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ルーン・イーチン・タロット勉強会コミュのスプレッドについて

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コメント(28)

2枚引き

2枚引いて「今やること」と「今やめること」を見る。
暇な時にカードを読む練習になる。
3枚引き

1、現在の状況
2、採るべき行動
3、新しい状況

割と知られた方法だが、何だかんだ言ってもこの方法は結構使える。
グランタブロー?

ルーン・イーチン・タロットをそのまま印刷するとカードのサイズがかなりでかいので、どんなスプレッドをやるにも炬燵のテーブル上に並べるには縦3段、横7列が限界かな?
でも3×7=21って、愚者を除いたタロットの大アルカナの数じゃないか。
ルーン・イーチン・タロットの作者(誘波マヤ)によると、タロットの大アルカナはルーンを元に考案されたというスタンスなので、ルーンのカバラ的解釈がタロットなわけで、神道やルーンで重視される8の数がタロットではカバラや聖書で重視される7に改変されている。
ルーン文字がフレイヤ、ヘイムダル、ティワズの3グループ、8×3=24で構成されてることは、ルーンの世界では学会も認めるほど有名な話。
タロットではこれを7に改変し、ブランク・ルーン(ウィルド)に相当する番号なしの「愚者」は除き、残りのカードは7×3に分類でき、魂の発展段階を示すとか。
「愚者」はブランク・ルーンやトランプのババと同じ扱いで、全てのカードの代用品として、ルーン・イーチン・タロットで対応する絵がないカードにはトート版「愚者」の絵が充てられている。
それはともかく、偶然にもカードを並べられる限界が7×3なので、これをそのままルノルマン・カードのようにハウス読みするという手もあるが、タロットの並び順を一々覚えるのが面倒という理由もあり、ルーンのキャスティングと同様に自由に読むことにした。
例えば、自分の質問したい事柄に関係したカードを探し、その周囲を読むというやり方だ。
健康について訊きたいことがある時は、ざっと見渡してバールがあったらその前後や上下を見る、ウルがあったら、そのカードがうまく機能しているかを周囲のカードとの関係から読み取る、たとえ健康に関連したカードがなくても、ざっと見渡して健康面について何か引っ掛かるカードがあったらそれを読む、といった感じだ。
要するに、ランダムに並べられたカードから質問事項に引っ掛かるカードとその周囲を読む。
この方法も、暇な時の練習になるのではなかろうか?
一日の流れ

寝る前に翌日のことを占うのに適してると思う。
大体、毎日のワンオラクルを勧める本が多いが、一日には色んなことがあり、1枚で語り尽くせるわけがない。
かと言って単純に2枚でも、コンビネーション・リーディングは難しいものだ。
そこで4枚を大雑把な時間毎に分ける。

1、朝
2、昼
3、夕
4、夜

寝る前に各々のカードが何を意味していたのかを想像し、また翌日のことを占ってから寝るのである。
これぞ本当の卜占日記になるだろう。
恋占い

よく占ってやろうかと女性に言うと、「片思いの相手が自分をどう思っているかを知りたい」とか「別れた彼が自分をどう思っているかを知りたい」とか、とにかく恋愛の対象者が自分をどう思っているかを知りたいという質問が圧倒的に多い。
女性はどれだけナルシストなんだと男は思ってしまうのだが、外見の美しさで勝負する女性ならではの精神構造なのだろう。
ただボクはこうした質問に対し、「自分をどう思っているかを知るより、本当はどうしたいの? その男性と付き合いたいんじゃないの?」と逆に訊きたくなる。
これも男の発想かも知れないが、相手が自分をどう思うか知るだけの頭でっかちより、現実をどう変えるかの方が重要だ、という男性特有の左脳的判断をしてしまう。
女性は話すこと自体が目的で、意味のない話を延々と何時間も繰り返し喋り続けるが、男性は物事を解決する手段を探すために話し合いをする。
脳の構造の違いもあるが、これだから占いで食える気がしない。
このような女性特有の質問に答える上で丁度いいと思われるスプレッドが、実占の巨匠アレクサンドリア木星王の本に載っていた。
さすが占いの研究家ではなく大昔から実際に占い師をやっている大家だから、色んな実戦的手法を御存知なんだなと思った次第である。

