TND Last Showコミュのカタナシナリオ案『Someday in the Rain』

トーキョーN◎VA the Detonationシナリオ
『Someday in the Rain』

■アクトレーラー

　はじめて人を殺した時の感触を、今でもまだ、覚えている。
　降りしきる雨の冷たさも、流れる血の暖かさも。
　そして、死にゆくあの人の微笑みも。
　カタナ。
　人を殺すもの。
　あの日。この手で大事な人を殺した日。
　ふたりの人間が死に――ひとつの伝説が生まれた。
　
　トーキョーN◎VA the Detonation
　Last Show／Prime "The Five Years"　Ep.1
『Someday in the Rain』

　今ならわかる。
　あの日開いたのは、運命の扉だったのだと。

■推奨スタイル
１.カタナ　：最初のビズに失敗したルーキー
２.フェイト：私立探偵
３.カブト　：ボディガード
４.アヤカシ：サロン・ドルファンのメンバー
５.トーキー：N◎VAスポの記者


■必要な防御系神業
　本シナリオではキャストが神業だけで死亡するのを防ぐため、《難攻不落》や《黄泉還り》などの防御系神業が２個以上必要である。

■ハンドアウト

●推奨スタイル：カタナ
　シナリオコネ：“雨”　推奨スート：生命（ハート）
　キャスト間コネクション：『フェイト』

“雨（レイン）”。殺し屋。ストリートの伝説。通ったあとに、必ず紅い水溜りを作る女。“雨”。おまえの恩人。初仕事でしくじった殺し屋未満を拾い、命をくれた女。だが“雨”はある日、姿を消した。おまえを置いて。そして今、おまえの手元には。“雨”宛の、殺しの依頼があった。
【ＰＳ：“雨”を探し出す】

●推奨スタイル：フェイト
　シナリオコネ：和泉藤嵩　　推奨スート：理性（スペード）
　キャスト間コネクション：『カブト』

　行きつけの店が同じ彼とは、ある事件を解決して以来友人となった。おまえは随分彼に信頼されており、時折今日のように頼みごとをされることもある。探して欲しい女がいる。ただそれだけの依頼だが、彼の頼みは断れない。おまえの友人の名は和泉藤嵩。“大佐”の名で知られる男だ。
【ＰＳ：友人の頼みを聞く】

●推奨スタイル：カブト
　シナリオコネ：“雨”　　推奨スート：外界（ダイヤ）
　キャスト間コネクション：『アヤカシ』

“雨（レイン）”。殺し屋。ストリートの伝説。この街でただひとり、おまえの依頼人を殺した女。依頼人はクズだった。だが、おまえが護ると決めた人間だった。今日もまた、おまえに依頼が舞い込む。殺し屋に狙われている、と。鼻先に感じる、湿った風に。確かに、“雨”の気配がした。
【ＰＳ：“雨”の伝説を終わらせる】

●推奨スタイル：アヤカシ
　シナリオコネ：“夜の剣”クロイツェル　　推奨スート：感情（クラブ）
　キャスト間コネクション：『トーキー』

“夜の剣”クロイツェル。同族殺しの魔剣がサロンに参上し告げるには、ひとりの天使がこの街を滅ぼすために降り立った。だが折悪く相棒たる“槍”は別件で居らず、頼れるのは天敵たるサロンだけ、と。その殊勝な物言いが気に入ったか、女大公はお前を選んだ。天使を狩る、狩人として。
【ＰＳ：“夜の剣”の願いを叶える】

●推奨スタイル：トーキー
　シナリオコネ：九条政次　　推奨スート：感情（クラブ）
　キャスト間コネクション：『カタナ』

　九条が最近、しきりに「近々なにか大きなことがが起こりそうだ」とぼやいている。ただのボヤキだが、おまえは知っている。十年前、誰も予測しなかったN◎VA軍進駐を最初に言い当てたのが彼だったことを。間違いない。誰も知らない場所でなにかが起きようとしている。それに気付いているのは、まだおまえだけだ。
【ＰＳ：九条の予感について調査する】