第５話 栄一、揺れる の感想などお願いします。
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、明日
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コメント(141)
>>[103]
そうですねぇ。徳川家康先生、「「士農工商」という言葉は現在、教科書から消えています」って最新の情報まで話してくださいましたしね（正体は令和の歴史学者かいっ（笑）)。
斉昭が慶喜に教えていた「黒豆と牛乳を毎日摂れ」は栄養学的に良いとけど、「果汁とか水分は摂らずにカラカラに」「寝床の脇に刀を」は間違ってるとかね。
幕末期って、色々価値観が古いものからどんどん変わってくる時代だったんですね。外国文化や新しい情報もどんどん入ってきて多様化している不安定な時代。でも、伝えたいことをもう少し視聴者にはまっすぐ分かりやすく描いてほしいと思いますσ(^_^;)
それでなくても、大震災や津波、疫病のエピソードがてんこ盛りでキツい回でしたしね。
そうですねぇ。徳川家康先生、「「士農工商」という言葉は現在、教科書から消えています」って最新の情報まで話してくださいましたしね（正体は令和の歴史学者かいっ（笑）)。
斉昭が慶喜に教えていた「黒豆と牛乳を毎日摂れ」は栄養学的に良いとけど、「果汁とか水分は摂らずにカラカラに」「寝床の脇に刀を」は間違ってるとかね。
幕末期って、色々価値観が古いものからどんどん変わってくる時代だったんですね。外国文化や新しい情報もどんどん入ってきて多様化している不安定な時代。でも、伝えたいことをもう少し視聴者にはまっすぐ分かりやすく描いてほしいと思いますσ(^_^;)
それでなくても、大震災や津波、疫病のエピソードがてんこ盛りでキツい回でしたしね。
今回描かれた栄一の姉の縁談をめぐる騒動も史実とされています。
少なくとも、栄一が書き残していることのようです。
エピソードの創作の余地のないほど逸話が残されている渋沢栄一ですから、
ドラマ化にあたっては、どのエピソードをどう並べ、どう描くかが肝になってきます。
そうした点で、今回の描き方には好感が持てました。
尾形惇忠のもとで水戸学を学んだ栄一ら血洗島の若者たちは攘夷に傾倒し、
「いつメリケンの連中が俺たちの魂を奪おうとするか分かんねえ」と信じています。
斉昭の「流言飛語の類が人心を惑わせ」と手紙に書いたのとはうらはらの状況です。
そこに重ねて、栄一の姉・なかが突然「キツネにつかれた」ことが描かれます。
なかを見守る栄一を、長七郎は「国の一大事に家の者の面倒をみるとは」と否定します。
それは、思想に溺れた長七郎が人として大切なものを見失っているとともに、
突然の変貌ぶりがなかの「キツネつき」とよく似ているようにも感じられます。
そして、その答え合わせのように、
なかの乱心をキツネと思い込んだ伯母・まさが修験者たちを呼びこむと、
その修験者が「相手の不安に付け込む」ニセモノだったことを、
栄一が「事実と理屈を積み重ねる」ことで明らかにします。
自分の知識・経験で理解しがたいもの、よくわからないものへの不安があると、
とたんに判断が停止し、そのよくわからないものを排除しようとする。
そんな理屈に合わない話は、現代でもよくあることです。
江戸時代なら、なおさらでしょう。
今回、栄一の周辺で起きたことから見えてきたのは、
よくわからない異国人が不安なので徹底的に排除しなければならないという思想と、
なかの行動が変わった理由がわからないのでキツネのせいに違いないという信仰が、
ほとんど同じだということでした。
そんな中、攘夷に傾倒する兄たちを「おっかねえ顔をしている」と同調しなかったり、
なかの「キツネつき」の原因を「相手を好いておられたからでしょうか」と見抜き、