 4
1 3
 2

1、相手の気持ち
2、相手の不満
3、相手の欲望
4、相手の行動
恋占い その2

同じく経験豊富なアレクサンドリア木星王が恋愛用として紹介しているスプレッド。

   5

1 2 3 4

1、質問者の心・・・相手に対する本心。
2、相手の心・・・質問者への気持ち。
3、今後の展開・・・恋の行方。
4、隠されたこと・・・まだ知らない重要な事実。
5、結果・・・質問への回答。
恋占い その3

このコミュニティが1人増えてとても嬉しい。
細やかな出発である。

ところで、恋占いと言えば定番なのがハートソナーだが、元々は有名なタロット占い師LUAが考案したスプレッドである。
ちなみにボクのタロットの教科書は、説話社から千円で出ているLUAの『タロット占い』だ。

 5 7
3 1 4
 8 6
  2

1、現在
2、近未来
3、質問者への印象(内面)
4、質問者への印象(外見)
5、相手の状況
6、相手の願望
7、質問者の状況
8、アドバイス
どうやって愛を見つける?

うちに『タロットバイブル』(サラ・バートレット著、産調出版刊)という本がある。
そこには大量のスプレッドが載っている。
それで遊べるには遊べるのだが、他者占いで実際に使えるスプレッドかどうか定かではない。
どっちかと言うと、鑑定用と言うより一人占い向きかも知れない。
同様に豪華な箱に入った『ミスティック・ドリーマー・タロット』に付属された本にもたくさんのスプレッドが載っているが、本当に使える物かどうか分からないのが欧米の本である。
個性を尊重する欧米の文化のせいか、非常に変わり種、独創的でユニークな本を出している人も多いから注意が必要だ。
※『ミスティック・ドリーマー・タロット』自体は、ボクの知る限り最高のタロットカードだったのでお薦め。アレクサンドリア木星王も絶賛しておられる。
さて、その『タロットバイブル』に紹介されている大量のスプレッドの中で、これは面白いかなというものをここにメモしておく。
「どうやって愛を見つける?」が、ボクには「どうやって同じ趣味の仲間を見つける?」に見えてしまう心境なんだが、だからこのスプレッドに目がいったのかも知れない。

   2

3 4 5 6

   1

1、今のあなた。
2、あなたが必要としている愛。
3、あなたが表現しなければならないもの。
4、あなたが与えなければならないもの。
5、あなたが受け取らなければならないもの。
6、どうやって愛を見つけるか?

先に引き続き、これも見ようによっては恋愛用のスプレッドと言えるだろう。
恋愛用のスプレッドばかりアップして来たが、実際に占う時って恋愛の話がほとんどなんだよな。
暇潰し感覚なのかも知れないが、むしろ恋愛以外の相談があったら、それは本当の相談事なのかも知れない。
シンメトリー・スプレッド

Ritlo Escallentと名乗るルーン・イーチン・タロットの使い手が、ケルト十字の如く使い倒しているオリジナル・スプレッド。
スプレッドの形が「|」と「×」を組み合わせたハガルの形になっている。
Ritloはルーン、イーチン、タロット、ルノルマン、オラクルカードの頭文字をとったものらしい。

8 4 9
 1 2
  7
 6 5
10 3 11

1、質問者、顕在意識、建前
2、相手、環境
3、対策、アドバイス、採るべき行動
4、現在、現状
5、問題の真相、事件の犯人
6、本人が隠していること、潜在意識、本音
7、結論
8、過去、原因
9、未来、傾向
10、障害、マイナス要素、敵
11、希望、プラス要素、味方

