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」の部分です。
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コメント(17)
そもそも天龍さんは、なぜSWSに移籍をしたのか。
もちろん理由はいくつもあると思いますが、大きな理由に「全日本より数倍の年俸」「阿修羅原へのケジメ」「田中社長の思い描くプロレス界・10年先の夢」が大きな起因と思われます。
まずギャラの話。全日本離脱前の契約更改で、自分のギャラが思ったほど上がらないことよりも、川田・冬木のギャラが上がらなくて悩んだ結果、天龍同盟を発展的解散→若い二人を正規軍に戻す。
「こんなに頑張ってる奴らのギャラを上げてやれなかった。なんなんだろうね」と袋小路に入ってしまったことがありましたよね。
雑誌のインタビュー等でも「俺についてるより、ジャンボの下にいたほうがアイツらの為にいい」そういう意図のコメントが強く印象に残ってます。らしくないなぁと。
※しっかり者の馬場さんの手腕＝金に厳しい人。なかなかファイトマネーが上がらないのは有名な話。
天龍同盟で突っ走っても、若い奴らの給料を上げてやれない。それなら待遇面が少しでも良くなる可能性のある正規軍へ。←天龍さんの優しい親心。と思ってます。
ここで大事なこと。ギャラへの不満とまでは言いませんが、試合内容が高評価され、観客動員も大幅にアップしても、自分達のギャラは…。少なからずプロとしてのプライドが待遇面に関して疑問があったかもしれません。
もちろん理由はいくつもあると思いますが、大きな理由に「全日本より数倍の年俸」「阿修羅原へのケジメ」「田中社長の思い描くプロレス界・10年先の夢」が大きな起因と思われます。
まずギャラの話。全日本離脱前の契約更改で、自分のギャラが思ったほど上がらないことよりも、川田・冬木のギャラが上がらなくて悩んだ結果、天龍同盟を発展的解散→若い二人を正規軍に戻す。
「こんなに頑張ってる奴らのギャラを上げてやれなかった。なんなんだろうね」と袋小路に入ってしまったことがありましたよね。
雑誌のインタビュー等でも「俺についてるより、ジャンボの下にいたほうがアイツらの為にいい」そういう意図のコメントが強く印象に残ってます。らしくないなぁと。
※しっかり者の馬場さんの手腕＝金に厳しい人。なかなかファイトマネーが上がらないのは有名な話。
天龍同盟で突っ走っても、若い奴らの給料を上げてやれない。それなら待遇面が少しでも良くなる可能性のある正規軍へ。←天龍さんの優しい親心。と思ってます。
ここで大事なこと。ギャラへの不満とまでは言いませんが、試合内容が高評価され、観客動員も大幅にアップしても、自分達のギャラは…。少なからずプロとしてのプライドが待遇面に関して疑問があったかもしれません。
天龍選手は全日時代のファイトマネーは、１試合○万円×試合数という形で算出されていたそうです。
本人さんの口から「俺は１試合30〜40万円だった」と明言。当時の全日本は年間200試合以上していたと思いますので、大まかな年俸も計算できると思います。
ちなみに90 2.10スーパーファイトin東京ドームのような新日本に出撃という特別な試合は1試合70〜80万円だったとのこと。(坂口社長→馬場社長へ○千万円が支払われて、馬場さんが鶴田・谷津・天龍・三沢・ハンセンに支給)
上記はVパラ 2017 11.10放送「木村魚拓・沖ヒカルの相談されても困るんですよ」(30分のトーク番組)へ天龍さんが出演した際に話された数字です。
https://youtu.be/zB8sDB3OqAY
そしてSWSですが、移籍金が約3億円(有名なプロレスバブルの逸話でWikipediaにも記載されてます)
さらにSWS側から提示された初年度の年俸が約１億円。←スカウト交渉へ赴いたKナガサキさんが明かした数字。
(000000…が並ぶ提示額に天龍さんが桁を一つ下に読み間違えてしまったとのこと。驚愕の数字。)
