気合と根性の禁煙方法コミュの「タバコ宣言」運動を提案しています

３０年前はヘビースモーカーだった私の経験や、周囲との交わりの中で、喫煙者はほとんど、禁煙したいものだと思っていました。

ところが、最近、喫煙者でも、愛煙家と称する人々は違うと知りました。

愛煙家はタバコの効用を信じています。

彼らに禁煙をすすめると、嫌煙ファシズムだと逆ギレします。

さらに一部の医師に、タバコは健康に良いと発言させます。

愛煙家通信などを舞台に、権威と実績のある医師が発言するのですから、それなりの重みがあります。

愛煙家は少数派だが、真理を持っているのかもしれないと迷わさせます。

彼らに禁煙をすすめるのは、釈迦に念仏であり、なんの成果もありません。

愛煙家が厄介なのは、医師を含む著名人を盾に、自己の喫煙を正当化させていることです。

そこで、愛煙家に向けて「タバコ宣言」運動を提案しています。

「タバコ宣言」運動とは、愛煙家に、タバコが原因の病気になっても、健康保険を使った治療をしないという宣言をしていただく運動です。

愛煙家がタバコは健康に良いと信じているなら、タバコが原因の病気にはならないので、宣言することに抵抗はないはずです。

「タバコ宣言」で、タバコが原因の病気になっても、健康保険を使った治療をしないという宣言をしていただくと、タバコで誰にも迷惑をかけないという気概を表明できます。

愛煙家は、タバコが原因の病気にかからず、長寿を全うできればそれで良いわけです。

愛煙家が「タバコ宣言」し、不幸にして、タバコが原因の病気になっても、健康保険を使った治療をせず、自費で治療するのですから、自己責任を果たすことになります。

愛煙家の主張は、タバコは健康に良い、非喫煙者には迷惑をかけないというものです。

ならば、タバコが原因の病気にかかった時に、多くの非喫煙者が費用負担する健康保険適用を辞退するというのは、理にかなっています。

判定は、担当の医師がします。

医師が、タバコが原因の病気だと判定すれば自費治療、そうではないとすれば健康保険で治療します。

担当医師の判定に不服があれば、納得するまで、転院すれば良いのです。

愛煙家奥村康順天堂大学元医学部長のいる順天堂大学病院なら、愛煙家の満足する診察結果を示してくれるかもしれません。

健康保険適用の意思表示は愛煙家の自主申告です。

病院の窓口で、保険申請しませんと申告すれば完了です。

愛煙家といえども、多額の費用を目にして、怯むかもしれません。

敢然とプライドを守るかもしれません。

立会人は愛煙家ご自身です。

では、「タバコ宣言」運動は、具体的にはどのようにすすめるのでしょう。

進め方は簡単です。

愛煙家に、タバコが原因の病気になっても、健康保険を使った治療をしないという宣言をしていただきます。

さらに宣言を周囲に吹聴していただきます。

タバコは健康に良い、非喫煙者には迷惑をかけない、だから「タバコ宣言」するのだと、大いに吹聴していただきます。

誰しも、医者にかからず、入院のせぬまま、人生を全うできれば幸せです。

残念ながら、医者にかかった時、タバコが原因の病気かどうか、イヤでも確認されます。

その時、タバコが原因の病気であれば、費用は自己負担していただくだけです。

もちろん、「タバコ宣言」に強制力はありません。

そんなゆるい運動に意味があるのでしょうか？

大いにあります。

愛煙家は、タバコは健康に良い、非喫煙者には迷惑をかけないという主張をします。

その結果、自分自身だけでなく、新たな喫煙者も作っています。

そこで「タバコ宣言」に向き合っていただき、本当にご自身の主張にゆらぎがないか、見直していただきます。

「タバコが原因の病気になったら、健康保険で治療費を出してもらうよ」というのは、非喫煙者に迷惑かけるということです。

自分は他人に迷惑をかけることが平気な、卑怯者だと思い知っていただきます。

それが嫌なら「タバコ宣言」していただきます。

先に上げました、愛煙家通信の主要メンバーである著名人に、働きかけたいと思います。

猪瀬東京都知事、順天堂大学奥村康、養老孟司、森永卓郎、黒鉄ヒロシ　などの各氏には、真っ先に宣言していただきたいものです。

できれば、東京都には、「タバコ宣言」運動の制度化を働きかけたいと思います。

ここで、禁煙を進めたいと思われる皆さんが、それぞれの場で声を上げていただき、身近に働きかけて頂ければ、進むと思います。

ぜひご一緒に、「タバコ宣言」運動を進めましょう。