このスプレッドの注意点は、ケルト十字と全く同様、質問に応じて各ポジションにどのような意味を付加するかだ。
ケルト十字も、紹介している本や占い師によって、それぞれのポジションの意味が微妙に違う。
例えば6のポジションでは、表層意識に対する深層意識と言うだけでなく、質問者が嘘をついてるかどうかまで教えてくれる。
各カードをリンクさせて全体を読み取る注意点もケルト十字と同じ。
大アルカナ同士がどのように関わっているか、スートや数字の共通点はないか等、どのポジションとリンクしているかが重要。
リンク先に原因が潜んでいることもあり。
1と2を質問者と相手の関係と見ることができ、スートによる相性も見てとれる。
基本的には、7の最終結果にどのような答えが欲しいかで質問を設定する。
質問がはっきりしない時は、5のポジションに問題点や本質が表れる。
質問者をブロックしていることは10に表れる。
ここも関連していることが多い。
3のアドバイスでも、他のポジションとスートや数字がリンクしてるなら、スートや数字や他のポジションに解決策のヒントや情報が隠れていることもある。
使いこなせばどこまでも奥深く読める、まさにケルト十字の別バージョンと言えるだろう。
慣れてきたら自分流にアレンジしてもいい。
ギリシャ十字

ボクはケルト十字が嫌いなんだが、ギリシャ十字の方はカードを5枚しか使わないのに、実際にやってみると非常に汎用性が高く、多くの問題に使えるスプレッドだと思うので、これを使わない手はないと思う。
スプレッドは枚数が多ければいいというもんじゃない。
アレクサンドリア木星王も言うように、複雑なスプレッドは要らない。

 3
152
 4

1、現状、肯定面
2、障害、否定面
3、傾向、現状のままの未来
4、対策、解決のためのキー
5、結果、最終予想
三位一体

インスタグラムで紹介されていた、ルーン・イーチン・タロットの作者 誘波マヤのオリジナル・スプレッド。
何となく全体運を見るのにホロスコープでは大袈裟すぎる場合、このスプレッドを使う。

4   6
  1
 2 3

  5

1、魂(神)
2、心
3、体
4、魂+心=天(出来事)
5、心+体=人(本人の状態)
6、魂+体=地(環境)

このスプレッドのポイントは、魂と心と体がどういう関係にあるかだと思う。
魂とは高次の霊的世界であり、神の意識そのものでもある。
グランタブロー的に捉えるなら、霊的世界で起こったことが下位の精神世界に降りてきて、さらに下位の物理世界に降りていくという順序になるが、引き寄せの法則的に捉えるなら、顕在意識で考えたことが潜在意識に刻み込まれ、やがて全ての生命と繋がった超越意識に伝わり、現実が動き出すということになる。
外からやってくるものは魂(神)→心→体という流れだが、自分が発するものは心→体→魂(神)という流れだ。
つまり、魂→心→体→魂→心→体→・・・常にこの方向で延々とムーブメントが三要素を通り抜けていく。
また、魂は経験の創造を受け持つので「未来」と言い換えることができ、心は今何を思っているかの意識だから「現在」と言い換えることができ、体は記憶の貯蔵庫だから「過去」と言い換えることもできる。
魂と心の二要素が生み出すのは出来事(天)≒鳥の視点、心と体の二要素が生み出すのは自分という存在(人)≒虫の視点、体と魂の二要素が生み出すのは環境(地)≒鯨の視点という意味合いなのだと思う(※参考元:夢野美鈴の創作バイブル)。
これらは途切れなく循環し続けるので、直線的にカードを並べることができず、三角形の形に並べるしかない。
方位盤スプレッド

『イーチンタロット入門』で紹介されている、西洋型ホロスコープよりお手軽な全体運を包括的に見る東洋型ホロスコープ・スプレッド。
易と関係がある九星気学の後天定位図をスプレッドにしている。
カードの配置順は、縦横斜めどれを足しても15になる魔法陣となっている。

 4   9   2
人脈運 出世運 家庭運

 3   5   7
仕事運 総合運 恋愛運

 8   1   6
貯蓄運 健康運 上司運


1、健康運(災難、目下の人)
2、家庭運(故郷、古い問題)
3、仕事運(営業、成績、発展)
4、人脈運(人間関係、結婚、旅行)
5、総合運(総合的判断)
6、上司運(収入、目上の人)
7、恋愛運(レジャー、散財)
8、貯蓄運(不動産、親戚)
9、出世運(試験、離別)

※括弧内は二次的な意味。
悩みは解決できるか?