「強く見える者ほど弱きものです」と言い切る千代の洞察が見事です。
栄一に腹心、参謀がいないと心配していましたが、千代がその役にまわるのでしよう。
一方、江戸では、攘夷思想に凝り固まった斉昭に対して、
慶喜が「父上がやりすぎぬとよいが」とつぶやき、
冷静に距離をとっていることを示します。
この世界観ならば、安心して幕末を見ることが出来そうです。
ということで、今回の秀逸は、
視聴者が今回も出るのかと思った瞬間に「今日も出てきましたよ」と登場する家康でも、
横並びの「百姓・町人」に移行し、教科書に載らなくなって20年もたっているのに、
皆の頭にこびりついている「士農工商」を否定する家康解説の的確さでも、
今回、亡くなったので忘れたことにしてしまってもよいのかもしれないが、
斉昭のゴーストライターともされる攘夷思想の中心人物としては意外過ぎる
藤田東湖が斉昭に説いた冷静な開国論でもなく、
不安な人の心をひととき休ませるための方便としてなら迷信でも許してあげたい、
なぜ悪疫退散なのかよくわからないが飛ぶように売れる牡丹餅と、
新型コロナで現代に復活したものの、そもそも何なのかよくわからないアマビエ様
少なくとも、栄一が書き残していることのようです。
エピソードの創作の余地のないほど逸話が残されている渋沢栄一ですから、
ドラマ化にあたっては、どのエピソードをどう並べ、どう描くかが肝になってきます。
そうした点で、今回の描き方には好感が持てました。
尾形惇忠のもとで水戸学を学んだ栄一ら血洗島の若者たちは攘夷に傾倒し、
「いつメリケンの連中が俺たちの魂を奪おうとするか分かんねえ」と信じています。
斉昭の「流言飛語の類が人心を惑わせ」と手紙に書いたのとはうらはらの状況です。
そこに重ねて、栄一の姉・なかが突然「キツネにつかれた」ことが描かれます。
なかを見守る栄一を、長七郎は「国の一大事に家の者の面倒をみるとは」と否定します。
それは、思想に溺れた長七郎が人として大切なものを見失っているとともに、
突然の変貌ぶりがなかの「キツネつき」とよく似ているようにも感じられます。
そして、その答え合わせのように、
なかの乱心をキツネと思い込んだ伯母・まさが修験者たちを呼びこむと、
その修験者が「相手の不安に付け込む」ニセモノだったことを、
栄一が「事実と理屈を積み重ねる」ことで明らかにします。
自分の知識・経験で理解しがたいもの、よくわからないものへの不安があると、
とたんに判断が停止し、そのよくわからないものを排除しようとする。
そんな理屈に合わない話は、現代でもよくあることです。
江戸時代なら、なおさらでしょう。
今回、栄一の周辺で起きたことから見えてきたのは、
よくわからない異国人が不安なので徹底的に排除しなければならないという思想と、
なかの行動が変わった理由がわからないのでキツネのせいに違いないという信仰が、
ほとんど同じだということでした。
そんな中、攘夷に傾倒する兄たちを「おっかねえ顔をしている」と同調しなかったり、
なかの「キツネつき」の原因を「相手を好いておられたからでしょうか」と見抜き、
「強く見える者ほど弱きものです」と言い切る千代の洞察が見事です。
栄一に腹心、参謀がいないと心配していましたが、千代がその役にまわるのでしよう。
一方、江戸では、攘夷思想に凝り固まった斉昭に対して、
慶喜が「父上がやりすぎぬとよいが」とつぶやき、
冷静に距離をとっていることを示します。
この世界観ならば、安心して幕末を見ることが出来そうです。
ということで、今回の秀逸は、
視聴者が今回も出るのかと思った瞬間に「今日も出てきましたよ」と登場する家康でも、
横並びの「百姓・町人」に移行し、教科書に載らなくなって20年もたっているのに、
皆の頭にこびりついている「士農工商」を否定する家康解説の的確さでも、
今回、亡くなったので忘れたことにしてしまってもよいのかもしれないが、
