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象眼3rdコミュの078#ウクライナ/アゾフ大隊の引用はプロパガンダだ!

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<冷静になってはならない!w>

「ウクライナはネオナチだ!」に動揺し、
「まてよ、ウクライナ頑張れ!ちょっと違うんじゃね」
「両者に肩入れせず、冷静になるべきだ」
そういうアナタは、見事に親ロ派のプロパガンダにハマっている。

今、冷静になる、という事は、

他国支援が無く、孤立で戦うウクライナの唯一の武器である
「世界の大衆の熱いウクライナ支持というロシア批判」
を消す行為である。

★★★「冷静になれ」こそが親ロ派のプロパガンダだ★★★

★★★アナタは冷静になってはならない!★★★
★★★アナタが冷静になって最も喜ぶのはプーチンだ!★★★

熱く、限りなく、しつこくウクライナ支持の声を世界に広げる
それこそが、我々一般人が他国に武力侵略する軍事独裁体制と戦う
唯一の武器なのである。その武器を無力化する言葉が「冷静になれ」
である。

  アナタが国家をハンドルする地位にいる要人なら冷静は大切だ。
  そういう要人は、時にウクライナを見捨ててでも、自国の利益
  を守る事を考える。
  そういう要人は、自国民の数万人の死を無視してでも、残りの
  自国民の命を守る、そういう冷徹冷厳な判断が必要になる。
  アナタはそんな要人ではないのだろう?だったら大衆のひとり
  として、他国へ武力侵略する軍事独裁体制を熱く、興奮して
  批判すべきだ。冷静はアナタの役目ではない。

さて本題。

親ロ派がウクライナのネガを言う根拠のひとつに「アゾフ大隊」が
ある。
・ネオナチ極右思想にルーツを持つアゾフ大隊が、
・ウクライナの正規軍と一体となって(或いは暴走して)
・民間人を虐殺している
というモノだ。
そして、
「国連が、それを報告しているから事実だ!」としている。
しかし、後述通り、その内実は、これらとはまったく違う。
せっかく親ロ派が「国連が」と言っているので、彼らが主張する
根拠の国連レポートを使って親ロ派のデマを検証してしまおう。

WIKI「アゾフ大隊」
https://bit.ly/3J6rpL7

 人権侵害と戦争犯罪
 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が発表した報告書は、
 アゾフ大隊を大量略奪、違法な拘禁、拷問などの戦争犯罪を
 行なっていると記述している。2014年9月から2015年2月までの間、
 民間住宅の略奪、および民間地域を標的にした攻撃を行ったと
 される[32][33]。

ココだけ読むと親ロ派の「ウクライナとアゾフがヒドイ」となるが
実は違うのだ。この引用ソース[32][33]を見てみた。

1、国連人権高等弁務官事務所
  ウクライナの人権状況に関する報告
  2015年11月16日から2016年2月15日
  https://bit.ly/35J9Xhr

「Ukrainian armed forces」ウクライナ軍 13件ヒット
「Azov regiment」アゾフ連隊 4件ヒット
「armed groups」武装グループ  124件ヒット

2、同、2016年2月16日から5月15日
  https://bit.ly/3MJvN4P

「Ukrainian armed forces」ウクライナ軍 11件ヒット
「Azov regiment」アゾフ連隊 1件ヒット
「armed groups」武装グループ  119件ヒット

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<WIKIの記載でさえ、内実は異なる>

まず、
レポートのPDFの中を「アゾフ大隊」でワード検索。
すると、
レポートでは「3つの勢力」について報告しているのが解った。
それが、上記の3つだ。
1、「Ukrainian armed forces」ウクライナ軍(正規軍)
2、「Azov regiment」アゾフ連隊
3、「armed groups」武装グループ

3には詳細な説明(所属や組織編成など)はないが、ウクライナ
正規軍&アゾフ大隊と対立する勢力=独立派に立つ親ロ派、要は
ロシア本国から軍事支援されている傀儡=革命武装集団である。
で、
このヒット数の大きな違いだけで、ウクライナの歴史を相応に知る
者は「ああ、そういう事ね」と結果が推論できる。

・内容のほとんどは武装グループについての報告
・レポートは戦地の人権状況の調査だから、戦闘で人権侵害が
 起こっていないか?戦争犯罪が起こっていないか?である。
・そのほんとんどを「武装グループ」の報告に割いているので、
 「武装グループ」による戦争犯罪行為が激しいのだろうな。