打倒！鶴田。地方興行の活性化。三冠奪取。ハンセンとのコンビで最強タッグ全勝優勝。天龍同盟として全日本で全てやり尽くし、燃え尽きた感のある状態で、この誘い水。しかも試合内容でマスコミやファンに高評価されても、会社に評価されない(ギャラがあまり上がらない)、プロとして心が動くのも当然かもしれません。
本人さんの口から「俺は１試合30〜40万円だった」と明言。当時の全日本は年間200試合以上していたと思いますので、大まかな年俸も計算できると思います。
ちなみに90 2.10スーパーファイトin東京ドームのような新日本に出撃という特別な試合は1試合70〜80万円だったとのこと。(坂口社長→馬場社長へ○千万円が支払われて、馬場さんが鶴田・谷津・天龍・三沢・ハンセンに支給)
上記はVパラ 2017 11.10放送「木村魚拓・沖ヒカルの相談されても困るんですよ」(30分のトーク番組)へ天龍さんが出演した際に話された数字です。
https://youtu.be/zB8sDB3OqAY
そしてSWSですが、移籍金が約3億円(有名なプロレスバブルの逸話でWikipediaにも記載されてます)
さらにSWS側から提示された初年度の年俸が約１億円。←スカウト交渉へ赴いたKナガサキさんが明かした数字。
(000000…が並ぶ提示額に天龍さんが桁を一つ下に読み間違えてしまったとのこと。驚愕の数字。)
打倒！鶴田。地方興行の活性化。三冠奪取。ハンセンとのコンビで最強タッグ全勝優勝。天龍同盟として全日本で全てやり尽くし、燃え尽きた感のある状態で、この誘い水。しかも試合内容でマスコミやファンに高評価されても、会社に評価されない(ギャラがあまり上がらない)、プロとして心が動くのも当然かもしれません。
阿修羅原へのケジメ。これを書くにあたり、離脱した90年４月から少し時代を遡り、天龍同盟を結成することに繋がる“一つの決起”を書かせてください。
87年チャンピオンカーニバルシリーズでの試合後のコメント。5月16日・小山遊園地スケートセンター、鶴田・天龍vsTシン・Tレッド。試合後の控え室にて…
「前座からメインまでズルズルと試合が続く。これじゃお客さんに悪い。そんな変わらない現状に嫌気がさした。もうジャンボや輪島と戦ってもいいんじゃないかってこと。」
同年3月にジャパンプロの長州一派が全日本を離脱したことにより、日本人対決から元の日本勢vs外国人に戻りつつある時代背景。
ウォリアーズ・ハンセン・ブロディ・シン、強豪外国人は変わらぬサイクルで毎回やってくるが、そこには日本人対決がない。このままではいけない。また元のぬるま湯に戻ってしまうことを危惧して、試合後にこぼれた本音のコメントである。
ちなみに天龍源一郎は鶴田のように英才教育をほどこされ、アメリカ遠征の修行中に“観客を沸かす術”を身につけていた。アメリカでは試合のギャラ以外に＋αの歩合制が常にあり、それは観客をヒートアップさせたり、濃い試合内容になった時のボーナスみたいなものであった。これは勝利者にだけ支払われるわけではなく、対戦相手にも支払われるボーナス。
ある時のインタビューで天龍さんが語ったのを目にしたことがあります。「凄い試合だ！」御客さんの興奮した歓声と「お前のおかげでギャラがあがったよ。ありがとう。」そう対戦相手から言われることが自分のプロレスのプライド。
そんな男が、熱い試合ができるのに、熱い相手と戦えない。そんな毎日の憂鬱が弾けたのが、このタイガーマスク戦。ついに一人ぼっちの革命の狼煙があがった。
ある時のインタビューで天龍さんが語ったのを目にしたことがあります。「凄い試合だ！」御客さんの興奮した歓声と「お前のおかげでギャラがあがったよ。ありがとう。」そう対戦相手から言われることが自分のプロレスのプライド。
そんな男が、熱い試合ができるのに、熱い相手と戦えない。そんな毎日の憂鬱が弾けたのが、このタイガーマスク戦。ついに一人ぼっちの革命の狼煙があがった。
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