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『ママとパパが生きる理由。』コミュの◇第一話◇2014.11.20木 21:40-22:37「夫婦で余命宣告。実話をもとに描いた家族の愛の物語」初回3分拡大

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冬の初めの早朝。ジョギングウエアに身を包んだ
吉岡柊子(吹石一恵)が、さっ爽と走っている。
目指すはホノルル!!ジョギングは、柊子の毎朝の日課だ。

家に戻り、シャワーを浴びるため服を脱ぐ時、
両腕を上げると右胸にビリッと痛みが走った。
もう一度、今度は右手だけ上げてみるが何ともない。
朝食を済ませ出勤する夫・吉岡賢一(青木宗高)を送り出し、
長女・亜衣(渡邉このみ)を長男・由宇(五十嵐陽向)と
ともに幼稚園に送る。

夜、吉岡家には、賢一の会社の社長・野村和樹(田中哲司)や
社員・津山千佳(藤井美菜)、黒沢翔太(落合モトキ)が
やって来て食事を楽しむ。賢一の母・吉岡由美子(朝加真由美)から
カキをおすそ分けして貰っていたので、
みんなでカキ鍋を囲み、会話もはずんだ。

数日後の早朝、ジョギング中の柊子の右胸に痛みが走る。

念のため柊子は、近所のレディスクリニックで受診したが、
大学病院での再検査を勧められ、紹介状を受け取った。不安がよぎる。

一方、システムエンジニアで忙しい賢一は、
急遽、中国に一週間ほど出張することになった。
翌日。柊子は由宇を連れ、大学病院での検査へと向かった。

数日後、検査結果を聞きに行くと、三輪医師(山崎樹範)から
“乳がん”と宣告された。
すでに末期の症状で手術ができる状態ではないと言う。
今日は賢一が出張から戻って来る日だ。
病院を出て賢一に電話する柊子。
「私、乳がん・・・。もうダメかもしれない」
由宇の手を握り、泣きそうになるのを必死にこらえる。
崩れ落ちるわけにはいかなかった。
愛おしい由宇が目の前にいる・・・。

帰宅後、柊子は賢一に自分の病状を改めて報告した。
「ごめんな。気がついてあげられなくて。一人で検査受けて、
結果聞きに行ってつらかったな」と、柊子の手を優しく握りしめる賢一。
「ごめんね。私がもっと早く気がついていたら手術できたかもしれない」
賢一の手を強く握り返す柊子。
柊子は涙をこらえ、賢一は精一杯微笑んで「治そう。絶対治る」と誓った。

翌日、12月25日。クリスマスは柊子の誕生日だ。
仕事が忙しい賢一もこの日ばかりは早めに帰宅し、
亜衣と由宇とともに家族4人でのバースデー&
クリスマス・パーティを楽しんだ。
柊子は病気に負ける気はしなかった。
私には愛する家族がいる。幸せをかみしめた瞬間だった。

次の日、賢一の様子がちょっとおかしいと気付いた野村は、
賢一を会社近くのカフェに呼び出した。
高校生の頃から賢一を知っている野村には見抜かれていた。
賢一は柊子が乳がんであることを告白した。

コメント(2)

けんさんのお父さんお母さんがとうこさんに会いに行ってどうだったかと話してる時
手前の菊が動いてびっくりしました^^;

内容関係なくてすみません



あー。これからどうなるんでしょう。。。
一回目から>_<

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