する慶喜の姿に焦点をあてました。
二条城の場面も、下段から遠くにいる慶喜が申し渡すような描き方ではなく、
大政奉還が神君・家康の遺志にも沿うと説明する草��剛の周囲をカメラがクルクル回り、最後のキメの一言は斜め下から見上げるように撮ります。
これが慶喜の決断なのだ、この説明ができるのが慶喜なのだと強調するかのようです。
それを見守るのが概念としての家康です。
一度は思わぬ結論に苦悶が隠しきれなかった家康ですが、
慶喜の深慮を知ると、その決断やよしとばかりに表情もやわらぎます。
なるほど、この場面のための「歴史解説」でしたか。
もう、中の人を「犬」とは呼ばせません。
一方、大政奉還と軌を一にして、フランスチームも洋装・断髪になりました。
柔軟な上に興味津々な栄一はノリノリなのに対し、
やはり水戸の皆さんはやってくれます。
さすがに切腹めいた作法に辞世の歌はやりすぎでしょうが、
武士にとって髷が特別な存在であることを教えてくれます。
そして、官僚(=武士)と銀行家が友のように話すのを見た栄一が、
ベルギー国王が商人のように鉄を売り込んでいたことを思い出しつつ、
(ヨーロッパ社会の本当のところのことはおくとしても)
「風通しがいい」と一言で切り取ったのが見事です。
そのただ中にいると、そこに問題があることにさえ気づきにくい身分制度の問題を、
肌触りのある言葉で具体化し、乗り越える方向性さえも見通しています。
言葉の取り扱いに手練れな大森美香が絶妙な補助線を引いて、
読者の視座を転換してくれた一言とでも言えましょうか。
というわけで、今回の秀逸は、
見立て養子とはいえ、平九郎に説諭する千代の母としての対応でも、
秘めているつもり、ただの餞別のつもり、密会のつもりのつもりから漏れすぎている、
平九郎のフラグ発言を覆い隠すほどに突き抜けて「やれやれ」な「ていの思い」でも、
直後の大政奉還を思うと、実は相当に危ない橋を渡っていた
公儀に支払わせる見込みの逆為替で資金を調達したフランスチームでも、
そんな意味でも、小栗ら江戸チームが反発するのも理解できる
ずっと京・大坂に行ったきりで命令しか届かない将軍慶喜の不在でも、
もし平和な世がくれば無用の長物になってしまうことが目に見えている
何かあると「戦じゃ」としか言わない西郷の戦闘特化型人材ぶりでも、
立て板に水の早口で場の空気を完全に支配してしまう
岩倉具視こと山内圭哉のひとり小劇場感でもなく、
原市之進の暗殺の報に怒ることもできず、泣くこともできず、
かといって平静を装うこともできないまま、
ただただ「皆、下がれ」としか言えない慶喜の悲しみ。
このドラマは、その先触れとして原市之進の暗殺を置きました。
そこに亡くなった円四郎やフランスに送った栄一の不在を重ね合わせ、
一人難局に立ち向かうべく熟考する慶喜の姿に焦点をあてました。
二条城の場面も、下段から遠くにいる慶喜が申し渡すような描き方ではなく、
大政奉還が神君・家康の遺志にも沿うと説明する草��剛の周囲をカメラがクルクル回り、最後のキメの一言は斜め下から見上げるように撮ります。
これが慶喜の決断なのだ、この説明ができるのが慶喜なのだと強調するかのようです。
それを見守るのが概念としての家康です。
一度は思わぬ結論に苦悶が隠しきれなかった家康ですが、
慶喜の深慮を知ると、その決断やよしとばかりに表情もやわらぎます。
なるほど、この場面のための「歴史解説」でしたか。
もう、中の人を「犬」とは呼ばせません。
一方、大政奉還と軌を一にして、フランスチームも洋装・断髪になりました。
柔軟な上に興味津々な栄一はノリノリなのに対し、
やはり水戸の皆さんはやってくれます。
さすがに切腹めいた作法に辞世の歌はやりすぎでしょうが、
武士にとって髷が特別な存在であることを教えてくれます。
そして、官僚(=武士)と銀行家が友のように話すのを見た栄一が、
ベルギー国王が商人のように鉄を売り込んでいたことを思い出しつつ、
(ヨーロッパ社会の本当のところのことはおくとしても)
「風通しがいい」と一言で切り取ったのが見事です。
そのただ中にいると、そこに問題があることにさえ気づきにくい身分制度の問題を、
