素直にドラマを語りたいコミュの『天誅～闇の仕置人～』

脚本：高橋幹子／脚本：長澤雅彦／演出：西浦正記／演出：小林和紘／プロデューサー：中山ケイ子／企画：前田和也／企画：清水一幸／構成企画：羽鳥健一

サナ（本名：セン）(小野ゆり子)
戦国時代から現代の日本にタイムスリップしてきた女忍者。背中に大きな傷があり、何か特殊な訓練を受けているようでめっぽう強い。ある事件の際に街で偶然出会った村田正子のところに身を寄せることになる。

村田正子(泉ピン子)
謎の女・サナを助け、自分のところに住まわせているおせっかいなおばあさんだが、悪を憎む心からサナと契約関係を結び、闇の仕置人として警察権力の及ばない悪を追い詰める。24年前に娘・ゆかりが行方不明になり心に深い傷を負っている。

松田竜次(京本政樹)
松田（しょうでん）流古武術の第十三代師範で、古武術を利用した介護法も教えている。武術史や日本史に詳しく、のちにサナと共に「闇の仕置人」に加わる。

八巻辰(柳沢慎吾)
食事宅配の配達員。元空き巣犯で前科持ちという暗い過去があるが、現在はまじめに生きている。ある事件で容疑者にでっちあげられたことをきっかけに「闇の仕置人」に加わる。

東条ミツ子(三ツ矢雄二)
スナックのオネエママ。10年前までは、妻子あるサラリーマンだったが裏切るようなかたちでオネエとなり、家族と絶縁中。そんな懺悔の思いと寂しさを抱えているが、周りには隠している。七色の声を武器に闇の仕置人のメンバーに加わる。

一之瀬大和(竹財輝之助)
刑事。ぶっきらぼうで、やる気がなさそうな感じだが、のちに、サナに惹かれていく。

首藤重吉(嶋田久作)
サナの存在を怪しく思っている刑事。サナたちの動きを執拗に追う。

村田加奈子(葵わかな)
正子の孫。村田家において、唯一のサナの理解者。サナにいろんなことを教えてやろうとする。

村田丈朗(乃木涼介)
正子の息子。家族の中であまり発言権がない。

東条ミツ子(白石美帆)
サナのことを疎ましく思っている丈朗の妻。正子のことも家族の中で厄介者扱いしている意地悪な嫁。