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北海道日本ハム 西村天裕投手コミュのスーツケースに父からの色紙 プロ入りは“夢の途中"

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春季キャンプの振り分けが発表された17日。
ファームスタートが決まった北海道日本ハムの最速154キロ右腕・西村は「ちょっとショックです」とボソッとこぼした。
新人7人の中で唯一の社会人野球出身ということもあり、1軍入りが期待されていた。
ただ、挫折からはい上がった経験があるからこそ、すぐさま「まだまだこれからですから」と続け、明るく笑った。
今も脳裏に刻まれる「10.3」。
帝京大時代の15年。
10月22日に行われたドラフト会議の19日前だった。
主戦として先発した首都大学リーグ・桜美林大戦。
佐々木千隼(現・千葉ロッテ)と投げ合っている試合中、ベースカバーに走った際に左ひざ前十字じん帯を損傷した。
プロ入りは確実とみられていたが、この影響で指名は見送られた。
「今でも10月3日という日付は覚えていますね」と振り返る。
試合復帰まで10ヶ月を要する大ケガを負い、失意の右腕を支えたのは父・文宏さんの言葉だった。
「社会人野球とかプロ野球とか、上でやれる選手は限られている。夢があるなら頑張りなさい。プロに入るだけじゃアカン。記録を残したり、優勝に貢献できるような選手にならんと」。
入寮の際には父が「夢の途中〜頂点目指せ〜」と書いた色紙がサプライズでスーツケースに入れられており、決意を新たにした。
「目標は新人王。自分がそれくらいの活躍をしたらチームの優勝に貢献できる」。
球団は今後、先発・中継ぎの適性を見極めていく方針。
西村は夢を追ってファームからはい上がる。

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