同じ9枚を並べるスプレッドでも、そこに与える意味が変わるとまるで違うスプレッドになる。
先の方位盤スプレッドと同じ配置で、アレクサンドリア木星王は悩みを解決するためのスプレッドとして紹介している。

789
456
123

※括弧内はリーディング例。

1、現状(例 会社を辞めたい)
2、次の目標(例 退職した後、学校へ通って資格を取りたい)
3、恋人や家族の態度(例 収入が断たれてしまうことに親は反対)
4、希望の持てること(例 一年ぐらい勉強のために休める貯金がある)
5、障害はあるのか?(例 飽きっぽい性格が難点)
6、行動(例 のんびりして実行力がない)
7、ハプニング(例 田舎に住む親が病に倒れ、郷里に帰ることになるかも)
8、先の見通し(例 田舎に帰ることで転職問題は解決)
9、結論(例 今の職場で変化があるまで待つ方がいい)
恋占い その4

これもアレクサンドリア木星王の本からの引用だが、実用的だからメモせざるを得ない。
9枚を使うが、真ん中のカード以外はカードを2枚ずつコンビネーション・リーディングするので、それが難しい時は5枚で占ってもいいし、2枚ずつ読まずにどちらか気になる方を強く読んでもいい。
本に紹介されてる方法は並べる順番が複雑なので、単純な方法に変えてみた。
コンビネーション・リーディングする2枚を連続して並べるのを避けるためだったのかも知れない。

7   9
 6 8
  1
 2 4
3   5

1、キーカード・・・質問に対して強い影響力を持つカード。他の8枚にも関わってくる。
2と3、質問者の気持ち。好きと言ってもどのような理由で好きなのか、その本心。
4と5、相手の気持ち。質問者に対してどう思っているか?
6と7、質問者がしなければならないこと。相手に対して何をすればいいか?
8と9、隠された問題。二人の間に隠れた問題が潜んでないかを見る。
恋占い その5

先のスプレッドとよく似ていて、その変化と思われるが、恋愛以外にも使えそうだ。
本当は十字に並べるが、縦に5枚も並べ切れないのでXに変えた。

3   9
 2 8
  1
 6 4
7   5

1、キーカード(他の全てのカードに影響を及ぼす、もしくは質問の答え)
2と3、質問者のこれからの努力
4と5、今後のハプニング、思わぬ出来事
6と7、過去からの影響
8と9、未来に起こること
ホロスコープ型体調チェック

吉田ルナの『究極のタロット』に載っている、ホロスコープを応用した全身をチェックするスプレッド。
先の方位盤スプレッドで健康運に不安がある人は、ついでにやってみるといい。

   10
  11 9
 12   8
1  13  7
 2   6
  3 5
   4

1、頭部、目
2、耳、鼻、のど、五感
3、肺、肩、腕
4、胸部、乳房、胃
5、心臓、脊柱、背中
6、腸、腹部
7、腰、腎臓
8、泌尿器、生殖器、ホルモン
9、肝臓、尻、大腿部
10、膝、骨、歯、皮膚
11、ふくらはぎ、体液、血圧
12、足、自律神経、心的要素
13、総合、オラクル
セブン・スプレッド