そう思って見たら、まあ、その通りだった。

さて
アゾフ大隊の戦争犯罪の記載についてだが、たった4カ所と1カ所
なので全部、抜き出して自動翻訳した。
(「Azov regiment」ヒット順)

【レポート1】
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25。
ウクライナの軍隊と武装グループは国際人道法の下での義務に違反し、
彼らの立場を維持、人口密集地域に武器と軍隊をさらに埋め込んだ。

シロカインでは、政府が管理するマリウポリ市と武装勢力が管理する
ノボアゾフスクの町の間の「灰色地帯」の重要な場所で、OHCHRは、
ウクライナ軍とアゾフ連隊による民間の建物と場所の広範な使用、
および避難につながる民間の財産の略奪を文書化した。

住宅、ホームレスの人々のための避難所、かつてのアートギャラリー
など、ドネツク市の一応の民間の建物は、武装集団によって引き続き
使用され、それによって民間人を危険にさらしていました。ドネツク
地方のコミンテルノヴェ村では「ドネツク人民共和国」武装グループ
のメンバーが廃屋を乗っ取ったと住民が報告した。

2016年1月と2月、Kominternove駐留の武装集団と、近くのVodiane村に
駐留するウクライナ軍との間の敵対行為が、地元住民を危険にさらした。
=============
要約
・両軍が義務に違反して民間地区に入って戦闘している。
・シロカインでは政府軍/武装グループ、それぞれの管理下にある
 拠点で民間施設の軍事使用と民間財産略奪を文書化した
・それによって両軍は民間人を危険にしている。
 コミンテルノヴェ村では革命の武装グループが廃屋を乗っ取った
 との住民報告がある。

両軍とも人権配慮していないという事。
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61。
「ドネツク人民共和国」に捕らえられたウクライナ軍人は、引き続き
劣悪な状況で拘留され、虐待を受けました。
親戚が訪れたある兵士は、おそらく殴打や火傷が原因で、皮膚に黒い
斑点がありました。
2015年2月にシロカインで捕らえられたアゾフ連隊のメンバーである
別の兵士が電気ショックを受け彼の歯が抜かれた。
OHCHRは捕らえられた兵士が人まで混雑した独房に拘留され、Shchorsa
通りの旧SBUビル、および現在Shevchenkoの「国家安全保障省」に
よって使用されているビルで身体的暴力を受けたという申し立てを
懸念している。ドネツク市の大通り。報告期間中、OHCHRはドネツクの
拘留施設へのアクセスを拒否されました。
=============
要約
捕虜への虐待の報告だが、ウクライナ軍人やアゾフ連隊が被害者だ。
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103。
12月23日、OHCHRは5月9日の事件に関与したとされるマリウポリSIZOで
拘束された4人の拘留者と面会した。
彼らは、SBU職員とマリウポリのアゾフ連隊メンバーによって虐待され、
2014年9月にしばらくの間連絡を取り合っておらず、拷問によって抽出
された証拠が彼らの裁判で使用されていたと不満を述べた。
彼らは拷問によって受けた負傷に対する医療援助を拒否されており、
法的代理人は効果がなかったと付け加えた。
重大な懸念は被告人が法廷で証拠の許容性に異議を唱えた後、SBUに
よる脅迫、脅迫、虐待の形で報復を受けたという主張です。
=============
要約
コチラは前述と逆にウクライナ側による虐待の報告だが、
注意として、これが拘留者の証言=主張である事は、相応に
差っ引いて見る必要がある。何故なら、この拘留者という記載には
純粋な一般市民なのか、武装グループやその近親なのか、属性が
示されていないからだ。只、捕虜と記載していないので、
戦闘服を着た武装グループではない可能性は高い。
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161。
もう1つの大きな懸念は、民間地域に軍隊が継続的に存在し、無差別な
砲撃が引き続き民間人を危険にさらす主な要因であり、住宅、土地、
財産にアクセスする能力に影響を与えることです。
報告期間中、OHCHRは2014年の夏から現在までシロカイン(マリウポリ
東31km)とその周辺でのウクライナ軍とアゾフ連隊による敵対行為に
関する詳細な情報を収集しました。
民間住宅の大量略奪が文書化され、2014年9月から2015年2月までの
民間地域を対象としています。マリウポリに避難した住民は、
ほとんど支援を受けておらず、家の状態に関する情報も受けていません。
戻ることはできませんが、被害を調査するために短期間、Shyrokyneの
IDPはビデオ映像と写真を交換して、家の状態を追跡しようとします。
=============
要約
前述、ウクライナ軍とアゾフ連隊の指揮下にある地域で、政府側が
民間住宅を大量に略奪したとの報告。
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【レポート2】
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115。
OHCHRは「Inter」「TV 17」「TRKUkraina」の3つのTVチャンネルの
オフィスへの攻撃を監視しています。メディア報道によると、
2016年2月21日、
未知の個人がTV17のジャーナリストを攻撃しました。
さらに、チャンネルのオフィスは部分的に破壊され、機器は略奪されました。
4月22日、
若者のグループがテレビチャンネル「TRKUkraina」のオフィスの
ロビーに入り「血が出るだろう」と書かれたチラシを散らかしました。
2月25日、
アゾフ連隊の市民軍団に関係する約50人が、最大のウクライナの
テレビチャンネルInterの建設を阻止した。これは明らかに、
インテルで働いているロシアのジャーナリストによる放送中の明示的な
発言によって引き起こされたものであり、マイダンのイベント中に
亡くなった人々に対して攻撃的であると認識されていました。
前日、SBUは彼女の放送中の発言に続いて、ジャーナリストをロシア連邦
に強制的に返還した。
3つのケースすべてで、警察は調査を開始したか、ジャーナリズム活動の
妨害の容疑者に対する刑事訴訟を開始しました。
=============
要約
メディアに対し、所属不明の個人グループとアゾフ連隊関係者が
それぞれ妨害/破壊をしたという事。
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以上が親ロ派が根拠とした「ネオナチ!アゾフ大隊ヒドイ!」の
内容である。

