素直にドラマを語りたいコミュの『僕のいた時間』

脚本：橋部敦子／演出：葉山裕記／演出：城宝秀則／プロデューサー：橋本芙美／プロデューサー：江森浩子／プロデューサー：元村次宏／構成企画：中野利幸

澤田拓人(三浦春馬)
就職活動中の大学4年生。モテて女性と仲良くなることは得意だが、本当は愛される自信がなく、誰かと深く心でつながることを避けている。ALSという難病に侵されて生きる意味を探る。

本郷恵(多部未華子)
拓人の同級生。就職先が見つからず途方に暮れている。大学卒業後は、奨学金を返さなければならず、就職はできるだけ名前のある企業を希望し、正社員になろうとしている。

向井繁之(斎藤工)
テニスサークルの2年先輩で、拓人にとって兄貴的存在。就職活動がうまくいかず大学院へ進学した。

村山陽菜(山本美月)
恵の友人。就職活動がうまくいかず、いつのまにか就活よりも婚活に力を入れるように。

澤田陸人(野村周平)
医学部への入学が決まっている拓人の弟。上京後に拓人と一緒に暮らすが、いつも拓人とは衝突してしまう。子供のころから医者になることを両親に期待され、自身も医者になることが当たり前だと感じている。

谷本和志(吹越満)
拓人の主治医。国内でALSの症例を多くみてきた医師。

本郷翔子(浅田美代子)
恵の母親で、弁当屋でパート勤めをしている。明るくおおざっぱで愛情表現豊かだが、夫を病で亡くした後は、愛する人を亡くすのが怖くて再婚は考えてこなかった。