第２２話 篤太夫、パリへ の感想などお願いします。
▽▼↓重複参加の多いコミュ（昔からmixiの関連コミュ機能は壊れてるので）▼▽
↓信じたいんだよ、運命ってやつを。
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↓おかえりモネ
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↓半沢直樹（TBSドラマ）
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↓癒し
ｺﾐｭ（ドラマトピ有）
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↓あさが来た（同じ脚本家・時代設定のドラマ）
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↓路線図が好き
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↓真田丸（近年有数の人気だった大河ドラマ）
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↓何かに感動したい。
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ご参加お待ちしています。
※こちらはネタバレ禁止の感想トピックですので
（多数派である地上波のリアルタイム放送以前をネタバレと呼んでいます）、
歴史（誰にも史実が分からない事だけは分かっているものの）の話をしたい人は
↓歴史トピ（当コミュ内）
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↓癒しコミュ「テレビドラマ」トピ
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などへどうぞ。
誤って歴史関連の投稿をしている人をみかけたら、誘導お願いします。
※もちろん24時間いつでも投稿OK。
※こちらは大河ドラマ「麒麟がくる」が好きな人のコミュですので、脚本、役者への批判は、
↓冒険コミュ「ドラマ」トピ
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（多数派である地上波のリアルタイム放送以前をネタバレと呼んでいます）、
歴史（誰にも史実が分からない事だけは分かっているものの）の話をしたい人は
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※もちろん24時間いつでも投稿OK。
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コメント(128)
大河ドラマ「青天を衝け」第２２回「篤太夫、パリへ」。私の感想・・。
➀日本を発って５５日目の３月７日に目的地のパリに到着した。
〜滞在先：グランドホテルでの渋沢栄一は、超繁忙〜
〇フランス側との事務連絡も大変だが、“日本のしきたりを振りかざして、ホテルの
従業員と揉め事を起こす水戸藩たちの監視“で気が休まらない。
〇ホテルの従業員から見たら水戸藩の武士達の言動こそ、“井の中の蛙、大海を知らず”
と思われたでしょう。
栄一 ：【船も、鉄道も、この力で動いるのか？ 参った。何日かけても見切れぬほどの
品ばかり。にもかかわらず、ちっぽけなこの俺は言葉も通じず、その品々を
見定める目も、考える頭すらねぇ・・夢の中にいるみてぇだ】
��会場で見る「薩摩の旗」と「琉球王国」の表示
〇シャルル・ド・モンブラン登場。彼は薩摩に接近している要注意人物と言われていた。
〇モンブランを薩摩藩に紹介し、出店の総てを託してくれた人物が「五代才助」だと。
〇外国奉行・向山一履は薩摩藩の出展物で交渉が忙しくなった。
先ず「薩摩の旗」・・これではまるで薩摩が日本と同格の一つの国のように見える。
〇組頭・田辺太一に命じて薩摩藩家老・岩下佐治右衛門と会談させ、「琉球王国」の
表示は「大君」に書き換えさせた。
��「日本は連邦国」と掲載された新聞の見出しに驚き！
〇幕府の品＝「大君グーウ“ｴルマン」、薩摩の品＝「薩摩太守グーヴェルマン」
〜これでは将軍も薩摩藩主と同格の一大名に過ぎないと思われてしまった〜
◎向山らは、漸く幕府を貶めようとする薩摩とモンブランの策略に罹ったのだと
気付いた。
�ぐ區�をかけて巻き返す「幕府」。何をしたか！？
◎謁見式での正装の昭武、ナポレオン三世と王妃そして各国の来賓を前に、徳川慶喜
からの「国書」を堂々と読み上げた。
昭武 ：《・・みなもとのぉ・・よしのぶぅ・・》
➄日本での外交活動。フランス公使・ロッシュとの関係を深める徳川慶喜。
◎慶喜は幕府の威光を取り戻すべく、フランスの支援で陸海軍を整備するなど、
様々な改革に取り組もうとしていた。
◎更にロッシュの助言で、各国の公使を大坂城に招いて公式謁見を行った。
