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Amis コミュの輝く新星たち12

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観客数の多さもあるけど、このくらいの観客でも揉め事はある時はある。
 俺は心美の所へ小走り。
 他のライバルは接触した者や、そそくさと帰った者と分かれていた。
「真田心美」
 声を掛けると振り向きキョトン顔。
「何でやがりますか?」
「俺はこうゆう者だ。君と話がしたい」
 名刺を渡し心美は名刺の名と俺を交互に見た。
「分った出やがる。控室で待っててでやがる」
 心美は一瞥して舞台袖へと入って行った。
「本当に変わった喋り方だな。歌ってるときは普通だったけど」
 あれが無意識だったらすごい技を持ったアイドル。
 武器より凶器に近い品物だと思う。
改めて心美の変わった喋り方を堪能し控室へと足を進めた。

 控室には俺と同じ者が二人いた。
(あいつ、この前のライブの時もいたな)
 一人だけ見覚えのある顔。
 イケメンで身長も高い。
 ギンギラギンとさり気なく茶髪を掻き上げている
俺より数倍カッコいい。所謂、モテ男。
 クール系な男だ。
 俺は熱血で勝負。顔では負けるけど……。
 イケメン男が呼ばれ、俺は一人残された。
 すでに、イケメンではない。てっか、女の子だったけど。
 その人は終わっていた。
 一人取り残された俺は二人の事を考えた。
 絢音と詩乃の二人。
 詩乃が入ると仮定して。
最初はどんな曲で勝負させるか。
 上手くいけば心美もメンバー入りだから三人の場合も考えていかないと。
 センターは絢音に確定と決めている。
 今は絢音しか出来ない。
 アップテンポで元気が漲る曲がデビュー曲に相応しい。
 曲作りはプロデュース科の仕事の一つでもある。
 けっこうプロデュース科は仕事が多く、出来る者しか出来ない。
(心美が入れば異色のアイドルになるな。楽しくなってきたぞ)
 頭の中で三人の活躍を描く。
 一番歌が上手いのは断然に詩乃。
 詩乃がリードしてくれれば絢音のカバーでき結果が付いて来る。
 絢音はまだまだ荒削りの原石で、磨くのには時間が必要。
 センターにするのは、彼女の声が人の心を鼓舞してくれる力があるから。
 自然と元気が漲り燃え上がるような。
 今は飽くまでも俺個人の主観だが、きっと、これが現実になる。いや、して見せる。

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