これらの課題は中原でもみられました。校舎の天井や壁に見られるシミ、先生たちが自らペンキ塗りをされるといいます。トイレの数も足りません。重度肢体不自由の生徒さんは教室の隅に衝立を立ててその中でおむつ換えです。これが人権の観点からもなんとか改善したいと先生はおっしゃっておられました。また、水道や絵の具や裁縫道具がおいてあって何室かわからない部屋があったのですが、そこは多目的ルーム。その実これは図書室や工作室、美術室などをまとめたものでした。部屋が足りなくなっているのです。分教室との会議はスカイプを使ってやっているといいます。通学バスは7台。東急からのリースだそうです。リクライニングしたままで通学する生徒たちを見ました。知的障害の高等部の生徒さんは自力で通学されています。バスが大型のものしかなくて狭い道に入れずドア to ドアが叶わないとおっしゃっていました。