その堂々たるふるまいを見たイギリス公使のパークスはこれまでの将軍とは
違うと感じた。
�ζ�本の初の外交活動の「成果と結果」
〇パリ外交団の「努力」と日本国への「評価」は？ その目的は達成したか！？
〇将軍・徳川慶喜は日本の「大名の一人にすぎない」と言うパリでの風聞！！
◎この為にフランス政府からの６００万ドルの借款は不成立。
◎薩摩とモンブランの策略に嵌ってしまった。
次回第２３回は「篤太夫と最後の将軍」。幕臣・原一之進が暗殺された！
遂に大政を帝に奉還する徳川幕府。激動の日本政治！
➀日本を発って５５日目の３月７日に目的地のパリに到着した。
〜滞在先：グランドホテルでの渋沢栄一は、超繁忙〜
〇フランス側との事務連絡も大変だが、“日本のしきたりを振りかざして、ホテルの
従業員と揉め事を起こす水戸藩たちの監視“で気が休まらない。
〇ホテルの従業員から見たら水戸藩の武士達の言動こそ、“井の中の蛙、大海を知らず”
と思われたでしょう。
栄一 ：【船も、鉄道も、この力で動いるのか？ 参った。何日かけても見切れぬほどの
品ばかり。にもかかわらず、ちっぽけなこの俺は言葉も通じず、その品々を
見定める目も、考える頭すらねぇ・・夢の中にいるみてぇだ】
��会場で見る「薩摩の旗」と「琉球王国」の表示
〇シャルル・ド・モンブラン登場。彼は薩摩に接近している要注意人物と言われていた。
〇モンブランを薩摩藩に紹介し、出店の総てを託してくれた人物が「五代才助」だと。
〇外国奉行・向山一履は薩摩藩の出展物で交渉が忙しくなった。
先ず「薩摩の旗」・・これではまるで薩摩が日本と同格の一つの国のように見える。
〇組頭・田辺太一に命じて薩摩藩家老・岩下佐治右衛門と会談させ、「琉球王国」の
表示は「大君」に書き換えさせた。
��「日本は連邦国」と掲載された新聞の見出しに驚き！
〇幕府の品＝「大君グーウ“ｴルマン」、薩摩の品＝「薩摩太守グーヴェルマン」
〜これでは将軍も薩摩藩主と同格の一大名に過ぎないと思われてしまった〜
◎向山らは、漸く幕府を貶めようとする薩摩とモンブランの策略に罹ったのだと
気付いた。
�ぐ區�をかけて巻き返す「幕府」。何をしたか！？
◎謁見式での正装の昭武、ナポレオン三世と王妃そして各国の来賓を前に、徳川慶喜
からの「国書」を堂々と読み上げた。
昭武 ：《・・みなもとのぉ・・よしのぶぅ・・》
➄日本での外交活動。フランス公使・ロッシュとの関係を深める徳川慶喜。
◎慶喜は幕府の威光を取り戻すべく、フランスの支援で陸海軍を整備するなど、
様々な改革に取り組もうとしていた。
◎更にロッシュの助言で、各国の公使を大坂城に招いて公式謁見を行った。
その堂々たるふるまいを見たイギリス公使のパークスはこれまでの将軍とは
違うと感じた。
�ζ�本の初の外交活動の「成果と結果」
〇パリ外交団の「努力」と日本国への「評価」は？ その目的は達成したか！？
〇将軍・徳川慶喜は日本の「大名の一人にすぎない」と言うパリでの風聞！！
◎この為にフランス政府からの６００万ドルの借款は不成立。
◎薩摩とモンブランの策略に嵌ってしまった。
次回第２３回は「篤太夫と最後の将軍」。幕臣・原一之進が暗殺された！
遂に大政を帝に奉還する徳川幕府。激動の日本政治！
「はじめてのフランス」とあって、使節団の受け止め方も様々です。
いきなり銀の匙、鉾、包丁を使う「異人」の料理に戸惑う栄一ですが、
(そりゃそうだ。安仁子@「いだてん」から習ってないものな。)
すぐに「美味」と言い切る柔軟さで、見るもの聞くものすべてを吸収していきます。
栄一が最初に触れた西洋文化が万国博覧会や廃兵院というのもポイントで、
まず軍事力の格差から入った開国初期の幕閣や薩長の要人とは見ているものが違います。
開国か攘夷かは遠い過去となり、西洋を見ているか見ていないかだけでもなく、
西洋で何を見てきたかで今後の生き方が変わる時代が来ようとています。
むろん、そんなスポンジのような吸収力を持つものばかりではなく、
このドラマでは気の毒なくらいに水戸藩士には守旧派キャラが宛てられ、
毒見の場面やダンスの場面のわざとらしいまでの大仰さは、
もはやカタキ役を超えたコメディ要員になっています。
一方、薩摩は、独立国家だが支配下にあった琉球王国を利用して、
日本なのだか日本じゃないのかよくわからない薩摩の展示ブースを作ったり、
普通に訳せば「政府」の呼称を幕府に承認させたり、
幕府関係者でなくとも誰も想定しないような、完全に独立国家として動いています。
さらに、幕府の担当者もイギリスの画策にキレイに乗ってしまい、
自らフランスの心証を悪くしてしまったり、
(実は「日本は連邦国家」の記事は、スネたフランスの通訳が書いたらしい。)
これでは、いかに慶喜や小栗が優秀でも勝てません。
それでも、英仏蘭各国公使を前に、それぞれの言葉で挨拶をしてみたり、
島津久光ら西国雄藩からの談判を写真撮影会でいなしてみたり、
その他もろもろの改革を断行したり(としかドラマでは言わない)、
慶喜もなんとか幕府の立て直しに努力します。
今回の外国語からのホトガラフで気づいたのですが、
慶喜は勇んでいる相手をナナメ上からの対応で驚かせて、