まず、
この国連レポートを見て思う事は、
・ロシア傀儡の革命武力組織の乱暴ぶりの激しさは、ソ連〜ロシア
 の軍事独裁の残忍さそのものである事。
・国連の報告のほとんどが、ソレに費やされている事。
・ウクライナ&アゾフ連隊についても、人権条約の逸脱行為がある
 が、革命武力組織に比べ、圧倒少数であり、内容も捕虜兵への虐待
 の疑いであり、民間人への無差別攻撃や婦女子暴行などは1例も
 報告されていない事(報告されているのは民間の家屋や施設の強制
 没収しかない)。

以上、アゾフ連隊がナチス極右的イメージの民間人虐殺をしている
報告ではない事は報告内容を読めば自明である。

 虐待(Abuse)/性的虐待(Sexual abuse)も検索したが、アゾフ連隊
 がやっているという報告例は1件もない。

逆に、興奮した戦地なら相応に民間人虐待がもっと多くても普通な
ところ、報告で1例も無い点は、アゾフ連隊が民間人への直接被害
を自省していた事=規律が守られていた事を裏付ける報告になって
いる。
民間の家屋や施設を強制接収する点は問題だが、戦争では建物は
敵の隠れ家になるので、これを接収する事はむしろ普通である。
アゾフ連隊がナチス的乱暴者なら接収に際し家屋や施設内の民間人
を殺戮している。出て行け!と逃がしただけマシである。

小生の常識/文章読解力で、
親ロ派が主張する「アゾフ連隊の残忍さ」は、この国連報告から
読み取る事ができない。小生がオカシイか?アナタは、この文章で
「アゾフ連隊がナチスと同等の残忍な組織だ」と理解できるのか?

そうではないだろう?

つまり、「国連が報告している!」それすらプロパガンダなのだ。
内容を詳細に読まない者が、チョッと政府軍&アゾフ連隊が
建物を強制接収している事実だけを過剰に大きく、事実を無視して
宣伝しているに過ぎない。


小生は、現実はレポートにない民間人への被害は、もっと発生して
いると思うし、ウクライナ軍&アゾフ連隊とロシア傀儡の武装集団
の双方が、起こしていると思う。
しかし、小生の妄想だが、ソ連ロシアや支那の、戦地における敵兵
と一般人に対する残忍性、非人間性は彼らの根本的な資質であり、
過去のどの戦闘でも、総じて蛮行を行ってきたという歴史的事実の
蓋然性から、ウクライナの戦闘においても、ほとんどロシア傀儡側
のモノで、己の犯した殺戮を「ウクライナのせいだ」と言っている
と妄想する。
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<武器を持って戦う在特会みたいなものw>

ウクライナの正規軍は推定20万人(2022年1月時点報道)
予備役は90万人と言われる。
一方、
アゾフ大隊は、所説あるがナザレンコ氏によると1千チョイ程度、
他のソースでも数千(多くて2千台前半)という規模だ。

正規軍の100人に1人がアゾフ大隊、
予備役の500人に1人がアゾフ大隊、

そういう規模だ。
正規軍の100人に1人が極右思想を持っている
予備役の500人に1人が極右思想を持っている

アナタは、この事実をどう考える?由々しき事態か?

