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中原中也コミュの中原中也の詩についてのエッセイを書きました。 

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皆様、こんにちは。 
古(いにしえ)の詩誌「四季」・創刊号に掲載されている 
「みちこ」という詩について、エッセイをブログに書いたので 
中原中也の詩の世界を分かち合える人がいれば、嬉しいです。 
http://poetrytheater.blog110.fc2.com/ 







コメント(2)

中原中也の会会報に 中原中也の母ふくさんと弟 思郎さんにお会いした思い出を書きました。
写りがボケていますが、写真付きです。よろしければ みて下さい。

かなり古い写真ですが。
汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れつちまつた悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる

汚れつちまつた悲しみは
たとへば狐の皮裘(かはごろも)
汚れつちまつた悲しみは
小雪のかかつてちぢこまる

汚れつちまつた悲しみは
なにのぞむなくねがふなく
汚れつちまつた悲しみは
倦怠のうちに死を夢む

汚れつちまつた悲しみに
いたいたしくも怖気づき
汚れつちまつた悲しみに
なすところなく日は暮れる・・・・・
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悲しみが汚れるというようなことがあるだろうか? 実際にそのようなことがあろうはずはない。
本当のところは、中也は自分が汚れていることを自ら揶揄しているのである。風が吹きすぎても、小雪がかかってちちこまっても、倦怠のうちに死を夢みようと、なすところなく日は暮れたとしても、悲しみは汚れはしない。中也がみじめになればなるだけ、悲しみはその純粋さが際立つ、この詩の美しさはそういうところにあるのだと思う。

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