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パワーストーン研究部コミュの蛍石(フローライト)

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以外なところに蛍石が。→これまで製鋼工程では不純物除去のために、カルシウム酸化物のスラグ化を促す溶剤として蛍石(CaF2)を利用してきました。鉄鋼業で使用される蛍石は年間15〜20万トンで、そのほとんどが製鋼工程で使用されます。 http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/kenkyu/20100308.htm


フローライトってそう言う意味みたいですね。


蛍石(ほたる石)は加熱すると光ります(破片が飛び散るので、確かめるのは危険)。鉱物名(和名)はこの性質に因んだ名称です。蛍石には鉄鉱石を溶かしやすくする性質があり、製鉄の際、鉄鉱石と共に溶鉱炉で加熱されています。フローライト(Fluorite)という英名はラテン語のfluere(流れるの意)に由来しますが、蛍石が鉄鉱石を溶かす、つまり、流れる液体に変える性質があることに因んだ命名です。
 蛍石は劈開(鉱物が規則正しく割れる性質。へきかいと読む)が強い鉱物で、上段の4つの標本のように、正8面体に割れます。この4つは人の手によって割られた物であり、産出した形ではありません。しかし、希に、正8面体の形で産する蛍石が存在します。中段の左側のピンク蛍石が、その例です。
 純粋な蛍石は無色透明な鉱物ですが、その様なものは天然では希です。紫色のものが一番多く、次は緑色を呈しているものです。黄色やピンク色の蛍石の産出量は多くありません。また、中段の右側の標本のように、複数の色彩による縞模様を示す蛍石(層状蛍石)も知られています。イギリス、アルゼンチン、中国など採れますが、産出地は限られています。この様に蛍石の色が多彩に変化するのは、蛍石に混入している希土類元素の違いが原因の1つであると、考えられています。
 鉱物に紫外線をあてると発光することがあり、この様な性質及び発光した光は蛍光(英語ではfluorescent)と呼ばれています。蛍石で見つかったことに由来する命名ですが、全ての蛍石が蛍光を出すわけではありません。むしろ、蛍光性のある蛍石は希な存在です。下段の3枚の写真は、同じ蛍石を蛍光と太陽光と紫外線で照らして、撮影したものです。紫外線では青色に光っています。蛍光灯の光の下では緑色です。太陽光では少し青味が加わって、青緑色を呈しているのは、この蛍石の蛍光性は強く、太陽光に含まれているわずかな紫外線によっても、蛍光を出しているからです。

http://www.istone.org/fluorite.html

コメント(11)

チェックの方に様々コメントいただきました。
http://mixi.jp/home.pl?from=global#!/easyshare/110966/20150921115037

ウラン濃縮にフッ素を使うので、そのフッ素の原料は蛍石では?と言う話だったので調べてみました。

現在どの程度そうなのか良くわからないのですが、ウラン濃縮のフッ素は、鉱物の分離の時とは違って、フッ化カルシウムではなくてフッ素単体で単離されたものを使ってるようです。

フッ素の単離って難しいみたいですね。
第6回ノーベル化学賞 モアッサンついに「フッ素の単離」に成功! - サイエンスジャーナル http://sciencejournal.livedoor.biz/archives/929733.html