先の続きになるが、悪い箇所があった場合、セブン・スプレッドで治療運を占い、医者に行けと著者は言っている。

1  0  7
 2   6
  3 5
   4

0、象徴カード
1、原因
2、現在
3、近い未来
4、環境
5、本心
6、障害、対策
7、結果

0の象徴カードとは、いわゆるシグニフィケーター。
コートカードから質問者に近いカードを選んで置く。
それからカードをシャッフルして並べていく。
質問者の人物像を明確にしておくことが、占いの的中率を高めると言う。
障害と対策のカードが一番のキー・ポイントになる。
各ポジションの意味以外に、大雑把に1と2を過去、3〜5を現在、6と7を未来と読むこともできる。
各カードを読むことと全体の流れを読むことの重層的なリーディングで深く読み取る。
5枚引き

完全に他の人のパクリになるので、最初に引用元を明記しておく。
https://yukiko032.blog.fc2.com/blog-entry-23.html

上記ブログで紹介されているのはオラクルカードのスプレッドで、単純にカードを横に5枚並べるだけだが、ブログ主によるとこの5枚は本質的にケルト十字と同じで、ケルト十字の集約になっているらしい。

1 2 3 4 5

1、現在の状況
2、あなたの望んでいること
3、隠れた影響
4、アドバイス
5、結果

ちなみに、このブログ主によるケルト十字はこうなる。

   3     10

5 1&2 6  9

   4     8

   0     7    

0、アドバイスカード
1、現在の状況
2、そこをよぎるもの
3、高次からのスピリチュアルな影響
4、無意識下の影響
5、過去
6、近未来
7、その次の未来
8、人があなたをどう見ているか?
9、現在の最大の望みと恐れ
10、結果

これを先ほどの5枚に当てはめると・・・

1、現在の状況→ ケルト十字の1、2
2、あなたの望んでいること→ ケルト十字の1、2、3、4、9
3、隠れた影響→ ケルト十字の3、4、8
4、アドバイス→ 0
5、結果→ ケルト十字の10

この5枚引きに過去と未来を表すカードはない。
なんか見たことあるなと思ったら、ここで紹介した恋占いその2とちょっと似てる。
5枚引き その2

『はじめてのオラクルカードREADING』(りえ著 日本文芸社刊)という本を買った。
オラクルカードのリーディング事例豊富な内容で楽しめそうだ。
この本の中にも5枚引きのスプレッドがある。
人と人の間に橋を架けることを目的にした、対人関係や恋愛関係の修復用スプレッドと思われる。
同じ5枚引きでも、ポジションの意味を変えることによってどんな印象を受けるか、違いを感じ取ってみるのも面白いだろう。
言うまでもなく、これもオラクルカード用のスプレッドである。

1 2 5 4 3

1、私のスタンス
2、私の妥協点、改善点
3、相手のスタンス
4、相手の妥協点、改善点、状況
5、着地点
カードも付属本も最高と思ってる『ミスティック・ドリーマー・タロット』というタロットカードがあるのだが、その本の中で割と使えるなと思うスプレッドがあるので、それを紹介しようと思う。





このようにバーティカルに並べる。
原文は英語なので、英語のまま意味を紹介する。

1、Where I am(私はどこにいるか)
3、where I want to be(私はどこに行きたいか)
2、How to get there(どうやってそこへ行くか)

どうかボクの訳ではなく英語の原文を味わって欲しい。
 さて、なぜこのスプレッドを取り上げたかと言うと、よく使える汎用性の高いスプレッドであると共に、枚数が少ないだけにルーン・イーチン・タロットがどれだけ優れた占いであるかを示す恰好の好例になるからだ。
 この話を聞いたら、恐らく今までタロット一本でやって来た人ならやる気がなくなってしまうのではないかというほどのレベルだ。ボクの尊敬するアレクサンドリア木星王氏も、タロットだけでここまで深い解釈はできないだろう。

3、悪魔(トーン)
2、星(エオロー)
1、コインのナイト(風山漸)

 このようなカードが出たとする。タロットだけで解釈するとどうなるかをちょっと考えて欲しい。ざっとこうなるのではないか?

