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読み人倶楽部の読書会コミュの第24回読書会☆報告☆『コンビニ人間』

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芥川賞受賞作、村田沙耶香著の『コンビニ人間』を課題本としての読書会でした。

今回は小説に挑戦!ということで、話題がたくさん生まれる『コンビニ人間』は、読書会の課題本としてはとてもよかったと思います。

著者が表現したかったもの、感じ取ってほしかったものは何かという本の核心について、まずは皆さんに聞いてみました。

「自分を構成しているものは何か」「常識が自分とフィットしていないときどうするか」「白羽さんは村社会を取り込みたいのか戦いたいのか」「世界との違和感をぼんやりと表現している」「当たり前とは違うけれども自分らしく生きることの大切さ」

といった意見が生まれ、「普通ということに対するおかしさ」について話題は進んでいきました。

「これはハッピーエンドなのか?」
「最後の意外な展開(他の小説と比べて)」
「古倉恵子のような人が近くにいたらどうするか?」
「古倉恵子と白羽以外の登場人物はは普通なのか?」
「古倉=理性と白羽=感情?」
などなどたくさんの問いと意見が生まれました。

泣けるとか感動的な物語ではなく、考えることを提供してくれたリアリズム小説・・・
よく考えるとこの小説自体が主人公古倉恵子ように、極端に合理的で理性の方にかたよった小説なのかもしれません。

追加コメントお待ちしています。

コメント(5)

 報告ありがとうございます。

 実際、古倉のように「モノ」になりきることができる人間って、強いですよね。自分は羨ましいです。
不思議な世界に魅了された。
コンビニの素晴らしさの一部をわかったような気がした。
個性的な主人公に笑いが止まらない。
こんな店員がどこかのコンビニに居そうなそんな気さえ感じる、会心の一冊でした。
ただ終わりはモヤっとした…笑
>>[2]
最後はモヤッとしますよね、自分もそうでした。
普通の人にとっては納得のいかないような最後としてあるんだと思います。
ただ、主人公にとってはあれこそが意味のある選択で、あそこからまた彼女の新たな人生が始まるのではないでしょうか。
そのあとのストーリーを想像してみるのも面白いかも。
>>[4]
白羽さんにとっては明らかなバッドエンドでしたね。
このままでは彼の人生は悲惨なものとなるでしょう。
ただ、あいさんが言うようにハッピーエンドへの道も残されているはず。
彼がいろんな意味で変わることができれば、きっと・・・

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