肌触りのある言葉で具体化し、乗り越える方向性さえも見通しています。
言葉の取り扱いに手練れな大森美香が絶妙な補助線を引いて、
読者の視座を転換してくれた一言とでも言えましょうか。
というわけで、今回の秀逸は、
見立て養子とはいえ、平九郎に説諭する千代の母としての対応でも、
秘めているつもり、ただの餞別のつもり、密会のつもりのつもりから漏れすぎている、
平九郎のフラグ発言を覆い隠すほどに突き抜けて「やれやれ」な「ていの思い」でも、
直後の大政奉還を思うと、実は相当に危ない橋を渡っていた
公儀に支払わせる見込みの逆為替で資金を調達したフランスチームでも、
そんな意味でも、小栗ら江戸チームが反発するのも理解できる
ずっと京・大坂に行ったきりで命令しか届かない将軍慶喜の不在でも、
もし平和な世がくれば無用の長物になってしまうことが目に見えている
何かあると「戦じゃ」としか言わない西郷の戦闘特化型人材ぶりでも、
立て板に水の早口で場の空気を完全に支配してしまう
岩倉具視こと山内圭哉のひとり小劇場感でもなく、
原市之進の暗殺の報に怒ることもできず、泣くこともできず、
かといって平静を装うこともできないまま、
ただただ「皆、下がれ」としか言えない慶喜の悲しみ。
容堂公が小御所会議で吼えまくった（史実では酔いも手伝っての事と）のはこの席に呼ばれていない慶喜公の件に加えて徳川家のみの辞官納地という偏った処遇によるものとされてますが・・。
この回では大政奉還の際に視聴者を引き付けた家康公（もはやこれまで！の表情は流石でしたね）とのコラボが表立ってましたが、奇しくも土佐藩１５代目にあたる山内容堂の始祖である山内一豊に対しての思いがあったからではないでしょうか？
元々土州は長曾我部氏の支配下にありながら関ケ原の戦いにて論功行賞として山内一豊に譲り、そこから徳川家とほぼほぼ同じ年月を栄えさせてきたというもの。
そういった系譜の流れもあっての一泡吹かせやったのでは？
「こっちには関ケ原以降、徳川宗家とは並々ならぬ付き合いがある。長い歴史もある。お前らみたいな新参者やこないだまで干されていたエセ公家みたいな奴らにええようにされてたまるかい！」のような意地もあったのでしょうな。
けどこの御仁は最後の最後で失言をしてしまうんだよなぁ〜〜。
このエピソードの部分は個人的には「跳ぶが如く」が良かったですね。
岩倉具視役の小林稔侍さん、謹慎を解かれたあとの廊下スキップを思い出すｗｗ
冒頭、原様が暗殺されて血まみれに・・そのあとの血洗島の字幕はドキッとしましたがおていちゃんと平九郎との小さな恋物語。やがて木綿のハンカチーフっぽくなりながら最後はゼクシィーの予感やったね＾＾
この回では大政奉還の際に視聴者を引き付けた家康公（もはやこれまで！の表情は流石でしたね）とのコラボが表立ってましたが、奇しくも土佐藩１５代目にあたる山内容堂の始祖である山内一豊に対しての思いがあったからではないでしょうか？
元々土州は長曾我部氏の支配下にありながら関ケ原の戦いにて論功行賞として山内一豊に譲り、そこから徳川家とほぼほぼ同じ年月を栄えさせてきたというもの。
そういった系譜の流れもあっての一泡吹かせやったのでは？
「こっちには関ケ原以降、徳川宗家とは並々ならぬ付き合いがある。長い歴史もある。お前らみたいな新参者やこないだまで干されていたエセ公家みたいな奴らにええようにされてたまるかい！」のような意地もあったのでしょうな。
けどこの御仁は最後の最後で失言をしてしまうんだよなぁ〜〜。
このエピソードの部分は個人的には「跳ぶが如く」が良かったですね。
岩倉具視役の小林稔侍さん、謹慎を解かれたあとの廊下スキップを思い出すｗｗ
冒頭、原様が暗殺されて血まみれに・・そのあとの血洗島の字幕はドキッとしましたがおていちゃんと平九郎との小さな恋物語。やがて木綿のハンカチーフっぽくなりながら最後はゼクシィーの予感やったね＾＾
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2021年大河ドラマ「青天を衝け」 更新情報
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