スタートに至っては個人差が大きいと思う。例えば、Japanese hip hopのHEADSで在ったり、読書家で在ったり、作詞経験が在ったり、日本古来の技法による短歌や俳句の経験者で在ったり。ライミングの技術はほぼ横這いで在ったとしても、元の土台が違えば語彙や言い回しに独特の色が着いている。しかし、全くの未経験者、日記程度しか書いた事のない者は全くの真っ白。洒落た言い回しも無く、語彙力も無く、ストレート。しかし、それ故に伝わりやすいと云う利点が在る。正しい日本語が使えるかどうかと云う低水準からのスタート、故に他に位置する者よりも確実にある伸びしろ。