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「サイバーパンク」な海外小説の一覧を作りましょう!

トピック「おすすめ小説教えれ」と被るやもしれませんが、こちらはサイバーパンクな海外小説のリストを作成することを主眼に置くという方向で行ければ、と。

とりあえず、つらつらとリストアップしてみます。

元ネタは、TRPG「サイバーパンク2.0.2.0」日本語版(※)に記載されていた参考文献一覧でして、それをそのままコピペしてますので、作者名が順不同になってしまってますが、ご容赦を。
また、「サイバーパンク2.0.2.0」自体今となっては「古い」ゲームですので、当然ながらニール・スティーヴンスンなどの新しい作家は載ってませんが、80年代から90年代初頭までの「サイバーパンク」的な遺伝子を分有した作品のちょっとした名鑑になっていると思うので、基本図書一覧としては使えそうです。このリストを補強していければなあ、と思います。

版元記載のない場合は、早川SFから出ているものだと思ってください。


【暫定版:海外サイバーパンク小説リスト】


ウィリアム・ギブスン 『ニューロマンサー』、『カウント・ゼロ』、『モナリザ・オーヴァドライヴ』、『クローム襲撃』
ノーマン・スピンラッド "Little Heroes"
ジョン・D・ボートーンコート "Jonny Zad"
ジョーン・D・ヴィンジ 『サイオン』、"Catspaw"
ミック・ファーレン 『Vickers』
ウォルター・ジョン・ウィリアムズ 『ハードワイヤード』、『必殺の冥路』、"Angel Station"
ブルース・スターリング "The Artificial Kid" 『ミラーシェード』、『ネットの中の島々』
ジョン・ブラナー 『衝撃波を乗り切れ』(集英社ワールドSF)
スティーヴ・バーンズ "Streetlethal"、"Gorgon Child"
ジョージ・アレック・エフィンジャー『重力が衰えるとき』、『太陽の炎』、『電脳砂漠』
ジョン・シャーリィ "Eclipse"(第一部六章が「フリーゾーン」という題で『ミラーシェード』に、第二部十章が「未来企業」という題で<ユリイカ>1987年11月号に収録された)
ルディ・ラッカー 『ソフトウェア』、『ウェットウェア』
フレデリック・ポール 『マン・プラス』、『宇宙商人』、『仮面戦争』(早川海外SFノヴェルズ』
ハリー・ハリスン 『人間がいっぱい』、『ローラーボール』(早川書房)
フィリップ・K・ディック 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』、『暗闇のスキャナー』(創元推理文庫)
ティム・パワーズ 『奇人宮の宴』
グレッグ・ベア 『ブラッド・ミュージック』
サミュエル・ディレーニ 『バベル17』
トーマス・M・ディッシュ 『334』(サンリオSF文庫)
ルーシャス・シェパード 『戦時生活』(新潮文庫)
ロバート・シェクリィ 『奇蹟の次元』(早川SFシリーズ)
ラリー・ニーヴン『不完全な死体』、『パッチワーク・ガール』(ともに創元推理文庫)
ニーヴン&バーンズ『アナンシ号の降下』、『ドリーム・パーク(ともに創元推理文庫)
ニーヴン&パーネル『忠誠の誓い』(創元推理文庫)
K.W.ジーター『ドクター・アダー』、『グラス・ハンマー』
ジャック・ウォマック『ヒーザーン』、『テラプレーン』
J.C.ファウスト『コーポレイト・ウォーズ』
アルフレッド・ベスター『分解された男』(創元推理文庫)、『虎よ! 虎よ!』、『コンピュータ・コネクション』(サンリオSF文庫)
トレヴェニアン『シブミ』(早川文庫NV)
ドン・ウィンズロウ『ストリート・キッズ』(創元推理文庫)
クローダー『アルーア』(リブロポート)
ダナ・ハロウェイ他『サイボーグ・フェミニズム』(リブロポート)


※その昔、「サイバーパンク2.0.2.0」というTRPGがありました。1990年にアメリカのR・タルソリアン・ゲームズという会社が作成したTRPGで、本国では何度もカタチを変えつつ、今でも生き残っているそうです。
ルールそのものはやや荒削りで煩雑なところもありますが、徹底したこだわりをもって「サイバーパンク」の精神をゲーム化しようとた野心作でした。1993年の12月には、日本語にも翻訳され、追加ルールも幾つか日本に紹介されました。

その内容についての詳しい情報は、
http://www.scoopsrpg.com/contents/scoopsreview/rj981204_cp2020.html
のレビューを見ていただければと思うのですが、ゲームとして普通に楽しむほかにも、このTRPGには充実した「サイバーパンク参考文献」の一覧が添えられており、ブックガイドとしても用いることが可能でした。アメリカ人のゲームデザイナーたちが捉えた本場の「サイバーパンク」がどのようなものであるのかを知るために、重宝したものです。


長文失礼いたしました。

コメント(8)

おっと、ストール『カッコウはコンピュータに卵を産む』(草思社)が抜けてしまってました。
これは確か、ノンフィクションですよね。
ディレイニーって、サイバーパンクなんですか?!
ニューウエイヴかと思ってましたよ。
ニール・スティーブンスン
「スノウ・クラッシュ」
「クリプトノミコン」
を入れたい。
スターリングがあがってるのに
「蝉の女王」
「スキズマトリックス」
が無いですね。

まあつらつらと。
ジェイムズ・ティプトリーJr.
「接続された女」
スターリング「ハッカーを追え!」(Web上で読めます)
山本弘「サイバーナイト」3巻
ウィリアム・バロウズ「映画-ブレードランナー」
アラン・チューリング「計算する機械と知性」
ノーバート・ウィーナー「サイバネティクス」
手元にそういうリストの本があったのを失念しておりました。

「サイバーパンク・ハンドブック」

http://www.amazon.co.jp/%30b5%30a4%30d0%30fc%30d1%30f3%30af%30cf%30f3%30c9%30d6%30c3%30af%65e5%672c%8a9e%7248/dp/4893695258/ref=sr_11_1/250-0708007-1352214?ie=UTF8
フィリップ・K・ディックだったと思うんですが、「電気蟻」という一篇もサイバーパンクものでしたね。
ずいぶん昔、SFの季刊誌で読んだ記憶があります。

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