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古寺巡礼コミュの楽土の道 京都宮津 51番 籠神社

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日本三景、天橋立の北端に鎮座します神社です
京都府、楽土の道
(131)丹後一宮
籠神社(このじんじゃ)
住 所 〠 629―2242 京都府宮津市字大垣430
電話番号 電話 0772―27―0006
御 祭 神 彦火明命(ひこあかりのみこと)
開 祀 紀元前
アクセス 北丹後鉄道天橋立駅下車徒歩30分 汽船あり下船後徒歩
<神歴・縁起> H/P  http://www.motoise.jp/
式内社 丹後國與謝郡 籠神社 名神大 月次新嘗
丹後國一宮 旧國幣中社
御祭神
彦火明命
配祀 天照大神 豐受大神 海神 天水分神

 神代と呼ばれる遠くはるかな昔から奥宮真名井原に豊受大神をお祭りして来ましたが、その御縁故によって人皇10代祟神天皇の御代に天照大神が大和国笠縫邑からお移りになって、之を吉佐宮(よさのみや)と申して一緒にお祭り致しました。
その後天照大神は11代垂仁天皇の御代に、又豊受大神は21代雄略天皇の御代にそれぞれ伊勢におうつりになりました。それに依って當社は元伊勢と云われております。
両大神が伊勢にお遷りの後、天孫彦火明命を主祭神とし、社名を籠宮(このみや)と改め、元伊勢の社として、又丹後国の一之宮として朝野の祟敬を集めて来ました。
鳥居とくぐると神門があるが、神門左右には、石造の狛犬。神門をくぐると、正面に拝殿。その後方に本殿がある。
神明造の本殿高欄上に、「五色の座玉」という飾りがあり、五行を示す、青(緑)・黄・赤・白・黒の五色。伊勢神宮御正殿と、当社のみに許されているものだという。もともと、匏宮として奥宮(真名井原の地)に豊受大神が鎮座。
崇神天皇の御代、天照大神が大和笠縫邑から現社地に遷座し、
與佐宮と呼ばれていた。4年後、垂仁天皇の御代に、伊勢国伊須須川上へ遷宮した。
 ゆえに、当社を元伊勢宮という。また、丹後国一の宮でもある。
豊受大神は、雄略天皇の御代に、伊勢国度会郡山田原へ遷宮した後、当社は、彦火明命を主祭神として祀られたという。彦火明命は別名を、天火明命・天照御魂神・天照国照彦火明命・饒速日命・彦火火出見命などとも呼ばれ、
籠にのって雪の中に現れたという伝承により、籠宮の社号となった。
 祭神に関しては、異説が多いが、『丹後国式社證実考』などでは、伊弉諾尊とする。これは、伊弉諾尊が真名井原(奥宮)へ天降るために作った梯子が、倒れて天橋立となったという伝承による。他には、住吉神、豊受大神、国常立命、大綿津見命、天之水分神など。また、彦火明命を始祖とする海部氏によって奉斎されてきた神社で、「海部氏系図」は国宝にもなっている。
境内社は、境内右に恵美須彦火火出見命之社。境内左に、天照大神和魂社、春日大明神社、猿田彦神社、真名井稲荷神社。
当社の裏側の道を東へ歩くと、奥宮参道入口の鳥居がある。
籠神社の裏の道を東へ進み、参道入口の鳥居から北へ登ると、ユースホステルの側に、奥宮境内入口がある。
入口の左に石碑が立ち、右に社号標。左の石碑には、眞名井神社
豊受大神元津宮ナリ古名 匏宮 吉佐宮 与謝宮
一云 天吉葛宮 一云 比沼眞名井 一云 久志浜宮 一云 元伊勢大元宮
右の社号標の裏には、匏訓吉佐瓢也 比佐古之社 吉佐宮
一名 豊受大神宮 一名 古社大明神 一名 真名井奥宮
一名 久志日野真名井原宮奥宮
鳥居の左右には、新しい狛龍が向かい合っている。
境内案内には
伊勢神宮元宮(古称與佐宮)
延喜式内 山陰道一之大社 丹後國一宮 籠神社
御祭神 彦火明命 元伊勢一の宮(天照御魂神)
相殿 天御中主神 天照大神 (豊受大神)
   海神(豊玉姫命)天水分神(水神)
例祭 四月二十四日 葵祭ト称ス
摂社(奥宮)眞名井神社 御祭神 豊受大神 相殿 伊弉諾尊
   例祭 十月十五日
境内神社 蛭子社 天照皇大神社
     春日社 猿田彦命社
寶物古文書 藤原佐理郷筆額面勅額 重要文化財
      小野道風筆 額面 勅額
      蘭陵王古面 文蔵主作
寶物古文書 丹後國一宮深秘 建武年中書写
      籠名神社祝部海部直氏系図 國寶
      石造狛犬二基 鎌倉時代建造 重要文化財と記載あり。
元伊勢籠神社の栞には
神代と呼ばれる遠くはるかな昔から奥宮眞名井原に豊受大神をお祭りして来ましたが、その御縁故によって人皇10代崇神天皇の御代に天照皇大神が大和国笠縫邑からおうつりになって、之を與謝宮(吉佐宮)と申して一緒にお祭り致しました。その後天照皇大神は11代垂仁天皇の御代に、また豊受大神は21代雄略天皇の御代にそれぞれ伊勢におうつりになりました。それに依って当社は元伊勢と云われております。両大神が伊勢にお遷りの後、天孫彦火明命を主祭神とし、社名を籠宮(このみや)と改め、元伊勢の社として、又丹後国の一之宮として朝野の崇敬を集めて来ました。とあります。

