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POLNABOOKを読もう!コミュのこのPolnabookのページに集積されたものは… P.6〜P.7

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本書は、ミッシェル・ポルナレフのキャリアにおいて次々に生じた伝説の品々を探しているアリンコたちに向けて宝探しのように作られた。
それらの品々は、大切に保管しておいてくれた、多くの場合匿名の別のアリンコたちから
私たちに委ねられたもので、その稀少性や歴史的価値、あるいは持ち主の心に残る大切なものかに応じて選び抜かれた。これら全ては初めて集められ、忠実に再現され、宝物を構成するこのアリ塚の一葉ごとにお楽しみが隠されている。

たぶん、アリンコたちにとって同様に、(親指小僧のやり方で)、その遍歴王をアリンコたちの元に連れ戻すため、アリの王様に、匿名のアリンコたちが私たちに集め固めることを承諾してくれた足跡を辿らせてやることが肝要なのだ。

誰が知ろうか?人は他人の邪魔だてをできない。しかしながら、これらの旅の間に、景色は大分変っていくだろう。気楽な散歩は突如波乱に満ちた旅に変わるかもしれないし、それぞれが道に迷う可能性もある。とりわけこの王様は足跡をたどるのが難しい。だから、道筋がきちんと案内表示され、道を見つけることができれば、アリンコたちは安心なのだ。
そして、彼らの貴重な貢献により、これらの道しるべを可能にし、あんなことを忘れてしまっても、こんな間違えを指摘されても、御無沙汰を残念がっても、がっかりすることはない。世界を魅了する準備をしている一人のアーチストの非凡な旅を辿りながら、それぞれが彼の歴史そのものを生きることを可能にする旅についてなのだとすぐにはっきりさせた方がよい。

彼は21歳の時にノンノン人形のおかげで栄光を手にした。栄光は彼からもはや離れない。1966年の春、ミッシェル・ポルナレフは美しいメロペの数々により、アンテンヌ・ドゥーロップ・ニュメロ・アンを肥やすための商品だけではない。そして直ちに天才的な作曲家として重きをなす完璧なアーティストである。彼の有名な白いサングラスをまだかけていなかったが、同年、透明でよく通る、全く新しい歌声を使い、たぐいまれな節回しと完璧な歌唱法で、彼は次々と彼のアリンコたちに数々の歌を提供してきた。「Love me, Please Love Me」「君との愛」「人生は星の流れ」「夜の鳥」等々… 
1967年、「君は友達」「バラ色の心」「僕は蟻の王様」…を引っさげて再び人気再発
1968年、「ラーズ家の舞踏会」「12章」…で人気衰えず。1969年、「渚の想い出」「想い出のシンフォニー」「シェリーに口づけ」…で契約。わずか3年未満で、一生の間のレパートリーとなる曲の数々を書き上げ、そして、それぞれのタイトルはフランス文化においても、国民的に記憶に刻まれる。ことはそこで終わったかもしれなかった。それ以降いろいろとはじまってくる。成功ゆえに、彼は一人の秘書を雇うこととなるが、その秘書というのが悲しいかな不誠実で、彼を破産だけではなくアメリカへの逃亡生活へと導く。この裏切りに寄って深刻に評判は傷つけられ、デビュー期に強調していた信頼感やのんきぶりは、終わりのない疲れ果てるツアーの間にだんだんとかき消えていく。

それでもまだ、彼は「僕は男なんだよ」「愛の休日」「天国への道」「フランスへの手紙」「涙…そしてジュテーム」「タム・タム」「君が必要」「 グッドバイ・マリルー」「 トワ・エ・モワ」「カーマ・スートラ」「エルナ・ホ」…を含む他の多数の傑作を届けてくれる。
11のオリジナル・スタジオ・アルバムから取り出されたこれらの曲は全て、45回転版、あるいはシングル盤として利用される。他方では、最もよく知られているものとしてあげられる映画音楽、「エロティシモ」「哀しみの終わるとき」「大乱戦」「リップスティック」「羽の生えた蛇の報復」にサインする。

このリストをよく観察し、このアーティストのたぐいまれな才能の豊かさを理解するとき、思いにふける。ただ、彼には怠け癖があると評判なのだが…「そうか。もし、そうだったら、怠け者なら、仕事ってどういうものなのか説明してもらいたいね…」「そう、ねぇ、アーティストにとっての仕事ってなんなんだ?それが簡単だって印象を与えるのはもっとも難しい…」

ちょうど「簡単さ」について話しているから、それにしてもフランスのアーティストたちの中で最も潜在的な人の、彼自体が向こう見ずなのだが、彼の本をどうするのか白状すべきだ。本人が何も取っておいていないのにいろいろの品々をまとめながら本を作るというのは、あたかもマチューに髪をブラッシングさせるためにたった一本の髪の毛を引っ張るようなものだ。さもなくば、偉業の達成だ。ファビアン・ルクーヴルの親密で、有利な
援助がなければ、偉業は達成できなかったろう。彼が、品々の見つけ出し方を知っており、私たちを導くため、先ほど話した親指トムの小石のように撒いてくれた。この金庫の各ページに慎重に収められた品々は、一つではなく三つの物語を語ってくれる。非常に数多くの伝説的なアーティストの開花を見た特殊な時代についての物語。アリンコたちが彼を王様にしたお話し。そしてついに、私たちのこの空の旅にずっと一緒にいたミッシェルの話し…
さわやかな飲み物をお供にすることをお勧め…いやいや!アリの巣には、それは無理だ。残念、気にしないでおこう。だが、このパイロットと乗務員は、宝物の発見者になる機会のためにアリンコになった皆様が、この作品から取り出すことができる素敵な金の粒を見つけ出せますように祈っている。あんまり懐かしさがこみ上げるので、ナフタリンの匂いがしそうだろう。間違い、アリンコたちにとっては魔法の4文字であり、その王様にとっては恐るべし言葉とともにミッシェルの時制は、只今現在形で活用中。「Je fait un disque (私は ひとつの レコードを 作る)」たった今のこの瞬間、仮想が形を得、過去の風は消え去る。「アルバムを作るには何年間かと5分掛かる…」幸いにも、皆さんは「フランスへの手紙」の直筆楽譜、ミッシェル・ポルナレフの最初のコンサートのポスター、あるいはまた、みだらなポルナレヴォリューションのポスターを取り逃すことはない。
カーマ・スートラの曲のSacem(Société des Auteurs Compositeurs et Editeurs de Musique フランスの著作権管理団体)の著作権証明書、このアーティストの見逃せないコンサートのプログラムの数々、そしてPolnabookを探索する時間がおありなら、他にも皆さんを魅了する珍しいものがたくさん。


P.7の下段 Michel Polnareff, un artiste hors de commun qui s'impose comme un compositeur de genie!
「ミッシェル・ポルナレフ、天才作曲家として際立つ非凡なアーティスト」

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