あっけにとられているうちに煙に巻いてしまうということが多いようです。
慶喜の卓越した優秀さを強調しようとしているのでしょう。
おそらく、この時期の政治的な動きの細部を描き出すとキリがないので、
ザッパーン慶喜が難局に立ち向かって頑張る姿を美しく描き、
後は結論だけをナレーション処理するという手法を取ったのも理解できるところです。
主人公じゃない慶喜だからこそ使うことの出来た「主人公補正」とも言えそうです。
そして、今回は、なによりパリロケ中止を受けたNHKのVFX班の頑張りでしょう。
パリで撮影した映像にグリーンバックの日本の役者を重ね合わせており、
そのために人の動きからそのスピードまで入念に打ち合わせるなど、
種明かしを聞いてなおさら感服させられました。
というわけで、今回の秀逸は、
建設中のスエズ運河を「とてつもない掘割」と言い切った
栄一の、というか大森美香の的確過ぎる日本語力でも、
栄一の見立て養子になった平九郎が渋沢を名乗ると知り、
ていが「まるで夫婦」と素朴に喜んでいるが実は叔母と甥になることでも、
ナポレオン三世との謁見に際しての挨拶文という思わぬところで強調された
ある時期から勝手に新田氏の子孫と自称したことに基づく徳川家の本姓の「源」でも、
アパルトマン暮らしからポンヌフという流れで思い出した
「のだめカンタービレ」の実写ドラマの記憶でもなく、
ポトフのおすそ分けを持ってきた同じアパルトマンの家族の一人娘が、
はにかみつつ言った「ボンジュール」にすかさず返事をした栄一の女癖の片鱗。
いきなり銀の匙、鉾、包丁を使う「異人」の料理に戸惑う栄一ですが、
(そりゃそうだ。安仁子@「いだてん」から習ってないものな。)
すぐに「美味」と言い切る柔軟さで、見るもの聞くものすべてを吸収していきます。
栄一が最初に触れた西洋文化が万国博覧会や廃兵院というのもポイントで、
まず軍事力の格差から入った開国初期の幕閣や薩長の要人とは見ているものが違います。
開国か攘夷かは遠い過去となり、西洋を見ているか見ていないかだけでもなく、
西洋で何を見てきたかで今後の生き方が変わる時代が来ようとています。
むろん、そんなスポンジのような吸収力を持つものばかりではなく、
このドラマでは気の毒なくらいに水戸藩士には守旧派キャラが宛てられ、
毒見の場面やダンスの場面のわざとらしいまでの大仰さは、
もはやカタキ役を超えたコメディ要員になっています。
一方、薩摩は、独立国家だが支配下にあった琉球王国を利用して、
日本なのだか日本じゃないのかよくわからない薩摩の展示ブースを作ったり、
普通に訳せば「政府」の呼称を幕府に承認させたり、
幕府関係者でなくとも誰も想定しないような、完全に独立国家として動いています。
さらに、幕府の担当者もイギリスの画策にキレイに乗ってしまい、
自らフランスの心証を悪くしてしまったり、
(実は「日本は連邦国家」の記事は、スネたフランスの通訳が書いたらしい。)
これでは、いかに慶喜や小栗が優秀でも勝てません。
それでも、英仏蘭各国公使を前に、それぞれの言葉で挨拶をしてみたり、
島津久光ら西国雄藩からの談判を写真撮影会でいなしてみたり、
その他もろもろの改革を断行したり(としかドラマでは言わない)、
慶喜もなんとか幕府の立て直しに努力します。
今回の外国語からのホトガラフで気づいたのですが、
慶喜は勇んでいる相手をナナメ上からの対応で驚かせて、
あっけにとられているうちに煙に巻いてしまうということが多いようです。
慶喜の卓越した優秀さを強調しようとしているのでしょう。
おそらく、この時期の政治的な動きの細部を描き出すとキリがないので、
ザッパーン慶喜が難局に立ち向かって頑張る姿を美しく描き、
後は結論だけをナレーション処理するという手法を取ったのも理解できるところです。
主人公じゃない慶喜だからこそ使うことの出来た「主人公補正」とも言えそうです。
そして、今回は、なによりパリロケ中止を受けたNHKのVFX班の頑張りでしょう。
パリで撮影した映像にグリーンバックの日本の役者を重ね合わせており、
そのために人の動きからそのスピードまで入念に打ち合わせるなど、
種明かしを聞いてなおさら感服させられました。
というわけで、今回の秀逸は、
建設中のスエズ運河を「とてつもない掘割」と言い切った
栄一の、というか大森美香の的確過ぎる日本語力でも、
栄一の見立て養子になった平九郎が渋沢を名乗ると知り、
ていが「まるで夫婦」と素朴に喜んでいるが実は叔母と甥になることでも、
ナポレオン三世との謁見に際しての挨拶文という思わぬところで強調された
ある時期から勝手に新田氏の子孫と自称したことに基づく徳川家の本姓の「源」でも、
アパルトマン暮らしからポンヌフという流れで思い出した
「のだめカンタービレ」の実写ドラマの記憶でもなく、
ポトフのおすそ分けを持ってきた同じアパルトマンの家族の一人娘が、
はにかみつつ言った「ボンジュール」にすかさず返事をした栄一の女癖の片鱗。
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