斉昭のゴーストライターともされる攘夷思想の中心人物としては意外過ぎる
藤田東湖が斉昭に説いた冷静な開国論でもなく、
不安な人の心をひととき休ませるための方便としてなら迷信でも許してあげたい、
なぜ悪疫退散なのかよくわからないが飛ぶように売れる牡丹餅と、
新型コロナで現代に復活したものの、そもそも何なのかよくわからないアマビエ様
栄一、当時は言いにくかった宗教への反逆、
頭が下がります。
しかも農民。
現代の我々が、単に「ちょっと言いにくい」だけで宗教問題をスルーしがちなのに。
去年の麒麟でも生臭坊主たちを叩いてくれてNHKありがとう。
地球が平らだとか聖遺物とか、誰かが触っただけで病気（つまりウイルス）治せるとか、
キリスト教も笑わせてくれるけど、
日本の仏教も「問答で勝つには世界の数が多い方がハクが付くんじゃね？」と世界の数を気軽に増やした事が知られています。
たとえ五千万人で一斉に愚かなことを言っても
愚かなことに変わりはない。
（アナトール・フランス）
何十万年の自然崇拝からすれば、
どれもウソばっかりの新興宗教（数千年は新興）。
しかしあれだけの悪さをして来ても生き残るのだから組織論やマーケティングがしぶとい。
ヨハネパウロ修道会名義などで日本のテレビ局にも出資している。
祈祷師の類いも減ったとはいえ、まだ居る。
SNSなんて便利なものがあるんたから、
我々も地道に告発していかないといけませんね。
今の中国共産党も昔のナチスも、
そしていつの時代の宗教も、
文句いうと面倒なことになりそうだから、
と、多少どの国も人も及び腰になる。
悪はその隙間を見逃さない。
明治の偉人たちはそういうものに果敢に立ち向かったからこそ、
「偉人」なのでしょう。
栄一のお父も同じ考えであることを公言してくれるのが爽快。
祈祷師？そんなもん呼んでどうすんだ！
親戚が勝手に呼んだあの時も、
栄一がもしあそこでいかなければ
お父がいってくれたと、姉様と我々は知ってる。
失恋を遥かに上回る幸せを感じたに違いない。
この先のエピソードも実に楽しみ。
頭が下がります。
しかも農民。
現代の我々が、単に「ちょっと言いにくい」だけで宗教問題をスルーしがちなのに。
去年の麒麟でも生臭坊主たちを叩いてくれてNHKありがとう。
地球が平らだとか聖遺物とか、誰かが触っただけで病気（つまりウイルス）治せるとか、
キリスト教も笑わせてくれるけど、
日本の仏教も「問答で勝つには世界の数が多い方がハクが付くんじゃね？」と世界の数を気軽に増やした事が知られています。
たとえ五千万人で一斉に愚かなことを言っても
愚かなことに変わりはない。
（アナトール・フランス）
何十万年の自然崇拝からすれば、
どれもウソばっかりの新興宗教（数千年は新興）。
しかしあれだけの悪さをして来ても生き残るのだから組織論やマーケティングがしぶとい。
ヨハネパウロ修道会名義などで日本のテレビ局にも出資している。
祈祷師の類いも減ったとはいえ、まだ居る。
SNSなんて便利なものがあるんたから、
我々も地道に告発していかないといけませんね。
今の中国共産党も昔のナチスも、
そしていつの時代の宗教も、
文句いうと面倒なことになりそうだから、
と、多少どの国も人も及び腰になる。
悪はその隙間を見逃さない。
明治の偉人たちはそういうものに果敢に立ち向かったからこそ、
「偉人」なのでしょう。
栄一のお父も同じ考えであることを公言してくれるのが爽快。
祈祷師？そんなもん呼んでどうすんだ！
親戚が勝手に呼んだあの時も、
栄一がもしあそこでいかなければ
お父がいってくれたと、姉様と我々は知ってる。
失恋を遥かに上回る幸せを感じたに違いない。
この先のエピソードも実に楽しみ。
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