1、相談者は経済的に安定した独身男。→2、希望を夢見て幸運を引き寄せる。→3、悪魔のような欲望が達成できる。

 3枚目のカードを肉欲と結びつけて考える人もいるだろう。よく恋愛占いで悪魔のカードが出ると何でもかんでも肉欲と結びつけて解釈してしまう人がいるが、ボクはちょっとどうかと思う。その癖から早く抜け出した方がいい。
 上記の読みでも当たってないこともないが、あまりにも薄っぺらい。占いとはもっと深い読み方をするものだ。そこでルーン・イーチン・タロットに基づき、ルーンとイーチンの解釈を取り入れるとどれほど深い読みができるかを披露したい。特にルーンの凄さを知って貰うため、わざと大アルカナが2枚、しかも重要な位置にある占断例を選んだ。
(文字数オーバーなので続く)
(→続き)
 コインのナイトは経済的には問題のない独身男性ではあるが、具体的にどんな状態にあるのか、これだけでは見えて来ない。そこで風山漸の解釈を加えると、漸とは前進を意味する。だが、ただの前進ではなく、ゆっくりと着実に前進していることを表す。一つ一つ物事をこなしているイメージだが、何しろ順調過ぎて変化が遅い。易では風を木や草と捉えることがある。山の上に木があり、その木がゆっくりと成長して行く様が風山漸である。コインのナイトのイメージをさらに補足している。
 さらに言えば、風山漸は天地否の三爻と四爻が入れ替わった卦であるから、ようやく物事が動き出す意味もある。これからこの人の夢が現実化に向けて動き出そうとしていることさえ窺えるのだ。
 2枚目の星のカードは、ルーンではエオローとなっている。何度も言って来たことだが、タロット一筋の人は認めないかも知れないが、タロットの大アルカナはルーン占いの簡易版である。ルーンをカバラ的に解釈して生まれたものであり、本家本元はルーンなのだ。逆位置の考え方も0番の愚者(イディオット・カード)の発想も、ルーン占いから生じている(※アレクサンドリア木星王氏は、愚者のカードとペンデュラムのidiotを同列に見なしているが、なぜそうなるのか分かってない人が多いと思う)。決してラルフ・ブラムが考えたわけでなく、80年代に生まれたものでもない。そこは勘違いしないで貰いたい。だから大アルカナのカードを深く知るには、大元のルーンに立ち返らなくてはならない。所詮、タロットの解釈はルーンの解釈の断片に過ぎないからだ。
 星のカードに相当するルーン文字は、エオローとウィンの2つがある。この2つのルーンを1つにして星のカードが生まれたと思われる。だからここで星のカードが出ても、それがウィンではなくエオローであることには重大なヒントが隠されている。エオローとは保護を意味する。背の高いイグサに囲まれて敵からは見えずに守られていることや、ヘラジカのように群れを成すことで自分達の身を守ることがエオローの原意である。そこから友情を表すルーンとされて来たが、この友情というのが曲者である。単に友達との友情だけを指すとは限らない。趣味がある人はその趣味や仕事の道具、もしくは物との友情が成立しており、あるいは神様や霊的な存在との友情が成立している人は、霊的なものに守られているとも解釈できる。そこでこの相談者は、どうやら既に神様にお願いしており、神様との友情が確立されていると考えられる。
 そして3枚目は悪魔のカード。タロットでは快楽や惰性による欲望という単純な解釈しかできないが、大元のルーン・トーン(ソーン)に立ち返ってもう一度解釈を検討すると、本来はもっと深いストーリーがそこに隠れている。トーンは「行動しない場所」という意味がある。目の前には門があり、そこは鉄条網で守られている。その門を抜けるには、鉄条網≒イバラに阻まれながらも越えて行かなくてはならない。ボクも経験あるが、野薔薇の棘を越えて進むのは血だらけになって本当に大変な挑戦である。大変な犠牲を払う行為だから、最初からやめておけという意味である。
 だが、トーンにはもう一つの解釈があり、大変な犠牲を払うけれども、その先にある宝物は犠牲を払っただけの価値があるものだ、という意味もある。だから、タロット占いを長年やって来て深くカードが読める人は、悪魔のカードを単純に肉欲とは読まない。欲しい物があったら、手段を選ばずに何が何でも手に入れろ!と解釈する。こういう解釈ができる占い師は本物である。悪魔のカードは、周囲の流れに逆らってでも手に入れる価値があるものを示している。
 さて、どうだろうか? 最初に示した「相談者は経済的に安定した独身男。→希望を描いて幸運を引き寄せる。→悪魔のような欲望を達成できる」という解釈がいかに薄っぺらいか理解できたであろうか。外れてはいないのだが、カードの背後にある意味合いが非常に深い。これを説明できるのがルーン・イーチン・タロットであり、だからこそ勉強し甲斐があるのだ。
恋人を見つけるスプレッド

