象眼３ｒｄコミュの０２０＃小池ダメじゃん

小池都知事については、基本、擁護的に述べてきたが、最近、少々
苦しくなってきたな（笑）。
豊洲の件は、慎重に検証している事自体は大いに賛成だが、その経緯
／手法／説明については稚拙の感があり、無駄に軋轢を生じている。

更に本件は明確に「小池の政治判断は間違い」と弾ずるものである。

　関東大震災の朝鮮人虐殺　小池都知事が追悼文断る
　http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017082402000130.html

　東京都の小池百合子知事が、都立横網町公園で九月一日に営まれる
　関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を断ったことが分かった。

　例年、市民団体で構成する主催者の実行委員会が要請、歴代知事は
　応じてきた。小池氏も昨年は送付していたが方針転換した。団体側
　は「震災時に朝鮮人が虐殺された史実の否定にもつながりかねない
　判断」と、近く抗議する。

　追悼文を断った理由について、都建設局公園緑地部は本紙の取材に、
　都慰霊協会主催の大法要が震災の９／１と東京大空襲の３／１０に
　開催されることを挙げ「知事はそこに出席、亡くなった人すべてに
　哀悼の意を表している為」と説明「今後、他の団体から要請があって
　も出さない」としている。
　
　〜追悼式が行われる横網町公園内には、七三年に民間団体が建立
　した朝鮮人犠牲者追悼碑があり、現在は都が所有している。そこには
　「誤った策動と流言蜚語（ひご）のため六千余名にのぼる朝鮮人が
　尊い生命を奪われた」と刻まれている。
　追悼碑を巡っては、今年３月の都議会一般質問で、古賀議員（自民）
　が、碑文にある六千余名という数を「根拠が希薄」とした上で、
　追悼式の案内状にも「六千余名、虐殺の文言がある」と指摘。「知事
　が歴史をゆがめる行為に加担することになりかねず、追悼の辞の発信
　を再考すべきだ」と求めた。
　これに対し、小池知事は「追悼文は毎年、慣例的に送付してきた。
　今後については私自身がよく目を通した上で適切に判断する」と答弁
　しており、都側はこの質疑が「方針を見直すきっかけの一つになった」
　と認めた。また、都側は虐殺者数について「六千人が正しいのか、
　正しくないのか特定できないというのが都の立場」としている。

　式を主催する団体の赤石英夫・日朝協会都連合会事務局長（７６）は
　「犠牲者数は碑文の人数を踏襲してきた。天災による犠牲と、人の手
　で虐殺された死は性格が異なり、大法要で一緒に追悼するからという
　説明は納得できない」と話した。
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＜政治的稚拙さと因果応報＞

まず。
６千云々の被害者数はさておき、震災で罪を犯していない朝鮮人を標的
とした殺害があった事は事実だ（日本の司法／官憲、諸々の公的機関が
公式書面を公表している）。巻き添えとして殺された支那人、日本人も
朝鮮人と誤認されて殺されており、いずれも朝鮮人が標的である。

暴徒化した日本大衆によって無実の朝鮮人が殺害された事実は、否定の
しようもない（朝鮮人の暴徒もあったという筋は、また別の話しだ）。

法治国家にあって国政／地方自治を指導する為政者は、

★　司法を無視した大衆の集団リンチ　★

など絶対に許容してはならず、被害者への哀悼と共に、司法無視の暴挙
を根絶する、両義の決意を示さなければならない。

つまり、本件は朝鮮人云々＝民族差別云々という次元を超えた「国権対
司法無視の大衆暴動」という、もっと大きな教訓を含んでいるのである。
これに加え「国権（官憲）側が大衆暴動を煽った＝司法無視を奨励した、
そうと知って黙殺した、アカ狩り＝国家反逆者の鎮圧に利用した」など、
「国権側の悪事、その反省」など

★　震災災害における国権の正しい秩序維持の重要性　★

という法治国家／民主主義国家の根幹こそが本件の核心である。

この大義／重要性を知る聡明な為政者であれば、たとえ被害者数の実態が
６千人など誇張されていようが、そんな程度の事は後述のようにテクニカル
的にどうにでも出来る事で、そんな程度の事を理由に本件の反省＝愚かな
大衆への啓蒙啓発をスポイルする事の方がはるかに問題である。

６千人を認めたくないなら、例えば追悼文とは別の前文を用意し、
「尚、被害者数については、２百云十という日本政府公式発表、さらには
２０１５年韓国政府発表の検証結果最終報告に於いて被害者２８９人のうち
２８人が虐殺されたとの公式見解もあり、碑文の６千云々について認める
ものではない」
と公式声明し、追悼文本書で、その数には一切触れず、
「地方自治を預かる知事として、先の震災で無実で殺された朝鮮人の方々に
心より哀悼の意を述べ、未来永劫、何人（なんぴと）に対しても、この愚行
を繰り返さぬ事を誓う」
と、その実数を認めぬまま＝６千人を否定したまま、同時に追悼を述べる
手法はいくらでもある。

