目黒５歳女児虐待事件コミュの児相と警察　全件情報共有を　都議会に申し入れ6/7(木) 19:35

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児相と警察　全件情報共有を　都議会に申し入れ
フジテレビ

両親の虐待により死亡した、5歳の船戸結愛ちゃんの手書きのメモ。
衝撃は、政界にも広がっている。

自民党・三原じゅん子参院議員「『もうおねがいゆるして』とノートにひらがなで書いて、大切な命を奪われた5歳の女の子について。率直に、この事件を知ってどう感じた?」

加藤厚労相「本当に、この一言一言を読むと、なんとも言えない気持ちになる。本当にこの子は頑張っているにもかかわらず、こういう事態になってしまった。本当に、なんと申し上げていいか」

7日午後、参議院の厚生労働委員会で、加藤厚生労働相はこのように述べたうえで、今回の結愛ちゃんの事件で、都道府県の児童相談所の間で深刻な情報が共有できていなかった点などを検証し、再発防止に向け、取り組む考えを示した。

そして都議会では、今回の事件を受け、「都の児童相談所が関与しながら、警察と情報共有をせず、案件を抱え込んだまま、みすみす虐待死に至らしめた」として、東京都が所管する児童相談所に対し、全ての虐待情報を警察と共有するよう求める陳情が出された。

しかし、東京都は共有する範囲を拡大していくとしつつも、「全部の共有が必要とは思えない」として、委員会で継続して審議していくことを決めた。

陳情を出した後藤啓二弁護士は、「非常に残念というか、信じられない思い。その間に同じような事件が起こったら、いったいどう責任を取るのか」と述べ、今後も、児童相談所と警察で全ての情報を共有するよう求めていく考えを示した。