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象眼3rdコミュの084#ウクライナ/プーチンの考察

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さて
 083ー1#ウクライナ/様々な保守たち(1/2)
 https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=6304029&id=98512528

で、岩田の「プーチンとロシアの歴史的に続く精神構造」について引用した。
詳細はあるが、この考察でプーチン論は言い尽くされているといってよい。

まったく別な視座からプーチンを掘ってみたい。

 >プーチンが信奉する思想家=イワン・イリイン
 >・ロシア固有の史観=被害妄想から来る史観によって
 >・己が弱いと、他者に脅かされる!という強い脅迫観念があり、
 >・「信じられるのは己のチカラのみ」という論に至る
 > 己が強ければ、弱い他者を属国化する事で精神安定を保ち、
 > 己が弱ければ、強い他者を倒す事で精神安定を保つ。
 >・よって敵は全世界=己以外である事が理解できる
 >(ロシア、と言っては可哀そうなのでプーチン個人とする)
 > ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 >  プーチンは己が強くある事だけに固執し、
 >  しかし、現実的にそんな世界は存在せず、
 >  よって、生涯、全世界を敵視する事になる
 >  その帰結は、己以外の、すべての奴隷化
 > ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

まあ、いつもの如く、ダラダラ長く述べているが(※)、
これらを端的に言えば「不信」であるw。
更に「己以外のすべてに対する不信」である。
しかし、それは小生もアナタもプーチンとまったく同じだ。
この事が今回の主旨である。

  ※、ダラダラ長く
    さすがに最近、効率ワリぃ〜なあ、と痛感する。
    残された時間も少ないし、老化も進むし、多忙の閲覧諸兄の時間を
    奪う失礼もしたくない。
    でも・・・
    やはり、ニュアンス、というか、己の要旨だけでなくアレコレ、
    クネクネしている「己の思考の形跡」まで残しておきたい、と
    いう面もあって・・・。本件は短めにたくさん削ったので。
------------------------------------------------------------

<人間は「不信」が基本=平常状態>

動物は己以外の存在を信頼しない、というか、動物には信じるという機能が
完全にない。
 (これへの反論として「犬が人間を信頼している」があるが、間違いだ。
  犬は他を信頼しているのではなく従属している。己に都合の良い他に
  従属する事で、己のメリットを得る事に喜んでいる、それを人間が勝手に
  信頼していると間違って解釈している。だから、コイツはメリット無いな
  と決めた人間には徹底的に従わないw)。

何故「動物は信じる機能がない」と断言できるかと言うと、脳がそうなっている
からである。

小脳の事である。

  追記)小脳は医学的には反射神経などの感覚機能だけと説明される。
     小生は「生物すべてが持つ古い脳的機能」という主旨で言っており、
     それが医学的に小脳以外にあるか?までの正確性には不知である。
     小生は「生物すべてが持つ古い脳的機能」には、己の生存だけを
     実現する機能があるとする。これは夢野久作「ドグラマグラ」での
     「胎児の夢・章」の人間本能の理解に共感するものである。

新しい大脳ではなく、小脳は動物が進化の過程で両生類だった頃からずっと
持ち続けてきた生物すべてに共通の脳である。その小脳の機能は、

ひたすら、己の生存保持だけを考える事

である。
・己以外の存在はすべて外敵。まず、というか、常にそう認識する。
・己以外の存在は基本的に許容しない。
・己以外の存在で許容するのは、
  1、己の命/存在は脅かされないと確信できた他者
     →ケンカ=殺し合いで、己より弱い他者
  2、その上で、己のメリットになる他者
     →オスなら生殖の為のメス/メスなら用心棒のオス
 だけである。
・それ以外の他者はすべて排除/それが無理なら逃げる

こうして動物は死ぬまで、己以外の他を信じず、排除=殺しまくっている。

これが動物の普通=平常だ。そして!

この小脳は人間も持っている。
「己の生存保持だけを考える=他者不信」は人間の基本、普通の事であり、
そして、人間が人間である限り消す事ができないものだ。仕方がない。

しかし、人間には動物に比べて大きく進化した大脳がある。
これが「不信」と「不信によるメリット」を不動で基本としつつも、
「不信をしない事で、もっと大きなメリットが可能になる事」を思いついた。
つまり、犬レベルの発想を更に大きくさせた、それが

「信じる」

である。
何故、人間だけ「信じる」が可能になったか?

「不信」の理由が「恐れ」だと理解したからだ。

動物は「恐れない事」ができない。常に恐れる。しかし、人間は
例えば、
・動物同様、メリットだけの為、危険のない他と暮らしていく中である日、
 気付いた・・・あれ?他者が怖くない、と。
・獲物の狩りで、他者が目をギラつかせ、獲物に向かって襲いかかるのを
 見た時は怖い!と思うが、それでも、そういう他者は容易には己を襲って
 来ないという経験を何度も重ねた
・己の生存を脅かす意図の無い他者の可能性を考える様になった
・そういう他者と協力する事で、より多くの獲物が手にできた体験を経て、
 己独りだけよりメリットが増す現実を知った

己の生存を脅かす意図の無い他者の存在
それと協調する事でメリットが増す現実
それがもたらす、己の生存を脅かす恐怖の減少

この思考は人間の大脳だからこそ可能であった。

そして地球上に初めて「信頼」という理念が誕生した。

「信頼」が増す毎に「恐怖」が消える事も体験として獲得した。
「恐怖を無くす事」それは「信頼を強める事だ」と理解した。
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<プーチンに必要なのは制裁ではなく教育>

つまり、
プーチンは、動物レベルから進化していない、という事だ。
「プーチンはチカラしか信じない」とはよく言われる。
しかし、
プーチンが誕生してから、そうだった訳ではなく、両親や家族との暮らし、
友との交友など、勿論、普通に恐怖を減じ、信頼してきた。当然だw。
しかし、生い立ちの中で多くの恐怖を体験し、そこで!

恐怖を打ち消す為には信頼だ!
 に向かわず=人間の進化に向かわず、
恐怖を打ち消す為には排除だ!
 に向かった=動物の基本に戻ってしまった

これは完全にプーチンの責任であり失敗だ。プーチンは失敗して逝く。

プーチンに必要だったのはカネでもミサイルでもなくブッダが必要だった。
もし、これを観た諸兄の中に、プーチンや周囲にコンタクトできる者が
いるなら(まあ、無いがw)、彼にブッダを薦めてほしい。

 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  我々は、いつでもプーチン化する可能性がある!
 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

この点こそが重要なのである。
「恐怖」をゼロにする事はブッダのレベルに達しないと相当難しい。
小生もゴキブリは怖いw(詳細に言うとゴキブリよりイモ虫系が怖い)。
しかし、
 無用な「恐怖」
 勘違いしている「恐怖」
 よくよく考えれば、恐怖でもなんでもないモノを誤認しての「恐怖」
これらについては、己の理解で消す事ができるし、それができるだけで
恩の字である。それができたなら、悟りの1歩手前である。

残りの「1歩」について・・・まあ、知ってはいるが、その1歩を歩む事が、
アナタにとって善き事か?とても疑問があるし、逆に不幸な結末になる可能性
が高いし、現にそうなっているのでw、お薦めしない事を作法としている。
(オレってホント親切だなwww)

最後に久々の象眼節をはさんでみたwww(タマには、ね!)

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