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コピペの部屋コミュの【ブーン系】二人は屋台でたらふく食うようです

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(転載元)
http://gyokutonoyume.blog116.fc2.com/blog-entry-3349.html
玉兎の夢より

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でははじまり

ーー

さてさて、最近不景気だ就職氷河期だと騒いでいるようだが、 それでも時間は止まってくれないのが世の中である。

かくいうブーンとそのツレのドクオも就職活動に悩まされた若造である。


( ^ω^)「うはww内定決まったww」

('∀`)「俺もwww」


というのも今日でおさらば。
運のいいことに二人は就職先が決まったもんだからもうおおはしゃぎ。


( ^ω^)「そうだ!二人で内定パーティーしないかおw?」

('∀`)「いいけどそんなに金ねぇぞw」

( ^ω^)「えw俺もだおww」

( ^ω^)('A`)「「・・・」」


日も暮れてお月様がこんにちはした頃二人の貧乏学生は屋台に向かって歩いていた。
なんでもドクオが旨くて安いおでんの屋台を知っているらしいのだ。


('A`)「昔トーチャンが連れていっていくれたおでん屋台があるんだわ」

( ^ω^)「ほう、いつの話だお・・・?」

('A`)「消防のとき」

(;^ω^)「もうねぇだろ・・・」


−−−−−あった。


('A`)「あったな」

( ^ω^)「あったお・・・」


二人はゆっくりとイスに腰掛ける。
鰹ダシと昆布の香りが効いたつゆの匂いを嗅ぐと、二人の胃袋は急に運動を始めた。


(´・ω・`)「いらっしゃ('A`)「こんにゃくとタマゴ」( ^ω^)「きんちゃくと牛スジ」

mg('A`)( ^ω^)gm 「「あと大根!!」」

(´・ω・`)「・・・あいよw」

店の親父はゆっくりと頼まれたおでんをすくうと、皿の上に乗せ、さらにつゆをかけた。
黄金かつ透き通ったそれが食欲をかきたてる。

自分の前にそれを置かれた二人は、いただきますを言うと同時にそれを口へと運んだ。

(;^ω^)「・・・っ!」

(;'A`)「うっめぇ・・・」

(*´・ω・`)「あたりめぇだろwウチのはダシが違うんだダシがw」


しっかりと味の浸みたタマゴ。黄身の味を邪魔せず、コクのある強いうま味。

歯ごたえがしっかりしつつ、ほどよくほぐれる牛スジ。
肉汁とダシのハーモニー。 冷えた空気のせいか、熱いおでんのうまみも増す。


('A`)「こんなうまいおでん初めてだ・・・」

( ^ω^)「消防の時食ったんじゃねーのかおw」

('A`)「いや、味まで覚えてねぇよ・・・親父こんなうめぇもんしょっちゅう食ってたんだな」

( ^ω^)「ドクオのトーチャンナイスだお」

(´・ω・`)「ん?あー、おめぇがドクオか!親父さんによろしく伝えてくれ!」

(;'A`)「おっちゃん俺の親父の事知ってんの!?」

(´・ω・`)「あぁ、常連さんだからな。お前の名前はしょっちゅう聞くよw 顔が似てるからもしやと思ってたがやっぱりかw」

(#'A`)「あの親父・・・」

( ^ω^)「ドンマイだおww」

(´・ω・`)「お前さんが大好きなんだろうよw・・・そうだ、おでんにコイツをつけて食ってみてくれよ。うめぇぞ?」

( ^ω^)「いや、だけど僕達お金が・・・」

(´・ω・`)「いやいや、今日はサービスだよ。親父さんにはいつもきてもらってるからな」

(*'A`)「グッジョブ親父」

( ^ω^)「ドクオうぜぇwwところて・・・コイツってなんですかお?」

(´・ω・`)「ちょっと待てや・・・コレだw」


屋台の親父が棚から出したのは
「ショウガ味噌」だった。

(´・ω・`)「これはよく青森県なんかでおでんを食う時に一緒に出すもんなんだがな。
ショウガ、味噌、砂糖、味醂を使って作ったモンだ。」


そう言って小皿にそれをとった。
熱いダシをそれにひとさじかけてやると味噌がとろけ、『さあつけてくれ』と言わんばかりの 強い香りを放った。

大根を一口。
じわっ、と溢れ出るつゆ。
それと混ざり合うショウガ味噌。
味噌のコクや味醂、砂糖の甘みが口いっぱいに広がる。
ショウガがそれを品のある味に整える。
サービスも竹輪も喰らう。 ねりものの竹輪も、つゆと元々持つ味とがが喧嘩せず、なおかつしっかりと歯ごたえのあるものだった。
それにショウガ味噌を合わせるのだから、これ以上はないだろう。

代金を払い、満腹と満足を同時に感じた二人は夜の道を歩き出す。


('A`)「・・・内藤」

( ^ω^)「ん?なんだお?」

('∀`)「また行こうなw親父みたく何回も、なw」

( ^ω^)「おうw当たり前だおw」


心も身体もあったかくしてくれる。それが屋台。

これから社会人になる彼らの憩いの場になったのは言うまでもない。


二人は屋台でたらふく食うようです 

おわり

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