 神代に、彦火々出見命(彦火明命の別名とも)が籠船にて籠宮に行かれたとの伝に依って籠宮と云う。養老元年以前は同命が主神とされていたが、其の後
下記の命が主神と祀られる。別称 籠宮大社、元伊勢大神宮、伊勢根本一宮
一宮大神宮等の別称があります。
 旧社格 延喜式内 名神代 月次 新嘗 案上之官幣大社 山陰道一宮
であります。
主神 彦火明命(ひこほあかりのみこと)

 亦名 天火明命・天照御魂神・天照国照彦火明命・饒速日命、 又極秘伝に依れば、同命は山城の賀茂別雷神と異名同神であり、その御祖の大神(下 鴨)
も併せ祭られているとも伝えられる。尚、彦火火出見命は、養老年間以後境内の別宮に祭られて、現今に及んでいる。彦火明命は天孫として、天祖から息津鏡・辺津鏡を賜わり、大和国及丹後・丹波地方に降臨されて、これらの地方を開発せられ、丹波国造の祖神であらせられる。又別の古伝に依れば、十種神宝を將来された天照国照彦天火明櫛玉饒速日命であると云い、又彦火火出見命の御弟火明命と云い、更に又大汝命の御子であると云い、一に丹波道主王とも云う。子孫長福、家内安全、諸病平癒の御神徳が聞こえる。

相殿 豊受大神(とようけのおおかみ)
   天照大神(あまてらすおおかみ)
 豊受大神は御饌津神とも申され、天照大神は、あまねく萬物を化育される天日の徳のように、天下蒼生を火の徳、高い徳を以ってお恵みに なり、生命を活動させられ、皇室や日本民族の大祖神と仰がれ、御饌津神は天照大神が崇祭された大神である。
 海神(わだつみのかみ)
 大元霊神の御徳を分掌せられて、航海の安全、漁業の満足等をお司どりになる。
 天水分神(あめのみくまりのかみ)
 大元霊神の御徳を分掌せられて、水の徳を以って諸々の水利、水運、水道等をお司どりになる。奥宮相殿の罔象女命と共に神代以来最古の水神。
境内摂社
 蛭子神社

蛭子神社
之の社は恵美須とも云い、彦火火出見命と倭宿祢命を祭る。
 天照神社

天照神社
 祭神は天照大神の和魂、或は荒魂とも伝えられる。當社鎮座地は「大垣」であるが、神宮の御神領を書かれた神鳳抄の中に、大垣御厨(ミクリヤ)が所見する。
 真名井稲荷神社

真名井稲荷神社
 祭神は、宇迦御魂、保食神、豊受比売。古代から明治末期迄、奥宮真名井原に祭られていたのを、平成3年9月9日、80年ぶりに本社境内に再建。
 境内末社
 春日大明神社

春日大明神社
 春日四神を祭るが、古代には建甕槌社と呼ばれたと伝える。

 猿田彦神社


猿田彦神社
 當社に祭る猿田彦神は、古来大世多大明神と呼ばれる。之は大佐田大明神の意であろう。

奥宮 真名井神社
 別称 豊受大神宮 比沼真名井 外宮元宮 元伊勢大元宮
 古称 匏宮 吉佐宮 与謝宮 久志濱宮
 彦火明命が丹後の地に降臨され、真名井神社の最初の神豊受大神をお祀りされた。天のヨサズラに天の真名井の御神水を入れてお供えされたのでこの宮を吉佐宮と云う。
 盤座主座(上宮)
 豊受大神

豊受大神
 亦名 天御中主神・国常立尊、その御顕現の神を倉稲魂命(稲荷大神)と申す。天御中主神は宇宙根源の大元霊神であり、五穀農耕の祖神であり、開運厄除、衣食住守護、諸業繁栄を司どられ、水の徳顕著で生命を守られる。相殿に、罔象女命、彦火火出見尊、神代五代神を祭る。
 盤座西座

天照大神 伊射奈岐大神 伊射奈美大神
この磐座は日之小宮と申し、主神は天照大神であらせられる。奈岐・奈美二神は大八州(日本)の国生みの伝で有名であらせられる。当社奥宮境内真名井原に降臨せられ、天橋立(天地通行の梯)をお造りになられた大神で、夫婦和合、家内安全、授子安産、延命長寿、縁結びの御徳が著名であらせられる。
 天の真名井の御神水

天の真名井の御神水
 豊受大神をお祭りするのにこの地が選ばれた理由の一つは、真名井の水という御神水が湧き出ていたからである。その霊験を今に伝えているのが、この天の真名井の水である。豊受大神のお顔は藤の花で、そのみたまは天の真名井の水との秘伝がある。

五色座玉
 高欄上の五色 (青、黄、赤、白、黒)の座玉は、神宮御正殿以外には拝せられないもので、元伊勢宮として、又山陰道第一の大社として、諸社に越える古来の御神徳、御社格を象徴するものであり、日本神社建築史上特に貴重なものとされている。尚、本殿は弘化2年(1845)の造替で、京都府文化財指定建造物である。
社殿様式

御社殿は伊勢神宮とほぼ同様式の唯一神明造であって、古来、30年毎に御造替の 制となっている。御本宮の勝男木は十本で、千木は内そぎになっていて、色々の古儀 が昔のままに伝えられている。心御柱があるが、之に就き社記に「御柱一名天御量柱 是則一氣起、天地之形、陰陽之源万物之体也」と見えている。

本殿 神門

拝殿鳥居  大鳥居  社頭


魔除狛犬

鳥居と狛龍

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