『読めるオラクルカード』ライトワークス(著)に載っていた、抽象的な相談者に使えそうなスプレッド。

 4
213
 5

1、出会いに必要な準備。
2、どうやって出会うか?
3、恋人の特徴。
4、出会いを促す鍵。
5、その恋愛関係の可能性。



『初めてのオラクルカードREADING』から、ギフト・スプレッド

1、元々持っているもの。
2、既に得たもの。
3、もう要らないもの。
4、これから得るもの。
チャクラ・スプレッド考察

 10
8 9
6 7
 5
3 4
 2
 1

テキストデータの都合上、位置がうまく表現できないが、チャクラ・スプレッドのカードの展開順は大体上記の通りだと思う。
東洋では1〜4は下丹田(腹)、5は中丹田(胸)、6〜10は上丹田(頭)と、昆虫(外骨格動物)の体のように分類される。
見て分かると思うが、チャクラ・スプレッドは生命の樹スプレッドと被っている。
と言うか、それに合わせている。
そのため、第3チャクラ、第5チャクラ、第6チャクラはカードが2枚になっている。
これをどう解釈すればいいのか悩むところだ。
元武道家の私は思った。
第3チャクラは腰椎なので、腰椎は脚の神経と繋がっている。
となると、これは右脚と左脚ではないのか?
第5チャクラは頸椎なので、頸椎は腕の神経と繋がっている。
となると、これは右腕と左腕ではないのか?
では、第6チャクラはなぜ2つあるのか?
第6チャクラは眉間にある。
ということは、これは右脳と左脳なのではないかと思いついた。
ではどちらが右で、どちらが左なのか?
生命の樹で言えば、9のカードは父性を表し、8のカードは母性を表す。
一般に陽は右、陰は左であるから、9、7、4は右側を示し、8、6、3は左側を示しているのではないかと思った。
つまり、この生命の樹を人体に例えると、こちらに背中を向けている。
チャクラの状態を見る場合は下から読んで行くことになるが、その後で生命の樹として読む場合は、10→9→8→7→6→5→4→3→2→1とイナズマが落ちるように上から読んで行く。
つまり、このスプレッドは天の意思が地上に顕現する過程を表しているとも言える。
以前に書いた、下から縦に3枚並べるスプレッド(1、今いる場所→2、行く方法→3、行きたい場所)を複雑にしたスプレッドでもあるのだ。
つまり、はっきり言うと、これは願望実現スプレッドなのである。
10のカードにある天の意志が、1のカードである地上に投影される。
それにはどのような過程を経るか、どのような課題があるのか、それをこのスプレッドは示している。
下から上へと読んで行くと、魂の成長を表す過程と読める。
以前に三位一体スプレッドというのを紹介したが、私にはどうもこれがしっくり来なかった。
https://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=11&bbs_id=92605743
何かが足りないと思い、真ん中にアドバイスカードを入れたらどうかと思いついた。
すると、こうなった。

