TOKI THE INTERVIEWSコミュのいじめをした側の人間です。小学校の時に肉体・精神的にひどくいじめられましたが学校側は診断書を出しても認めませんでした。歯を折られた事も無視されました。・・・

いじめをした側の人間です。小学校の時に肉体・精神的にひどくいじめられましたが学校側は診断書を出しても認めませんでした。歯を折られた事も無視されました。中学生になり、私立へ進んだので人間関係が新しくなり、安心したと同時に溜まっていたストレスを吐き出すように同級生へのいじめを行い、結果転校させてしまいました。その間の葛藤は今でも生キズのように痛い記憶です。虐待は連鎖する、と同じ事だと思いますが…。できる事ならその子に会って土下座したいです。犯した罪で苦しむ私は、自業自得と耐えれば良いのでしょうか。

先のインタビューで触れた表し方の「イジメをする人」とは大きく違いますね。

先のインタビューでは「そういう事をする人のイメージ」を明確に表現する為、特化して表しましたが、君の場合、過去の取り返しのつかない過ちに対して、思慮の浅さに対して、反省している事が行間から見て取れます。

「時と呼ばれた男」でも触れられていますが、私も君と同じような過去があり、取り返しのつかない事をした経験があります。

しかし、先のインタビューを寄せてくれた方のように、今さら土下座をしようとも何をしようとも、そんな事で許される事ではなく、また許しを求めてはいけないようにしないと申し訳が立ちません。された方は二度と会いたくも無いでしょうし、何より忘れる事の出来ないトラウマになってしまっているのですから。

そんな相手に、過去に対して何が出来るのか？

それは、己の身体や精神を駆使し、

暴力とは何か？
イジメとは、どんな結果をもたらすものか？

そのような事を、過去、もしくは現在も進行形のイジメに悩む方に対し役立てる事です。どんなに痛くても辛くてもね。

人に殴られても自分は絶対に殴り返さない。

イジメの相談をされた時には、自らの体を殴らせてみる事により「暴力を体験させてみる」という事も相談者の一つの力になるでしょう。

罪の苦しみに耐えるのは当たり前で、尚且つ、その経験を役立てて、イジメに苦しんだ、苦しんでいる方たちの力になれるよう尽力して下さい。

それこそが、せめてもの罪滅ぼしです。

イジメをされた方が「かつて自分をイジメたヤツはそんな風にして世のイジメに対して犠牲となり尽力している」そんな風に思えれば少しは救われる。そう思いませんか？

2011-12-22 15:51:26