ナザレンコ氏のジョークが的確だ。
・日本で言うなら何百人にひとり、在特会みたいな連中がいる
 という事ですw。
・他民族をぶっ殺せ!と言う在特会が、実際に他民族をぶっ殺して
 いますか?w。

おっしゃるとおり、である。

親ロ派が「アゾフ大隊を編入するウクライナ軍はネオナチだ!」
と言う事は
支那派が「自衛隊は在特会と一蓮托生で他民族をぶっ殺す恐ろしい
軍隊だ!」と言って自衛隊の正当性にケチをつけているに等しい。
日本を例にすれば、親ロ派の「アゾフ大隊!」が如何に滑稽で
爆笑に値するものかが理解できる。

現在、ウクライナは他国侵略を受けた国家非常事態である。

日本が他国侵略を受けた非常事態で、
米国や他国の支援もない劣勢、日本が滅ぶ絶体絶命の状態、
そういう時に、
自衛隊と共に武器を持って戦闘前線に出て行き
日本の為に戦う「ぶっ殺せ!」の在特会

それを「善し」としない日本人は、恐らくゼロであろう。
そういう時に「ぶっ殺せ!の在特会と共闘する自衛隊はノー」
という日本人は絶対にゼロであろう。
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<親ロ派のプロパガンダに乗る>

そもそも、
ナショナリズムが過剰な極右は、どの国にも存在する。
在特会の様に口だけのレベルもあれば、市民レベルで愚連隊化し、
実際に外国人を乱暴する者もある。ネオナチ思想と言っても、
ハーゲンクロイツを付けてコスプレ感に自己満する者もある。

成立経緯から、アゾフ大隊の中核にネオナチを自分で公言する者が
いる事は事実だ。それはウソではない。しかし、それでアゾフ大隊
がウクライナ国内の他民族を虐殺している事実にはならないし、
少なくとも国連など公的機関の調査での報告はない。

ネットに「アゾフ大隊が民間人を施設に閉じ込め、焼き殺した」
などという画像や情報が上がっていたが、情報通によれば、その
発信ソースとツイッターアカウントをたどっていくと、すべて
限定的な数個のアカウント発、かつ、そのアカウントはその他の
過去の投稿から、ロシアそのものかロシアに極めて近い者らしい
(一般人ではアクセス困難なロシア政府筋の情報がコピペされて
いる、と指摘)。まあ、それもプロパガンダの可能性があるが。
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<国難時、非合法組織を使う必要もある>

日本で比較しよう。
警察予備隊から自衛隊が出来たばかりの敗戦後の動乱期。

同時に勃発した日本国内の赤化運動、やはり赤化の波を受けての
朝鮮系(朝鮮総連や民戦=在日朝鮮統一民主戦線)などの民族運動、
それらは運動の域を越え暴力的な騒乱になっていたが、当時の日本
には、それらを封じる警察組織(警察予備隊)は不十分だった。
(中央を守るのに精一杯、地方の主要地をケアする組織力は弱い)

その時、日本政府は反社=非合法暴力組織を使い、これら組織的
運動を暴力で排斥して日本の治安を守っている。これは事実だ。

★暴力には暴力をもって対峙するしかない★

当時の反社=非合法暴力組織の加勢による体制の防衛が無ければ
赤化や朝鮮系民族運動はもっと大きくなり、現在の日本の様相が
大きく違っていた可能性は高い。今でも日本国内の左派のヒドさ
は言われているが、更に旧ソ、支那、朝鮮系の勢力が強固に存在
して、日本国内の民族独立運動もウクライナ並みに起こっている
内乱国家になっていたかも知れない。

象眼で述べた「任侠」も、その歴史の延長にある。
 2nd「033#旅の思い出と任侠」
 https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5404803&id=63724206

「双方のプロパガンダに乗らず冷静に全体を見るべきだ」
というなら、こういう日本の非合法武力を使う必要性も見るべきで
であればウクライナがアゾフ大隊を使う必要性も見るべきである。

忘れてはならないのは、国家滅亡の非常事態だという事だ。
ネオナチ云々は、国家危機をまず食い止めて国家を守った後、
冷静に、いくらでも批判し、是非を問えばよい。

そういう非常事態に「ネオナチ云々」を持ち出してウクライナの
正当性を少しでも傷つけようとする行為こそが親ロ派プロパガンダ
にハマっている、という事なのだ。

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