フッ素について http://www.org-chem.org/yuuki/fluoro/fluoro.html

今フッ素単体ってどうやって管理してんだろうか。

フローライトの組成

分類:ハロゲン化鉱物
組成:CaF2
結晶系:等軸晶系
色:無色、灰褐色
光沢:ガラス光沢
モース硬度:4
比重:3.2

フローライトの外観写真
フローライトトップへ
フローライトの特徴
 フローライト(和名は蛍石-ほたるいし)は、フッ化カルシウムを主成分とするハロゲン化鉱物の一種で、フロースパー(fluorspar)とも呼ばれます。
フローライトの色
 フローライトは基本的には無色ですが、内部の不純物により黄、緑、青、紫、灰色、褐色などの色彩を示し、「世界で最もカラフルな鉱物」と呼称されます。また加熱すると発光し、不純物として希土類元素(レア・アース)を含むものは、紫外線を照射すると蛍光を発することで有名です。
フローライトの語源
 フローライトの名は、ラテン語で「水の流れ」を意味する「fluo」に由来しています。この鉱物が鉱滓(こうさい=金属の製錬に際して、溶融した金属から分離して浮かぶかす)の流動性を高めるために用いられていたことが理由です。また、「fluorite」に語源を持つ言葉としては、蛍光性を示す「fluerescence」や、「フッ素」を示す「fluorine」などがあります。
フローライトの使途
 フローライトは可視光線下でも紫外線下でも鮮やかな色合いを示すことから、装飾品や宝飾品に加工されることがしばしばあります。
 工業的には、高純度の蛍石結晶が、紫外線から可視光線、赤外線まで幅広い波長の光(130nm〜8μm)を透過することから、光学材料として幅広く利用されています。
 光の分散度が低く、高倍率でも鮮明な画像を提供できることから、望遠鏡のレンズなどにも用いられ、また、金属から不純物を取り除く際の融剤(融点を下げる媒介物)としても有名です。
フローライトの産地
 フローライトの主な産地は、中国、ドイツ、オーストリア、スイス、イギリス、ノルウェー、メキシコ、カナダなどです。その他、ケニアやアメリカなどでも巨大な堆積層が発見されています。イリノイ州では、1965年からフローライトを州石に指定していますが、これはイリノイ州が当時最大のフローライト産地だったからです。
Blue John
 フローライトの中で有名なのは、イギリス・ダービーシャー州キャッスルトンで産出された「Blue John」でしょう。ここで採れる青紫に黄色の縞模様が美しいフローライトは、19世紀ごろに宝飾品として加工するため盛んに採掘されました。また、鉱物が発見された洞窟はその記念として「Blue John Cavern」(ブルージョン洞窟)という名を冠しています。乱採掘のためか、現在では年間数百キロ程度しか取れなくなりましたが、近年、中国でブルージョンと同じ色合いを持つフローライトが発見されています。ちなみに「Blue John」という名は、フランス語で「青と黄色」を意味する「Blue et Jaune」(ブルーエジョン)を文字って名づけられたようです。
人工蛍石ってのもあるようですね。
http://www.iwatani.co.jp/jpn/newsrelease/detail.php?idx=1183
日本で取れる場所
http://mos-fluorite-kon.jimdo.com/%E8%9B%8D%E7%9F%B3-japan/

岐阜
和歌山
栃木
大分

が、紹介されてます上のリンク。
大分はどうも出るようですね。 http://qdaitankenbu.blog19.fc2.com/blog-entry-187.html いいなあ。
フッ素は、冷媒フロン類、樹脂、リチウムイオン二次電池、光学ガラス等、各
種機能性化学品の原料となるほか、半導体製造や金属表面加工等の工程において
洗浄剤・エッチング剤としても使用される重要な物質である。これらには代替品
が存在しない分野もあり、重要な物質となっている。また、フッ素鉱石である蛍
石は、各種フッ素製品の出発原料とな
っているほか、比較的低純度のメタラジカ
ルグレード蛍石の場合、鉄鋼業等で精錬用融剤としても用いられており、この意
味でも重要な物質となっている。
近年、中国・インド等新興国における急速な経済成長を受け、蛍石の需要急増
が予想されている。一方で蛍石の生産国は極めて限られており、特に化学品向け
となる高純度のアシッドグレード蛍石については、世界における生産の大半を中
国が占めており、中国は輸出数量規制や輸出税の賦課を行うなどしてきたため、
フッ素の供給不安が懸念されている。そのため、フッ化水素メーカーの中には、
国内生産を
中止して中国へ進出しようとする事業者も存在しており、蛍石の供給
リスクはフッ素製品産業にとっての足かせとなるおそれがある。
なお、使用済み冷媒フロン類は、フロン回収・破壊法(正式名称:
特定製品に
係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律
)によって回収・破壊
が義務付けられており、これを活用して回収蛍石を得ることが可能である。さら
にフッ素は水質汚濁防止法における規制対象物質でもあり、化学品向け、鉄鋼向
けいずれの場合においても、排水中から回収蛍石を得ることが可能である。フッ
素の新たな供給源を確保するとい
う観点では、今後、フッ素含有廃液の回収やリ
サイクルを強化することが有効となる可能性がある。フッ素(蛍石)は重要物質
ではあるものの、利用分野やプレイヤーがあまりに広範であり、網羅的な統計も
存在せず、さらにライフスパンも製品によって様々であることから、その回収及
びリサイクルを行うためには現状把握を優先させることが重要である


