素直にドラマを語りたいコミュの『金曜8時のドラマ「刑事吉永誠一涙の事件簿」』

原作：黒川博行／脚本：田子明弘／監督：赤羽博／監督：池添博

吉永誠一(船越英一郎)
神奈川県警本部捜査1課刑事。警部補。行動的で、捜査においてあきらめることは決してない。公私にわたって人情家で、事件関係者に感情移入しすぎることも。家庭では、一回り下の妻・照子と愛娘をでき愛している。

吉永照子(中山忍)
吉永誠一の妻。良妻賢母だが、娘の教育に関しては吉永より厳しいことも。時折、服や靴を大量に買い込んで吉永を悩ませる。

鑑貴一(小泉孝太郎)
神奈川県警本部捜査1課刑事。巡査。盗犯担当の刑事経験はあるが、強行犯担当は初めて。大学で学んでいた心理学の見地から犯人の行動を分析するが、実行が伴わない捜査を吉永に批判され、しごかれる。5年前に殉職した父を「あの人」と呼ぶなど、父や刑事職に対してひどく屈折した心情を抱えている。

一色理香(平山あや)
神奈川県警本部鑑識課鑑識。巡査。一流国立大学理学部化学科卒業の才色兼備。絶対に採れないような指紋も知識と工夫で採取するなど、鑑識官として抜群に優秀である。普段は無愛想だが、貴一の前では女性らしい恥じらいと笑顔を見せる。

小沢慎一(林泰文)
神奈川県警本部鑑識課鑑識。捜査1課から異動してきた巡査部長。理香について鑑識のいろはを学んでいるが、鑑識の技術よりも理香本人に興味が向いてしまっている。強い運の持ち主で、刑事時代にもなぜか頻繁に重要証拠にたどり着いてた。

玉田隆一(山田純大)
神奈川県警本部捜査1課刑事。巡査部長。肉体派の熱血漢だが、「ちょっと面白いことが分かりました」と、意外な情報を仕入れてくることも得意。

木島拓也(松尾諭)
神奈川県警本部捜査1課刑事。巡査部長。玉田の相棒。頭脳派で、あらゆることに豊富な知識を持つ。分からないことがあればすぐに自前のパソコンで調べ、周囲からは「データマン」と呼ばれている。

牧村仁(河西健司)
神奈川県警本部捜査1課刑事。警部補。班長・片山の指示の下、的確に捜査の手配をし、老獪な心配りで班内の人間関係のバランスも巧みに取る。

鑑貴志(古谷一行)
5年前に殉職した神奈川県警の刑事。毎年のように重大事件を解決し、昇進試験を受けることなく警部まで昇進した伝説の存在だ。吉永の駆け出し時代の班長で、彼にとっては師匠のような存在だった。殉職した事件の真相は謎。

辰巳耕造(中原丈雄)
神奈川県警本部捜査1課管理官。警視。刑事は涙など見せてはならないという信条の持ち主で、人情家の吉永を嫌いだと公言する。かつて新米だった吉永を徹底的に鍛え上げたが、今では彼とぶつかることが多く、敵対している。

片山桐子(眞野あずさ)
神奈川県警本部捜査1課刑事。警部。吉永たちが所属する班の班長。吉永と恋仲だった過去があり、彼が異動してきた時は意識したが、今は戦力として、そしてよき仲間として全幅の信頼を寄せている。