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あさか由香とはたの君枝コミュの<2022かながわ 取材ノートから>(3)参院選

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<2022かながわ 取材ノートから>(3)参院選 内部対立で失速した立民
2022年12月23日 07時16分東京新聞神奈川版
https://www.tokyo-np.co.jp/article/221612?rct=kanagawa
公示前の集会で必勝の花束を受け取った立民の水野さん(左)と寺崎さん(中)

 改選四議席と一議席の欠員補充を合わせ、五人が当選する神奈川県内初の合併選挙となった七月の参院選神奈川選挙区は、自民党二人、公明党と日本維新の会が一人ずつ当選し、立憲民主党は任期が三年しかない五番目当選に甘んじた。二議席獲得を目指して新人二人を擁立した立民の挑戦は、改憲に前向きな勢力を利する結果に終わった。
 物価高や外交・安全保障、新型コロナウイルスへの対応など、国政課題は多様だったが、選挙戦を通じて政策論争が深まったとは言い難い。選挙期間中に安倍晋三元首相が銃撃されて死亡したほか、立民県連の内紛が表面化するなど、政策よりも事件や政局にスポットが当たった。その余波は現在も続いている。
 立民は終始、頼りなかった。県議だった寺崎雄介さん(51)が先に立候補表明したが、二人擁立と女性候補を追求するグループが落下傘で水野素子さん(52)を擁立。低い支持率や「一人に絞れ」という市民団体の要望に向き合わず、互いに譲らぬまま選挙戦になだれ込んだ。始まる前から、厳しい結果は見えていた。
 対立の構図は、その後の県連代表選、パワハラ問題にも波及した。代表選は青柳陽一郎衆院議員が制し、パワハラは三人の男性県議の党員資格停止などの処分が決まった。青柳氏も三人の県議も参院選では主に寺崎陣営におり、党内の勢力争いとしては痛み分け。だが、パワハラという人権問題が政局とセットで扱われる点に、違和感を覚える。
 もう一つの護憲政党である共産党はどうだったか。三度目の出馬となった浅賀由香さん(42)の陣営に、かつての勢いは見られなかった。過去二回は「いけそうな気がする」という期待感が多くの有権者を巻き込んだが、共産の地方議員は敗因に「支援者の高齢化」と、構造的な問題を挙げる。
公示前にそろって演説した自民の(左から)浅尾さん、小泉進次郎県連会長、三原さん=いずれも藤沢市で

 三原じゅん子さん(58)、浅尾慶一郎さん(58)が議席を獲得した自民も、余裕はなくなっている。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)とのつながりが問題視され、県内では山際大志郎、山本朋広の両衆院議員が深い関係にあることが判明。ある自民県議は「神奈川が問題の中心地と見なされている」と肩を落とす。来年四月の統一地方選を見据え、地方議員と旧統一教会との関係も次々と明るみに出ている。敵失もあって参院選は勝利したが、統一選は無傷ではいられないだろう。
 維新は松沢成文さん(64)、公明は三浦信祐さん(47)が危なげなく当選した。ただ、そもそも松沢さんは、横浜市長選の出馬に伴う自動失職で補欠の議席をつくった張本人だった。公明は昨年の衆院選出馬予定候補の不祥事が尾を引き、地元での信頼回復は道半ばだ。
 どの政党を見ても不安がただよう。政治は有権者の期待に応えられるのか、厳しい目線が注がれている。(志村彰太)

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