そういう「政治的知恵が働かない」という点で小池は統治能力が低い。

小生は国政も地方自治も、為政者として常に重要視している判断基準は
個別個別の政策論ではなく統治能力の有無である。今回の件で明白に小池を
批判しているのは、そういう理由による。

また（小生の想像だが）保守右派的な大衆支持を画策したのではないか？
という疑念も多いにあり、だとすればポピュリズム政治が過ぎる。そして
「こんな事で保守大衆が喜ぶと思っているなら、侮辱もいい加減にしろ」
と保守右派こそが小池を叩くべきである。
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次に。
「追悼碑の六千余名にのぼる朝鮮人が尊い生命を奪われた」だが、

南京大虐殺、慰安婦など

★　支那／朝鮮の大陸アジア圏の「己の有利は何でも盛っとけ」癖　★

は今更言うまでも無いが、こういう「己の感情を最大化させて事実を軽視
する民族性が、結局は己の不利になる」という点について、いい加減に
目を覚ましてほしいものである・・・が、ソレができないのが支那／朝鮮
だから、まあ、因果律、自業自得である。

本件の構造として、

・法より情緒＝司法より大衆感情＝法治より民治
・そういう司法無視の暴走が朝鮮人リンチの主因である
・そして今度は６千人と言って事実より情緒＝事実より大衆感情
・つまり、朝鮮人リンチの狂った日本人と同じ構造を採用している

という己に気付かない、その愚かさには合掌あるのみ。

★　情緒で規定されたものは、また別の情緒によって否定される　★
★　ウソによって規定すれば、また別のウソによって否定される　★
★　法＝ルールによって規定すれば、別の情緒には否定されない　★
★　事実によって規定すれば、いかなるウソからも否定されない　★

己が情緒、ウソであろうがおかまいなしに打ち立てた事であるからこそ
異なる情緒、異なるウソで容易に崩されてしまうのである。
支那／朝鮮は、この「愚かな因果律」をやめる事ができない。いつに
なっても己の正統性に疑問が投げ続けられる、そういう果を自分から
作ってしまっている。己の不見識が因なのだから、もう、どうしようもない。

更に言えば、現在の日本の左翼、人権主義者、護憲平和論者、そしてマスも
まったく同じ構造で、事実を立てず、己が立てたウソをいつまでも攻撃
され続けているのである。

・オマエは交通事故を犯した悪者だ！
・悪いのだから時速２００キロを出していた！に反論するな！

こんな要求は無理だ。極悪だろうが何だろうが１００キロが事実なら
１００キロだ。悪い奴だから２００キロにしてしまえ！など、そんな
事を認めていたら法治の崩壊だ。そうして支那／朝鮮は法治が崩壊して
いる事実は以前から述べている。

朝鮮人のリンチ殺人は事実だ。日本人は、その恥を反省謝罪すべきだ。
慰霊は毎年＝つまり未来永劫ずっと行うべきだ。毎年、靖国参拝する慰霊
を善しとするのであれば・・・。

同時に根拠の無い、つまり、
・利害関係に無い第三者が
・事実と判断する事に耐え得る
・６千を確定するだけの証拠／物証、証言が提示され
・他の疑義反論が明白に否定されるだけの強度を持っている
そういう６千人でないなら、キッチリ否定しなければならない。それは
朝鮮人への追悼、反省、謝罪とは別の話しだ。
「６千人に反対するオマエは朝鮮人リンチを否定している！」などという
バカの被害妄想的精神疾患者につきあう必要はない。
６千人だろうが、たったひとりだろうが、法治を無視して朝鮮人をリンチ
殺害したなら未来永劫、反省／追悼するだけだ！と言ってやればよい。

そういう物言いをすると理解力の無いバカは発狂するだろうが・・・。
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ＰＳ）
リンチで殺された朝鮮人が何人なのか？６千人なのか、それ以上か？
それ以下か？
国家統治も大衆生活も大混乱した当時の日本で、ソレを把握する方法も
ないし、検証する方法もない。
唯一の資料は、前述の通りであるが「被害を大盛りしたい輩」にすれば
それらは国権が事実隠蔽したウソとなるが、それを言うウソ、その根拠
も、また証言でしかなく、どこまで言っても明らかにならない。
であれば、少なくとも着地点としては、
１、公の資料としては、２百云十人です
２、それについては６千人と言う人もいます
３、同時に６千人は多過ぎるという人もいます
４、以上、これら様々な数があります
と言うに留まるしかない。
１だ！との断定も、２だ！との断定も、３だ！との断定も、出来ない＝
しないのが憶測、想像、思想性などを排除した、最も公正な見解である。
という事は、
１だ！と断定する意見を否定する
２だ！と断定する意見を否定する
３だ！と断定する意見を否定する
そうして４の立場を守る。

だから
・６千人だ！だけを主張する者は、態度として間違いであるし、
・６千人もいない！だけを主張する者は、態度として間違いであるし、

つまりは「解らない」である。だって、ホントに解らないのだから・・・。