CLEOPATRAコミュのTHE MOUNTAINER,THE HUNTER AND THE POACHER

CLEOPATRA presents

FRANK LEADER 2009-10 AUTUMN/WINTER COLLLECTION EXHIBITION

THE MOUNTAINER,THE HUNTER AND THE POACHER

5/23(Sat)-5/24(Sun) Open/12:00-20:00

今回のテーマはまさに。　登山家と、そしてハンターと密猟者。
　
　ソースは、バイエルンの山々。　誇りと自由な精神を持って、鹿や野生動物を狩る密猟者が多いことで悪名が高いところです。

　ハンティングが山のオーナーや政府によって許可された高貴な立場にあるハンターにだけ許されていた頃、資格の無い一般の人が、貧しいバイエルンの田舎で過酷な冬を乗り切って、一家の暮らしを立てる為に密漁を始めました。

　　　全てのキャラクターがドイツの山岳地帯において、それぞれが極めて重要な役割を果たします。　どういうことかというと、ハンターも密猟者もドイツの山岳地帯においては、偉大な登山者でなければならないということです。

　　密猟者は打たれたり、逮捕されない様に！ハンターに見つかっちゃだめだったので。
　
　しかし。その密猟者は今でもバイエルンの山々を歩き回っているという噂。

それは食べモノのためではなくて、伝統によって父や祖父がやってきたことを、引き継いでいるから！　
　　　　
　ソースはバイエルンの山岳地帯ということで、バイエルンの山肌に人々、山登りのいわれ、山での命綱である麻のロープ、　ピッケル、クランプ、アイゼン、そして山の知識に天候などなど、、、。

　　それらをイメージするスタイルと生地は、伝統的なドイツとイギリスの会社が登山者やハンタースタイルのために作っているものからセレクト。

　昔、ドイツのバイエルンスタイルの田舎風織物にバリエーションを加えるためにイギリスからドイツに　多くの狩り用、毛織物が輸入されました。

お金持ちの人はイギリス製を好み、　反面村の人々はホームメイド、またはバイエルンの織物で出来た服を着ていました。　

　　お金持ちの人はつまり前記のハンターや登山家、村の人は密猟者やローカルのガイドさんたち。

　　そんな高品質のイギリス製と、ドイツの織物のミックスによってバランスがとられています。

と、山の要素たっぷりでまさに　気分なのです。全身じゃなくって！ここでもやっぱりMIXされたスタイリングが面白いのかな。

　FRANK LEADERのお洋服って！　こうアメリカでもなくヨーロッパでもなく！東京でもない　唯一の立ち位置が素晴らしい！と思います。

　　　あーだーこーだーではなくて。　素材選びまで！貫いている姿勢や、時間。そんなブランドが最近あまり無いのが　寂しよ。

技とトリックしてます。完全に。　
　こんなスタイルにはあえての眼鏡とチェスターコートがハマル気がします。　