などと書いてありますね。色んなパワーがあるわけですな。

フッ素(蛍石)の安定供給確保に向けた
課題の調査 http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2013fy/E003423.pdf 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株


結構長い資料。

1)
フッ素資源の
生産量
天然に存在するフッ素資源としては、フッ化カルシウム(
CaF
2
)を主成分とす
る蛍石、
ヘキサフルオロアルミン酸ナトリウム
(Na
3
AlF
6
)を主成分とする氷晶
石、リン酸カルシウム(
3Ca
3
P
2
O
8
・Ca(Cl,F)
2
)を主成分とするリン灰石などが存
在する。このうち、工業用に利用されているフッ素の出発原料は蛍石のみである。
氷晶石は天然でわずかしか産出しないこと、またリン灰石の場合は蛍石からのフ
ッ素生産よりも生産コストが高くつくことなどの理由によってフッ素の出発原
料として利用されていない。
世界における蛍石の生産量をみると、
1990年代以降、新興国におけるフッ素
需要(フロン類の原料や半導体
産業の洗浄剤などとして)が高まるにつれ、採掘
コスト及び品質に優れる中国産蛍石が世界市場を席捲するようになった
(図表
2)。
米国地質調査所(
US Geological Survey)のデータによれば、フロン類の
利用を制限するモントリオール議定書の発効によってフッ素需要が減少し、
1990年代半ばには
375万t程度(グロス重量)にまで蛍石の世界生産は減少した
ものの、その後新興国における各種需要の増加を受け、
2011年には
752万t程度
までに回復している。
2011年における世界の蛍石供給シェアは中国がトップで
あり、
62.5%となっている。これにメキシコ(世界の蛍石供給シェア:
16.0%)、
モンゴル(同:
5.5%)が続く。その他の供給国としては、南アフリカ、ロシア、
スペイン、
ケニア
、モロッコなどがある
中国の蛍石(上のPDFの続き)産地
. フッ化水素の主要生産地域の動向
(1)
日本
日本国内で蛍石からフッ酸を生産している企業は、旭硝子、
セントラル硝子

三菱マテリアル電子化成(三菱マテリアルの
100%子会社)の3社のみである。
これら3社以外でもフッ酸を販売している事業者は存在するが、いずれも自社の
海外の関連子会社などで生産したものを輸入して
高純度加工などを行い、自家消
費及び
、販売している。
化学工業統計によれば、フッ酸メーカーが生産拠点を中
国に移転したことなどにより、国内におけるフッ酸生産量は減少傾向にある。
(図
表 13)。
フッ酸
の輸送には重大な危険を伴うことからあまり長距離の輸送は考えられ
ておらず、蛍石の入手
が容易な
中国
で生産されたものを輸入
するのが
主流となっ
ている
8
。なお、
ダイキン工業、森田化学工業、
ステラケミファも過去には輸入
した蛍石からフッ酸を製造していたが、
現在は中国からのフッ酸輸入に切り替え
ている
9
。国内では使用済みフッ酸の処理等によって発生するフッ化カルシウム
が存在するため、国内で蛍石からフッ酸を生産できる
旭硝子、三菱マテリアル電
子化成では
回収蛍石とも称されるこれらのフッ化カルシウムを
リサイクルして
フッ酸を生産する取り組みを行っている。
工業用に使うのはこんな感じなのかな。モンゴルの蛍石。

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