 1
4 6
 7
2 3
 5

1、魂(神)
2、心
3、体
4、魂+心=天(出来事)
5、心+体=人(本人の状態)
6、魂+体=地(環境)
7、アドバイス

なんだ、これではまるでヘキサグラムじゃないか、と思った。
勿論、各カードの意味は全く違うが。
でも全体を総括するアドバイスや助言のカードが真ん中にあると、大分読み易くなる。
さらに1〜6までの意味についてもう少し掘り下げると、この世界の深い意味合いが見えてくるのではないかと思った。

1、魂≒未来
2、心≒現在
3、体≒過去

ということも言えるのではなかろうか。
魂は経験を創造するのが仕事だから、未来を司ると言える。
心は目の前の状況に対して判断するのが仕事だから、現在を司ると言える。
体は記憶を蓄積する場所だから(記憶というデータがないと体は動かない)、過去を司ると言える。

4、天≒鳥の目
5、人≒虫の目
6、地≒鯨の目

元々「天」「人」「地」という言葉は、創作でよく使われる概念である。
天はストーリー(物語)ということで、全体を俯瞰した鳥の目が必要とされる。
人はキャラクター(登場人物や小道具)ということで、細部の視点が必要になる。
地は世界観(背景舞台)ということで、普段は水面下にあって時々顔を出し、影響を与える過去の蓄積である。
例えば、法律や社会的なルールがそうだ。
もしくはその場所に蓄積された雰囲気とも言える。

さらに突っ込んで考えると、
1≒4
2≒5
3≒6
という図式も成り立ちそうな気がする。
でも完全に天≒魂かと言えば、心という要素も絡んでくる。
完全に人≒心かと言えば、体という要素も絡んでくる。
完全に地≒体かと言えば、我々は神という母体物質の中(=世界)に住んでいるので、神(魂)という要素も絡んでくる。
ということは、微妙に心は魂に侵食し、体は心に侵食し、魂(環境)は体に侵食している。
勿論、その逆方向にも影響を及ぼしている。
これらの概念は、顕在意識、潜在意識、超意識と言い換えることもできる。
この三者がジャンケンのグー・チョキ・パーのように、どれか一つが絶対的な力を持つことはない。

この三者の関係を見ていると、世界の仕組みが見えてきそうな気がするのだが・・・

例えばの話、外の世界を変えようと考える人は、魂が創り出す事件や降りかかる出来事に対し、自分の立場を守るために外側の世界を変えようと頑張る。
その結果、うまく行けばお金持ちになり、体は快適な環境を得る。
快適な環境で肥え太った体は、精神にも影響を与えて狡賢くも鈍重になる。
これは心→魂→体→心→魂→体→というサイクルの人だ。

逆に内側の世界を変えようと考える人はどうなるか?
外側の世界がどう見えようと、心の中では自分の理想とする現実を思い描いて瞑想する。
それは潜在意識(体)に刷り込まれ、やがて宇宙の意識(神)に働きかける。
魂はその影響を受けた現実を創り始める。
外の世界はそれに応じて次第に変わっていく。
これはさっきとは逆に、心→体→魂→心→体→魂→という方向で制御するタイプの人だ。

こういった見方も加味すれば、スプレッドをより深く読めそうだ。
以前に簡略版のケルト十字を紹介した。
https://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=18&bbs_id=92605743

もう一つの簡略版ケルト十字を紹介しようと思う。
こっちの方が多分実用的だろう。
パクリ元はここ。
https://uzuwa.net/181129/

 3  7
215
 4  6

1、現在の状況
2、現状の原因
3、外的要因(環境面など)
4、内的要因(心理面など)
5、成り行きの未来
6、注意が必要なこと
7、総合的なアドバイス

二者択一とこのスプレッドでほぼ全ての相談に対応できると豪語している。
この占い師によると、3の外的要因と4の内的要因ははっきり意味が決まっておらず、この3と4の意味づけをフレキシブルに使うことで対応できるとしている。
実際にやってみると、具体的な質問を深く探るケルト十字とは違い、抽象的で漠然とした質問(その人の人生全体等)についても占える、非常に実用的なスプレッドである。

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